世界名作劇場雑記

世界名作劇場、名作作品の関連情報を主に取り上げます。

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1984年 アニメ 牧場の少女カトリ 感想

カトリ・00

【1984年アニメ「牧場の少女カトリ」感想】

 世界名作劇場第10作目1984年に放送されたのがこの「牧場の少女カトリ
放送時に平均視聴率11.9%を記録し打ち切り寸前までいった作品でもあります。

 物語は主役のカトリが家畜番として働く姿が多く描かれ、地味な作劇で視聴率的
には苦戦しましたが反面、味わいがある良作として再評価の高い作品でもあります。

 まずカトリは初めてライッコラ屋敷で、家畜番の仕事をします。この作品は地味と
いわれる所以はやはりカトリが牧場で家畜番をする姿が淡々と描かれるからでしょう。

 労働を真正面から描いているんで地味で、退屈なのが正直な所、要所では牛が崖
から落ちたり、狼を追い払ったり、熊に襲われたりして結構凄い事があるんですがね。

 そんなカトリは次に、クウセラ屋敷で働きその後ツゥルクに行きます。しかしここでは
カトリがいなければならない必然はなく、実際ロッタのお相手やクラウスの子守、掃除
とかしかやる事がないです。クウセラ屋敷以降カトリは暇を持て余している感じで、その
実力の半分も出していない感じでした。

 しかもその実力を出し切っていないのに、学校へ行けたりするので何か運がよかった
という感じに見えます。勿論、運を掴んだカトリの努力があったからですが、その努力が
クウセラ屋敷以降、詳細に描かれなかったのが勿体無い。

 最後まで見ると退屈と感じたライッコラ屋敷編が一番カトリらしかったと感じます。
ライッコラ屋敷ではカトリはその実力をいかんなく発揮、家畜番、糸紡ぎ、畑仕事と色々
な仕事をし、覚えそして成長します。

 この頃のカトリは働きながら本を読んだりして一生懸命頑張り輝いていました。
ライッコラ編ではそれに気がつきませんでしたが、クウセラ編、ツゥルク編を観終わると
カトリの凄さや賢さが理解できます。

 そういう意味で労働を正面から描き見せきった「牧場の少女カトリ」は素晴らしいと
思いますし、もっと再評価されて欲しいです。

 しかし「牧場の少女カトリ」は、低視聴率で打ち切り寸前までいったのも事実。
20世紀初頭のフィンランドの田舎で、賢く勤勉な少女が働く様を淡々と描いては退屈
になり視聴者が離れるのもまた理解できます。

 世界名作劇場というシリーズ自体が、岐路に立たされた節目の作品になりました。




-牧場の少女カトリ (竹書房文庫―世界名作劇場)
牧場の少女カトリ (絵本アニメ世界名作劇場)

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牧場の少女カトリ関連本


 

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牧場の少女カトリレビュー 48話 49話

48話 「ああ入学」

【物語】

 カトリはアッキさんと待ち合わせてレストランで食事をします。そしてアッキさんと看護婦のエミリアさんでは婚約していたのでした。カトリがリラク邱に帰るとそこにはマルティが来ていました。マルティは中学の入学手続きにお父さんと来ていたのでした。明日は入学試験です。カトリは自分を励ましてくれる人が周りに大勢いると知って心強く感じるのでした。入学試験の日、カトリは緊張して面接会場に入りました。先生たちはカトリの身の上話を聞いてとても良い印象を受けました。そして国語の試験として「トム・ソーヤーの冒険」の前書きを読まされました。カトリは見事に試験に合格し、しかも特待生として入学する事ができたのです。

【感想】
カトリ・48-1カトリはアッキさんとエミリアさんの2人が、婚約していたことを知ります。
 カトリはアッキさんとエミリアさんが婚約していたことを知ります。でもこの2人
それっぽいキャラクターだったけど、物語的には存在が理由薄かったですね。

 アッキさんはフィンランド独立運動とかしてたけど、具体的に何をしていたのか
よく分からないし、カトリにカレヴァラを紹介したりハンナ達から助けたりと活躍は
しますが、結果的には神出鬼没な人だったというだけだしね・・・(^-^;

 カトリが憧れる看護婦エミリアさんも女医ソフィア先生がいたんでさほど存在価値
なかったです。正直ソフィア先生とキャラがダブってしまっていましたね(^-^;

 
カトリ・48-2レストランでレーニン一行を見かけ、新聞記者のアッキさんは取材を申し込みます。
 半年後にロシアで革命が起こり、革命政府はフィンランドの独立を認めドイツとの
戦争をやめる事になるのです。「牧場の少女カトリ」の本筋に歴史は絡む事なく
終わりましたが、カトリにとっては重要なことではあります。


カトリ・48-3カトリの試験用として出てきた「トム・ソーヤーの冒険」。1980年に放送されたアニメ「トム・ソーヤーの冒険」を連想させる絵はなかったです(^^


49話 「お母さんの帰国」

【物語】

 秋になってカトリは自由学院の生徒として学校に通い始めたのです。クリスマス休暇でマルティはパルキ村に帰り駅に向かう馬車の上でマルティはカトリと話します。マルティはカトリの夢の実現に向けて僕たちも応援するよと言ってくれるのです。トゥルクの駅に着くとロシア兵でいっぱいでフィンランドは独立したのでロシア兵は必要なくなり国に帰るのでした。カトリ宛におじいさんが速達で手紙を送ってきてその手紙にはお母さんからの手紙も入っていたのです。カトリはいてもたってもいられなくなりロッタと一緒にトゥルクの病院を訪れます。そしてカトリはお母さんと6年ぶりの感激の再会を果たすのでした。7月、元気になったお母さんとカトリはおじいさんの家に向かいました。カトリ・ウコンネミはその後、作家になりました。彼女はフィンランドの農村の人達の暮しを実に鮮やかに、そして暖かく描き出した小説家として知られています。

【感想】

カトリ・49-1カトリならいいお医者さんになれるかもしれないと応援するい人になりました。
 イーネスが家に帰って来て、ソフィアを紹介したカトリにお礼を言います。
そしてカトリならいいお医者さんになれるといい、すっかりいい人になりましたね。
イーネスはカトリではなく女医ソフィア先生のおかげで変わったといえます。


カトリ・49-2
 そしてカトリはお母さんと再会を果たしますが、かなり強引で何か最後だから
唐突にお母さんが出てきた感じですが、いいシーンだと思います。
元気になったお母さんとカトリは、おじいさんの家に向かいました。


カトリ・49-3
「カトリ・ウコンネミはその後、作家になりました。彼女はフィンランドの農村の人達
の暮しを実に鮮やかに、そして暖かく描き出した小説家として知られています」

 ・・・いや、カトリは医者や看護婦を目指しているみたいな事言っておいて最後で
唐突に小説家とは・・・今まではなんだったのかとなりかねないな(^^

 そもそもカトリ・ウコンネミっていう、小説家が過去にフィンランドにいたと視聴者が
勘違いしそうw(アニメの創作ですし、原作でもカトリは小説家にはなりません)
物語的にどこかで伏線とかあれば、よかった気はしますけどね。


 この「牧場の少女カトリ」は放送当時は地味で視聴率が低く、さほど評価され
なかったのですが、後年に再び評価された作品でもあります。

 世界名作劇場でカトリほど利発で働き者、しかも勤勉な少女はいなかったので
その働く様を丹念に描いた、この作品が再評価されるのは当然かもしれません。

 しかし同時に低視聴率で打ち切り寸前までいったのも事実で、世界名作劇場と
いうシリーズ自体が岐路に立たされた節目の作品になったのでした。






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牧場の少女カトリレビュー 46話 47話

46話 「美しいもの」

【物語

 カトリは5時過ぎに目覚め階段と2階の掃除を始めました。そして居間に置いてあるオランダ製の高級な花瓶にお花を生けます。カトリはクラウス坊ちゃんと公園に遊びに行こうとしますが、イーネスに花を捨てるように命じられたカトリは花瓶から花を取り出しますが、その時クラウス坊ちゃんが公園へ行こうとカトリの手を引っ張った為、花瓶は床に落ちて割れてしまったのです。高価な花瓶を割ってしまったカトリはイーネスから怒られます。その後エリアスが帰って来てカトリの部屋にやって来ました。カトリは震えながらエリアスに詫びますが、エリアスは「花瓶の割れた事はイーネスがお前に辛くあたったからだ」と言ってくれたのです。

