HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

はぎの読んだ雑本やイラスト技法書などを紹介するブログ(世界名作劇場関連の情報も取り上げます)

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江戸300藩の意外な「その後」

 江戸300潘の意外なその後 (1)  

【江戸300藩の意外な「その後」】
出版年:2007年 著者:日本博学倶楽部


江戸300潘の意外なその後 (3)

 この本はコンビニなどで売られている、世にいう「コンビニ本」なので定価は、税別476円!!

 タイトルにもある通り幕末から明治にかけての、300藩の運命を簡素にまとめている一冊(実際は300藩も取り上げられていないけどw)

 各藩の特徴や戊辰戦争での藩論や動向、明治になってからの出来事などなど、あまり知られていない藩についても触れられているのは貴重かも。

 読むとこの幕末の混乱のさなか、どの藩も藩論が分裂し多大な犠牲や苦労を強いられているのが分かる。


・藩論が裏目に出過ぎた→宇都宮藩

・官軍についたが賊軍並みの死傷者を出す→秋田藩

・領民を見捨て藩主が敵前逃亡→松前藩

・御三家なのに勤王派に転身→尾張藩
 …ets


 各藩について多くて3ページほどなので気楽に読めますし、ちょっと幕末の歴史に触れたい人にはお勧めの一冊です。



江戸300潘の意外なその後 (2)












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未解決事件ファイル 真犯人に告ぐ

111・未解決ファイル 真犯人に告ぐ  

【未解決事件ファイル 真犯人に告ぐ】
出版年:2010年


 タイトル通り犯人が捕まっていない未解決事件、冤罪事件など11事件を取りあげて検証した本。

 3億円事件、小説「悪魔の詩」惨殺事件、井の頭バラバラ殺人事件、国松長官事件、八王子・スーパー射殺事件などなど。

 これらはテレビのニュースなどで報じられたが、この本を読むと関係者の人物像や事件の背景など、報道とはかなり異なることが多い。

 例えば「八王子・スーパー射殺事件」は射殺された2人の女子高生ともうひとりパートの女性も同じく射殺されている。

 この殺されたパート女性は昔ホステスで、その界隈で「ナンバー1」にもなるほどの人物という意外な事実。

 ライターによれば犯人の狙いは金ではなく(店の金や金庫には全く手をつけていない)この女性だったのではと。

 そう、犯人はパートの女性をどうにかしようとしたが、この女性が犯人につながる発言をしてしまい、それを女子高生2人に聞かれたので犯人は口封じで2人を殺した、という推論には説得力があった。

 このような断片的な情報を足を使って集め検証するという、地味な作業をする記者やライター方には敬服するしかない。

 未解決事件などを扱った書籍の中では圧倒的な筆力と情報量があり、読んでいて楽しめて役に立つ良書だった。










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戦国武将最強は誰だ?

戦国武将最強は誰だ・1

【戦国武将最強は誰だ?】
出版年:2009年


戦国武将最強は誰だ・2
 
 前に紹介した「真説幕末最強は誰だ?」「三国志最強は誰だ?」の戦国武将版で、モノとしては「コンビニ」で売っているコンビニ本。

 古今東西の戦国武将をかなり簡素に紹介しているので、戦国の歴史を既に知っている人には当たり前の記述しかありません。

 ただ扱われている武将は日本全国、有名な武将からマイナーな武将まで、一通り時系列順に紹介されていますので戦国時代の流れはつかみやすいかなと。

 なにより武将イラストのクオリティは高く、戦国武将の重厚さや年輪などがにじみ出てこれを見るだけでも楽しめたりしますw

 この本は暇つぶしには向いているので片手間に、戦国武将の概要を知りたい方にはオススメの本といえますねw


戦国武将最強は誰だ・3 












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三国志最強は誰だ?

三国志最強は誰れだ・1

【三国志最強は誰だ?】
出版年:2011年


三国志最強は誰れだ・2

 この本はコンビニなどによく置いてある、通称「コンビニ本」でタイトル通り「三国志」の志士たちを扱っています。

 というか前に記事で扱った
「真説幕末最強は誰だ?」同じ一水社が出版している「最強は誰だ」シリーズ

 コンビニ本にありがちな大雑把な人物紹介やその歴史的解説など、暇なときに読むには最適な一冊でしょう。

 イラストも豊富で、各人物を大志・剣力・知力・財力・魅力といったパラメータ割りで分かりやすく紹介。

 また三国志に詳しくない人向けに、大まかな歴史を追いつつ各人物、事件、兵器なんかもそれなりに紹介しています。

 ただコンビニ本にありがちなボリュームはあるが、歴史の表層的なことしか取り上げていないのは相変わらずw

 まぁ、歴史もののコンビニ本は初心者向けばかりなので、しかたががないといえるでしょう。

 言い方をかえると三国志についてある程度の知識がある人には、さほど読む価値はない気はしますね。



三国志最強は誰れだ・3  

















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ヒトラーと第三帝国の真実

 ヒトラーと第三帝国の真実 (1)

【ヒトラーと第三帝国の真実】
出版年:2013年


ヒトラーと第三帝国の真実 (2)
  
 世界で一番有名な独裁者「アドルフ・ヒトラー」と、その彼が作り上げたドイツ第三帝国の興亡史を解説した本。

 第二次世界大戦という未曾有の大惨事を引き起こし、ヨーロッパ全土を戦火に巻き込んだヒトラーとそのナチス政党の成り立ちなどを写真とともに分かりやすく解説しています。


ヒトラーと第三帝国の真実 (3)
 
 ヒトラーの出自、ナチス党員、ドイツ第三帝国が具体的にどんな施策をしていたのか写真付きで詳しく掲載されているので、ナチスドイツについての概要を理解できる初心者向けの内容です。


ヒトラーと第三帝国の真実 (4)
  
そもそも論として何故当時のドイツ国民は、あれだけヒトラーを支持し崇拝したのか?

