世界名作劇場雑記

世界名作劇場、名作作品の関連情報を主に取り上げます。

2014年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年10月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

トラップ一家物語レビュー 34話 35話 36話

34話 「ファミリー合唱団誕生」

【物語】

 メイドのミミーは毎朝牛乳を運んでくるカールという青年から結婚を申し込まれていました。ミミーはトラップ家に自分がいなくても子供たちだけで掃除や洗濯ができると考えトラップ家をやめてチロルの村にお嫁に行く事にするのでした。マリアと子供たちは神父のバスナーさんと一緒に庭で歌の練習をしていると、有名なオペラ歌手のロッテ・レーマンさんが下宿に住まわせてほしいとやって来ました。レーマンさんは歌のコンクールに出場してほしいと依頼します。 トラップ男爵は反対でしたがレーマンさんはコンクールの審査員をしており、家族が楽しく歌うところをぜひとも観客に見てもらいたいと言って説得します。バスナーさんもマリアも子供たちも賛成したのでトラップ一家家族合唱団として音楽祭に出場したのでした。

【感想】

トラップ・34メイドのミミーもきちんと描かれるのが、この作品の良さですね。
 有名なオペラ歌手のロッテ・レーマンさんが、屋敷に住まわせてほしいと来ました。
この人によって歌のコンクールに出場し、その後「トラップ合唱団」として活躍します。

 ミミーはトラップ家での自分の役目は終わったと感じ、カールの結婚を受けます。
5年も勤め前妻アガタが生きている時からいたんですね。そんなミミーですが最後
に出番があるので驚きます。


35話 「歌声は風にのって」

【物語】

 トラップ一家の歌はとても評判がよく、ザルツブルグのラジオ局から出演依頼が来ましたトラップ一家の歌はオーストリア中に流れ、オーストリア共和国大統領のクルト・フォン・シュスヒニッヒもまたラジオから流れてくる子供たちの歌声をとても気に入り、大統領主催のパーティーで歌ってほしいと電話をかけて来たのです。大統領はオーストリアはドイツのヒトラーがオーストリアへの観光を禁止してしまったので、観光で生計を立てている国民は精神的には経済的にも大きな打撃を受けており、そういった人々にオーストリアの美しい歌を聞かせて生きる勇気を与えてやりたいと説得し、トラップ男爵はようやく演奏会を開く事を認めるのでした。

【感想】

トラップ・35ザルツブルグのラジオ局から出演して本格的に「トラップ一家合唱団」として活躍し始めます。
 ザルツブルグのラジオ局から出演して具合の悪いおばあさんに歌声を聞いて
もらおうと考えます。最初はこういうきっかけでラジオに出るんですね。こうして
本格的に「トラップ一家合唱団」として活躍し始めます。

 大統領主催のパーティーで歌う為に家族はウィーンに来ますが、そこでマチルダ
夫人に再会。いや別れが感動的だったんで、あっけない再会が拍子抜け・・・(^^;

 大統領はオーストリアはドイツのヒトラーがオーストリアへの観光を禁止してしまった
ので国民は精神的には経済的にも大きな打撃を受けていました。

 こついにナチスドイツの影が出てきました。冷静になると今までの出来事は
第二次世界大戦の少し前の話だったんですね。今までの家族のお話から次回は、
やや違う感じの雰囲気になります。


36話 「ナチス侵攻」

【物語】

 大統領の推薦でクライネンホールでトラップ一家の演奏会が開かれる事になりました。子供たちはとても緊張しましたが、演奏会は何とか無事に終える事ができ、観客たちもとても喜びました。演奏会が終わった後、トラップ一家は楽屋で新聞記者に写真を写してもらいます。そしてアメリカの新聞記者ワグナー氏がトラップ一家合唱団にアメリカ演奏旅行をしてもらいと言いますが、トラップ男爵は音楽を生活の手段にするつもりはなく、音楽は生活の楽しみにとっておきたいと言って断ります。トラップ男爵とマリア、そして7人の子供たちが静かな暮しをしていた1938年3月11日。突然ドイツ軍がオーストリアに進攻して来たのです。オーストリアはヒトラーの手によってドイツに併合されてしまいました。このザルツブルクにもドイツ軍はやって来ました。

【感想】

トラップ・36-1アメリカの新聞記者ワグナー氏ですが、後に家族はこのワグナー氏を頼りアメリカに亡命します。
 大統領の推薦でクライネンホールでトラップ一家合唱団の演奏会が開かれました。
マリアが家庭教師としてきてからずいぶん歌ってきましたが、それがここまでになる
なんて感慨あります。

 演奏後アメリカの新聞記者ワグナー氏が、トラップ一家合唱団にアメリカ演奏旅行
をしてもらいと言います。後に家族は、このワグナー氏を頼りアメリカに亡命します。

 アニメ「トラップ一家物語」では亡命で終わりですが、原作ではアメリカに行きそこ
での様子が描かれています。興味がある方は「サウンドオブミュージックアメリカ編」
を読んでみるのをお勧めします。

 1938年3月11日オーストリアはヒトラーの手によってドイツに併合されてしまい
ました・・・何か不穏な空気を感じさせて次回に続きます。

トラップ・36-21938年3月11日オーストリアはドイツに併合されました。世界名作劇場で歴史的出来事が描かれるのは珍しいです。




スポンサーサイト

| トラップ一家物語記事 | 01:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

トラップ一家物語レビュー 31話 32話 33話

31話 「神様の思し召し」

【物語】

 マリアは神に預けた身だから自分の一存では決められないと言ってノンベルク修道院に一度戻って院長に相談する事にしました。マリアは院長にシスターとして再びノンベルク修道院で働くと言いますが、院長にトラップ男爵と7人の子供たちの事はどうするのかと問われ、わからないと答えるマリア。その頃トラップ家でも子供たちはマリアが自分たちのお母さんになってくれますようにと神に祈り続け、トラップ男爵は玄関に椅子を持ちだしてマリアの帰りを待ち続けるのでした。マリアがトラップ男爵と結婚する事を祝福してくれたのでした。マリアが屋敷の玄関から入ると、玄関にはトラップ男爵が一晩中待ち続けていたのです。マリアは嬉しさのあまり泣きながらトラップ男爵と抱き合うのでした。

【感想】

トラップ・31-1ノンベルク修道院に一度戻って院長に相談しました。しかしマリアの気持ちは事実上決まっていました。
 マチルダ夫人はトラップ男爵とマリアは身分や年齢が違いすぎると言い結婚に
反対します。マチルダ夫人も最後の抵抗を見せますね。

 ノンベルク修道院に一度戻って院長に相談しました。しかしマリアの気持ちは
事実上決まっていましたね。まさしくドローレンス修練長に言う通り

「あなたがノンベルク修道院に来てトラップ男爵のもとに派遣されたのも、すべて
母のいない7人の子供たちとトラップ男爵をあなたに巡り合わせる為に神がなさった
思し召しのような気がします」

マリアが屋敷の玄関から入ると、玄関にはトラップ男爵が一晩中待ち続けていて
2人は抱き合います。何もかもすべて決まった瞬間ですね。


32話 「七月の花嫁」

【物語】

 トラップ男爵は世間の悪評を吹き飛ばす為、しばらく屋敷には戻らず地中海でヨットに乗って暮す事にしました。その間、トラップ家をマチルダ夫人とマリアの2人で支えます。ルーペルトは高校への進学の為、入学試験を受けに行きます。数日後アガタの両親はマリアとの再婚を認めてくれたばかりか、マリアにウェディングドレスをプレゼントしてくれたのです。20日ほどしてトラップ男爵は屋敷に戻り、今度はマリアが ノンベルク修道院に10日間、黙想に行きます。マチルダ夫人とクラリーネはマリアの結婚にあわせてトラップ家をやめてウィーンに帰る事にしたのでした。7月のある日、とうとうトラップ男爵とマリアの結婚式がノンベルク修道院で行われました。マリアはシスターの仲間たちに祝福されます。マチルダ夫人はマリアに腕時計をプレゼントしてトラップ家の子供たちをお願いしてウィーンに帰ってしまいました。

【感想】

トラップ・32-1トラップ男爵とマリアの結婚式が、ノンベルク修道院で行われました。 
 マチルダ夫人はトラップ男爵とマリア結婚すれば、その子供たちと結婚する貴族は
現れない。貴族は貴族同士これがマチルダ夫人の考えです。

 というか当時のオーストリアの貴族という、人達の考え方を代弁しているといえます。
この時代を体現する人物だったんですね、マチルダ夫人。

 トラップ男爵とマリアの結婚式がノンベルク修道院で行われました。そこへマチルダ
夫人が現れマリアに子供たちを頼むシーンが凄くいいですね。実質これで、最終回
でも言い気はしましたけどね(^-^

