世界名作劇場雑記

世界名作劇場、名作作品の関連情報を主に取り上げます。

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世界名作劇場 第6作目 1980年 トム・ソーヤーの冒険 記事一覧

 
第1話「トムとハックとブタ騒動」 第2話「ごきげんなペンキ塗り」
第3話「トム一目ぼれをする」
第4話「サムじいさんのおまじない」 第5話「恋は異なもの味なもの」
第6話「ハックの家づくり」
第7話「ライバル登場」 第8話「あこがれの蒸気船」
第9話「ポリーおばさんの子供たち」
第10話「村の嫌われ者」 第11話「海賊の宝」
第12話「ベッキー・サッチャー怒る」
第13話「海賊になるんだ」 第14話「海賊に学校はない」
第15話「冒険、冒険また冒険」
第16話「トム・ソーヤーの葬式」 第17話「運の悪い日」
第18話「痛い仲直り」
第19話「蛙の戦い」 第20話 ドビンズ先生の秘密」
第21話「夏休みの始まり」
第22話「病気にならない薬」 第23話「ナマズ釣りの日」
第24話「ネクタイをしたハック」
第25話「意地っぱりやろう」 第26話「子役のリゼット」
第27話「お芝居の始まるまで」
第28話「リゼットを助けろ!」 第29話「突然のさようなら」
第30話「ハックの父親」
第31話「数を数えろ」 第32話「黄金を見つけた!」
第33話「自由に向かって逃げろ」
第34話「天から降ってきた男」 第35話「空を飛びたい」
第36話「気球を直そう」
第37話「空からの眺め」 第38話「恐ろしい出来事」
第39話「良心の痛み」
第40話「マフ・ポッターの裁判」 第41話「インジャン・ジョーの行方」
第42話「楽しい船の旅」
第43話「白い馬を見つけた」 第44話「稲妻をつかまえろ」
第45話「さらば白馬よ」
第46話「化物屋敷で」第47話「マクドウガルの洞窟」
第48話「インジャン・ジョーの最後」第49話「格好の悪い終わりかた」
「トム・ソーヤーン冒険」スタッフ ・キャスト紹介
アニメ「トム・ソーヤーの冒険」の感想
原作「トム・ソーヤーの冒険」の感想
 原作者 マーク・トウェイン
「トム・ソーヤーの冒険」アニメと原作の違い
「トム・ソーヤーの冒険」キャラクター紹介



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トム・ソーヤーの冒険 キャラクター紹介



トムソーヤー-トマス・ソーヤー(通称トム)
(野沢雅子)

 セント・ピーターズバーグの村で一番のイタズラ坊主。勉強嫌いで遊び好きだが、弱い者いじめはしないので学校の人気者。トムの父親は会計士でシッドが生まれてすぐチフスにかかって亡くなり、母親も亡くなってしまった。母親の妹のポリー叔母さんの家に預けられて暮している。

シッド
シッド(白川澄子)
 トムの弟で兄とは性格が180度異なり、大人しく真面目な少年。どうすれば自分が大人たちから誉められるかを知っており、トムの怒られるのを見ながら自分だけは誉められたりする。

ポリー
ポリー(遠藤晴)
 トムの母親の妹でつまり叔母。トムの母親が亡くなってしまった為、トムとシッドを預かり我が子のように育てている。しかしトムのやんちゃぶりにはいつも手を焼いているが、心から2人を愛している。

メアリー
メアリー(小沢かおる)
 ポリーおばさんの実の娘で、トムからすれば従兄弟である。しっかりした優しいお姉さんで、将来は看護婦を目指している。村一番の美人であり気球に乗ってきたアーサーと恋仲になる。

ジム
ジム・ホリス(西川幾雄)
 ポリーおばさんの家で奴隷として使われている働き者の黒人青年。ポリーおばさんは、こき使う事なく親切にしているので奴隷とはいえず、トムも兄のように慕っている。

ハック
ハックルベリー・フィン
(通称ハック)(青木和代)

 セント・ピーターズバーグの村のそばに野宿している少年。大人たちは宿なしの風来坊と呼ぶが、ハックはトムのの大親友である。ハックの父親は働きもせずに酒ばかり飲んでハックに暴力をふるうので、ハックは家を飛び出し学校にも行かずに気ままに暮している。