【感想】

カトリ・46カトリは居間の高級な花瓶の花をとり変えようとした時、クラウスに手を引っ張られ花瓶を床に落として割ってしまいます。
 カトリは花瓶の花をとり変えようとした時、クラウスに手を引っ張られ花瓶を落とし
割ってしまいます。クラウスに気をとられたとはいえ、カトリらしくない失態・・・。

 その後カトリは主人のエリアスが恐くなって、出迎えに行く事ができず、自分の
部屋で神様に祈ります・・・これもカトリらしくない行動に感じます。

 理由はどうあれカトリは自分のミスは、主人に隠さず申し出ると思います。実際
ライッコラ屋敷で、牛を崖に落とした時も言い訳せず主人のテームには報告しま
したしね。自分の非を自ら申し出る、勇気がない子ではないでしょう、カトリは。

 エリアスは事情を聞き花瓶の割れた事はカトリのせいではない、イーネスがお前に
辛くあったからと詫びます・・・・イーネスの責任とは可哀相!!

 イーネスは勝手に花を花瓶に生けたカトリの不注意を指摘しただけだし、花瓶を
割ったのは花を取り替える時、近くにクラウスがいるのに注意しなかったカトリの
責任でしょう?それが何故イーネスの責任になるのでしょうか?

 カトリはクラウス子守なのですから、その辺も注意して行動すべきでね。それに
この時、自分の非を名乗り出ないカトリの行動は問題あります。

 そういえば、前もクラウス迷子にしてしまいましたが、こうなると子守としてカトリは
有能か?と言う事になりかねないです。


47話 「お土産のランドセル」


【物語】

 ある日、リラク邱に郵便屋さんが手紙を届け、その手紙の束の中にはロッタがカトリに宛てた手紙も入っていました。イーネスはその手紙の封を開け中身を確認しようとしますがセルマはイーネスを厳しくとがめカトリの真面目な仕事ぶりを誉め称えるのでした。ある時イーネスは胸が苦しくなって倒れてしまいました。カトリは聖パウロ病院へソフィア先生を呼びに行き先生はイーネスを見ると入院しなければならないと言います。そしてようやくスウェーデンからロッタが帰って来ました。ロッタからカトリへのお土産はランドセルでカトリは9月から学校に通えるのです。カトリはお土産のランドセルを抱きしめました。

【感想】

カトリ・47イーネスはカトリ宛の手紙を勝手に読もうとしますがセルマが厳しくとがめます。セルマもカトリの働きぶりを見ていたんで味方になっていました。
 このトゥルク編はイーネスのカトリに対しての大人気ない意地悪とか出てきて
物語的にも微妙ですよね。というより作品全体を見ると4クールは浮いています。

 この作品は低視聴率で打ち切り寸前にまでいき、そのテコ入れのような形で
ツゥルク編が作られたようです。その為キャラクターも極端な人が多いです。
イーネスは理由なくカトリに意地悪で、他の人は過剰にカトリに優しすぎ。

 ライッコラ屋敷ではこういう極端な描き方はしてなかったんで余計おかしく感じ
ます。このツゥルク編を見ると改めて、ライッコラ編が素晴らしかったと感じます。
カトリはその利発さ努力、勤勉さを遺憾なく発揮して輝いていたなと(^^






