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小公女セーラレビュー 45話 46話

45話 「ミンチン院長の後悔」

【物語】

 ミンチン院長がセーラを探しクリスフォードさんと面会しました。クリスフォードさんは「クリスフォードさんは亡くなられたセーラさんの父親、ラルフ・クルーさんの親友でインドで共同経営してきた世界有数のダイヤモンド鉱山の持ち主なのです。セーラさんを自分の後継ぎとして残りの全財産を彼女に渡す決意をし、先程この私の手で法律的に決定したのですよ。彼女は今や本当のダイヤモンドプリンセスとなったのです」すると階段から素晴らしいドレスを着たセーラが降りてきたのです。ミンチン院長はその場にへたり込んでしまいました。 お隣から帰ってきたミンチン院長は「私たちはせっかく手の中に掴んでいた宝石をそうとも知らずに手放してしまったのよ」と言って泣きました。しかしアメリアはこの時ばかりはお姉様がセーラをいじめ続けてきた事を罵るのでした。

【感想】

セーラ・45-1元のダイヤモンドプリンセスに戻ったセーラ!美しいドレスに身を固め
見事復活しましたね。
 今回は今までの鬱憤を晴らすかのような展開で、爽快感のある回ですね。
 ミンチン院長はクリスフォードさんと会い、セーラが本当のダイヤモンドプリンセスと
なったのを知りミンチン院長はその場にへたり込んでしまいました。

映像的にもミンチン院長の愕然とした様子が伝わってきます。
その姿を見れば視聴者も痛快ですよね。

セーラ・45-3自分の責任は棚上げし、姉ミンチンに逆ギレするアメリア先生でした。
「私たちはせっかく手の中に掴んでいた宝石を知らずに手放してしまったのよ」

 ミンチン院長はこう言いますが、セーラにした行為より金づる逃した事後悔している
感じです。その時アメリア先生はここぞとばかり姉ミンチンを責めます。

「セーラクルーはとってもいい子だったわだから
        もし親切にしてあげればちゃんとそれに報いてくれたはずなのよ」

 アメリア先生はこう、姉ミンチン院長を責めますが・・・でもミンチン先生の暴走を止め
なかったアメリア先生にも責任はあるのでね、時運の責任を棚に上げて一方的に
ミンチン先生ばかり責めるのはどうかと思いますね。

 原作ではセーラはミンチン学院を助けないので、姉妹ともども後悔先に立たずに
なりミンチン学院に暗雲立ち込め終了というラストでした。


46話 「また逢う日まで」


【物語】

 クリスフォードさんとカーマイケル弁護士、それにセーラがミンチン女子学院に訪ねて来ました。セーラはこの学院に10万ポンドを寄付をして2つばかりお願いをします。1つ目はベッキーを自分のメイドとして雇うこと。そして2つ目は再びこの学院の生徒として学ばせてほしいと言うのでした。他の生徒たちはそれを聞いて大喜びでした。その後楽しいクリスマスパーティーが開かれました。セーラにもクリスフォードさんからプレゼントでポニーのジャンプとオウムのポナパルトを見つけたのです。セーラはピーターの御者のもとクリスフォードさんと共に雪のロンドンを馬車に乗って走ります。そしてパン屋の前に馬車を止めたセーラはパン屋の女将さんにお礼を言いに行きます。そのパン屋にアンヌがいてあの日以来このパン屋さんで働くようになったのです。クリスフォードさんはこれから先お腹を空かせている子供達がいたら十分パンを食べさせてあげる、その代金は私が持とうと提案してくれたのでした。それからまもなくセーラはクリスフォードさんと共にベッキーを連れてインドに行く事になりました。セーラとベッキー、そしてクリスフォードさんを乗せた船が汽笛と共にインドへ旅立って行きます。

【感想】

セーラ・46-1原作にはないの、このミンチン学院に10万ポンドの寄付!ミンチン院長も驚きました!
 セーラがミンチン女子学院に訪ね、学院に10万ポンドを寄付するというのです。
原作にはないこのミンチン学院に10万ポンドの寄付というやつですが、これには
賛否両論があるのも確か、なんで寄付なんかするのかと?

 報復はしないまでも、原作通りミンチン院長とは馴れ合わないというのも考え
られたでしょう。ミンチン先生は後悔はしても改心はしていないので、セーラの行為が
いまいち理解できなくなってる気はします。

 これならミンチン院長が改心し、まっとうな学院に建て直そうとするのをセーラが
知り、それを手助けするため寄付をするという形の方が辻褄は合ったかもしれせん。


セーラ・46-3ついにラビニアはセーラを、屈服させる事はできませんでしたね。
 それとセーラはラビニアを、何事もなかったかのように許しますね。ラビニアは
何ヵ月もかけセーラをイジメましたが、ついに屈服させる事はできませんでした。
しかしセーラはラビニアを許すという行為で、ラビニアをいとも簡単に屈服させました。

「私、本当はこの学院に来た時から
        あなたと仲良しになりたいと思っていたのよ」

 セーラにこう言われ手をさし出されたら、その手を握り返すしかありません。
イジメのような陰惨な行為よりも、人を許す寛容さの方が強いという事でしょうね。


セーラ・46-4ある意味ラビニアより問題なジェシーとガートルードでしたね。
 それよりもジェシーとガートルード、冷静になると最初はラビニアについていたが
セーラの人気を見てセーラにつこうとして、その後セーラが落ち目になるとラビニア
と一緒にセーラをイジメ、セーラが復活するとセーラに擦り寄る・・・
もしかすると真の悪役はラビニアではなく、この2人かもしれませんね。


セーラ・46-5孤児のアンヌを引き取り育てる、女将さん立派な人物です。
 セーラはパン屋の女将さんにお礼を言いに行くと、あのアンヌが働いていました。
孤児のアンヌを引き取り育て働かせるなんて・・この女将さん立派な人物です。
正直、お金に物を言わせるクリスフォードさんより立派かも(^^

 セーラはメイドに成り下がっても、屈服せず人間としての誇りを貫き通しました。
だからこそ試練の日々を乗り越えられた訳で、これこそがセーラの強さです。

 「小公女セーラ」が人気があるのはそのセーラのくじけない生き方に視聴者が
魅了されたからかもしれません。


セーラ・46-6ある意味「小公女セーラ」はセーラ、ミンチン院長、ラビニアの3人が主人公だったのかもしれませんね。
 ラビニアのイジメという形をした愛情表現(というには歪んではいますが)は結局
セーラには届きませんでしたね。最後セーラはベッキーと結ばれたので、ラビニア
の初恋?は、失恋という形で幕を閉じました(^-^;





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