トラップ・32-2マチルダ夫人が現れマリアに、子供たちを頼むシーンが凄くいいですね。


33話 「本当の家族」

【物語】

 トラップ男爵は全財産を預けてランメル夫人を助けていたのですが、 銀行が破産してしまったので預金はすべて失われ、無一文になってしまったのです。トラップ男爵は屋敷は売らなくていいが、食費と4人の使用人に払うお金がないと言います。カトリック大学の学生や教授が下宿を探しており、トラップ家の余った部屋で下宿屋を始めようと言うのです。ルーペルトは学校に行くのをやめると言い出します。学校で勉強するのにはお金がかかります。しかしマリアは、かつてマリアがそうだったように自分が学校で学ぶ費用を自分で働いて稼ぐように薦めます。トラップ家は下宿屋として改造する事にし、1階と2階を下宿屋として礼拝堂まで作り、3階を家族の住む部屋にする事にしました。ルーペルトは屋敷を出て学校の寄宿舎に住み、本屋の店員として働きます。

【感想】
トラップ・33-2ランメル銀行が破産しトラップ男爵はすべてを失いました。しかしマリアの楽観主義に励まされます。
 ランメル銀行が破産しトラップ男爵はすべてを失いました。男爵は悩みますが
マリアは「働いて稼げばいいのよ」と言ってさっそく仕事探しを始めます。

 屋敷を下宿にしたり、ルーペルトには学費は働いて稼げばいいとか、マリアは
楽天主義で全然めげません。トラップ男爵や子供たちもマリアに勇気付けられます。

 トラップ家は下宿屋として改造する事にしトラップ男爵は無一文になって初めて
家族の大切さを知ります。

 しかし今回はとんとん拍子で話が進みます。今まではじっくり描いていたんですが
この辺り急展開です。もう少し長く詳細に見たい気もしたかったです。


 

| トラップ一家物語記事 | 01:00 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

トラップ一家物語レビュー 28話 29話 30話

28話 「いたずらアガーテ」

【物語】

 イヴォンヌ姫はトラップ男爵に結婚したら子供たちのお母さんになれるように努力してみると言います。そして乳母を雇って叱り役をしてもらい、自分は叱らないで慰め役にまわると言うのです。アガーテはハサミを取り出すと食堂のテーブルクロスやカーテンを切っていたずらします。マリアはアガーテのお尻をぶって叱りますが、イヴォンヌ姫はアガーテをかばい、アガーテはすっかりとイヴォンヌ姫になついてしまいました。ところが食事の時、イヴォンヌ姫の隣に座ったアガーテは肉を手でつかむと彼女に食べさせようとし、なおも肉を差し出しドレスの上に肉を落としてしまいます。イヴォンヌ姫は怒って車に飛び乗ると帰ってしまいました。

【感想】
トラップ・28-1子供の教育は乳母を雇って全てしてもらう・・・イヴォンヌ姫のズレた教育観が分かりますね。
 イヴォンヌ姫は結婚したら乳母を雇って叱り役をしてもらい、自分は慰め役に回る
という考えを示します・・イヴォンヌ姫のズレた教育観が分かりますね。

 食事時イヴォンヌ姫に懐いたアガーテは肉を食べさせようとしますが、彼女は露骨
に嫌がります。この時のイヴォンヌ姫の対応は子供の扱い方を知らない大人の反応
そのままですよね。

 そもそも子供の扱い方や教育する覚悟がないのに、7人の子持ちの男性と結婚
しようとするイヴォンヌ姫も何というか身の程知らず としかいえません。

イヴォンヌ姫の叔母が 「7人の子供のいるやもめと結婚しようというのがしょせん
無理な話ですよ」 というのはまさしくイヴォンヌ姫を的確に評していましたね。

トラップ・28-2懐いたアガーテは肉を食べさせようとしますが、イヴォンヌ姫は露骨に嫌がります。子供の扱い方を知らない大人の反応そのままです。


29話 「妻になる人、母になる人」

【物語】

 マリアは考えた末、約束の6月まであと1ヶ月ありますが、家庭教師の仕事をやめてノンベルク修道院へ帰ろうと決心します。何だか自分がいるとイヴォンヌ姫と子供たちが仲良くなるのを邪魔しているような気がしたからです。子供たちには話さずにマチルダ夫人に話すとマチルダ夫人は大賛成で、さっそくイヴォンヌ姫とトラップ男爵に報告に行きます。トラップ男爵は声を荒げて反対します。それを聞いたイヴォンヌ姫はトラップ男爵を連れ出すとマリアの事が好きなのねと問い詰めます。トラップ男爵もそれを認めた為、イヴォンヌ姫は怒って帰ってしまうのでした。

