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若草物語 感想

若草本 

【愛の若草物語 原作感想

 物語は南北戦争頃のアメリカの一般家庭の日常が舞台にし、父親が戦争に行き
その家を守る母親と四人の姉妹の生活を描いています。

 しっかり者の長女メグ(マーガレット)男勝りな次女ジョー(ジョセフィン) おとなしく
思慮深い三女ベス(エリザベス)わがままだけれども憎めない四女エイミー そして
家を守る心優しい母親メアリー、この家族の日々が描かれます。

 マーチ家は作者オルコットの育った家庭をモデルにして描かれていますから
(オルコットも四姉妹)生き生きとして、現実味を持って描かれているのでしょう。

 特に次女のジョーは作者の分身ということで、他の子よりも心情描写が多感に
そして快活に書かれています。

 特に女性は、四姉妹の内いずれかに感情移入してしまうのではないでしょうか?
男性ならお隣のローレンス家の、テディことローリーの恋の行方も面白いです。

 四姉妹はそれぞれに悩みを持ち、欲や野心を持ちそして自分の欠点がもたらした
災いに遭うたびに、優しい母親に諭されるのです。それは教訓的でややもすると
説教くさくなるのですが母親の慈愛を感じるのでさほど気にせず読めます。

 この「若草物語」は作者オルコットの実体験から生み出され、彼女が貧しくとも幸福な
家庭に育ったからこそ、ここまで素晴らしい作品を生み出せたのでしょう。

 この作品には続編があり「続若草物語」ではメグは結婚しエーミーも旅立ち、そして
ベスは亡くなってしまいます・・・一人取り残されたジョーの苦悩がかなり描かれます。

 今までずっと一緒にいた家族がそれぞれの道を歩み始める。家庭の宿命ですが、
その苦難の先にジョーが真実の道を見つけるのが素晴らしいです。

 更にですが、まだ続編があり「第三若草物語」「第四若草物語」と続きます。すっかり
大人になった姉妹、そして皆結婚して妻になりました。ジョーはプラムフィールドの先生に
なりその学園でのお話が描かれます。ただし、ジョー以外の姉妹はさほど登場しません。

 「若草物語・続若草物語」で1つの作品といってもよく、非常に良くできています。
「第三若草物語・第四若草物語」は前2作とは別作品といっていいでしょうね。それぞれ
の特色を理解していれば、普通に楽しく読める作品といえるのではないでしょか。




-愛の若草物語 (竹書房文庫―世界名作劇場文庫)

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