世界名作劇場雑記

世界名作劇場、名作作品の関連情報を主に取り上げます。

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

若草物語ナンとジョー先生 記事一覧


第1話「プラムフィールドへようこそ」 第2話「川と野原はステキな教室!!」第3話「イチゴつみと黒い森」

第4話「約束の小箱」 第5話「小さなバイオリン弾き」第6話「トミーバンクス商会」

第7話「僕はロビンソン・クルーソー」 第8話「はじめてのパンプキンパイ」第9話「おもちゃの国の贈り物」

第10話「パジャマで大戦争」 第11話「街から来た無法者ダン」第12話「プラムフィールドの嵐」

第13話「決闘!エミルが怒った」 第14話「ダンとテディの秘密」第15話「バタカップ大騒動」

第16話「学校が燃える!」 第17話「さよならダン」第18話「ママがやって来た」

第19話「舞踏会へようこそ」 第20話「大きくなったら何になる?」第21話「先生をぶちなさい!」

第22話「ページさんからの手紙」 第23話「誰もいない庭」第24話「素直になれなくて」

第25話「博物館を作ろう」 第26話「泥棒は僕じゃない!」第27話「ひび割れた友情」

第28話「告白の置き手紙」 第29話「男の子には負けない!」第30話「小さなウェディングベル」

第31話「ステキな5ドルの使い方」 第32話「私、お医者さんになる!」第33話「お父さんとの約束」

第34話「雪の日の使者」 第35話「吹雪の中で」第36話「ダンの荒馬ならし」

第37話「旅立ちへの予感」 第38話「それぞれの決心」

第39話「おてんばジョー自転車に乗る」 第40話「さよならプラムフィールド」

若草物語ナンとジョー先生 スタッフキャスト紹介

1993年アニメ「若草物語ナンとジョー先生」感想

原作「第三若草物語」感想

若草物語 原作者 ルイザ・メイ・オルコット

「若草物語ナンとジョー先生」アニメと原作の違い

「若草物語ナンとジョー先生」キャラクター紹介





スポンサーサイト

| ナンとジョー先生記事 | 01:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

若草物語ナンとジョー先生 キャラクター紹介


 
ナン-
アニー・ハーディング[通称ナン]
(松倉羽鶴)

 ジョー先生いわく、アメリカいちのおてんば娘。11歳でプラムフィールドにやって来た。比較的裕福な家庭らしく、お母さんを亡くしてから家庭教師を何人も雇ったがナンのお転婆に全員辞めてしまいプラムフィールドに預けられる事になった(原作によると夢を叶え大きな病院の医者になるが、生涯独身を通した)

ジョー先生
 

ジョセフィン・ベア[通称ジョー](山田栄子)

 マーチ家の次女で34歳。フリッツと結婚し2児の母となる。一見とてもおしとやかな女性に見えるが、子供の頃お転婆だった名残か、時々ハメを外す。自分の子供の頃そっくりなナンがとても好きである。

ベア先生
フリッツ・ベア(秋元羊介)
 ジョーの夫で40歳。ジョーと結婚後、理想の教育を目指しコンコードの郊外のプラムフィールドに全寮制の学校を作り、そこで教育に励んでいる。教育熱心で時に厳しく時に優しい人格者である。

ロブ
ロブ・ベア(渕崎ゆり子)
 ベア家の長男で5歳。プラムフィールドで学ぶ子供たちと同じように遊びたいが、まだ小さいのでなかなか一緒に遊ぶ事ができない(原作によると大学教授となった)

テディ
テディ・ベア(南杏子)
 ペア家の次男で3歳。まだ幼く、いつもはナンに絵本を読んでもらったりデーズィと人形遊びをして過ごしている(原作によると気性が荒かっが、牧師になったようだ)

メグ

マーガレット・ブルック[通称メグ](藩恵子)

 マーチ家の長女で35歳。ジョンと結婚し2児の母となる。昔からヘアネットしていて、今は前髪を上げているようだ。

ジョン
ジョン・ブルック(小島敏彦)
 メグの夫で前作「愛の若草物語」ではカール・ブルックという名前だったが「ナンとジョー先生」ではジョン・ブルックになった。名前が違うだけで同一人物である(原作はジョン・ブルック)

デミ
デミ・ブルック(山田恭子)
 ブルック家の長男で10歳。両親に似てとてもおしとやかな男の子である。火事の時に火に包まれ、トラウマになっているようだ(原作によると学者となった)

デーズィ

デーズィ・ブルック(荒木香恵)
 ブルック家の長女で10歳。デミとは双子で妹にあたる。性格はナンとは正反対でとてもおしとやかで、メグの妹のベスに似た雰囲気がある。(原作によると芸術の才能が開花し、ナットと結婚した)

エーシア
エーシア(羽鳥靖子)
 プラムフィールドで働く黒人女性のお手伝いさんで48歳。子供たちの食事や掃除洗濯など何でもこなしている。多少口が悪く、子供たちのしつけに関してはジョーにでさえ文句を言う。

サイラス
サイラス(槐柳二)
 プラムフィールドで働く庭師のおじいさん。穏やかな性格でダンの面倒などもみていた。

メアリアン
メアリー・アン(藤井佳代子)
 プラムフィールドで働くメイド。あまり登場しないが優しそうな女の人である。

トミー
トミー・バングズ(高山みなみ)
 プラムフィールドで学ぶ12歳の少年。イタズラ好きな悪ガキだが金銭的才能に優れトミー・バングズ商会を経営してニワトリの卵を12個25セントで売っている。ナンの事が好きだと本人に向かっていうが相手にされない(原作によるとナンとは結ばれることなく、会社の経営者になった)

ジャック

ジャック・フォード(柏倉つとむ)

 プラムフィールドで学ぶ12歳の少年で畑でジャガイモを育てるのを仕事としている。ミミズを取ってきて釣りの餌として12匹で2セントでみんなに売って小遣いを稼いでいる。トミーのお金を盗みプラムフィールドを辞めるがまた戻ってくる(原作によるとお店の店長になった)

スタッフィ
ジョージ・コール[通称スタッフィ]
(佐藤智恵)

 プラムフィールドで学ぶ12歳の少年。とても泣き虫で食いしん坊で甘えん坊。おやつを食べるのが大好きで太り気味である。あらいぐまを飼っている(原作によるとレストラン経営者となるが、宴会の後、卒中で倒れ帰らぬ人になる)

ネッド
ネッド・バーカー(愛河里花子)
 プラムフィールドで学ぶ11歳の少年。「僕ネッド」としか喋らない九官鳥を飼っている(原作によると家具職人となった)

フランツ

フランツ・ホフマン(森川智之)

 プラムフィールドで学ぶ16歳の少年。学校では最年長だけあって子供たちに勉強を教えたりして学園のリーダー的存在でもある(原作によると、夢を叶え教師になった)

 エミル

エミル・ホフマン(結城比呂)

 プラムフィールドで学ぶ14歳の少年でフランツの弟。ダンの横暴が許せず決闘を挑むなどなど正義感が強い。プラムフィールドで学ぶ少年の中では一番骨のある男かもしれない(原作によると、夢を叶え船員となった)

ナット
ナット・ブレイク(池上麻里子)
 プラムフィールドで学ぶ12歳の少年。両親を亡くし路頭に迷っていたところをローリーおじさんに拾われてプラムフィールドに送られて来た。ヴァイオリンを弾くのが得意で夢はヴァイオリニスト(原作によると夢を叶え、ヴァイオリニストとなりディーズィと結婚した)

ダン

ダニエル・キーン[通称ダン](林延年)

 ボストンで暮していた不良少年で15歳。もともとナットと知り合いで、ボストンの町でナットと再会した事からダンもプラムフィールドで学ぶようになる(原作によると自分を理解してくれる人を護ろうとして、銃弾に倒れ帰らぬ人となった)

スタッフィ母
コール夫人
 スタッフィのお母さん。いつもスタッフィを甘やかしスタッフィの事を「坊や」と呼んで嫌な事は一切させず、おやつばかりを与えている。

ローリー


ローリー・ローレンス(飛田展男)

 ジョー先生の若い頃からの男友達で、今はジョー先生の妹のエイミーと結婚してボストンで暮している。ローリーは昔からジョーの事が好きで、プラムフィールドの子供たちに親切にしてくれる優しいおじさん。


ページ
ページ(石森達幸)
 動植物などの博物学の博士。ダンがプラムフィールドから預けられたのが、このページさんの所。その昔、ページさんはベア先生に哲学を教えていた事もあった。

ファース
ファース(佐藤正治)
 コンコードの町のお医者さん。ダンがケガをした時や、ブルックさんが病気になった時に診察してくれた。
ナンメアリーメアリー・マーチ(中西妙子)
 
ジョー先生のお母さん。ジョー先生の回想で登場し「言いつけを破りたくなったらその気持ちを、これに閉じ込めなさい」と言って小箱をジョーに渡す。
ローレンスローレンス卿
 ローリーの祖父。ブルックさんののお葬式に出席したが、セリフはなかった。
エイミーエイミー ・ローレンス
 マーチ家の四女でローリーの妻。今作品においては出番もなくセリフもない。
 




| ナンとジョー先生記事 | 01:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

若草物語ナンとジョー先生 アニメと原作

ナン本DVD

若草物語 ナンとジョー先生 アニメ原作

 アニメ原作とでは、大きく異なる点はアニメでは主人公がナンなのに対して、
原作ではナットが主人公です。よって原作ではナットがプラムフィールドにやって
来るところ、つまりアニメでの第5話から始まります。

 ダンがプラムフィールドを去った後、原作ではようやくアニメの主人公である
ナンの登場となります。

 基本的な物語の流れはアニメ原作も同じですがラストは原作とアニメでは少々
異なります。アニメではフランツが大学に行き、トミーとダンがプラムフィールドを去り、
そして10年後のそれぞれの人生で物語は終わります。

 しかし原作ではブルック氏が亡くなった後、暖炉前での物語、そして感謝祭でシンデ
レラの劇を行うところで物語は終わります。 それぞれの別れは原作には描かれて
おらず、これらはすべてアニメのオリジナルとなります。

 アニメと原作で主人公が大きく異なる事以外は、アニメと原作の登場人物やその
性格付けなどはほとんど同じです。

 アニメでは四姉妹の長女メグと夫ブルックとそして子供達が登場したが、同じ四姉妹
の四女でローリーの妻エイミーとその娘ベスは何故か登場しなかった。
(正確にはアニメでエイミーはブルックのお葬式に出てくる1カットのみである)

 原作ではローリーはベス(若くして亡くなった四姉妹の三女ベスを悼んで自分の娘に
ベスと名付けた)を時々プラムフィールドに行かせていたりしていた。

 またダンを引き取ったページさんはアニメでは学会で発表するほどの博物学者だが
原作は単なる農場の労働者兼経営者に過ぎませんでした。

 アニメのページさんに相当するハイドさんという博物学者が原作には登場し、ダンは
ハイドさんの影響を受けて動物や植物などの博物学に興味を持っていく。

 それと原作には登場するのに、アニメには登場しない子供もいた。ドリー・ペティンジル
という重度の吃音のある少年。ディック・ブラウンという少年は背中が曲がっている少年。
ビリー・ウォードという精神薄弱児の少年。

 3人とも原作でもほとんど登場しなかったが、アニメでは作劇的に描くのが難しいと
判断されたためか割愛されたものと思われる。

 この作品の原作「第四若草物語」には続きがありその最後にプラムフィールドの
子供たちの将来が少しだけ書かれている。

 ナンは医者になり一生独身を貫く、ジョーズィは芸術の才能を開花しナットと結婚、
そのナットはヴァイオリニストになり、デミは学者になり 、ダンは自分を理解してくれる
人を護ろうとして銃弾に倒れ帰らぬ人となった。

 スタッフィはレストラン経営者になるも、宴会後で卒中で倒れて帰らぬ人となる。
ロブは大学教授となり、ライオンのように気性の荒かったテディは牧師にった。

アニメは原作の雰囲気を壊さないように、かなり忠実に映像化した作品だと思います。




-若草物語ナンとジョー先生 (竹書房文庫―世界名作劇場)

若草物語関連本

若草物語関連DVD

若草物語関連CD




| ナンとジョー先生記事 | 01:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

第三若草物語 感想

第三若草 

【第三若草物語 感想】


 「若草物語」「続若草物語」は主人公ジョーの恋や小説、そして妹ベスの死を描き
彼女の成長を描いた作品だったが、この「第三若草物語」(そして「第四若草物語」)
では趣が異なるといえます。