【感想】

トラップ・29トラップ男爵は自らマリアが好きと言いますが、イヴォンヌ姫はショックで倒れます。
 今回イヴォンヌ姫とトラップ男爵との関係にけりがつきました。イヴォンヌ姫は
マリアの事が好きなのねと問い詰めるとトラップ男爵はついに認めました。

 何というかトラップ男爵はようやく、マリアが好きと言いました。トラップ男爵は今まで
マリアが好きな事自体、気がついていなかった感じですから、ようやく自覚した感じ。

「子供たちの母親には、あなたがなるべきよ」

イヴォンヌ姫はこう言い残し去って行きました。意外にあっさりしていましたが、自分
には7人の子供の母親になれないの理解したのでしょう。

 自身もも父親の再婚を経験して、子供たちの気持ちが分かりすぎたのでしょう。
その経験から、逆に子供たちに馴染めなかったのかもしれません。

 でもマリアと対になるような形で出てきた、イヴォンヌ姫はかなり性格の悪い女性で
極端すぎなキャラでした。これではマリアとでは勝負になりませんね。


30話 「結婚してくれますね!?」


【物語】

 イヴォンヌ姫はトラップ男爵との婚約を破棄すると、3才年下の英国貴族の男性とすかさず婚約してしまいました。マリアがトラップ男爵の家にいるのも、あと10日となってしまいます。そしてトラップ男爵は子供たちにマリアの事が好きだと言いますが、 はたしてマリアはトラップ男爵の事が好きかどうかわかりません。子供たちはマリアからお父さんの事が好きだと聞き出すとそれをトラップ男爵に報告します。トラップ男爵はマリアが結婚を承知してくれたものだと勘違いして、マリアに結婚を承諾してくれてありがとうとお礼を言います。しかしマリアにとっては子供たちにトラップ男爵の事が好きかと聞かれたので好きと答えただけの事で、結婚などまったく考えた事がなかったのです。そればかりかマリアはノンベルク修道院から家庭教師として派遣されたシスターであり、結婚など認められるはずがなかったのです。

【感想】

トラップ・30-1イヴォンヌ姫はトラップ男爵との婚約を破棄すると、すぐさま3才年下の英国貴族の男性と婚約しました。
 イヴォンヌ姫はトラップ男爵との婚約を破棄すると、3才年下の英国貴族の男性と
すかさず婚約してしまいました。

 トラップ男爵は自分からイヴォンヌ姫に婚約申し込んだのにもかかわらず、マリア
を選んだのですからイヴォンヌ姫を傷つけたのは確か。

 普通に考えればイヴォンヌ姫からトラップ男爵に対しての婚約破棄があって、
その後の英国貴族男性との婚約でしょう。

 世間的にはトラップ男爵は 「イヴォンヌ姫に振られた男」ということになりますね。
いうまでもなくトラップ男爵は自ら責任を取り、汚名を着たんでしょうな。

 ヨハンナはコインを飲み込んでしまい、その後コインが出たかどうかをう○こを調べる
なんてマリア凄いですが・・・でも20歳という年齢差(トラップ男爵38歳マリア18歳)
しかも相手は7人の子持ちと結婚という方がもっと凄いです。

トラップ・30-2
ヨハンナはコインを飲み込んでしまい、その後コインが出たかどうかをう○こを調べるマリアが凄いです。





| トラップ一家物語記事 | 01:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

トラップ一家物語レビュー 25話 26話 27話

 第25話 「白銀のアルプスにて」

【物語】

 年が明け、再びイヴォンヌ姫からベルベデーレ伯爵の別荘にお誘いがありました。別荘に着いてもイヴォンヌ姫はまだ来ていません。イヴォンヌ姫は別荘に来る途中のクラーゲンフルトの叔母の家で風邪をひいて寝込んでしまっていたのでした。子供たちはアルプスの山でスキーをして楽しみます。ルーペルトは学校で冬休みの間に自分の進路を決めてくるように言われていたのです。ルーペルトはマリアに相談しましたが、マリアはそういった大切な事はまずお父さんに相談するべきだと言います。ルーペルトはお父さんに相談しますがトラップ男爵は人の役に立つ仕事をしなさいと言います。

【感想】

トラップ・25世界名作劇場でのスキーは、「わたしのアンネット」のルシエン以来です。
 今回はこの時代のスキーが見られます。今までの世界名作劇場では冬のソリや
スケートは描かれましたが、スキーは初めてで新鮮でした。

