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2013年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年11月

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小公女セーラレビュー 1話 2話 3話

1話 「ミンチン女子学院」

【物語】

 1885年のイギリスのロンドンにあるミンチン女子学院にセーラという少女が入学します。セーラは4歳の時にお母さんを亡くし10歳になるまでインドのボンベイで暮していましたが、お父さんのラルフはセーラがロンドンで勉強した方が幸せになると考えてミンチン女子学院に留学させる事にしたのでした。セーラとラルフはミンチン女子学院を訪れます。そしてセーラは生徒達の勉強風景を見学した後、部屋に案内されその後セーラの専用の馬車が到着しました。しかし雇った御者がケガをしてその子供のピーターと名乗る少年が御者をしてやって来ただけでなく、御者として自分を雇ってほしいと言うのです。セーラの希望でピーターをセーラ専用の馬車の御者として雇う事にしたのです。

【感想】

セーラ・1-1-イギリスロンドンにある、ミンチン女子学院に入学したセーラ。
 世界名作劇場第11作目1989年制作それが「小公女セーラ」です。
前作「牧場の少女カトリ」が11.9%の低視聴率で苦戦した為、この作品から
世界名作劇場は有名原作のアニメ化が続く事になります。

 結果から見ればイギリス人作家バーネットの有名な原作「小公女」をアニメ化
した、この「小公女セーラ」は16.3%を獲得し、視聴率的にも大成功でした。

 次回作「愛少女ポリアンナ」とともに世界名作劇場シリーズ中間辺りで高視聴率
を取ったので、「世界名作劇場中興の祖」と言えるかも知れません。

 そして「小公女セーラ」は色々な意味で、印象に残る作品となりました。何故なら
視聴率を取らなければならないというノルマがあるので、今までの世界名作劇場
とは違う事をしようと試みたからです。

 まず1885年のイギリスのロンドンにあるミンチン女子学院が舞台。
大英帝国時代のイギリスロンドンといえばまさに世界の中心、今までのようによく
知らない国の大自然のある田舎が舞台ではないです(^-^;


セーラ・1-2-娘セーラに大甘なお父さんだったラルフですが、本人にその自覚はないですね。
 そして主役が最初から大金持ちというのは、これまたセーラが初めてです。
しかしそれよりお父さんラルフが、娘セーラに大甘という今までにないタイプの人!
子供を甘やかし過ぎるお父さんというのも、これまた初めてです。

 ラルフはセーラの為にドレスをダース単位で購入したり、大量の本を持ち込み
衣装戸棚や本棚を自前で追加したり。お父さんのラルフある意味やりたい放題!

 見方を変えれば今までの世界名作劇場シリーズのパターンを、破った所から
物語が始まりますね。


2話 「エミリー人形」

【物語】

セーラはエミリーという名の人形を探していて、ふと洋服屋さんの前を通りかかった時、洋服屋の看板人形を見つけました。セーラにとってこの看板人形がエミリーだったのです。お父様はさっそく洋服屋のご主人に看板人形を売ってもらえないかと交渉しますが、洋服屋のご主人は売り物ではないと言って断ってしまいます。しかしセーラが熱心に洋服屋のご主人を説得した為、とうとう店の看板であるフランス人形をセーラに譲るのでした。 雪の降る寒い晩にお父様はインドに帰って行きました。

【感想】

セーラ・2-洋服屋にあった人形をどうにか手に入れたセーラ・・・エミリー人形がここで出てきました。
 セーラは「エミリー」という名の人形を探していました。でも観返すと買った人形に
「エミリー」と名付けた訳ではなく、セーラが考えた「エミリー」の条件に合う人形を
探していたんですね・・・セーラってめんどくさい子だなぁw

 それにしてもセーラの金持ちっぷりが凄いです!フランス製のペチコートにマレー
シアのレースの下着、スイス製の刺繍のハンカチに絹の靴下・・・セーラはいずれも
ダース単位で持ち込んでいますが、ここまですると感心しますね(^^


3話 「はじめての授業」


【物語】

 セーラのミンチン女子学院での生活が始まりまた。セーラは2間もある豪華な特別寄宿生室で、マリエットに給仕してもらって食事を食べるのでした。最初の授業はフランス語の授業でセーラは教科書を開いてみて困り果てたのです。ミンチン院長は「あなたくらいの年齢ならフランス語がわからなくても、ごく当たり前ですよ」と言うのですが、フランス語の先生のデュファルジュ先生がやってきたときセーラは流暢なフランス語でこう言ったのです。「私の母はフランス人です。私はフランス語で育ちました。ですからこの教科書では私にはやさしすぎるのです」その言葉をきいたミンチン院長はセーラに侮辱されたと思ってセーラを怒鳴ると出て行ってしまったのです。

【感想】

セーラ・3-1-セーラはフランス語ができないと思い、優しくフォローしたミンチン先生ですが・・・
 この回がセーラの、ミンチン学園デビューといえますねw 最初はフランス語の
授業ですが、セーラは教科書を見て困っていたのでミンチン先生が

「あなたくらいの年齢ならフランス語がわからなくても、ごく当たり前ですよ」

 とミンチン先生は優しくフォローしたつもりですが・・・フランス語のデュファルジュ
先生がやってきて、セーラは流暢なフランス語でこう言います。

「私の母はフランス人です。私はフランス語で育ちました。ですからこの教科書
では私にはやさしすぎる… そう言いたかったですがうまく言えませんでした。」

 ミンチン院長は侮辱されたと思って、出て行ってしまいますが、セーラの知ら
ない間に人を不愉快にさせてしまっているのが何ともいえないですね。


セーラ・3-2世界名作劇場でも、屈指の悪役といえるラビニア様の登場です!!
 そういえばこの行為を、見たラビニアがセーラに

「あの人きっと一生あなたを憎み続けるわ、すごく執念深いんだから」

 というのもまるで念押しするようなねちっこい言い回し・・・脚本家の中西隆三さん
は実写で女の世界のドロドロを描く人でもあります。こういうセリフを入れれば
ミンチン先生の恨みのようなものがより際立つと理解しているのがさすがです。








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