HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

はぎの読んだ雑本やイラスト技法書などを紹介するブログ(世界名作劇場関連の情報も取り上げます)

2013年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年07月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

わたしのアンネットレビュー 19話 20話 21話

19話 「思いがけない診断」

【物語】

 ダニーはそれから毎日、松葉杖で歩く練習をしましたが上手に歩けるようにはなりません。ルシエンは木彫りが完成し、森のペギン爺さんにそれを見せにいきます。そしてペギン爺さんはナイフ1本でここまで完成させたルシエンの腕を見込んで、本式の彫刻を教えてやろうと言ってくれたのです。再びダニーがシャトーデーの病院に治療に行った時、先生はお父さんにダニーの足がもう治らないと宣告したのです。ダニーはこれから一生、松葉杖で歩かなければならなくなってしまいました。

【感想】

アンネット・19-ダニーは松葉杖での生活しかできないと聞かされ、ショックを受けるアンネットとお父さん。
 村人のルシエンに対する態度ですが、これでも原作に比べアニメでは和らいだ
描写になっています。

 アニメでは冷たい視線ですんでいますが、原作での村の店は他の客にはサービス
をしてくれますが、ルシエンにはしてくれません。それどころかまともに話そうともしま
せんので。

 そしてダニーの足ですが、医者はもう治らず一生松葉杖での生活しかできない
と宣告します。・・・ルシエンがダニーを怪我をさせただけでとんでもないのに
松葉杖での生活しかできない体にしてしまった訳です。

・・・こ、これは・・・子供が背負うには余りに重い十字架。

 「わたしのアンネット」はこの重いテーマを正面から描いた作品で、よく制作で
きたなと思わずにはいられません。


20話 「ノアの方舟」


【物語】

 ダニーの足は秋には治るのかと問うルシエンに対し、アンネットはルシエンの足は一生治らないとお医者さんが言っていたといいます。そしてアンネットは怒りのあまりに受け取ったノアの方舟を玄関から薪置き場に投げ棄ててしまったのです。アンネットにそう告げられたルシエンは暗い森の中を歩き続けペギン爺さんの家に行くと、泣きながらその事を告げました。ペギン爺さんに説得されてもう一度ダニーが彫刻を受け取ってくれるまで作り続けようと決心するのでした。

【感想】

アンネット・20-ルシエンは「ノアの方舟」を作りますが、アンネットから「何にもいらないからダニーの足を返してちょうだい」といわれ方舟を壊されます。
 何というか最悪の展開になりました。ルシエンがダニーを怪我をさせただけでも
きつい展開なのにその先があるとは思いませんよね。
ダニーの足は元に戻らず松葉杖がなければ、歩けない体になってしまいました。

 重すぎる十字架・・・これを作品のテーマにして物語を描こうとしたスタッフに
敬意すら感じてしまいます。

 このような重いテーマを描いているこの作品は、どう頑張っても明るい展開に
なる要素はなく、ひたすら重苦しく、辛い展開が待ち受けています。


21話 「罪の重さ」

【物語】

 その夜ペギン爺さんは自分の過去をルシエンに話し始めました。ペギン爺さんは銀行に勤め、妻子供2人がいました。博打、酒に溺れて銀行を首になり妻は朝早くから夜遅くまで一生懸命働きました。ぺギン爺さんは銀行の金に手をつけ、警察に捕まり牢屋に入れられます。妻は病気で亡くなる前にペギン爺さんの罪を許し、そのペギン爺さんも刑務所を出ました。ロシニエールの村で親切な人に農夫として雇われ、ペギン爺さんは一生懸命働きました。その後に木彫りで生活を立てる事を薦められます。やがて主人も亡くなり、ペギン爺さんは森の奥で1人で暮すようになったのでした。そしてダニーはモントルーの病院に行きますがそこの先生も、同じようにもう歩けないと宣告したのです。

【感想】

アンネット・21-
 ぺギン爺さんはルシエンに、自分の過去の出来事を話しますね。 
過去に銀行で働いていたが、博打と酒でダメになるという典型的な話です。

 ぺギン爺さんはルシエンに教えを説くように語りますが、今回はぺギン爺さんの
語りですべてお話が進んでいる所があります。 

 原作が「神の教え」を説く宗教小説なのでこういう語りのようなもので話が進む物語
展開になるんですよね。

この先、語りや教えのような、説法を説くようなシーンが増えていきます。





スポンサーサイト



| わたしのアンネットの関連記事 | 01:00 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |