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2012年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年02月

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南の虹のルーシーレビュー 13話 14話 15話

13話 「ベンがやって来た!」

【あらすじ】

 お母さんはお湯を沸かそうと薪をくべて火をおこしますが、かまどの煙突は詰まっており煙はすべて室内に流れ込んで、窓やドアから煙が吹き出します。お父さんは思ってた以上に小屋の状態がひどかったので、徹底的に修理しなければと思いました。お隣のジェーンさんの夫のマックさんが病気で休んでいたのですが、様態が悪くなったのでお医者さんに見せに行くから運ぶのを手伝ってほしいとバーナードさんがやって来ました。そこへベンがデイトン先生を連れて帰って来たのので、さっそくマックさんの診療をしてもらうのでした。

【感想】
ルーシー・13-しつこくお父さんに組み立て住居を建てる、手伝いをしてくれと頼むぺティウェルさん。金さえ払えばなんでもできると考える人物でしたね。
 ぺティウェルさんは南オーストラリアで、広大な農地や鉱山を所有している大金持ち!
そのぺティウェルさんが組み立て住居を建てるのを、手伝ってくれと再度頼みに来ます。

 いうまでもなくお父さんは、今までのいざこざから感情的に断りますが、こう見ると
お父さんアーサーってあまり世渡りが上手くない人物といえます。

 嫌々でもここで組み立て住居を建てる手伝いをして、金持ちぺティウェルに貸しを作る
とかすれば、その後の農地獲得にぺティウェルに口利きを頼むとか出来たかも?

 しかし現実はお父さんはぺティウェルと対立する形になり、結果農地が手に入らず・・・
朴訥なお父さんなので仕方ないとはいえ、今後の展開を考えると複雑な気分です。


14話 「たくましい男」

【あらすじ】

 ルーシーメイが薪を拾いに行った時、原住民のヘラクレスさんに再び会い、彼は親切にもルーシーメイの拾った薪を家まで運んでくれたのです。お父さんとベンは小屋を増築する為にアデレードの製材所に向かいました。材木を買う事はできたのですが、それを運ぶ為の牛車がありません。仕方なく製材所に荷車だけ借りるとお父さんとベンの2人で材木を運びますが、重労働でお父さんたちは夜になってから疲れて家に到着します。

【感想】
ルーシー14-入植が始まったばかりなので、原住民とのいざこざはまだなかったのか?でも原住民からすれば身も知らずの白人が大勢やってきたのに友好的で、まるで猜疑心を感じている様子はありませんね。
 「南の虹のルーシー」はオーストラリア入植直後が舞台な上に、原住民が数多く出て
きたので、原住民と入植者の話があるかと思いましたが殆どなかったですね。

 入植が始まったばかりなので、白人と原住民とのいざこざはまだなかったのか?
オーストラリアが舞台なのに、原住民の事がまったく触れられないのはやはり不思議・・・

 なまじオーストラリアの原住民が出てくるから余計そう感じるのですが、やはりこの辺り
色々あって描くのは難しかったのでしょうか?


15話 「二つの家」


【あらすじ】

 お父さんとベンは材木の切り出しにかかると、ジャムリングさんに小屋の増築を手伝ってもらえればと考えていました。ところがペティウェルさんは腕の良い大工を欲しがっていたので、ジャムリングさんに組み立て住居の建築を手伝わせていたのです。ビリーは自分のお父さんであるジャムリングさんに向かいの小さな小屋にポップルさん一家が住んでいるから手伝ってほしいとお願いします。しかしジャムリングさんはペティウェルさんの家を建築する仕事の最中だったので相手にしません。しかし仕事が一段落するとジャムリングさんはポップル家を訪ね、明日からでも手伝わせてほしいと言ってきたのです。

【感想】

ルーシー15-建築材はまず、材木を板にしなければいけないんですよね~最初から板になっている訳ないですから・・・当たり前ですが大変な作業(>_<;;
 今回「南の虹のルーシー」における「物作り」が、描かれている回だと思います。
家を建てるために材木場から、材木を買ってきて牛車を使い苦労して運んできました。

 その材木をお父さんとベンが、大きなノコギリを使い板にしなければいけません。
上の画像がそうですが・・・観ているだけで「やりたくね~~」と思う重労働w

 前作「ふしぎな島のフローネ」にも家作りがありましたが、あれはあくまで「物作り」の
「楽しさ」を優先して描いていました。

 対して「南の虹のルーシー」では木材の材料運びから描き、よりリアルな「物作り」が
描かれています。結果的に「物作り」の「楽しさ」より「大変さ」の方がメインになります。
これを簡単に言うと「物作り」という「労働」を描いているんですよね。

 子供の頃だと「労働」は大事だとは分かっても、観ていて楽しいかといわれればそうは
考えません~(大人になれば、むしろ面白く感じるのですがねw)
「南の虹のルーシー」から重い雰囲気を感じるのは「労働」を描いているからといえます。





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