 ジョーはベア先生という男性と結婚し、夫婦して「プラムフィールド」という学園を
経営する先生のような立場になっています。

 この「プラムフィールド」に集まる子供たちは個性的で、その子たちにジョーや
ベア先生が真剣に向き合い悪戦苦闘します。

 これまでのジョーは少女でしたから、色々な人たちから影響を受けてきました。
しかしこの作品では子供たちを、導く立場になって活躍するのが面白いです。

 その為「若草物語」「続若草物語」とはまったく別の作品として読むと、すんなり
楽しめる気がします。同時にかつての、四姉妹が登場し話を盛り上げます。

 この作品は子ども社会に起こる問題だけでなく、子どもであるがゆえのエゴや不満、
醜さ、弱さなどの普遍的なものを描いているといえます。

 長女メグの夫ジョンが亡くなった時ある少年が「でも世間をあっと言わせるような
ことは何もしなかったんだろう?」といいます。子供が故の本音のようなことを言い
ますが、それにベア先生が答えます。

「いい人間であるということが、一番大切なことなんだよ」

この言葉にこの本のすべてが集約されていると思います。

 「若草物語」「続若草物語」だけでなく、その後の「第三若草物語」「第四若草物語」
を読むと作者オルコットの真意が見えてくるかもしれません。それと「第四若草物語」
で子供たちのその後が分かり、それだけで楽しめるかもしれませんね。




-若草物語ナンとジョー先生 (竹書房文庫―世界名作劇場)

若草物語関連本

若草物語関連DVD

若草物語関連CD


 

| ナンとジョー先生記事 | 01:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

1993年 アニメ 若草物語ナンとジョー先生 感想

ナン・0

【1993年アニメ「若草物語 ナンとジョー先生感想

 世界名作劇場1993年第19作目「若草物語ナンとジョー先生」です。この作品は
1987年第13作目「愛の若草物語」の続編になります。

 原作は「第三若草物語」で、世界名作劇場では初めての続編のアニメ化。この
2作品の場合は厳密は繋がらないのですが、続けてみても違和感はないです。

 「愛の若草物語」がアニメオリジナル要素が入ったのに比べ「若草物語ナンと
ジョー先生」はより原作を忠実にアニメ化しています。

 「愛の若草物語」のあの勝ち気なジョオも結婚し、先生として希望に溢れる人生を
歩みだしていました。ジョーは同じ山田栄子さんが演じていますね。

 
 「若草物語 ナンとジョー先生」はジョー先生とベア先生が作り上げた理想の学園
プラムフィールドで個性的な子供たちが事件や日々の生活を通じて成長していく
様子を描いた作品といえます。

 学園が舞台ですので子供達も描かれますが先生のジョー先生やベア先生も
きちんと描かれお互いが成長していきます。

 子供たちではナンが主役といえますね。ナンの成長や医者を目指す過程なども
描いてはいますが真の主役はダンでしょう。

 「ナンとジョー先生」は不良少年ダンの更正の話といっても間違いはなく、ダンの
更正する様を見ていくと素直に感動できますね。

 ダンの更正物語に説得力を持たせたのはジョー先生やベア先生でしょう。この2人
は人格者であり教育者で、子供達に最善の手を尽くします。無論悩んだり迷ったりし
ますが、その熱意でやり遂げます。

 ジョー先生の優しさと包容力、ベア先生の厳しさと決断力があったからこそダンの
更正物語が成立したと思います。

 「ナンとジョー先生」は子供時代誰もが経験した学園生活を華美にならずかと
いって地味になりすぎず見事に描ききった作品だと思いますね。

 ただ一ついうと「愛の若草物語」の続編なので、四姉妹のその後をもう少し詳しく
紹介して欲しかったです。何よりローリーが出るのなら妻で四姉妹の末妹エイミーも
どうにか出て欲しかったですね。



 ・・・ちなみに「愛の若草物語」と「若草物語 ナンとジョー先生」のマーチ家の
家族写真ですが、両者を比べると細かいところ違いが多いですね。


【「愛の若草物語」のマーチ家の家族写真】
ナン家族・2 


【「若草物語 ナンとジョー先生」のマーチ家の家族写真】 
 ナン家族・1 
 


-若草物語ナンとジョー先生 (竹書房文庫―世界名作劇場)