ハック父
フィン(上田敏也)
 ハックの父親でまったく働こうとせず、いつも酒を飲んではハックに暴力を振るっていた。盗みをしたり嘘をついたりとロクでもない親父で、現代感覚ではDV人間としかいえない。

ドビンズ
ドビンズ(永井一郎)
 トムのクラスの担任の先生で医者になる為に教師の仕事をしながら試験の勉強を続けている。ドビンズ先生最大の秘密は頭がハゲている事、その為普段はカツラを被っている。

ベンジャミン
ベンジャミン・ロジャース
(通称ベン)(東美江/峰あつ子)
 トムのクラスメイトで家は雑貨屋を経営している。トムとは仲が良く、海賊になる為ジャクソン島で4日間過ごした事もあった。少し太った少年で泳ぎは苦手。

チャーリー
チャーリー(松岡洋子)
 トムのクラスメイトでかなり陰湿な性格。トムの教科書にわざとインクを滴らしたり、トムの蛙に小石を詰め込んだりとかなりの卑怯者。

ベッキー
レベッカ・サッチャー
(通称ベッキー)(藩恵子)

 セント・ピーターズバーグの村に家族とともに引っ越してきた女の子。思いやりがあり誰にでも優く接するが、高い所は苦手。将来は女優になりたがっている。

アルフレド
アルフレド・テンプル(菅谷政子)
 、セントルイスからセント・ピーターズバーグにやって来た転校生。父親が製材所の主任技師を勤めておりインテリぽいがスポーツも得意。当初泳げなかったが、練習を繰りし泳げるようになった努力家。

先生
ミッチェル先生(二見忠夫)
 セント・ピーターズバーグの村の医者。かなりの酒飲みらしく評判はあまり良くない。腕利きの医者ロビンソン先生がきて診療所は閑古鳥が鳴くようになってしまった。

マフ
マフ・ポッター(峰恵研)
 セント・ピーターズバーグの村に住む酒飲みのおじさん。いつも酒ばかり飲んでいるので、町の人たちからは嫌われている。海賊の宝の場所を知っているなどホラも得意。
インジャンインジャン・ジョー
(蟹江栄司/内海賢二)
 セント・ピーターズバーグの村に住むインディアンの男。作中人間を2人殺すほどの凶悪な人物だが、海賊の宝や砂金を探したりするロマンチストな一面もある。

リゼット
リゼット(三輪勝恵)
 セント・ピーターズバーグにやってきた劇団デビット一座の子役。ニューオリンズの近くに住んでいたが、父親の手によってデビット一座に売り飛ばされてしまったようだ。悲劇のヒロインを演じ子供たちのアイドルとなる。

アーサー
アーサー・オコーナー(森功至)
 気球に乗ってシカゴからやって来たアメリカ陸軍に雇われた青年技師。メアリーと親しくなりシカゴへ帰った後、最終回メアリーに会いに戻ってきた。

ベニー
ベニー・サイラス(松尾佳子)
 サリーおばさんの娘でメアリーとは従兄弟にあたる。活発なタイプで、ヘルプス農場ではトムやハックの良きお姉さんとなってくれた。

ナタリー
ナタリー・ローズ(江川菜子)
 ドビンズ先生に代わってトムたちのクラスを受け持つ事になった女の先生。一見優しそうな先生だが、着任早々からトムをムチで叩いたりしていた厳しい先生。



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トム・ソーヤーの冒険 アニメと原作

トムアニメ原作本1

トム・ソーヤーの冒険アニメと原作

 アニメと原作の大きな違いはストーリーの順番で、アニメでは物語の序盤に
トムたちは海賊になり、終盤でインジャンジョーの殺人事件が起きます。
しかし原作ではインジャンジョーの殺人事件は序盤に発生し、中盤にトムたちは
海賊になっています。やはりアニメでは物語を盛り上げる為にインジャンの
殺人事件を終盤に持ってきたんでしょうね。

