第12話 「奇妙な偶然」 の感想
【物語紹介】 ジュディはおじさんとおばさんにジャーヴィスおじさまについて聞きました。このロックウィロー農園もジャーヴィスおじさまのものだったのですが、おばさんが乳母をしていた事もあって、おじさまが大きくなった時にセンプル家に譲ったのです。ジュディが農場で牛を見ていた時、2匹の子牛がお母さん牛のお乳を取り合っているのを見かけ、痩せた子牛は負けて追い払われてしまいました。ジュディは何とかしようとしますが、おばさんに止められてしまいます。おばさんは痩せた子牛を特別扱いすると強い牛にはなれないと言って、放っておくように言うのでした。ジュディはグリグスさんに紹介してもらった農園にジャーヴィスおじさまが暮していたのだから、おじさんおばさんはあしながおじさんの事を知っているのではないかと考え尋ねようと しますが、思いとどまりました。あしながおじさんの事を尋ねると、ジュディが孤児だという事がおじいさんやおばさんだけでなくジャーヴィスおじさまにも知られてしまうと考えたからです。 |
![]() | ‐ | 今回はジャーヴィ坊ちゃんことジャーヴィスの話がメインです。 |
【感想】
前回に引き続きジュディのロックウィロー農園での、活躍が見られるのかなと思っていたんですがそれは前回まで、 今回はジャーヴィスの子供時代の話ばかりで、それが残念だったりw ジュディが好意を持っている人物とはいえ、そのジャーヴィスの子供の時のエピソードって大した話はないしね… 腕白坊主ではあったようですが、大概男の子は腕白だし…まぁ、簡単に言うと普通の子供だったようですな。 一応ジャーヴィスの優しさが分かるのは、センプル家に農園を譲った事くらいか?史実的には子弟と乳母が親子のような関係になるというのはありますけど。 その後ジュディはねずみ取りや子牛の世話などをしますが、話のテンポが速くせっかくのロックウィロー農園での夏休みが慌しく感じてしまいます。 最後にジュディはおじさんおばさんに「あしながおじさん」の事を聞こうとしますが…しかし聞くことで、自分が孤児であることがバレると考え躊躇しましたね。 この回辺りからジュディは、孤児である事を隠そうとしている面が強く出てきます。 |
| 私のあしながおじさん全40話レビュー | 21:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