世界名作劇場雑記

世界名作劇場、名作作品の関連情報を主に取り上げます。

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家なき子レミ 記事一覧


第1話「悲しい誕生日」 第2話「さよならお母さん」第3話「ヴィタリス一座」

第4話「素敵な贈り物」 第5話「奇跡のマリア像」第6話「幻のお母さん」

第7話「もうひとつの家族」 第8話「さよなら私たちの家」第9話「運命の出会い」

第10話「ひとりぼっちのアーサー」 第11話「ペンダントの秘密」第12話「悲しみの雪山」

第13話「雪の日の別れ」 第14話「新しい旅の始まり」第15話「新しい仲間」

第16話「雨の日の子猫」 第17話「地下迷路での誓い」第18話「すれちがう母と子」

第19話「旅の一家」(テレビ未放送)  第20話「心の友達」(テレビ未放送 )第21話「想い出のバイオリン」

第22話「地下からの生還」 第23話「ふたりの願い」第24話「引き裂かれた愛」

第25話「脱出!」 第26話「私のお母さん」

家なき子レミ スタッフキャスト紹介

1996/97年アニメ「家なき子レミ」感想
家なき子 原作感想

「家なき子レミ」アニメと原作の違い

「家なき子レミ」キャラクター紹介






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家なき子レミ キャラクター紹介


 
レミ-レミ・バルブラン(堀江美都子)
 10歳になった明るき希望をもって生きる少女。生まれて半年でパリの道端に捨てられていたところをジェロームに拾われ、以来バルブラン家で育てられる。10年後、再びジェロームに売られそうになるところをヴィタリス一座に拾われ、本当のお母さんを探す旅に出る。

ナナ
ナナ・バルブラン(嶋方淳子)
 レミの妹。レミと違ってナナは本当のバルブラン家の子供である。レミと大の仲良しだったがバルブランによって別れることになる。その父バルブランをどう思っているのかは不明。

アンヌ
アンヌ・バルブラン(弘中くみ子)
 レミの育ての親で、お母さん代わりに育ててくれた。アンヌはジェロームがレミを拾ってきた時、ちょうどレミと同じくらいの子供を亡くしたばかりだったので、レミを本当の子供のように育ててきた。

バルブラン
ジェローム・バルブラン(田中正彦)
 アンヌの夫でレミを拾ってきた人物。しかし善意で拾ったわけではなく、レミが上等の産着を着ていた事からお礼欲しさに拾ったものである。普段は家に帰らずパリで出稼ぎをしているが、足をケガして家に帰ってきた時、レミがまだ家にいるのを知ってレミを売りに出してしまう。

ヴィタリス
ヴィタリス(山野史人)
 ヴィタリス一座の座長で旅芸人として旅をしている。昔は有名な音楽家だったようで、あらゆる楽器を上手に演奏するが、中でも得意はバイオリン。「前へ進め」が口癖でレミと一緒にフランスを旅するが、冬の雪山で命を落としてしまう。

ジョリクール
ジョリクール(佐藤智恵)
 ヴィタリス一座で芸をする猿。逆立ちや宙返りが得意な芸達者なので、レミは何度もの窮地をジョリクールに助けられる。

カピ
カピ
 ヴィタリス一座で芸をする犬。ヴィタリス一座の中ではヴィタリスをのぞくとリーダー格にある。いつも頭に帽子をのせている。イタリア語で「かしら」という意味のカピタールから名付けられたらしい。

ゼルビーノ
ゼルビーノ
 ヴィタリス一座で芸をする犬。ヴィタリス一座の中では一番のいたずら好き。ゼルビーノとはイタリア語で「おしゃれ」という意味らしい。

ドルチェ
ドルチェ
 ヴィタリス一座で芸をする犬。顔はブルドックだが体はとても小さい。イタリア語で「優しさ」という意味らしい。

ミリガン
ミリガン(山田栄子)
 トゥールーズの町でレミと知り合った優しい夫人。イギリス人でイギリスの名門貴族だったようだが、息子のアーサーの病気療養の為にトゥールーズまでやってきた。実はレミの本当のお母さんであった。

