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1987年 アニメ 愛の若草物語 感想

若・00

【1987年アニメ「愛の若草物語感想

 「愛の若草物語」はマーチ家の家族、そして四姉妹の日々の日常を描いた作品で、
その辺りは同じ日常を描いた少女小説の「赤毛のアン」と似ています。

 ただ原作に忠実だったアニメ「赤毛のアン」に比べるとアニメ「愛の若草物語」では
かなり脚色が多いです。

 当初マーチ家はペンシルバニア州コンコードに住んでおり、南北戦争のゲティス
バーグの戦いが激化しマサチューセッツ州のニューコードへ引っ越します。

 「若草物語」の雰囲気に血なまぐさい戦争描写が合うのかは意見が分かれますが
マーチ家の苦難が具体的に描かれその後の行動に説得力が出てきました。

 そして原作「若草物語」の舞台はマサチューセッツ州の緑豊かなコンコードから、
アニメでは架空の港町ニューコードになりました。

 その後は原作通りに物語が進みますが、原作に出てくるキャラクターのローリーより
先にオリジナルキャラクターのアンソニーがでてきて目立ってしまいました。

 このアンソニーはキャラクターとしては、個性的でアニメとしてはいいのですが、それが
原作本来のキャラクターのローリーを霞ませてしまいました。

 その後もローレンスキャンプや四姉妹の劇という原作のエピソードもカットされ、その
代わりアニメオリジナルの話が入れられるという事になってしまいます。

「若草物語」は有名な作品で完成度も高いので物語の軸をいじってまで話を作る必要は
感じませんでいた。
 
その反面四姉妹のキャラクターはよく出来ており日々起こる事件やケンカなどが楽しく
描かれ見ている視聴者を飽きさせません。

 このキャラクター達が魅力的だった為か「愛の若草物語」には世界名作劇場での続編
があり1993年「若草物語 ナンとジョー先生」として描かれています。
完全には2つの作品は繋がってはいませんが合わせて見ると面白いかもしれませんね。

愛の若草物語」ではマーチ家の話はこうして終わりましたが、改めて家族というものを
きちんと描いた気はします。

 四姉妹の性格、考え方、生き方、行動それらがより生き生きと描かれたからこそ最終回
のジョオの旅立ちがより素晴らしく感じるのかもしれません。




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