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牧場の少女カトリレビュー 43話 44話 45話

43話 「自動車に乗った!」

【物語】

 いつもなら朝の早いカトリもその日はすっかり寝坊をしてしまいました。イーネスはカトリに家庭教師なら算数もできるわねと聞きます。カトリはイーネスの作った問題をイーネスの目の前ですらすらと解いたのです。カトリがロッタとクラウスと一緒に公園に行った帰り、乱暴な運転をする車に出会いました。運転していたのはソフィア先生で先生はカトリたちを家まで送ります。でも彼女の乱暴な運転にはすっかり参ってしまったカトリでした。

【感想】

カトリ・43-2乱暴な運転をしていたのはソフィア先生でした。最初出てきたときは知的な感じだったけど、いつの間にか活動的な人になりましたね。
 今回もイーネスはカトリが、気に食わないようで意地悪します。でもカトリにとやく
かく言っても仕方がないので、雇ったロッタに詰問しなくては意味がないです。

 まぁ、たとえ詰問してもロッタは単にカトリを気に入って学校に行かせたいだけです
からね。、自分の身の回りの世話やクラウスの家庭教師は、カトリを雇う理由付けで
どうしてもカトリがいてくれないと困るという事はないです。この辺り家畜番として
どうしてもカトリを必要としていた、ライッコラ屋敷とは違います。

 なら素直にカトリの将来の夢をかなえさせたいので、学校へ行かせたいといえば
素直な気はしますが、物語的にはできないですよね(^-^


44話 「にくらしい娘」

【物語】

その日の夕食はロッタとカトリ、クラウス坊ちゃんの3人で自動車やソフィアの乱暴な運転を話題にしながら楽しい食事をしました、まるで家族のように。でも1週間もするとロッタはスウェーデンに出かけるのです。ロッタは留守中の事がやはり心配なのでした。ロッタとエリアスがスウェーデンに行く日が来てカトリとクラウス坊ちゃんは港まで見送りに行きます。リラク邱に帰って来たカトリはさっそくイーネスにこき使われます。カトリはロッタからクラウス坊ちゃんの世話をするように言われていたのですが、イーネスはそれ以外にも次々と仕事をカトリに命じカトリは一生懸命掃除を続けました。

【感想】
カトリ・44とにかく色々な意味で問題があるロッタ。叔母のイーネスの方が常識人だったりします。
 ツゥルク編は微妙、というよりクウセラ屋敷編からそういう思いがあります。
ライッコラ屋敷ではカトリは家畜番やその他の仕事をきちんとやり、その上で本とか
読んでいたので凄いと思いました。

 クウセラ屋敷ではカトリはたいしてやる事無かったのですし、雇われている必然も
あまりなく、している仕事はロッタのお相手やクラウスの子守程度・・・。
しかし勤勉なカトリは、ここで主人ロッタの目に止まりました。

その後ツゥルクに来ますが、ここでもたいした仕事はなく雇われる必然もない。
・・・でも学校には行かせてもらえる、展開が待っています。

 簡単にいうとカトリは単にロッタに気に入られたから学校へ行ける感じで、実力より
運が良かった印象があるんですよね。むしろクウセラ屋敷、ツゥルク編ではカトリは
その実力の半分も出していない感じ・・・ロッタはカトリの真の実力を知らないよなw

 むしろカトリの実力がよく分かったのはライッコラ屋敷でしたから、淡々として退屈
だったライッコラ屋敷が今考えると面白く感じます。


45話 「疲れた一日」


【物語】

 カトリはクラウス坊ちゃんのことを気にしながらもイーネスに言われたとおり掃除をしました。そして掃除が終わった時にはクラウス坊ちゃんはアベルと一緒にどこかに出かけ迷子になってしまいました。カトリとサロモンは必死になって近くの公園を探しますが見つかりません。カトリは途中でレオという少年に出会い、一緒に探してもらいクラウス坊ちゃんを見つける事ができたのです。でもカトリはこの一件でイーネスからひどく怒られました。クラウス坊ちゃんはまだ5歳になったばかりで夜寝る頃になるとお母さんが恋しくてダダをこねます。仕方なくカトリは自分のベッドでクラウス坊ちゃんと一緒に寝るのでした。

【感想】

カトリ・45無事クラウスを見つけられたのは、よかったですね。
 カトリはイーネスに言われたとおり掃除をし、結果クラウスはアベルと一緒に
どこかに出かけ迷子になってしまいます。

 確かにイーネスから掃除を頼まれたのは事実でも、カトリの仕事はクラウス
の子守ですから。そのクラウスを迷子にさせてしまったのなら子守失格ですね。


カトリ・45-2殆ど存在理由のないレオが、この回に初登場!!
 ちなみに今回クラウスを探すの手伝ってくれたのが、このレオです!!
ツゥルク編でのマルティ、ペッカに当たる人物がレオでしたが、殆ど活躍でき
なかったのは可哀相の一言でした~(>_<;;






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牧場の少女カトリレビュー 40話 41話 42話

40話 「道づれ」

【物語】

 日曜日にカトリはトゥルクに行く為、マルティの馬車でサロの駅まで旅立つのでした。おじいさんとおばあさんはカトリとの別れが悲しくて2人とも泣いてしまいました。カトリは医者と看護婦の両方になりたい夢を持ち続けていました。そして駅でエミリアさんと出会ったカトリはマルティと別れてトゥルクまで旅を続けます。カトリはトゥルクでの生活になぜか不安を感じていたのです。でもエミリアが色々と力づけてくれたのでやっと心が落ち着きました。

【感想】

カトリ・40カトリは汽車に乗り込む時に、看護婦のエミリアさんに出会います。
 マルティの父ペイネはマルティが中学に行くと言い出したのはカトリのおかげ
だと思い、10ルーブル(カトリの1年分の給料に匹敵する額)を上げます。

 しかしペイネの上げた金額、現代なら何十万円もの額なので餞別と考えても
多すぎます。しかもその申し出をおじいさんは、ありがたく受け取っておきなさい
と言いますが、たいした理由もなくこんな額のお金を貰うのはどうかと思います。

 あとアベルもやはり連れて行くんですね。確かにロッタは連れて来ていいと言い
ましたが、トゥルクには働きに行く訳で、役に立つ可能性がないアベルを連れて行く
のは非常識では?今まで働いてきたカトリなら理解していると思うのですが・・・

 まぁ、マスコットのアベルがいないと困るというのでしょうが、このトゥルク編に
なるとこの辺り曖昧になってきていますよね。


41話 「トゥルクの人々」


【物語】

 カトリは汽車でアッキさんとエミリアさんに出会ったのです。アッキさんは新聞記者になっており駅で別れます。カトリはエミリアさんにクウセラの奥様の家まで馬車で送ってもらい玄関に向かいました。そしてカトリはイーネスから言葉遣いや礼儀作法について厳しく言われ、さらにイーネスやセルマの命令には絶対に従わなければならないと言われるのでした。そこへロッタが帰ってきてカトリを助けます。イーネスやセルマはロッタが勝手に連れてきた田舎娘のカトリがとても気に入らなかったのでした。

【感想】

カトリ・41-1とにかくアベルの入ったカゴを普通車両に置かせてくれと、駄々をこねるカトリ。
 カトリはアベルをカゴに入れて荷物車に預けていましたが、アベルが逃げたり
するので、車掌さんにアベルをカゴに入れ普通車両に置かせてくれとせがみます。

 「小さなカゴにアベルを入れとくのが可哀相」というのですが、到着まであと
50分でしょう?その位の時間、我慢させるのが普通の気がしますが・・・

 そもそも他の乗客だって規則を守って動物を貨物車両に乗せているのですから
カトリだけ例外を認める訳にはいかないです。

 今までのカトリならこんな事は理解できましたし、規則を破ってまで我侭を通そう
とは考えなかったはず・・・何だか今までのカトリと違う感じに見えます。


カトリ・41-2  
 この汽車でなんとアッキさん登場!!相変わらず神出鬼没な人ですw
今は新聞記者をやっているようですが、そういえば逮捕された後何していたんだ?



カトリ・42-2  
 その後カトリはロッタの叔母にあたる、イーネスのもとに案内されます。
そういえばカトリはイーネスが話しかけている最中、擦り寄ってきた猫のミッキーを
抱きますが、今までのカトリならこんな失礼な行動はしませんでしたよね?