アーサー
アーサー(冬馬由美)
 ミリガン夫人の一人息子。病気で一生歩けない体になってしまい人生に絶望するが、レミに説得され生きる決心をする。レミの実の弟である。

ネリー
ネリー(林原めぐみ)
 ミリガン家のメイド。レミがお屋敷に来た時によく世話をしてくれた。レミがミリガン家の子供だとわかって以来、パリで活躍する。

ブレル
ブレル(速水奨)
 ミリガン夫人の雇った弁護士。ミリガン夫人はブレル弁護士にレミ探しを依頼するが、ブレル弁護士はレミの顔を知らず、ヴィタリスさんが生きていると信じていた為、レミ探しはずいぶん難航した。

ガスパール
ガスパール(福田信昭)
 ヴィタリスさん亡き後、パリにたどり着いたレミを預かってくれた親方。しかし子供を奴隷のようにこき使い、最後にはミリガン夫人からお金を巻き上げようとした悪人だった。

マチア
マチア(安達忍)
 ガスパール親方の所に住んでいる少年。小さい頃に両親を亡くし、サーカスに入れらた。そのサーカスの座長がマチアをガスパールに売りとばした。マチアは命令されて盗みやひったくりを仕事としているが好きでしているわけではなく、レミに感化されまともな仕事をするようになる。

リカルド
リカルド(結城比呂)
 ガスパール親方の所に住んでいる少年。マチア同様に盗みやひったくりを仕事としていたが、レミに感化されまともな仕事をするようになる。

リーズ
リーズ(かないみか)
 ガスパール親方の所に住んでいる幼い少女。とてもダブダブの服を着て花売りをしている。

マリア
マリア(荒木香惠)
 ガスパール親方の所に住んでいる少女。年はレミと同じくらいか。田舎育ちに見え、自己主張しないタイプで、ガスパール親方の子供たちの中では一番か弱く見える。

マルセル
マルセル(柊美冬)
 ガスパール親方の所に住んでいる幼い少女。動物好きのようで、捨て猫を拾ってきて飼った事もあった。

ピエール
ピエール(前田このみ)
 ガスパール親方の所に住んでいる少年。

アルベール
アルベール(中友子)
 ガスパール親方の所に住んでいる少年。

ジャック
ジャック(中友子)
 ガスパール親方の所に住んでいる少年。

ビクトル
ビクトル(大友龍三郎)
 プリマベラ号の船員だが本当は、いい犬を捕まえてサーカスに高く売るのを本職としている。カピを捕まえるがレミとエミールに見破られあえなく御用となる。

エミール

ピエール(安達忍)

 孤児院に住むいたずら好きの男の子。妹には優しく言葉の喋れないニーナの為にジェラールさんのお屋敷に忍び込んでマリア像にお祈りを捧げていた。

ニーナ
ニーナ(西原久美子)
 ピエールの妹。お母さんが亡くなったショックで言葉が不自由になった。しかしピエールの祈りのおかげで見事に喋れるようになる。

コゼット

コゼット・ミシェル(平松晶子)

 ミシェル一座の花形スターでミシェル夫妻の娘。得意はタンバリンと踊りだが、本人は旅芸人が大嫌いで、あまり舞台には立ちたがらない。しかしレミと仲良しになり、旅芸人にプライドを持つようになる。

ミシェル
ミシェル(佐藤正治)
 ミシェル一座の座長でコゼットのお父さん。ヴァイオリンを演奏するのが得意のようだ。

ジョアン
ジョアンナ・ミシェル(日野由利加)
 ミシェル一座の座員でコゼットのお母さん。お父さんのミシェルとともにとても優しいお母さんである。

イヴォンヌ
イボンヌ(滝沢久美子)
 お金持ちの婦人。好きな人との間に子供が産まれたが、両親の意にそわぬ結婚だった為、子供のサラを取り上げられ捨てられてしまい、以来サラを探して旅を続けている。レミにサラの面影をダブらせるが・・・

サラ

サラ(白鳥由里)
 イボンヌ婦人の子供だったが7年前に捨てられ、以来花瓶屋の親方アンドレに拾われて育てられている。少し人見知りする少女だがレミとはすぐに仲良しになった。


ボリネール
ポリネール(郷里大輔)
 人買いのおじさん。レミを20フランで買ってパリで売り飛ばそうとした。かなりの悪人らしく、自分で空きビンを割っておきながら、それをドルチェのせいにしようとした事があった。

ポール
ポール(石野竜三)
 パリのミッシェル通りを根拠地とする不良グループのリーダー。ポールはパリに来たばかりのレミから23フランを奪ったばかりか、その数ヶ月後にレミから想い出のペンダントさえ奪った悪人である。

巡査長

警察官(笹岡繁蔵)

 トゥールーズの町の警察官で巡査長。ヴィタリスさんをトゥールーズの町で続く放火泥棒と疑い、強引に逮捕した人物。

コラール
コラール(堀秀行)
 「10の魔法の物語」という物語を書き文学賞を受賞した小説家。レミは封筒に入った物語をコラールの書いた物語と思っていたが、実はヴィタリスさんの書いた物語だった。

ミミ
ミミ(鈴木富子)
 トゥールーズに住むパン屋の娘で、レミと仲良しになる。お父さんに追い出された、ヴィタリスとレミを心配する。

ビゴー
ビゴー(岸野幸正)
 ミミのお父さん。自分の家が放火されるまではヴィタリスさんをかばっていた。しかし自分の家の倉庫の焼け跡からヴィタリスさんのランプが発見されるとヴィタリスさんを放火泥棒の犯人と思い込んでしまう。

ナヴァール
ナヴァール(山下啓介)
 近所の人には正直な人で通っているようだが、その正体は放火泥棒の犯人だった。

アルベルト
アルベルト(仲木隆司)
 パリの高等音楽院でバイオリンを教えている先生。マチアの才能をひと目で見抜き、しきりに自分のもとに来ないかと誘う。しかしマチアは仲間を見捨てる事ができず、行く事はできなかった。





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家なき子レミ アニメと原作の比較

レミ原作アニメ

家なき子レミ アニメ原作

 原作アニメでの最大の違いは、何と言ってもレミの性別。原作では男の子ですが
アニメでは女の子になっています。

 これは「世界名作劇場大全」によると、安達祐実主演の同名テレビドラマにあや
かってレミも女の子に変更されてしまったそうです。

 内容に関してはアニメではレミがバルブランの手によって人買いに売り飛ばされ
そうになるところをヴィタリスさんに助け出され、一緒に旅をする事になります。

 原作ではレミはバルブランによってヴィタリスさんに売り飛ばされ、そしてヴィタリス
さんは無理矢理レミを連れて行ってしまうのです。

 冬の雪山でもアニメではレミが狼に襲われそうになったのを助けようとして、ドルチェ
とゼルビーノは命を落とします。

 しかし原作ではレミが火の見張りを怠って眠りこけている隙に、ドルチェとゼルビーノ
が狼に襲われます。そして残ったジョリクールはアニメでは一命を取り留めていますが、
原作ではその数日後に亡くなります。

 アニメではヴィタリスさんが亡くなった時に、レミとヴィタリスさんの別れのシーンが
あり感動的な別れになっています。

 しかし原作では飢えと寒さで二人は寝てしまい、レミが気付いた時には知らない家の
ベッドで寝かされており、そこでヴィタリスさんが凍死して警察が運んで行ったという事
を知らされれます。

 ヴィタリスさんの亡くなった物語後半は原作と違い殆どが、アニメオリジナルです。
アニメでは ガスパールの過剰な暴力が描かれましたが、原作はほとんどそのような
描写はありません。

 原作はエンターティメントとしてよく出来ていましたが、アニメではそれがうまく生か
されず、その辺が残念といえますね。




-家なき子レミ (竹書房文庫―世界名作劇場)

家なき子関連本

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家なき娘〈上〉 (偕成社文庫)
 
家なき子〈中〉 (偕成社文庫)