若草物語関連本

若草物語関連DVD

若草物語関連CD


 

| ナンとジョー先生記事 | 01:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

若草物語ナンとジョー先生レビュー 39話 40話

39話 「おてんばジョー自転車に乗る」

【物語】

 ファース先生は奨学金制度の話しは本当でナンは試験を受けると意気込みますが、試験を受けられるのは20歳以上の人と決まっており、おまけに市長の決定により試験は男の子にしか受けられないと言うのです。それを聞いたナンは市長に直訴しますが、どんなに頑張っても医者にはなれないと言って笑うばかりです。それをそばで聞いていたジョー先生は市長の言葉に腹を立て、なぜ女の子が医者になってはいけないのかを問いました。市長は「政治家、弁護士、医者は男の仕事で、船を動かすのも自転車に乗るのも男だ」市長にとって夫人が自転車に乗るのはみっともない事だと考えていました。ジョー先生は市長の話しに腹を立ていた事もあり、ファース先生のお友達から自転車を借りてきました。ジョー先生は女性にも自転車に乗れる事を実証し、市長に女の子にも奨学金を受けられるようにしようと考えたのです。

【感想】
ナン・39ジョー先生は女性も自転車に乗れることを証明する為に悪戦苦闘します。久しぶりにお転婆ジョーが見られる回でした。
 前回から話の流れが繋がっていない回なので、放送事情か何かで急遽作られた
話しであることは間違いないです。 しかし作品の雰囲気を壊さないように作られた
話で意外によく出来ています。

 前は男女平等が描かれましたが、今回は女性の社会進出が描かれました。医者に
なる為の奨学金は、女性は受けられないと聞きナンは市長の元へ駆けつけます。

 市長はナンが医者になりたいという考えを一笑に付します。現代人から見ると奇異
に感じますが19世紀ではこの考え方が主流です。同じ女の人たちでさえ女性の
医者は考えられないという態度。当時の人たちの、考え方が分かります。

 その後はジョー先生が、女性も自転車に乗れることを証明する為に悪戦苦闘する
シーンが出てきます。久しぶりにお転婆ジョーが見られる回でもありますね。


40話 「さよならプラムフィールド」

【物語】

 ナンは荷物をまとめているダンの部屋を訪れボストンの町で始めて出会った時の事を語り合いました。ダンはみんなとお別れを済ませると、ジョー先生に「しっかりおやりなさい、あなたの思う通りに」と励まされ馬車に乗って旅立っていきました。そしてナンはチャーリーの尻尾の毛で作った指輪をダンに手渡しますそれから10年後、トミーは会社の経営者、ナットはヴァイオリニストになり、デーズィはナットの奥さんに、デミは学者、スタッフィはレストラン経営者、ネッドは家具職人、ジャックはお店の店長、フランツは教師、エミルは船員になりました。そしてナンは大きな病院のお医者さんとなったのです。

【感想】

ナン・40-1最後ジョー先生が子供たちに、別れを語るシーンは感動ものです。
 いよいよ子供達の別れが描かれますね。「ナンとジョー先生」は子供たちや
ジョー先生ベア先生等がきちんと描かれ、見事にラストに帰結させています。

 最終回も慌しく話が進む事はなく綺麗にまとめ、最後ジョー先生が子供たちに
語ってあげるシーンもジョー先生の愛情が伝わり感動できます。別れがこう描ける
のも学園ドラマのいい所ですね。

ナン・40-3ダンとの別れもさりげない感じが、よかったですね。
 こういう風に最後をきちんと、まとめている作品は世界名作劇場でも珍しいです。
そしてナンとダンとの別れがあり、最後は大人になったナンが出てきます。

 プラムフィールドの子供たちの10年後はトミーは会社の経営者、デミは学者、
ナットはヴァイオリニスト、デーズィはナットの妻、スタッフィはレストラン経営者、
ネッドは家具職人、ジャックはお店の店長、フランツは教師、エミルは船員・・・
そしてナンは大きな病院のお医者さんとなっていました。