 ルーペルトは学校で自分の進路を決めてくるように言われマリアに相談します。
でも進路の相談を父親より先にマリアにするって、完全に信頼しきっているよな。

 夜トラップ男爵はルーペルトの事をマリアに話しますが、お互い何となく意識して
この辺りは微妙な感じででお話が進んでいきますね。


26話 「オレンジと花の苗」


【物語】

 トラップ男爵はイヴォンヌ姫のお見舞いに子供たちの誰か1人を連れて行こうとします。マリアはイヴォンヌ姫が子供たちのお母さんになるのだと子供たちを説得しますが、小さいマリアはマリアがノンベルク修道院に帰りたいから自分たちにイヴォンヌ姫を押しつけたがっているのだと言って泣き出してしまいます。結局トラップ男爵1人がお見舞いに行く事になりました。イヴォンヌ姫はトラップ男爵の見舞いをたいそう喜び、そして結婚して子供たちは学校の寄宿舎に預けて2人だけで生活したいと言います。しかしトラップ男爵はきっぱりと子供たちを手放す気はないと言うのでした。

【感想】

トラップ・26「7人の子供のいるやもめと結婚しようというのがしょせん無理な話ですよ」 イヴォンヌと叔母の会話も味わいがあります。
 イヴォンヌ姫にトラップ男爵はお見舞いに行くことになり、子供たちの誰か1人を
連れて行こうとしますが、子供たちは嫌がります。

 イヴォンヌ姫がアレな性格なんで子供が懐かないの分かりますが、もし普通に
いい人だったらどうよ?ってなりかねないですが・・・

 そのイヴォンヌ姫は子供たちを、ウィーンの学校の寄宿舎に入れようとします。
寄宿舎に入れるというのは、後妻が前妻の子供たちを排除する定番のやり方・・。


「あなたのような気難しい子が7人の子供のいるやもめと
                 結婚しようというのがしょせん無理な話ですよ」

 イヴォンヌと叔母の会話も味わいがあり、何かイヴォンヌ姫とトラップ伯爵の関係
を見透かした言葉です。


27話 「昨日・今日・明日」

【物語】

 マリアは復活祭までの40日間、肉を食べない事にしました。そして余った時間を利用して刺繍を作り、ノンベルク修道院に寄付すると言うのです。それを聞いた子供たちもマリアを見習って何かを始めようと考えました。小さいマリアとヨハンナはいつもより30分早起きしてアイゲンの教会にお祈りに行く事にしました。そしてマリアの子供の頃の苦労話を聞いたトラップ男爵も、自分も何かやってみようという気持ちになり40日間禁煙する事にしたのでした。

【感想】

トラップ・27マリアの養父ですが実は重いノイローゼでした。デリケートな話なので深くは描かれませんでした。
 今回はマリアの過去が分かる回ですが、しかし前後との繋がりはあまりので
とってつけたような回とも言えます。

 マリアは過去の家出をした出来事を語ります。養父ですが実は重いノイローゼ
だったのでマリアを虐待したという事で一応、養父のフォローがありました。

 マリアの過去自体は本人が話していた通りでしたが、深く突っ込んで語られる
ことはありませんでしたね。





| トラップ一家物語記事 | 01:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

トラップ一家物語レビュー 22話 23話 24話

22話 「一人で生きてゆけるの?」

【物語】

 トラップ男爵は婚約を申し込む為、ベルベデーレ伯爵の屋敷に向かいました。とうとうヘートヴィッヒは家出してしまいました。ところがおじいさまのホワイトヘッド男爵の家に行こうと駅に行きますが、ハンドバックを奪われてしまいヘートヴィッヒは無一文になってしまいます。ヘートヴィッヒは行くあてもなく町をさまよっているとトーマスという少年に出会い、ヘートヴィッヒを家に招くと食事を提供します。しかしマリアは突然体調を崩してしまいました。トーマスがノンベルク小学校に通っていた事を知ったヘートヴィッヒはトーマスにマリアを呼んできてくれるようにお願いします。そしてマリアはトーマスの家にヘートヴィッヒを迎えに行きます。ヘートヴィッヒの体調が悪くなったのは大人の女性になったからでした。

【感想】

トラップ・22ヘードヴィッヒの初潮ですが・・・世界名作劇場では初めて扱われたエピソードでした。
 ヘートヴィッヒはついに家出して、おじいさまの家に行こうと駅に行きますが
金を取られそこでトーマスという子に助けられます。ここで下層の人間も見る事に
なりますが、何かとってつけたようにそういう人達が出てきましたね。

 今回ヘードヴィッヒの初潮の話でしたが・・自分からすればこの辺りがうまく描かれ
たのかよく分かりませんw でもわざわざこのエピソードを入れるほどの話なのか微妙
だったが気はしますが・・・。

今回はむしろマリアの「一人で生きてゆけるの?」の方を描いたといえますね。


23話 「天使への願い事」

【物語】

 月桂冠が完成したところで、どの部屋に飾ろうかとみんなで悩んでいました。マリアはトラップ男爵にルーペルトの提案でみんなで集まって月桂冠を作った小さいマリアの部屋に吊るす事にしました。トラップ男爵はマリアのおかげで子供たちがこれほどまでに明るくなった事を嬉しく思い、マリアと巡り合わせて下さった事を神に感謝するのでした。マチルダ夫人はマリアを呼び出すとマリアに出て行けと言います。マリアがいるとトラップ男爵とイヴォンヌ姫の婚約に差し障りがあるからと言うのですが、マリアは納得できません。そして子供たちもマリアにこの家に居続けてほしいと反抗し、トラップ男爵もまたマリアに居続けてほしいと思うのでした。

【感想】

トラップ・23
クリスマスで聖ニコラスに扮したハンスに「ルーペルトは隠れてタバコ吸った」事をバラされましたねw
「この家でみんなが集まる場所というのは、結局あなたのいる場所です」

 トラップ男爵のこのセリフが今のトラップ家を現しています。いつの間にかマリア
は欠かせない存在になっていました。

 マリアのおかげで、子供たちがこれほどまでに明るくなったんですが、今までの
マリアの行動の積み重ねで十分納得しますね。

「神があなたをこの家へお遣わしになったことを私は本当に感謝していますよ」

 トラップ男爵の本音でしょうが、このセリフを聞きマリアは男爵を意識しますね。
この回からトラップ男爵とマリアのロマンスが描かれ始めます。


24話 「クリスマス・キャロル」

【物語】

 イヴォンヌ姫がトラップ男爵をベルベデーレ伯爵の別荘に鹿狩りに招待しました。今の家族で過ごすクリスマスは今年が最後になる、だからトラップ男爵はこの家でクリスマスを過ごすべきだと言いますマチルダ夫人はマリアの存在がイヴォンヌ姫と子供たちの仲良くなれない理由ではないかと考え始め、トラップ男爵にマリアをやめさせるように提言します。クリスマスを前にしてマリアの提案で子供たちには内緒で居間に大きな樅の木のクリスマスツリーを飾る事にしました。マリアとトラップ男爵が夜遅くまで一緒にツリーの飾りつけを行っているうちに、トラップ男爵はマリアの明るくはつらつとした人柄に引かれ始めます。そしてクリスマスの日、マリアとトラップ男爵は子供たちと一緒に楽しくクリスマスを祝うのでした。

【感想】

トラップ・24トラップ男爵はマリアの辛い過去を知り、それでも明るい姿を見て惹かれ始めます。
 マチルダ夫人は子供たちが、各部屋を行き来しないよう命じます。それでもマリア
と子供たちは一緒に歌を歌ったりしますのでもう一心同体ですね。

 今まではマリアがトラップ男爵を、意識していた感じでしたが今回は逆でした。
トラップ男爵はマリアの辛い過去の境遇を知り、それでも明るい姿を見てマリアに
惹かれ始めます。

 今までは妻アガタが亡くなり寂しい日々でしたが、今年はマリアがいるおかげで
楽しいクリスマスを過ごせる訳で、マリアの存在がいかに大きいか分かります。
でも、こうなるともうイヴォンヌ姫の出番はないよな~(^-^;


 


| トラップ一家物語記事 | 01:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

トラップ一家物語レビュー 19話 20話 21話

19話 「イヴォンヌ姫のお土産」

【物語】

 トラップ男爵とイヴォンヌ姫との進展が進まないのに業を煮やしたベルベデーレ伯爵はトラップ男爵とイヴォンヌ姫の婚約式を行いにやって来るのです。しかし子供たちは相変わらずイヴォンヌ姫がお母さんになる事には反対でした。伯爵がやって来る当日、伯爵は風邪をひきイヴォンヌ姫1人でやってきました。マリアはイヴォンヌ姫に、なぜトラップ男爵と結婚するのかを子供たちに対等に話をしてほしいとお願いします。しかしイヴォンヌ姫はマリアのお願いをまったく相手にしません。ところがしつこく食い下がるマリアを振り払おうとしてイヴォンヌ姫は階段で足を踏み外し、2人は階段から転げ落ちてしまったのです。