 そしてインジャン・ジョーの死もアニメと原作では大きく違ったりします。
アニメでは洞窟の中でトムとばったり出会い、コリンズ保安官に追いかけられて
崖から落ちて死んでしまいます。
しかし原作では洞窟の中でトムに発見され、しばらく隠れているうちに村人達に
洞窟の入口に鍵をかけられてしまい、洞窟から出られなくなって飢え死にする
という、かなり悲惨な死に方をします。

 キャラクター設定などはアニメと原作ではほとんど同じ、しかしアニメオリジナル
の話を追加したのに伴い、お芝居一座のリゼットや気球の話、白馬の話など原作
には登場しないキャラクターがアニメには登場しますね。
その他の原作に登場するキャラは同じ性格設定のままアニメになっています。

 原作にあってアニメにない設定としてポリーおばさんの健康志向ぶりかな?
ポリーおばさんは「健康」に関する雑誌や、いかがわしい刊行物の定期購読者で
専売特許の薬とか、新しい方法に目がない人物でした。アニメのポリーおばさん
はこの手のいんちき商品には見向きもしない人でしたがw

 原作の書かれた時期が100年以上前なので、ハックはもちろんの事、トムや
ジョー・ハーパーまでタバコを吸うのですが、もちろんアニメ化にあたってはその
ような設定は取り入れられていません。

 しかしトムが海賊や山賊などに憧れ宝を探し、ひたすら友達から賞賛されるべく
行動し、ダメだと言われた事を無性にやりたがる性格はアニメ化にあたっても正確
に表現されていましたね。




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トム・ソーヤーの冒険 感想

トム本 

トム・ソーヤーの冒険 感想

 「トム・ソーヤーの冒険」はその名の通り、少年の冒険物語といえます。
この作品のまえがきで原作者マーク・トウェインは「この作品を読む時は子供
時代を思い出して読んで欲しい」と書いているのですが・・・そう、この作品は
子供時代の夢やロマンをそのまま形にしたような物語が描かれます。

 それを示すような話に、トムは海賊になろうと家族に黙って村を離れ無人島に
家出をします。しかし村人たちはトムが川で溺れ死んだと思い込み捜索し最後は
お葬式まであげますが、トムはそのお葬式の最中に帰ってきます。

 これなどは大人からすればやりすぎの行為にしかみえませんが、子供から
見れば自分の葬式に戻ってくるのは、英雄的行為なのですよね。
この作品は忠実に子供目線で書かれているのが分かります。

 そして作品にインパクトを与えたのがインジャン・ジョーの存在でしょう。
インジャンとはインディアンの蔑称で、当時の人たちのよそ者に対する嫌悪と
恐怖の象徴的人物として描かれ、作品に緊迫感を持たせています。

 この作品は19世紀半ばのアメリカのどこにもありふれた村で、自由と冒険を
追い求めた1人の少年を通して描いた作品として不朽の名作といえるでしょう。
当時の開拓民の生活が如実に描かれており、我々の実現不可能な冒険心を
満足させる、そんな作品ではないでしょうか。 





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トム・ソーヤーの冒険 著者 マーク・トウェイン

マークトウェイン-サミュエル・ラングホーン・クレメンズ
(Samuel Langhorne Clemens)

1835年~1910年
享年75歳 アメリカ人

トム・ソーヤーの冒険
(The Adventures of Sawyer)
1886年出版

【経歴】
 本名サミュエル・ラングホーン・クレメンズ(Samuel Langhorne Clemens)で
マーク・トウェイン(Mark Twain)はペンネームである。

 ミズーリ州フロリダで判事の父ジョン・クレメンズ(John Marshall Clemens)と
母ジェーン・クレメンズ(Jane Lampton Clemens)との間に、6人兄弟の5番目として
1835年11月30日に生まれた。

この年ハレー彗星が観測されたが、トウェインは後年『自分はハレー彗星とともに地球に
やってきたので、ハレー彗星と共に去っていくだろう』と周囲の人間に吹聴していた。
その通りにハレー彗星が現れた日に亡くなった。

マーク・トウェイン が4歳の時、一家は出生地から50km程離れたミズーリ州ハンニバルの
ミシシッピ川沿いの町に転居した。ここは当時舟運で栄え、ニューオーリンズとセントルイス
からは人が日夜途絶えることがなかった。