 そこへロッタが帰ってきてカトリを庇いますが、使用人一人を特別扱いすれば
他の使用人に示しがつかず、問題ある行為と思いますが・・・。

 ライッコラ屋敷のテームは優しくはありましたが、カトリを特別扱いする事はな
かったです。主人としての態度はテームの方がまともといえます。

 そしてカトリはイーネスが厳しい事を言うので、自分が学校に行かせてもらえるか
ロッタに聞きます。でもそもそもカトリはこの屋敷に働きに来ているのに、仕事より
学校を気にしているのもヘンですね。


42話 「絵のない絵本」


【物語】

 今日カトリはトゥルクのクウセラの奥様の所にやって来ました。夕飯の時、カトリが席に座ろうとするとイーネスは、召し使いを一緒に座らせるなどできないと言います。しかしロッタは「カトリは召し使いではありません。クラウスの家庭教師です」とロッタが言うとイーネスは「家庭教師ならそこにある新聞を読んでごらん」と言うとカトリは新聞の「今週の論説」をすらすらと読みました。家庭教師なら詩などの文学も知っていなければというイーネスの言葉にカトリはアッキさんから教えてもらったカレバラの一節を朗読します。またまだリラク邱の人々はびっくりしてしまうのでした。

【感想】

カトリ・42-1イーネスの正論に対して、強引な屁理屈で屋敷の秩序を乱すロッタ。
 夕飯の時、カトリが席に座ろうとするとイーネスは怒ります。ロッタはカトリは
クラウスの家庭教師で、9月から学校にも行かせるといいます。

「学校にも行っていない小娘を、家庭教師と呼ぶ事はできません」

 どう考えても、イーネスの方が正しいこと言っていますよね?むしろカトリを
クラウスの家庭教師と強弁する、ロッタの方が無茶苦茶なこと言っています。

 そもそも食事の時、使用人を主人と同席させないのも当たり前、カトリという例外
を認めると他の使用人が「俺たちも主人と同席させろ」と言われたら断れなくなり
ますから、ロッタは自分がえこひいきしているの気がついていないです。

 そもそもロッタってカトリの凄さを、どのくらい理解しているのかな?クウセラ屋敷
ではカトリたいした事していないのに。

 ライッコラ屋敷のテームの方がカトリの利発さ勤勉さをロッタ以上に理解している
気がする。 家畜番、糸紡ぎ、畑仕事、狼追い払ったり、熊に襲われたりそれらを
やった上で本とか読んでたんでね。 ライッコラ屋敷のカトリが懐かしいです(^-^








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牧場の少女カトリレビュー 37話 38話 39話

37話 「迷子のアベル」

【物語】

 奥様とクラウス坊ちゃんは一足先にトゥルクに旅立ちます。カトリはアベルをペッカに預ける事にし、そしてペッカを乗せた馬車はおじいさんの住むパルキ村に向かって出発しますが、アベルはついてきてしまいます。カトリとペッカはライッコラ屋敷を訪れ奥様の赤ちゃんのエレナを見るのでした。アベルがいつまでも吠え続けるのでアリーナはアベルの綱をほどいてやります。するとアベルは何時間も前に出発した馬車を追って駆け出してしまうのでした。

【感想】

カトリ・37ビリヤミは「旦那様」といわれアリーナは「奥様」とか言われ喜んでいますね。本当に旦那様と奥様ですから喜びますよね。
 カトリは都会のトゥルクではアベルの仕事は何もないし、都会では車が走って
いるのでアベルが暮すのは危ないと考えます。

 そういやアベルはライッコラ屋敷では大活躍でしたが、クウセラ屋敷ではまったく
出番がなかったです。カトリは屋敷内の仕事が多くなったので、当然ともえいます。

 それよりカトリとペッカはライッコラ屋敷を訪れ奥様ウッラの赤ちゃんエレナを
見るのでした。ウッラはカトリが学校へ通えるというのを聞き、

「素晴らしい話は実現しなかった場合は、失望が大きいわ」


 相変わらずウッラは、カトリの夢をくじく現実的な事いいますね(^^)ライッコラ屋敷
はスタッフにとっても思い入れがあるのか、カトリが辞めた後も2度も出てきましたね。


