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アルプスの少女ハイジレビュー 16話 17話 18話

第16話 「デルフリ村」

【物語】
 いつしかハイジはアルムの山小屋で3度目の冬を迎えました。ある日おじいさんのもとに学校の先生から手紙が来ます。デルフリ村では冬の間だけ学校があり、8才になれば村の子供は学校に通います。ハイジは8歳。今年から学校に行かなければならない年だったのです。ハイジは村の子供たちと雪合戦をしますが子供達はハイジが8才になっても学校へ行っていない事を知った子供たちはハイジをバカにし始めます。村人達はハイジがアルファベットが言えなかったり右左の区別がつかないのはおんじが学校 に行かせないからだと陰口を言うのでした。

【感想】
ハイジ・16-おんじですが・・・ハイジが、学校に行くことを嫌がります。
  今回でまたあっという間に冬で、ハイジが山に来て3年たち現在8歳です。
今までハイジについて色々言われていたことが明確に分かります。

村の子供達はハイジが8才になっても学校へ行っていない事をバカにします。
ここでハイジが学校へ行っていないというのが明確に出て来ます。

ハイジはアルファベットが言えなかったり右左の区別がつかないですから。
前ペーターに「左だよ」と言われ理解できず「お皿をもつ方」と言われていましたね。 

「学校に行かなくても必要な事はここにいたって十分覚えられる」

おんじはこう言いますが、普通にエゴ丸だしの考え方としかいえません。
誰にも邪魔されずにハイジと二人っきりで暮らしたいと思っているのはアレです。

現代ならおんじの子供を学校に行かせない行為は問題になります。
・・・いや、この時代でもおんじの行為は十分、問題行動になるのでした。


17話 「二人のお客さま」

【物語】
 デルフリ村の牧師さんがおんじを訪ねて来ました。牧師さんはハイジを学校に行かせるように告げに来たのですがおんじはきっぱりと断ってしまいます。おんじは冬の寒さの中、ハイジを2時間も歩かせて学校に通わせるのは反対でした。牧師さんはおんじが冬に山を降りて、村から学校に通うようにすればいいと言います。同じ頃、デーテおばさんが3年ぶりにフランクフルトからデルフリ村に帰って来ました。デーテおばさんがデルフリ村に戻って来たのは、ハイジを大金持ちの一人娘の遊び相手としてドイツのフランクフルトへ連れて行くためです。デーテおばさんはハイジをフランクフルトに連れていくとおんじに告げたのです。 

【感想】
ハイジ・14-おんじは爆資産の説得に応じず、ハイジを学校にやりません。
 村の牧師さんがおんじの元へやってきて、ハイジを学校に行かせるようにいいます
が、おんじは断ってしまいます。

 おんじの言い分は冬の寒さの中、ハイジを2時間も歩かせて学校に通わせるのに
反対というものでした。確かに真冬の雪の中、学校へ通うのは命に関わるでしょうね。

 するとすかさず牧師さんはおんじが冬の間だけ山を降りて、村から学校に通うように
すればいいといいます。 しかしおんじは、この考えにも反対です。

 おんじは山にいれば必要な事はすえて学べると言う言い分で、その為ハイジが学校
へ行く必要すらないと考えています。

 おんじは自分が冬に山を降りて村人と生活するのが嫌なのですが巻き添えになる
ハイジは堪りません。そんなことがあったある日3年ぶりにデーテおばさん再登場です。

 着ている服も派手なものに変わりいかにも町の人になりました。そしてデーテおばさん
の再登場!! 「アルプスの少女ハイジ」の物語が動き始める感じです。


18話 「離ればなれに」

【物語】
 デーテおばさんはフランクフルトの奉公先で大金持が子供の遊び相手を探しているとの話を聞きハイジを連れて行こうとします。デーテはハイジにおじいさんやおばあさんにお土産を持って今日中に帰ってこられるからと嘘をついて何も知らないハイジを連れ出します。ハイジが騙されてついて行くという事をまったく知らないおんじは ハイジが自分のもとを去って行った事がショックでした。ハイジは自分が騙されている事に気付かぬままデーテおばさんに連れて行かれるのでした。

【感想】 
ハイジ・18-この作品のトラブルメーカーのデーテおばさんですが、彼女が物語を動かします。
 今回デーテおばさんはフランクフルトの大金持の娘の遊び相手としてハイジに
目をつけ、連れてってしまいます。

 デーテおばさんはハイジをおんじに無理矢理預けたかと思うと、今度は勝手に
連れて行くと強引な行動です。

 それにしてもデーテおばさん言葉巧みにハイジを言いくるめ、絵的には人攫い
に見えますね(^-^

 でも今までの物語を見てくると、このデーテおばさんの行為は結果的にハイジには
幸運だった気がします。なぜならおんじはハイジを学校に行かせるつもりがなかった
のですから。

 デーテおばさんがいなければ、ハイジはずっと学校に行かず山小屋の生活をして
いた可能性もある訳で・・そう考えるとおんじの行動は怖いですね。

 その辺り微妙な展開になりそうになると、絶妙のタイミングでデーテおばさんが
現れハイジをおんじから引き離します。

この辺り物語構成が非常に良く出来ているのがわかります。



 

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