 後にこの町とそこの住人が、トウェインの最も有名な作品(『トム・ソーヤーの冒険
『ハックルベリー・フィンの冒険』など)に現れた人物と場所のモデルとなった。

1870年、オリヴィア・L・クレメンズと結婚。 ハートフォード (コネチカット州)に居住し
多くの作品を発表。

1891年から世界中で講演活動を行う。

1893年、ヘンリー・H・ロジャーズ(『あしながおじさん』のモデルと言われている)の
助力を得て、資産の再編成を行った。

1898年アメリカ反帝国主義連盟のメンバーとなり、合衆国のフィリピン併合に反対した。

1910年、ハレー彗星が75年ぶりに地球に到来。本人が予見した通り、ハレー彗星と
共にこの世を去っていった。

「あしながおじさん」で知られる作家ジーン・ウェブスターは、トウェインの姪の娘。 





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1980年 アニメ トム・ソーヤーの冒険 感想

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【1980年アニメ「トム・ソーヤーの冒険」感想】


 世界名作劇場第6作目1980年制作「トム・ソーヤーの冒険」は、今までの
シリーズ作品からすれば、雰囲気が少し違うもしれません。

 この作品は今までの世界名作劇場のように主人公が、何かの目標に向けて
行動するわけではありません。
「母をたずねて三千里」のような母親探しの旅や「ペリーヌ物語」のように祖父
の心を解きほぐす行為があるわけではありません。

 どちらかといえば「赤毛のアン」「あらいぐまラスカル」のように日々の日常を
描いた作品ともいえます。しかしこの2作品はアンとスターリングの成長物語
という軸を持って、物語が進んでいました。

 それらと比べると「トム・ソーヤーの冒険」はトムという腕白小僧の日々を
描いた物語といえます。しかもこの作品内の期間は3ヶ月しかないのでトムは
基本的に成長しません。「少年の成長物語」ではなく「少年のひと夏の物語」
を描いた作品といえますね。

 今までの世界名作劇場のように何かの軸に沿って物語を進めなくても、作品が
成立するというのを証明した作品といえるかもしれません。

 作品はトムという腕白坊主の日々が描かれ、1話完結の話が多く最初から
観なくても、途中からでも作品を楽しめます。極端に言えば1話観ただけでも
トム・ソーヤーの冒険」を楽しむことが出来るといえるでしょう。

 作品は一貫してトムという子供目線で物語が作られており、男の子の夢や
ロマンをそのまま形にしていました。トムのいたずらや家出騒ぎも子供から
見れば冒険なので、彼は常に英雄として扱われます。
そこに説教や改心などのような、大人が教育的に入れたい話はありません。

 原作者マーク・トウェインが「子供時代を思い出して読んで欲しい」というのは
まさしく「トム・ソーヤーの冒険」を表していますね。

 その原作に沿ってアニメは作られ、アニメ本来の子供を楽しませるというのに
忠実に制作されている「トムソーヤーの冒険」は非常に優れている作品と自分
は考えています。

 個人的には「トム・ソーヤーの冒険」での1話完結的な物語の作り方は、
次回作の「ふしぎな島のフローネ」により生かされたと思いますね。


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トムソーヤーの冒険レビュー 48話 49話

48話 「インジャン・ジョーの最後」

【物語】
 洞窟でインジャン・ジョーの姿が見えましたが、トムはやり過ごします。その頃地上ではトムとベッキーの捜索隊が洞窟の中に入って行きました。トムはロウソクの明かりを見つけ近づくとそれはインジャンでした。トムは殺されると思いましたが、インジャンにそんな気持ちはありません。そこへコリンズ保安官がやって来てインジャンは逃げ出しますが、逃げる途中で足を踏みはずし、洞窟の中の深い谷に落ちて死んでしまうのでした。翌日トムはハックと再びマクドウガルの洞窟に行き目当ての場所を掘ると、箱があり中に金貨があったのです。2人は大喜びし、誰にも見つからないよう金貨を持ち岐路に着くのです。

【感想】
トム48-1-洞窟でインジャンに遭遇すると彼はこう言います。
「どうして俺が君を殺さなくちゃいけないんだ?まさか本気で言っているんじゃないだろうな。俺が君みたいな罪のない子をなんでまた」
 インジャンは劇中2人も人を殺している極悪人で、とても擁護できる人物ではないです。
でも他の世界名作劇場に出てきた悪役キャラに比べ、そんなに酷い人間に見えないのは
トムやハックなどの子供には一切手をださなかったからでしょう。