ナン・40-410年後ナンはプラムフィールドに戻ってきました。初回と最終回が繋がっているのは見事!
 時間の経過を感じさせた後、プラムフィールドに戻って来たナンはジョー先生を
見つけるとお互い抱き合います。ナンや他の子供たちは成長し変わりましたが、
プラムフィールドはあの頃のまま、そしてジョー先生も・・・。
 
 変わったもの変わらないものそれがあるからこそ、ナンはジョー先生たちと
過ごした日々がより素晴らしく感じるのでしょう。

 「ナンとジョー先生」は子供時代誰もが経験した学園生活を華美にならずかと
いって地味になりすぎず見事に描ききった作品だと思いますね。


ナン・40-5ナンは「ジョー先生!」と叫び抱き合います。物語を締めくくる名シーンですね。




| ナンとジョー先生記事 | 01:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

若草物語ナンとジョー先生レビュー 37話 38話

37話 「旅立ちへの予感」

【物語】

 トミーはジョー先生とベア先生に呼び出され、トミーのお父さんがこの夏からトミーをボストンの学校に通わせると言うのです。それを聞いたトミーは風邪気味だった事もあってショックで倒れてしまいました。ページさんからダンに手紙が届きました。その手紙にはページさんが昆虫に関する研究の為、ブラジルに行くのでダンにも一緒に来てほしいと書かれていたのです。ダンは手紙を読んだ時、迷わずページさんと一緒に行こうと考えました。しかしその直後にジョー先生とかわした約束や、ナンがはめてくれた指輪の事、そしてトミーのボストンの学校に行きたくないという気持ちを考えると、ダンはとっても複雑な心境でした。

【感想】

ナン・37ダンにページさんからブラジルへ一緒に行かないか、との誘いの手紙が来ます。
 今回はサブタイトル通り子供たちの「旅立ち」が描かれます。残り4話なので
子供たちの将来を描かないわけには行きません。ラストスパートに突入ですね。

 フランツはボストンの大学に、デミは自分でお給料をもらえるようになりたいと言い
そしてトミーは来月からボストンの学校に通うことになります。そしてトミーはナンに
ストレートにこう言います。

「ナンもお医者さんになる勉強はここではできないよ。」

 トミーもナンが好きだからハッキリ言ったんでしょうね。そしてダンもページさん
からブラジル行きの誘いを受けます。ナンが一人寂しい思いをするのも当然です。

ずっとプラムフィールドに居たいがそうはいかない、そんな切ないお話が続きます。


38話 「それぞれの決心」

【物語】

 ページさんはあらためてベア先生とジョー先生にダンを連れて行かせてほしいとお願いします。ジョー先生はダンが迷っているから、ダンが本当に行きたいと自分で決心するまで待ってほしいと言うのでした。トミーはベア先生とジョー先生に会うと「先生。僕、決めました。来月この学園を出ます。僕、もう甘ったれは卒業したんです。大きな未来へ向かって突っ走る事にしたんですから」と言って泣きながらベア先生に抱きつきました。ダンはチャーリーと最後の夜を過ごし、とうとう決心しました。そしてダンはナンの部屋を訪れると、ナンにプラムフィールドを離れてページさんと一緒にブラジルに行く事にしたと告白したのです。ダンは「ごめんな、約束守れなくて。だからこの指輪返すよ」と言って去っていきます。ナンにとってそれはとてもショックな事でした。

【感想】
ナン・38「プラムフィールドは素敵な所だが、ダンにとっては狭すぎる。」ページさんはジョー先生に対してこう言います 。
 
 ダンにページさんから手紙があり内容はブラジル行きを勧められ行きたい衝動に
駆られるのです。・・・とそのダンにジョー先生は・・・

「どんな生き方をするべきなのか自分で選びなさい。
             あなたはプラムフィールドに来た頃のダンじゃない。」 

 ダンがプラムフィールドに来た時は、単なる不良少年でした。しかしジョー先生
たちに触れ合い変わりました。そのダンも自分の道を選ぶ時がきました。

「プラムフィールドは素敵な所だが、ダンにとっては狭すぎる。」

 ページさんが今のダンを的確に表現します。ダンは成長した以上プラムフィールド
を旅立たねばなりません。ダンもそうですがトミーも旅立ちを告げます。




| ナンとジョー先生記事 | 01:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。