【感想】
トラップ・19夢やロマンに拘る男と、現実的で感情で考える女というのも描いていますね。
 マチルダ夫人は、トラップ男爵とイヴォンヌ姫の事をマリアに話します。この段階で
マリアはトラップ男爵に恋愛感情はまったくないですね。

 ルーペルトはイヴォンヌ姫の女性の、しかも伯爵からの結婚申し込みを名誉だと
考えています。ヴェルナーも同じように名誉や夢やロマンを好意的に見ていますね。

 対してヘードヴィッヒや小さいマリアは反発します。お父さんのお相手というのに
男と女の差を感じます。同時に夢やロマンに拘る男と現実的で感情で考える女
というのも描いていますね。

 マリアはイヴォンヌ姫に子供たちに対等に話をしてほしいとお願いしますがよく言え
ますね。マリアはただの家庭教師に過ぎませんから。

 その後もしつこく食い下がるマリアですが、振り払おうとしてイヴォンヌ姫は階段で
足を踏み外し、2人は階段から転げ落ちてしまったのです。


20話 「それぞれの人生」

【物語】

 イヴォンヌ姫は足を捻挫しただけだったのですが、マリアは頭を打っており脳震とうで立ち上がる事すらできません。2人は病院に運び込まれ、しばらく入院する事になりました。翌日、トラップ男爵と子供たち、そしてマチルダ夫人はイヴォンヌ姫とマリアをお見舞いに行きます。イヴォンヌ姫はそこでトラップ男爵に結婚しても子供たちの母親になる気はない、子供たちはマリアに任せて私と一緒にウィーンに行きましょうと言って結婚を迫ります。病院でマリアとイヴォンヌ姫は話し合います。イヴォンヌ姫も幼い時に母親を亡くし、再婚相手の義母が許せなかったのです。

【感想】

トラップ・20イヴォンヌ姫も母親を亡くし、再婚相手の義母が許せませんでした。だから彼女は、子供達の母親になるつもりはないと言い切ります。
 マリアとイヴォンヌ姫は、しばらく入院する事になりました。イヴォンヌ姫は子供たち
にマリアをお見舞いに行くように勧めます。

 彼女の見せ掛けの優しさに子供達は喜びますが、ヘードヴィッヒは「お父様の再婚
には絶対反対ですから」と言い切ります。

 ヘードヴィッヒはイヴォンヌ姫に対しては反感を持っていますし、その見せ掛けの
好意も見抜いています。

「子供たちから見れば父親や母親の再婚相手は
                  許せない存在ですもの、特に女の子にとって」

 イヴォンヌ姫も幼い時に母親を亡くし、再婚相手の義母が許せなかった過去があり
ました。だから彼女は、子供達の母親になるつもりはないと言い切ります。

 イヴォンヌ姫の過去が分かり今までの行動が理解でき、彼女の行動動機が分かり
深みのあるキャラになりましたね。


21話 「トラップ男爵の決断」

【物語】

 イヴォンヌ姫は明日ウィーンに帰る事になりました。イヴォンヌ姫は自分との結婚についての結論を早く出してほしいとせがみとうとうトラップ男爵は明日答えを出すと宣言します。トラップ男爵はイヴォンヌ姫との結婚についてマリアに相談しました。マリアは自分は来年の6月にはノンベルク修道院に帰ってしまうので、子供たちの為にそれまでに新しいお母さんが見つかってほしいと言いそれを聞いてトラップ男爵は決心しました。トラップ男爵は子供たちを集めると2つの重大な発表をしました。1つ目はマチルダ夫人が来年の6月でトラップ男爵の屋敷の家政婦長をやめてウィーンの名門女学院でお作法の講師として働く事になったと告げました。そして2つ目はトラップ男爵はイヴォンヌ姫と婚約すると発表したのです。

【感想】

トラップ・21イヴォンヌ姫とへードヴィッヒは話をしても、溝が深まるばかりですね。
 
「あなた達子供はゲオルクの思い通りになる?親の言う通りに何でも従える?」

 子供たちはイヴォンヌ姫にこう言われ、納得しかけますが・・・しかしヘードヴィッヒは
なんとしても反対の態度です。イヴォンヌ姫の態度は徹頭徹尾、子供たちの母親に
なるつもりはないです。

「今傷ついてもいつかそれを力に変えられる、頑丈で優しい人になればいいんです」

 トラップ男爵はマリアに、イヴォンヌ姫との事を相談しこう言われます。子供たちに
母親は必要、どの道完全に理解など得られないのですしそれを悟ったトラップ男爵は
決心しイヴォンヌ姫と婚約します。


