HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

はぎの読んだ雑本やイラスト技法書などを紹介するブログ(世界名作劇場関連の情報も取り上げます)

2013年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年01月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

愛少女ポリアンナレビュー 34話 35話 36話

34話 「カリウ夫人の悲しい秘密」

【物語】

 カリウ夫人の夫と子供は7年前に相次いで亡くなったのです。しかしその頃はまだ両親と一緒に暮しており、姉のドリスが子供のジェミーを連れてきていました。ところが6年前に姉のドリスも病気で倒れて他界してしまいます。カリウ夫人やその両親は残された息子のジェミーをたいそうかわいがり、カリウ家とカリウ夫人の実家のウェザビー家の莫大な遺産をすべて受け継がせようと考えていました。ところがジェミーは父親のエドワード・ケントと共にどこかに消えてしまったのです。生きる支えを失った両親は次々と他界し、妹のデラがロンドンの留学先に戻って行くと、大きな屋敷にはカリウ夫人がたった1人残され、何の希望もないまま6年の歳月を過ごしていたのでした。カリウ夫人は何度も手を尽くしてジェミー探してみたが見つからなかったと言ってあきらめていました。

【感想】

ポリ・34カリウ夫人の夫と子供は7年前に亡くなり、姉のドリスが子供のジェミーを連れてきていました。その後ジェミーは父親のエドワード・ケントとどこかに消えてしまったのです。
「良かった探しは嫌な事や辛い事がないとダメなの。でもおば様みたいにお幸せ
で何もかもが素敵で嬉しくなることずくめでは良かったの探しようがないわ」

 ポリアンナはカリウ夫人を幸せといいますが、金持ちだからでしょうか?でも同じ
金持ちのパレーおばさん、ペンデルトンさんは心は幸せではなかったですけど。

 それに「良かった探し」は嫌な事や辛い事がないとダメって・・・前半のポリアンナ
はそんな事言わなかったですよね。

 何というか後半のポリアンナは理屈っぽく、言葉でどうにかしようとしている感じ
前半は皆に話しかけたりお見舞いしたりと行動で示していたんですがね。

 カリウ夫人は自分の過去を話し始め、ポリアンナはジェミーを探そうと言います。
でもこれでカリウ夫人に無責任な希望を持たせることになります。後半のポリアンナ
の行動は冷静になるみると微妙です。


35話 「若君ジェームス」

【物語】

 ポリアンナは親切な新聞売りのミッキーにジェミーを探してもらおうと考えたのです。ポリアンナはカリウ夫人の探しているジェミーが、このジェミーではないかと考えました。カリウ夫人を公園に連れ出しますますが公園にジェミーは来ていませんでした。結局ジェミーを見つけられないまま公園から帰ってしまいました。ところがポリアンナたちがカリウ家に帰って来ると、カリウ家にミッキーが来ており、ジェミーが寝込んでいてポリアンナに会いたがっていると言うのです。ポリアンナはジェミーの見舞いに行こうとカリウ夫人をしつこく誘いますが、カリウ夫人は怒って家の中に入っていこうとします。これ以上ごまかせないと悟ったポリアンナはとうとうカリウ夫人にジェミーはカリウ夫人の探しているジェミー・ケントかもしれないと言ってしまいました。

【感想】

ポリ・35ポリアンナはジェミーの見舞いに行こうと、カリウ夫人をしつこく誘います。勢いで行動するポリアンナが微妙です。
 ポリアンナは車椅子のジェームスに会い、彼の本当の名前はジェミーといい5年前に
父親に先立たれて、今はミッキーの家に引き取られていると知ります。

 ポリアンナはカリウ夫人の探しているジェミーはこのジェームズことジェミーではない
かと思います。 ややこしいですが両方同じ名前の「ジェミー」です。

 ポリアンナはジェミーの見舞いに行こうとカリウ夫人をしつこく誘いま が、もうこの
辺りになるとポリアンナの行動は思いつきですよね。

 結果ジェミーはカリウ夫人の探しているジェミー・ケントかもしれないと言ってしまい
ました。 さしたる証拠もなく平気でこんなこといって言いのかな?

 いくら子供といえどやり過ぎ、ここまで配慮のない行動してカリウ夫人やジェミーが
傷つくかもとか考えていませんね。本来ポリアンナがしていた「良かった探し」とは程
遠くなっています。


36話 「路地裏の天使」


【物語】

 ポリアンナとミッキー、カリウ夫人の3人は路地裏の貧しいアパートの階段を上っていきます。カリウ夫人はどんなに問いただしてみても、手がかりになるような答えは引き出せませんでした。カリウ夫人はジェミーが自分の探しているジェミー・ケントではないと判断して席を立ちました。ジェミーの家ではカーヤがリュウマチで働けなくなり、ミッキーの給料だけではアパートに住む事すらできないのでした。ジェミーは行くあてすらないと聞いてポリアンナはカリウ夫人に何とかしてあげてほしいとお願いします。カリウ夫人はお金を援助しようと申し出ますが、カーヤは「私どもは貧しい暮しをしておりますが、まだ人様の施しを受けたことはございません」 ポリアンナはカリウ夫人にジェミーをカリウ家に引き取るように提案します。カリウ夫人にはできない相談でした。

【感想】

ポリ・36ジェミー達はお金がないので家を出て行くのを知ったカリウ夫人はお金を援助しようと申し出ますが、カーヤは断ります。
 車椅子のジェームスに色々質問しても、どうもカリウ夫人の探しているジェミー
ではないようです。ポリアンナはカリウ夫人にジェミーをカリウ家に引き取るように
お願いします。

 前にペンデルトンさんにジミーを養子にと頼みましたが、この時も思ったけどポリ
アンナの思いつきの行動にみえます。

 ポリアンナは簡単に引き取ってと言いますが、本物のジェミーでもない赤の他人を
養子にさせられるカリウ夫人はたまらないです。

 単にお金の問題とかではなく愛情の問題だし子供の人生を左右するんだから。
ポリアンナのこの無責任な行動もさることながら、問題はこういう行為を戒める大人が
いないことです。

 「無責任な事を頼んではいけない」 と本来いうべきで、大人が戒めないから
ポリアンナの無責任な行動が目立ちます。


 


スポンサーサイト



| 愛少女ポリアンナ物語の関連記事 | 01:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |