 | - | レミ・バルブラン(堀江美都子) 10歳になった明るき希望をもって生きる少女。生まれて半年でパリの道端に捨てられていたところをジェロームに拾われ、以来バルブラン家で育てられる。10年後、再びジェロームに売られそうになるところをヴィタリス一座に拾われ、本当のお母さんを探す旅に出る。 |
 | | ナナ・バルブラン(嶋方淳子) レミの妹。レミと違ってナナは本当のバルブラン家の子供である。レミと大の仲良しだったがバルブランによって別れることになる。その父バルブランをどう思っているのかは不明。 |
 | | アンヌ・バルブラン(弘中くみ子) レミの育ての親で、お母さん代わりに育ててくれた。アンヌはジェロームがレミを拾ってきた時、ちょうどレミと同じくらいの子供を亡くしたばかりだったので、レミを本当の子供のように育ててきた。 |
 | | ジェローム・バルブラン(田中正彦) アンヌの夫でレミを拾ってきた人物。しかし善意で拾ったわけではなく、レミが上等の産着を着ていた事からお礼欲しさに拾ったものである。普段は家に帰らずパリで出稼ぎをしているが、足をケガして家に帰ってきた時、レミがまだ家にいるのを知ってレミを売りに出してしまう。 |
 | | ヴィタリス(山野史人) ヴィタリス一座の座長で旅芸人として旅をしている。昔は有名な音楽家だったようで、あらゆる楽器を上手に演奏するが、中でも得意はバイオリン。「前へ進め」が口癖でレミと一緒にフランスを旅するが、冬の雪山で命を落としてしまう。 |
 | | ジョリクール(佐藤智恵) ヴィタリス一座で芸をする猿。逆立ちや宙返りが得意な芸達者なので、レミは何度もの窮地をジョリクールに助けられる。 |
 | | カピ ヴィタリス一座で芸をする犬。ヴィタリス一座の中ではヴィタリスをのぞくとリーダー格にある。いつも頭に帽子をのせている。イタリア語で「かしら」という意味のカピタールから名付けられたらしい。 |
 | | ゼルビーノ ヴィタリス一座で芸をする犬。ヴィタリス一座の中では一番のいたずら好き。ゼルビーノとはイタリア語で「おしゃれ」という意味らしい。 |
 | | ドルチェ ヴィタリス一座で芸をする犬。顔はブルドックだが体はとても小さい。イタリア語で「優しさ」という意味らしい。 |
 | | ミリガン(山田栄子) トゥールーズの町でレミと知り合った優しい夫人。イギリス人でイギリスの名門貴族だったようだが、息子のアーサーの病気療養の為にトゥールーズまでやってきた。実はレミの本当のお母さんであった。 |
 | | アーサー(冬馬由美) ミリガン夫人の一人息子。病気で一生歩けない体になってしまい人生に絶望するが、レミに説得され生きる決心をする。レミの実の弟である。 |
 | | ネリー(林原めぐみ) ミリガン家のメイド。レミがお屋敷に来た時によく世話をしてくれた。レミがミリガン家の子供だとわかって以来、パリで活躍する。 |
 | | ブレル(速水奨) ミリガン夫人の雇った弁護士。ミリガン夫人はブレル弁護士にレミ探しを依頼するが、ブレル弁護士はレミの顔を知らず、ヴィタリスさんが生きていると信じていた為、レミ探しはずいぶん難航した。 |
 | | ガスパール(福田信昭) ヴィタリスさん亡き後、パリにたどり着いたレミを預かってくれた親方。しかし子供を奴隷のようにこき使い、最後にはミリガン夫人からお金を巻き上げようとした悪人だった。 |
 | | マチア(安達忍) ガスパール親方の所に住んでいる少年。小さい頃に両親を亡くし、サーカスに入れらた。そのサーカスの座長がマチアをガスパールに売りとばした。マチアは命令されて盗みやひったくりを仕事としているが好きでしているわけではなく、レミに感化されまともな仕事をするようになる。 |
 | | リカルド(結城比呂) ガスパール親方の所に住んでいる少年。マチア同様に盗みやひったくりを仕事としていたが、レミに感化されまともな仕事をするようになる。 |
 | | リーズ(かないみか) ガスパール親方の所に住んでいる幼い少女。とてもダブダブの服を着て花売りをしている。 |