38話 「それぞれの道」


【物語】

 おじいさんとおばあさんはカトリがトゥルクに行くと聞いてびっくりしますが、それ以上にカトリを学校に行かせてくれる事に驚くのでした。カトリはペッカと一緒にマルティを訪ねてハルマ屋敷に行きます。マルティと会ったカトリとペッカはマルティがわずか1年間の間に大きく成長していたのでびっくりしてしまいました。マルティはカトリの影響を受けて勉強するようになっていたのです。家に帰ったカトリはおじいさんとおばあさんにこの1年の間に起った事を聞かせてあげました。

【感想】

カトリ・38カトリを追うアベルはライッコラ屋敷で、ロッタとアンネリと出会います。
 カトリはペッカと一緒に、マルティを訪ねてハルマ屋敷に行きます。でもカトリは
このマルティ、ペッカと2年近くの付き合いになるのですね。田舎は狭いのか?
カトリが働きに出た後も、お互いよく会っていました。

 逆にカトリは男の子んも友達ばかりで、女の子の友達はいないように見えます。
「わたしのアンネット」のアンネットもちゃんと女友達はいましたので、カトリに女友達
がいないのに違和感を感じます。

 女友達がいないので同性の女の子からカトリが、どう見られているのかよく分かり
ませんでしたね・・・カトリが女友達にどう接するか、見てみたかった気もします。


39話 「ハルマ屋敷のパーティ」


【物語】

 マルティはハルマ屋敷で行われるペイネの誕生日パーティーにカトリを招待するのでした。そこでマルティのいとこのヘレナにばったりと出会います。ヘレナは家畜番が何でパーティーに出席しているのか不思議で持っていたビールをカトリの服にかけたのです。そしてヘレナはカトリに「こんなきれいな刺繍のしてあるハンカチ見たことある?」といいますが「それは機械で編んだ安物です。でも本当の刺繍というのはこういうのを言うのです」と言って自分のハンカチを見せるのでした。ヘレナは悔しくてハンカチを床に叩きつけて帰って行きます。カトリは会場を出る途中、看護婦のエミリアさんに出会います。エミリアさんは次の日曜日にトゥルクに行ってしまうからでした。それを聞いたカトリはエミリアさんと一緒にトゥルクに行こうと約束するのでした。

【感想】
カトリ・39「そのハンカチにはどこにも刺繍はしてありません。ただのレース編みです。それも機械で編んだ安物です」と看破しました。
 マルティは父の誕生日パーティーにカトリを招待します。ここでカトリはマルティ
の姉マリに会いますが、ここでも本を貸してくれたりとやはりいい人でした!
頼り甲斐のあるお姉さんという感じで、もっと登場してもいい気はしましたね。

 それより意地悪娘へレナ久しぶりに再登場!ヘレナは持っていたビールをカトリ
の服にかけたり、ずいぶんえげつない事します。
そして得意気に、自分の刺繍のハンカチを見せ自慢しますが・・・カトリに、

「そのハンカチにはどこにも刺繍はしてありません。ただのレース編みです。
それも機械で編んだ安物です。本当の刺繍というのはこういうのを言うのです」

 結果カトリは簡単にヘレナをやっつけてしまいましたが、結局ヘレナと友達に
なる展開とかはありませんでした。

 マルティ、ペッカ、テームやロッタなどカトリの聡明さに心打たれた人はいましたが
どうもヘレナにはそれが、全然通じなかったようです。
こんなヘレナと友達になるという展開があれば、物語が面白くなった気はしますがね。