 少なくともインジャンは無抵抗な子供をどうこうする人物ではなかったです。もしインジャン
がその気ならトムやベッキーを人質に取り、逃走するはずですから。

 「インジャン」とはインディアンの蔑称ですし、狭い村でのよそ者に対する「恐怖と差別」の
象徴的人物に描かれていいました。

 大人たちはインジャンが死んで、「恐怖と差別」の対象が居なくなった事で喜びます。
 トムはインジャンが極悪人である事は理解していますが、同時にインジャンも同じ人間で
あると気がついたので、大人たちほど喜ばなかったです。

「トム・ソーヤーの冒険」ではインジャン・ジョーがいる事で物語にメリハリがつきました。


トム48-2-翌日洞窟に入り、目当ての場所を掘ると金貨を発見!トムは作品冒頭から宝探しをしていましたが、これで「宝探し」という冒険を完結させましたね(^^


49話 「格好の悪い終わりかた」

【物語】
 トムとハックは夜に金貨を家に持って帰り、テーブルの上に広げます。数千枚の金貨を見てポリーおばさんはショックで倒れてしまいます。翌日セント・ピーターズバーグの村は大騒ぎになり、コリンズ保安官から金貨の半分がトムの物だと認めらますが、ハックには身寄りがいないので後見人として子供のいないダグラス夫人に養子になるのです。養子になったハックはきちんとした服を着せられ、食事の時には慣れないナイフとフォークを使い、おまけに勉強までさせられます。翌日から学校が始まりドビンズ先生に代わって新任のローズという女の先生が来ていたのです。ローズ先生は新学期の初日から算数の問題をだそうとして、トムとハックが文句を言うと先生は2人に鞭を打ちます。トムとハックは今日からまたいつものような学園生活が始まるのでした。

【感想】
トム49-1-金貨を机一杯に広げるトムとハック。最後の最後でこれだけの金貨をものにしたんで、まさに「トムの冒険」はクライマックスです!!
 トムとハックはインジャンが、隠した金貨を持ち帰り大金持ちになります。昔は海賊の宝
を見つけようとして穴を掘っていたんですが、今回は本当に「宝」を見つけました!!
これを見ると「トム・ソーヤーの冒険」というタイトル通り、トムは冒険していたといえます。

 でもそれは「母をたずねて三千里」のマルコのような本当に命を懸けたものではなく
かといって「あらいぐまラスカル」のスターリングの日常よりは刺激があるもの・・・

 子供が想像し楽しいかも?思わせる「箱庭サイズの冒険」を壮大に描いたのがこの
「トム・ソーヤーの冒険」だったのでしょう。


トム49-2-ハックは大金持ちになりましたが、身支度を整え行儀作法を身につける窮屈な生活をする羽目に・・・自由を失ったハックですね(^-^・
 大金持ちになってもトムは変わりませんでしたが、 ハックはそうはいきません。
ダグラス夫人の養子となり身なりを整え、行儀作法を身につけさせられる最悪の結果に・・

 ハックはお大金持ちになりましたが、その代わり自由を失い「自由とお金」の両方得る事は
出来ませんでした。そしてハックはさらに窮屈な学校に行かなければなりません。


トム49-3-ドビンズ先生の代わりにきたローズ先生。女の先生でしたが、やは今までと同じように有無を言わさない鞭打ちをしましたね(^-^
 ローズ先生ですが、ドビンズ先生と同じく言う事を聞かないトムとハックを鞭打ちです。
子供は叩いてしつける、という分かりやすい教育方法!

最後はこのトムのセリフで終わります。

「僕達の物語をこんな格好の悪い所で終わりたくなかったけど
やっぱり学校だとこういう事になっちゃうんだ。今度また機会が
あったらハックからも素晴らしい冒険物語を聞くといいよ。
じゃさようなら。 アイター!!」

 夏休み宝を発見し大金持ちになる程の大冒険をしたトムとハックですが、結局新学期
には普通の学園生活が繰り返されるのでした。





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