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2013年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年11月

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小公女セーラレビュー 19話 20話 21話

19話 「インドからの呼び声」

【物語】

 バロー弁護士を訪ねると、お父様の昔の親友にだまされて全財産を親友のボロ鉱山につぎ込み破産してしまった。そして熱病にかかってしまい、たった3日で死んだと言うのでした。その事を知ったピーターはインドの警察署に手紙を出せばいいとセーラに提案します。ピーターはインド行きの船の船員にインドまで運んでもらおうと考え、事情を話してインドのボンベイの警察署に届けてもらえるようお願いしたのです。

【感想】
セーラ・19ピーターは非常に役に立ちます。今回もそのおかげで、手紙をインドに送る事ができました。
 セーラがお父さんに出した手紙が、受取人が居ないので返って来ました。セーラ
は、その事にショックを受けます。でもミンチン院長は勝ち誇った顔をして

「お前の父親がもう生きては居ない事が
              はっきり飲み込めたでしょう」

 子供にお前の父親は死んだんだと平然と言えるミンチン院長、どう考えても
人として問題はありますよね。

 ピーターはインドの警察署に手紙を出し、しかもその手紙を船員に渡せばお金が
かからないという妙案をセーラに教えます。

 セーラはお父さんの死を、認めていないんですよね。だから自分がミンチン学院を
出ないのは生きていく為もありますがお父さんが探しにきた時困らないようにする為
ですから・・・まぁこの辺が最後あやふやになるんですがね。


20話 「謎の特別室生徒」


【物語】

 ラビニアのお父さんの経営する油田が大当たりしたのでラビニアの希望どうり特別寄宿生室で生活する事になったのです。ラビニアにそそのかされていたラビニアのお母さんは、なんと専用メイドとしてセーラを雇いたいと言うのです。ラビニアのお父さんがセーラに尋ねると「ラビニアさんが以前のクラスメイトを専属のメイドにしたいと考えておられるのでしたら」と答えたのです。その言葉にラビニアのお父さんはラビニアのほっぺたを思いっきり叩くと「ラビニア、私は昔のお前のクラスメイトにもう少しで恥知らずな頼み事をしてしまうところだったぞ」と言うのでした。

【感想】

セーラ・20-1ひざまずいたセーラと、満面の笑みを浮かべるラビニア様!まるで昼ドラのシーンですね。
 ラビニアは靴を届けにきたセーラに、「履かせてちょうだい」と命令し、自分の前に
ひざまづかせ靴を履かせます。

 ひざまずいたセーラと、満面の笑みを浮かべるラビニア・・・まるで昼ドラのシーン
かと思うようなシーンで、生っぽい雰囲気を伝えています。この辺り中西脚本を見事
に映像化していると思いますね。そして台所に戻ったセーラはベッキーに

「安心してベッキー、意地悪って本当はしているその人も決していい
   気持ちじゃないのよ。ラビニアもきっといつかその事に気がつくはず…」

 あのラビニアは気がつくのか?とてもそんな娘には見えんw


セーラ・20-3ラビニアはセーラを専属のメイドにしようとしますが失敗!結局その悪事がばれお父さんにぶたれます。
 その後に特別寄宿生室をラビにアが使う事になり、セーラを専用メイドとして
雇いたいと両親に頼みます。

 でもラビニアはいつの間にかセーラを、自分専用のメイドにしようとしていますが
これって独占欲ですよね?普通は嫌いな人間を、そばに置きたいとは思いません。

 セーラを自分専用のメイドにして一日中自分のそばに置きたいということは
もしかしてラビニアはセーラが好きなのでは?そんなこと考えてしまいます。

 ラビニアがセーラをイジメるのって、好きな女の子を男の子がイジメるのと
同じのような気がしますが、どうでしょうか?



21話 「涙の中の悲しみ」


【物語】

 ラビニアに呼ばれセーラは部屋に行き掃除を始めました。しかし意地悪なラビニアたちは掃除しているセーラの目の前に次々とお菓子の食べクズなどを落としていくのです。しかしセーラはラビニアを睨みつけるとラビニアは怒ってミンチン院長に告げ口をします。その後雨の中を傘もささずに市場を目指して歩きますが。市場は雨でみんな閉店していました。セーラは裸足で雨の中を店を探して歩き続けますが店はなかなか見つかりません。裸足で歩き続けた為、靴下はボロボロに破れて穴が開いてしまいます。ようやく見つけた店でじゃがいもを買って帰りますが、芽が出てとても食べられる物ではなく、再びジェームスに怒鳴られるのでした。仕事が終わった後、セーラは雨でずぶ濡れになり靴下もボロボロに破れてしまった姿で、体を引きずるように屋根裏部屋に戻ると、疲れ寝てしまいます。

【感想】
セーラ・21-3衛兵がセーラが転んでかごをひっくり返した時に助けてくれ、拾うと何事もなかったかのように任務に戻る名シーン。
 「小公女セーラ」では「イジメ」というのが描かれますが世界名作劇場ではこれ
ほど執拗に描かれるのは初めてです。確かに主人公に理不尽な仕打ちをする
人はいましたが、あれはイジメとは違います。そして「小公女セーラ」の場合は

イジメられる→反抗する→さらにイジメられる

 これの繰り返しです、セーラはプリンセスなので適当にやり過ごすような器用さは
ないですしするつもりもないようです。これを誇りを失わない高尚な態度と見るか、
気位が高すぎな傲慢な態度と見るか、人によって違いますね。

 ただ物語的には耐え忍ぶだけでは話になりませんから、物語の要所で相手を
やり込めない程度に反抗して盛り上げてくれないと困ります。

この辺りのさじ加減が、「小公女セーラ」は抜群にいいと思います。





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