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牧場の少女カトリレビュー 34話 35話 36話

34話 「ヘルシンキ行き」

【物語】

 奥様はクラウス坊ちゃんとカトリを連れてヘルシンキに旅立ちました。汽車はヘルシンキに着きま田舎育ちのカトリはヘルシンキの町があまりにも大きいので驚いてしまいました。病院に着いた奥様たちはさっそくご主人のカルロを見舞いに行きます。カトリたちはしばらく待ちましたが、病室から奥様が出て来るとクラウス坊ちゃんを抱きしめると「お父さんが亡くなった」と言ったのです。

【感想】

カトリ・34大都会ヘルシンキに来たカトリは、その街並みや人の多さに驚きます。
 ロッタは夫カルロが怪我をしたと聞き、クラウスとカトリを連れてヘルシンキに
旅立つ事にしました。同時にここからある意味、カトリの運命変わります。

 そしてカルロはロッタの来る直前に病院で亡くなっていました。ロッタは夫カルロ
が戦争から帰るのを待ち続けていましたが、ついに帰らぬ人になりました。

 さほどカルロのことが描かれていないので唐突な印象ではありますが、現実には
死が訪れるのが戦争といえます。その辺をきちんと、描いてはいますね。


35話 「父と娘」

【物語】

 クウセラ大尉は妻の到着する直前に亡くなり、遺体はヘルシンキ市内の軍人墓地に葬られました。奥様は心労が祟って教会で倒れしばらくヘルシンキで休む事にしました。しかし問題が1つありました。それは持って来たお金が底を突いたのです。奥様は父のお友達がヘルシンキの港の会社で社長をしているのでその人にお金を借りると提案しました。翌日カトリは奥様からの手紙を持って会社を訪れると社長は慌てて来客に来ていた人を呼び戻しました。その人こそ奥様のお父さんのエリアスだったのです。カトリと奥様、そしてクラウスはクォウレリシ村まで帰ってきました。

【感想】
カトリ・35-1
 夫カルロの遺体はヘルシンキの軍人墓地に葬られロッタは泣き伏します。
クラウスは小さかったのでお父さんが亡くなったという事を理解できません。

 ロッタも包帯を撒かれたカルロの姿を見せたくなかったようですが、カルロが
全身包帯を撒かれたのを見て、戦争の凄惨さが分かります。


カトリ・35-2  
 ロッタは心労が祟って倒れ、そこにお父さんエリアスと再会します。この回は
ロッタの夫カルロの死が描かれますが、話の展開は早く進みます。

 カルロが亡くなった後、傷心のロッタがクウセラ屋敷に帰ってきて、そして長い
冬が始まりが描かれます。カルロが死んだ後はあっさりしていました。


36話 「奥様の決意」


【物語】

奥様はクウセラ屋敷をビリヤミに売りトゥルクの実家に帰るからカトリもトゥルクに来てほしいと言うのでした。そして奥様はトゥルクに行ったら仕事をするだけでなく学校に行ってもらうと言ってくれるのです。カトリは嬉しさで胸がいっぱいでした。ペッカはカトリがトゥルクに行ってしまうのがとても寂しく思いました。

【感想】

カトリ・36ロッタは田舎暮らしは向いていないといっていたので、夫の死をきっかけに、クウセラ屋敷をビリヤミに売り実家に帰るといいます。
 奥様ロッタはクウセラ屋敷をビリヤミに売り、トゥルクの実家に帰るといいます。
そしてカトリにもトゥルクに来て貰いたいと伝え、そこで仕事をしてその上で学校に
行かせるとまでいいます。

 でもトゥルクに行き仕事をさせるといいますが、実際カトリは何をするのかな?
クウセラ屋敷でもカトリすることなかったんで、トゥルクにいけば大きな屋敷で
使用人は足りていると思うので、カトリの仕事はないのでは?

 ロッタは単にカトリを学校に行かせたいだけのような気もしますが・・・クウセラ屋敷
でもそうでしたが、やる事がないカトリほど可哀相な事はありません。

 カトリは無邪気に学校に行ける嬉しさで胸が一杯という感じですが、何故ロッタが
使用人の自分を学校にまで行かせてくれるのか深く考えていません。
・・・というか、今までのカトリならあまりのいい話に、戸惑うと思うんですがね。







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