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家なき子 感想

レミ本 

【家なき子 原作感想】

 19世紀に健気に前向きに生きる少年レミの旅物語が描かれ、児童書としても
エンターテイメント作 としてもよく出来ている作品。

 上質な産着にくるまれて捨てられていた赤ん坊をバルブランは、きっと親が捜しに
くると考え礼金をあてにしてこの子を引き取る。

 バルブランの妻は、捨て子のレミをわが子代わりに愛し育てるが、親が現われない
ことと事故で足をなくし仕事ができなくなったバルブランは、旅芸人のヴィタリスにレミ
を売ってしまう。

 このような絶望的な状況に陥ったレミは悲しむが、それでも前向き生きようとする
彼の姿が共感してしまう。

 レミは旅芸人のヴィタリスに引き取られ、犬や猿の芸の仕込み方を教わる。その時
ヴィタリスは動物に芸を仕込むコツをこう語る。

「なぐりつけたりすれば、動物はおびえてしまうし、おびえたら頭がはたらかなくなる」

 著者のマロは力でものを従わせたりする行為に、否定的な考えが窺えますね。
その後も友人を作り旅して、レミは本当の家族との出会い最後は大団円に至ります。

 ハッピーエンドで終わるのはいかにもエンターティメントですが、しかしレミの前向きな
姿勢と努力の描写があるので、納得できるラストになったといえます。

 これは著者マロが当時の厳しい社会に翻弄されながらも、強く生きる子供たちにエール
を送った物語ともいえますね。

 それと自分が貧しくて苦労していた時に親切にしてくれた人に、裕福になってから恩返し
する というところは、同じマロの書いた「家なき娘」に似ています。

 19世紀後半のフランスは王政、共和政のせめぎっていましたが、その時代をそれ生きた
エクトル・アンリ・マロだからこそ人を愛する物語を書いたシ書けたのだろう。




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1996/97年 アニメ 家なき子レミ 感想

レミ・0

【1996/97年アニメ「家なき子レミ感想

 世界名作劇場1996年~97年第23作「家なき子レミ」 、前年「名犬ラッシー」は
視聴率8・9%しか取れずあえなく半年で打ち切りになりました。

 その後急遽制作され放送されたのが「家なき子レミ」、しかし視聴率は8.5%で
この作品も半年で打ち切りになりました。

 世界名作劇場は1975年の「フランダースの犬」から始まり22年後1997年
家なき子レミ」22作目で20世紀の世界名作劇場は終了しました。

 前半のヴィタリスさんとの旅ですが、話数が短く物足りなかったですがレミの心情
などが細かく描かれよかった気はします。

 しかし問題はガスパールが出てくる後半です。ここでは盗みや暴力などが描かれ、
重苦しく殺伐とした雰囲気になり見るのが辛い展開でした。

 特に過剰なほどの暴力描写が続き、そこまで描く必然を感じませんでした。それと
レミとマチアの恋愛物語も子供同士では不自然な印象も与え唐突の印象です。

 この時代の世界名作劇場は子供のテレビ離れが進み世界名作劇場自体が時代
に合わないといわれました。

 しかし「家なき子レミ」の場合は、意味のなく大人が子供に暴力を振るうシーンが
多く、これでは視聴者が離れるのも当然でしょう。

 この時代はもうスタッフがそのような事に気がつかないのだとしたら、世界名作劇場は
寿命だったといえるかもしれません。

こうして20世紀の世界名作劇場は終了し、復活まで10年の月日を待たねばなりません。




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家なき子レミレビュー 25話 26話

25話 「脱出!」

【物語】

 マチアはミリガン夫人がレミの本当のお母さんだと言いました。レミには信じられませんでしたが、レミはミリガン夫人が本当のお母さんだったらどんなに良いかと何度も思っていたのです。レミを一刻も早くミリガン夫人に逢わせる為、マチアはミリガン夫人の滞在しているパリのグランドホテルに向かって、朝焼けの並木道を急ぐのでした。レミとマチアは夜通し走り続け、おまけに雨も降り出したので、木陰で昼寝を兼ねて雨宿りしていました。その後に貨車乗りレミたちはこのままここにいればパリまで行けると一安心です。翌朝、貨車はパリの駅に着きました。マチアとレミは貨車を降り、ミリガン夫人のいるグランドホテルに向かおうとしたその時、ガスパールたちに取り囲まれてしまったのです。