 


| トラップ一家物語記事 | 01:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

トラップ一家物語レビュー 16話 17話 18話

16話 「マリア先生がいない家」

【物語】

 小さいマリアはヨハンナと一緒に内緒でノンベルク修道院まで出かけるのでした。ノンベルク修道院にたどり着きましたが、そこでも会う事は認められず、2人はドローレンス修練長にマリアに渡してとニコラを預けると帰ってしまいます。そしてノンベルク修道院の門を出たところでトラップ男爵に出会うのでした。マチルダ夫人の誕生日祝いが開かれました。そこへマリアが帰ってきたのです。マリアはノンベルク修道院で元気を取り戻し、再びトラップ家にやってきて子供たちと一緒に合唱してマチルダ夫人の誕生日を祝うのでした。

【感想】

トラップ・16-1マリアを追いかけ、小さいマリアとヨハンナはノンベルク修道院に行きます。
 マリアはノンベルク修道院に帰ってしまいましたが、気がつけば小さいマリアに
とってマリアはお母さん以上の存在になっていましたね。

 そこで小さいマリアはヨハンナと一緒にノンベルク修道院まで出かけます。しかし
小さいマリア体が弱かったのですが、そんなの何処かにいってしまった感じで
いつにまにか健康になりました(^^;

 マチルダ夫人の誕生日祝いが開かれ、そこへマリアが帰って来ました。マリアは
ノンベルク修道院にはほんの少ししかいませんでしたね・・・もう少し自問自答をする
のかな思いましたが、やはり話数的にそんな時間的余裕はありませんでした。

トラップ・16-2

マチルダ夫人の誕生日に子供たちと一緒に合唱をしました。ここまで歌や音楽を使った世界名作劇場も珍しいですね。


17話 「傷ついた子鹿」

【物語】

 ヴェルナーがキツツキの穴を見ようと木登りしてズボンを破ってしまいました。マチルダ夫人は男爵の子供にあるまじき行為だと決め付け、ヴェルナーは男爵の子供なんかやめたいと言って泣きながら家を飛び出してしまいます。ところがヴェルナーは森の中で足をケガした子鹿を見つけました。ヴェルナーとそれを知ったマリアはトラップ家の離れの小屋の中で子鹿のケガが治るまでトラップ男爵には内緒で世話をする事にしました。ところが世話しているところをマチルダ夫人に見つかってしまいマリアはマチルダ夫人からひどく怒られてしまうのでした。

【感想】
トラップ・17子鹿をみつけ手当をする、心優しいヴェルナーでした。
 今回はヴェルナーの回といえます。子供1人に一話かけますが、この辺り丹念に
描いていきます。「トラップ一家物語」は子供達の物語でもある事が分かります。

 ヴェルナーは木登りしてズボンを破り、マチルダ夫人は貴族のしつけを知らないと
いいます。そんなヴェルナーに兄ルーペルト、姉ヘードヴィッヒは手厳しく

「先が思いやられるよ」 「姉として情けない」

他人ならともかく兄弟に言われたらヴェルナーも泣きたくなりますね(>_<;

 その後ヴェルナーは、ケガした子鹿を見つけましたが、マリアは子鹿の手当ても
しました。動物にも詳しいですが、何でも知っています、マリア先生(^-^


18話 「生きとし生けるもの」

【物語】
 しかしトラップ男爵は理解を示し小さいマリアやヨハンナにも子鹿を見せるように提案するのです。トラップ男爵は子鹿のケガが治ったら野生に帰すように言いますがヴェルナーは手放そうとしません。しかしトラップ男爵は野生の子鹿を人間が育てては野生に帰す事はできなくなる、野生で生まれた子鹿は野生で暮すのがもっとも幸せだと説得し、ヴェルナーは子鹿を鹿の仲間たちのいる所で放すのでした。

【感想】
トラップ・18最後は子鹿を自然に戻すことにします。ありきたりではありますが、いいシーンでした。
 ヴェルナーは子鹿に入れ込み、肉を食べられなくなったりとヴェルナー の心理が
描かれています。トラップ男爵は子鹿を野生に帰すように言いますが、ヴェルナー
は手放そうとしません。

 前回はヴェルナーとマリアの話みたいな感じでしたが今回はヴェルナーとトラップ
男爵のお話になりましたね。父親と息子のお話もきちんと描きます。

 ルーペルトの時もそうですが、男の子のお話の場合マリアは割り込まず、トラップ
男爵に任せますが、この辺りバランスが良く取れていますね。





| トラップ一家物語記事 | 01:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。