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1976年 アニメ 母をたずねて三千里 感想

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1976年 アニメ「母をたずねて三千里感想


 「母をたずねて三千里」は世界名作劇場の中で最高傑作との呼び声が高い作品です。
マルコの波乱万丈の旅を52話かけて描ききり、飽きさせず尚且つ破綻せず見せきったのは
素晴らしいと思います。

 監督高畑勲、レイアウト宮崎駿、絵コンテ富野喜幸という今では考えられない
トップクリエーターがほぼ 全盛期に参加されているので面白いはずですよね。

 高畑監督は「アルプスの少女ハイジ」でアニメにリアリティを持ち込みましたが
母をたずねて三千里」ではより前に進めキャラクター描写などを更にリアルに
描いたのが分かります。

 「アルプスの少女ハイジ」のハイジは怒鳴ったり我侭を言うような事はありませんでしたが
母をたずねて三千里」のマルコは感情表現豊かで笑ったり怒ったり、場合によっては
お父さんに怒りを爆発させたりと、より子供らしく描かれています。

 そしてこの作品のアリティを更に押し上げたのが背景美術でしょう。
生活臭がするレベルでの背景美術が、ヨーロッパ人をして「母をたずねて三千里」 は
ヨーロッパ人が作ったと思ったのですからそのレベルの高さが分かります。

 作品の内容に関していえばマルコの旅がダイナミックにかつ繊細に描かれています。
マルコは旅で苦難を味わいますが、そのつど色々な人たちに助けられ経験を重ねます。
旅を通してマルコは成長し、今まで自分が助けてもらったように今度は自分が人を助ける
医者になろうと決心しました。マルコがそう決心するのは必然ともいえましたね。

それにしてもマルコは三千里もの旅をしてよく生きていたなと(^_^;;

   でも「母をたずねて三千里」を見ると1年間マルコの旅を飽きさせず面白く見せきった
高畑勲監督の力量を見るに宮崎駿監督より監督としての能力は上なのでは?
・・・まぁ個人的な感想ですので聞き流して下さい

 「母をたずねて三千里」は世界名作劇場の中でも波乱万丈な物語展開なので飽きずに
誰でも楽しめる作品ですので、皆にお勧めできる作品ですね。


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