【感想】

レミ・25崖の上から下を走り抜ける、貨物列車に飛び降りる2人と2匹!!
 ミリガン夫人はレミを預かっているガスパールという男の酷さを、ネリーから聞き
ショックを受けてます。

 ガスパールがレミを連れてこないのでネリーは思わず「レミお嬢様の身に何か・・」
と軽率な事言いますね。というかネリーは口が軽いのがたまにキズ・・・(^^;

 雨宿りしている時ガスパールたちの乗った馬車が、レミたちのもとに向かってきた
のです。そしてここからは延々追いかけっこが始まります。

 崖の上から下を走り抜ける貨物列車に飛び降り、パリに着きグランドホテルに
向かおうとしたその時、ガスパールたちに取り囲まれます。

 逃げる場所逃げる場所に、うまい具合にガスパールが待ち構えています。何とか
時間を稼いでいるようにも感じますね(^ー^;


26話 「私のお母さん」

【物語】

 レミとマチアパリ市内で再び見つかってしまい、ガスパールたちに取り囲まれレミは倉庫に閉じ込められます。リカルドを始めとする男の子たちはマチアとレミを救出する為、倉庫の扉を壊し始めました。マチアとレミを救出しますが、その音に気付いたガスパールに取り囲まれてしまったのです。マチアは戦いを挑んだその時、ネリーへの連絡で警官隊が駆けつけて来たのです。ガスパールはあえなく取り押さえられ、未成年誘拐の罪で警察署に連れて行かれるのでした。レミはミリガン夫人、いや、本当のお母さんの姿を認めました。レミは「お母さん」と叫ぶとミリガン夫人の胸に飛び込んで行ったのです。マチアたちはレミの幸せを見届けると黙ってその場を立ち去りました。するとそこにレミとミリガン夫人がやって来て「私1人だけ幸せにはなれない、みんな一緒よ。みんながいなかったら私とっくの昔にくじけてた。みんな私の大事な友達だもの」レミはシャバノン村に行ってバルブランお母さんに報告した後、イギリスに帰る事になりました。

【感想】

レミ・26-1
 レミたちはガスパールにパリ市内で、再び見つかります。マチアはレミをホテルに
行かせる為自分が盾になり、ガスパールの殴る蹴るの暴行を受けますが・・・

 仲間たちもガスパールの異様な行動に「死んじまうぜ・・・」と呟きます。しかし
ガスパールは「こんなガキしんだってかまやしねえ」とはき捨てます・・・・

 こう言ってはなんですが、これスタッフがマチアなんて死んでも構わないと 思って
いるのでは? そうとられても、仕方がないのでは?

 
 「世界名作劇場大全」という本でで松土プロデューサーが、「家なき子レミ」の
スタッフはキャラクターを愛していない、と言いましたがこれを見ると確かにそう
思わざるを得ません。


レミ・26-3
 結果ガスパールは未成年誘拐の罪で警察に捕まります。一応極悪人ガスパール
に天誅が下りその辺は、よかったですけど。


レミ・26-4
 ミリガン婦人はレミだけでなく、一緒にいた子供たちも引き取ります。こうして
物語は大団円を迎えました。そしてレミはこう呟きます。

「ヴィタリスさん、私決して忘れない。
                   前へ進め、明日を見つめて」


 レミはそうヴィタリスさんに語りかけるのでした・・・こうして1975年から22年間
続いた20世紀の世界名作劇場シリーズは終了したのです。




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家なき子レミレビュー 22話 23話 24話

22話 「地下からの生還」

【物語】

 ガスパールの家では毎年秋になるとパリから少し離れたエルゼ村の農場へブドウ摘みに行く事になっており、今年も子供たちは馬車に乗って出かけていきます。途中、レミは水汲みに行った先で廃鉱を見つけました。廃鉱の中には小さな少女のジャンヌが泣いていました。レミはジャンヌを助けて廃鉱から出ようとしたその時、落盤にあいレミは廃鉱の中に閉じ込められてしまったのです。落盤に気付いたマチアは村の人々に声をかけて救助を依頼し、みんなで協力して岩の崩れた廃鉱を掘り始めます。その時レミの耳に岩を叩く音が聞こえたのです。マチアとベルグヌー爺さんはその声に勇気付けられたかのように岩を掘り始め、とうとうレミを助け出したのです。