 | | マリア(荒木香惠) ガスパール親方の所に住んでいる少女。年はレミと同じくらいか。田舎育ちに見え、自己主張しないタイプで、ガスパール親方の子供たちの中では一番か弱く見える。 |
 | | マルセル(柊美冬) ガスパール親方の所に住んでいる幼い少女。動物好きのようで、捨て猫を拾ってきて飼った事もあった。 |
 | | ピエール(前田このみ) ガスパール親方の所に住んでいる少年。 |
 | | アルベール(中友子) ガスパール親方の所に住んでいる少年。 |
 | | ジャック(中友子) ガスパール親方の所に住んでいる少年。 |
 | | ビクトル(大友龍三郎) プリマベラ号の船員だが本当は、いい犬を捕まえてサーカスに高く売るのを本職としている。カピを捕まえるがレミとエミールに見破られあえなく御用となる。 |
 | | ピエール(安達忍) 孤児院に住むいたずら好きの男の子。妹には優しく言葉の喋れないニーナの為にジェラールさんのお屋敷に忍び込んでマリア像にお祈りを捧げていた。 |
 | | ニーナ(西原久美子) ピエールの妹。お母さんが亡くなったショックで言葉が不自由になった。しかしピエールの祈りのおかげで見事に喋れるようになる。 |
 | | コゼット・ミシェル(平松晶子) ミシェル一座の花形スターでミシェル夫妻の娘。得意はタンバリンと踊りだが、本人は旅芸人が大嫌いで、あまり舞台には立ちたがらない。しかしレミと仲良しになり、旅芸人にプライドを持つようになる。 |
 | | ミシェル(佐藤正治) ミシェル一座の座長でコゼットのお父さん。ヴァイオリンを演奏するのが得意のようだ。 |
 | | ジョアンナ・ミシェル(日野由利加) ミシェル一座の座員でコゼットのお母さん。お父さんのミシェルとともにとても優しいお母さんである。 |
 | | イボンヌ(滝沢久美子) お金持ちの婦人。好きな人との間に子供が産まれたが、両親の意にそわぬ結婚だった為、子供のサラを取り上げられ捨てられてしまい、以来サラを探して旅を続けている。レミにサラの面影をダブらせるが・・・ |
 | | サラ(白鳥由里) イボンヌ婦人の子供だったが7年前に捨てられ、以来花瓶屋の親方アンドレに拾われて育てられている。少し人見知りする少女だがレミとはすぐに仲良しになった。 |
 | | ポリネール(郷里大輔) 人買いのおじさん。レミを20フランで買ってパリで売り飛ばそうとした。かなりの悪人らしく、自分で空きビンを割っておきながら、それをドルチェのせいにしようとした事があった。 |
 | | ポール(石野竜三) パリのミッシェル通りを根拠地とする不良グループのリーダー。ポールはパリに来たばかりのレミから23フランを奪ったばかりか、その数ヶ月後にレミから想い出のペンダントさえ奪った悪人である。 |
 | | 警察官(笹岡繁蔵) トゥールーズの町の警察官で巡査長。ヴィタリスさんをトゥールーズの町で続く放火泥棒と疑い、強引に逮捕した人物。 |
 | | コラール(堀秀行) 「10の魔法の物語」という物語を書き文学賞を受賞した小説家。レミは封筒に入った物語をコラールの書いた物語と思っていたが、実はヴィタリスさんの書いた物語だった。 |
 | | ミミ(鈴木富子) トゥールーズに住むパン屋の娘で、レミと仲良しになる。お父さんに追い出された、ヴィタリスとレミを心配する。 |
 | | ビゴー(岸野幸正) ミミのお父さん。自分の家が放火されるまではヴィタリスさんをかばっていた。しかし自分の家の倉庫の焼け跡からヴィタリスさんのランプが発見されるとヴィタリスさんを放火泥棒の犯人と思い込んでしまう。 |
 | | ナヴァール(山下啓介) 近所の人には正直な人で通っているようだが、その正体は放火泥棒の犯人だった。 |
 | | アルベルト(仲木隆司) パリの高等音楽院でバイオリンを教えている先生。マチアの才能をひと目で見抜き、しきりに自分のもとに来ないかと誘う。しかしマチアは仲間を見捨てる事ができず、行く事はできなかった。 |