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2011年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年08月

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フランダースの犬 原作感想

フランダース1  

【フランダースの犬 感想】

 「フランダースの犬」の原作本は簡単にしかも安価で手に入れられます。
60ページほどの短編小説なので短時間で読むことが出来ますね。

原作はウィーダが33歳の時1872年に発表されました。
今から139年前の作品で発表から103年後にアニメ化されました。

 原作「フランダースの犬」はアニメ同様悲劇の物語です。
アニメと違い原作のネロには助けのようなものはまったくなく無慈悲に少年と犬の
死を淡々と描いた物語といえるでしょう。

「死は忠実な愛をいだいたままの犬と信じる清い心のままの少年と、この二つの
生命を引取ったのである」

と原作では清い彼らを受け入れたのは死だ、とまでいっています。

 死、すなわち天国でこそ彼らは救われたのだというのはキリスト教的な考えで人に
よっては色々はあると思います。
しかし少年ネロとそれに付き従ったパトラッシュの死があるからこそネロのように懸命に
生きた姿がより尊く感じるのかもしれません。

 原作ではネロとパトラッシュが死んだ後が描かれています。
死後ネロはパトラッシュをしっかり抱きしめていたので引き離すことができず後悔し恥じ
入った村人は特別な許可を貰い二者を一つの墓に納めました。
二人の絆の強さが死して改めてわかります。

こうしてネロとパトラッシュは死しても永遠に一緒に眠っています。




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フランダースの犬 著者 ウィーダ

200px-Ouida_photo.jpg  マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー
(Marie Louise de Ramee)

1839年~1908年
享年69歳 イギリス人

作品名   フランダースの犬
( A Dog of Flanders)
1871年出版

【経歴】
ウィーダはペンネームで、彼女が幼児の頃、本名「ルィーズ」(Louise)
をそう発音していたことに由来する。
日本では1872年発表の「フランダースの犬」で知られる。

 父はフランス人ルイス・ラメー、母はイギリス人スーザン・サットン。
二十歳頃より小説を書き始め、1863年にデビュー作となる
「囚れの身となって(”Held in Bondage”)」を発表して作家活動に入る。

代表作に1867年「二つの旗の下に(”Under Two Flags")」等。
これはこの作家の出世作になっており、後に映画化されている。
 
生涯に「ストラスモー」("Strathmore" (1865年))
「ニュールンベルクのストーブ("The Nurnbergstove"(1882年)
「銀色のキリスト」("The Silver Christ" (1894年)40冊以上の
物語を執筆している。

 1870年頃、父が没したためイタリア王国のフィレンツェに移住。
犬好きで動物愛護協会設立に尽力し、晩年は多数の犬と暮らした。
1908年肺炎でヴィアレッジョに没し、バーニ・ディ・ルッカに葬られる。

 一度は結婚していたが離婚しておりその後は生涯独身だった。
墓標は本人の遺した文学を愛する読者により寄贈されたもので、
生家の残る現在の英国のバリーセント・エドマンズでは記念碑が建っている。




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