 それにはまずヒトラーが『選挙で選ばれた独裁者』だったというのがあります。

 つまりヒトラーは自分たちナチスを支持した労働者階級に対する不満を和らげなければ、政権が立ち行かないという現実がありました。

 なのでナチスは社会福祉増進政策を打ち出しレクリエーションの普及、フォルクス・ワーゲン(国民車)の開発、国民へのがん検診の実地、週48時間労働などの善政を施し国民の支持を得ていきました。

 これだけ見ると「ナチスはいい事もしたなんだな」と思いますが、それは政権政党が支持を得るためで普通の行為です。

 むしろ当時のドイツ国民は見せかけの経済の回復に酔いしれて、ヒトラーという人間の本質を見抜けなかったというのが本当のところ。

 事実ドイツ国民がナチスに熱狂すればするほど、ヒトラーの野望は際限なく広がったのは間違いありません。

 そもそも国内だけでは経済を回していけないのですから、自ずと外へ領土を求めざる得ないわけで…

 その戦争も最初はうまくいった分、劣勢になっても止められなくなり破局へ向かいます(この辺は日本も同じといえます…)

 国を滅ぼしたヒトラーやナチスドイツはとんでもない奴等でしたが、彼らのような指導者を選んでしまう民衆の心理については今も教訓にしておかなければとは思います。


ヒトラーと第三帝国の真実 (5) 




ヒトラー関連商品

ヒトラー演説 - 熱狂の真実 (中公新書)

ヒトラーと第二次大戦の真実 (Gakken Mook CARTAシリーズ)

歴史人別冊 世界史人 ヒトラーとナチスの真実 (ベストムックシリーズ・27)








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読むだけですっきりわかる日本史

読むだけですっきりわかる日本史・1

【読むだけですっきりわかる日本史】
出版年:2008年 著者:後藤武士


読むだけですっきりわかる日本史・2  

 
分かりやすい日本史入門書で、邪馬台国から現代日本までの2000年間の歴史を上手くまとめて紹介しています。

 本の特徴として歴史的出来事とそれに関わった人物を通して、歴史の「流れ」を重視して書かれていました。

 歴史全体の流れを通して物語のように見ることができ、非常に分かりやすく、初心者にはとても勉強になるでしょう。

 ただ気になるのは、その語尾かな?話し言葉で書かれていて、そこはやはり違和感ありまくりか。

 「〜だね」 「〜かもしれないね」 「〜よね」 「〜だよ」

という言い回しが多用されていて、読んでいて鬱陶しく感じるところが多々あり(^ー^

 ただ全体的にはとても分かりやすく書かれてあり、日本史全体の流れを知りたい人には必読の本といえますね。





「読むだけですっきりわかる」シリーズ本

読むだけですっきりわかる世界史 完全版 (宝島SUGOI文庫)

読むだけですっきりわかる戦国史 (宝島SUGOI文庫)

マンガ 読むだけですっきりわかる日本史 源平合戦から関ヶ原まで (別冊宝島) (別冊宝島 1830 スタディー)








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少女小説から世界が見える 川端有子

少女小説から世界が見える

少女小説から世界が見える
出版年:2006年 著者:川端 有子



【著者のデータ】
【川端 有子 かわばた ありこ 1962年生~】
京都生まれの児童文学研究者。日本女子大学家政学部児童学科教授。イギリスの19世紀小説、イギリス文化、英語圏の児童文学を研究している。

  
この本は19世紀後半から20世紀前半までの少女を主人公にした、いわゆる「古典的少女小説」を解説、分析した本です。

 取り上げられているのは「若草物語」「家なき娘」「小公女」「赤毛のアン」「あしながおじさん」などの有名5作品。

 現代以上に女性の立場が弱かった時代に、この作品のヒロインたちは何をどう思い乗り越えていったのか?

 著者はそれぞれの作品を時系列順に並べ、各作品のヒロインたちを比較することで当時の社会情勢、ジェンダー問題などを解説しています。

 時系列では「若草物語(1868年)」「家なき娘(1893年)」「小公女(1905年)」「赤毛のアン(1908年)」「あしながおじさん(1912年)」の44年間。

 この時代の流れの中で主人公の少女たちの環境や立場が変わることで何が見えるのか?その辺の考察は非常に興味深く読めましたね。

 ただそんな中で著者は「古典的少女小説」の、闇というか裏側の事情にも言及しています。

 例えば「あしながおじさん」の主人公ジュディを援助する「あしながおじさん」の行為を「気に入った少女を見つけ自分好みの女にする」という、いわゆる「ピグマリオン・コンプレックス」だと。

 そしてアメリカの少女小説はこれが多く、それでいてこの男のファンタジーを書くのは女性作家が殆どだと指摘。

 これは男のピグマリオン幻想と女性のシンデレラ幻想が、共依存しているからという分析も思わず納得しちゃいます。

 そして続編の「続あしながおじさん」では、孤児院を運営する主人公サリーが優良な人間を残すべきだとする「優生思想」に目覚めたりする危ない箇所などなど…

(その辺については自分のブログ記事「続あしながおじさん」と「優生学」を参考にしてください)

 多方面から「少女小説」を分析されていて、「世界名作劇場」系の作品が好きな自分には面白く読めましたね。

 ちなみにこの本で紹介された作品は「世界名作劇場」でアニメ化されていますが、その感想も書かれていました(作品の内容について著者は、納得されていないようでしたがw)









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