【感想】

レミ・22子供同士が大人の男女のように、抱き合っているので無理矢理感が漂います。
 この回は色々な問題がある、「家なき子レミ」後半の中でも微妙な回。今までの
雰囲気からも大きく外れていますし、脈絡のない物語展開です。

 何というか脚本家さんの苦労が分かると同時に、世界名作劇場の断末魔のよう
にも感じてしまいます。

 落盤でレミが閉じ込められ、皆で協力して廃鉱を掘り始めます。そして最終的に
レミはマチアに助けられますが・・・ラストシーンでレミとマチアが抱き合っているの
を見るともう違う作品と思います。


23話 「ふたりの願い」


【物語】

 マチアはお父さんがバイオリン弾きで、お父さんからバイオリンを教わっていました。 マチアはブドウ摘みの仕事の合間にもバイオリンを練習していました。するとその音を聞きつけたアルベルトという名の音楽家が近寄って来たのです。アルベルトはパリの高等音楽院でバイオリンを教える先生をしており、マチアの演奏を聞いただけでマチアにどれほどの才能があるかすぐにわかったからでした。マチアはバイオリン弾きになりたかったのですが、ガスパールの所にいては、その夢は叶いません。しかし翌朝、マチアは仲間を見捨てて自分だけガスパールの家を出ていく事などできないと考え、アルベルトの誘いを断りました。

【感想】

レミ・23アルベルトという名の音楽家がマチアの音楽の才能を見つけますが、その誘いをマチアは断ります。

 マチアが物思いにふけっているので、レミが尋ねるとバイオリン弾きになりたいと
言います。 でもマチアの、バイオリン弾きになりたいとは唐突ですね。

 そして悪い夢を見て目覚めたマチアは、思わずレミに抱きつきます。しかしやたら
意味ありげなシーンに見えます。

 子供なので大人の男女のように抱きあったりすると、違和感ありまくりで何というか
生っぽくなります。やはり子供の男女にさせると、無理がありますよね。

 そう考えると「ロミオの青い空」のロミオとアルフレドのように男同士だとさほど気に
ならないですよね。「家なき子レミ」も原作通りレミを男の子のままにして、レミとマチア
の友情を描けば面白かったかも(^^



24話 「引き裂かれた愛」

【物語】

 ミリガン家ではレミの居場所が判明した事でミリガン夫人とアーサーは大喜びです。そしてミリガン夫人とアーサーは早くレミに逢いたいばかりにパリに行く事にしました。ところがブレルの予想した通り、ガスパールは評判の悪い男で、素直にレミを渡すとは思えませんでした。ブレルとネリーはエルゼ村にやって来ました。しかし一足遅く、レミはガスパールに連れ去られた後だったのです。ガスパールは一晩中、馬車を走らせ続け、パリ郊外にある建物の最上階にレミを監禁しました。

【感想】
レミ・24マチアはレミを助けて、ミリガン夫人の所まで連れて帰ると言います。マチアは優しく男気溢れるやつで頼りになりますね。
 弁護士ブレルの予想した通り、ガスパールは評判の悪い男で、素直にレミを
渡すとは思えませんでした。

 そのガスパールはレミを連れて行きますが「レミ!」「マチア!」と叫ぶ2人は引き
裂かれた恋人のようです。

 マチアはレミを助けてパリのミリガン夫人の所まで連れて帰ると言います。
リカルドたちはレミと二度と逢えなくなると言いますが、マチアは

「レミはいつも本当のお母さんと逢いたがっていた。
   レミをお母さんの所に返してやろ。リーズだってレミが幸せになってほしいだろ」

とにかくマチアはレミのために頑張りますね。



 


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