HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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2015年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2015年06月

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レ・ミゼラブル 少女コゼット レビュー 37話 38話 39話

37話 「マリウスの誤算」

【物語】

 アベセ友の会では革命の議論がされていました。ラマルク将軍の情報は何も入らなくなり、市民の不満は爆発寸前で、今なら革命を起こせば市民は賛同してくれるはずでした。 ガヴローシュは今の世の中は一握りの金持ちだけが贅沢三昧で、貧しい人々は飢えと病に苦しんでいるので、そういう世の中を変える為にみんなが戦おうとしていると言います。パリの町は警官だらけになり、妙な雰囲気でした。ジルノルマンは死ぬ前にマリウスに一目会いたい、今度こそマリウスを許そうと考えていました。フランスでは25歳になるまでは親の承諾なしには結婚ができません。 そこでマリウスはコゼットと結婚する為には、どうしてもジルノルマンの許しが必要だったのです。しかしジルノルマンはコゼットが貴族の娘ではなく、ただの庶民の娘だと知ると「その女、名高きジルノルマン家の金目当てでお前に近づいたに決まっている」と言われマリウスは再び飛び出していきます。

【感想】

レミゼ・37テナルディエはおかみ、アデルマ、エポニーヌ、ガブローシュという身内、
パトロン=ミネットという仲間からも捨てられます。

 パトロン=ミネットにテナルディエがまた儲け話を持ちかけましたが、メンバーは
まったく話を信用しません。

 ジァン・ヴァルジャンを誘拐しようとし失敗、監獄に入り何とか脱獄、再度、屋敷を
強盗しようとしたりしますが、これも失敗、、、。

 ことごとく当てが外れたテナルディエを信用する人間はいないです。その為に
犯罪者集団パトロン=ミネットからも見限られました。

 テナルディエはおかみ、アデルマ、エポニーヌ、ガブローシュという身内、更に
パトロン=ミネットという仲間からも捨てられ、すべてを失いました。しかしテナル
ディエはそれらをまったく反省する事はなく、

「どでかい金儲けをして貴族か王様のように暮らしてやるぜ」

 テナルディエって極悪人に見えるけど、今までを見ると口先だけの小物で裏世界
でのし上がれるほどに有能ではないです。

 むしろワーテルロー邸にいて小金稼いだ方が良かったのでは?まぁ、それが出来
ないから犯罪をやり続けているんだけどね。


38話 「コゼットとエポニーヌ」


【物語】

 アベセ友の会の集まりにプルーヴェールが飛び込んできて、ラマルク将軍が亡くなったと報告しました。パリ市警ではジャヴェール警部が警官を集めると、明日のラマルク将軍の葬儀の参列では不穏分子が反乱を起こすはずだから全力で警戒に当たるよう檄を飛ばします。アンジョルラスとコンブフェールは革命の前の静かな時を過ごしていました。コゼットはマリウスを待っていましたが、夜にならないとマリウスは来そうになかったので、 マリウスが自分に手紙を残したのと同じ方法、つまりベンチに手紙を残す事にしました。ところがその時庭に人影が見えました。その人影はエポニーヌでした。

【感想】

レミゼ・38エポニーヌはその落ちぶれ感とマリウスへの恋が、彼女の純粋さを際立たせ人気が出ましたね。
 今回は革命前夜ですが、このタイミングでしかサブタイトルの「コゼットとエポ
ニーヌ」の出会いを描けません。

「あんたより私の方が幸せなはずなのに全然そう思えなかった。だからあんたを
いじめた。でもいじめればいじめるほど自分が惨めに思えたのよ」

 かつて自分の家で汚い格好していたコゼットが、立派な家に住む少女になり
それに対してエポニーヌ自身は家も失い、汚い格好をしてその日暮らし・・・

 主役の立場が変わるケースはありますが、苛めていた方の立場が変わるのは
世界名作劇場では初めてでした。

 エポニーヌの落ちぶれ感と、マリウスへの恋が彼女の純粋さを際立たせました。
その為エポニーヌは人気が出ましたね(^ー^:


39話 「1832年6月5日」

【物語】

 ラマルク将軍の葬儀は厳かに行われ、参列した市民は口々に「ラマルク将軍万歳、共和制万歳、祖国フランスに自由を」と叫びます。 町の様子を見て回ったジャン・ヴァルジャンは、思った以上に町が危険な状態にあり、いつ暴動が起きてもおかしくない状態だと考えます。ロマルメ通りのアパートに戻ったジャン・ヴァルジャンはコゼットにしばらくの間、町に出るのは止めた方がいいと言います。市民はますます不穏になり、警官が市民に発砲した事を契機に市民は暴徒化し、次々と警官に襲いかかります。それを見ていたアベセ友の会のメンバーも時は来たと考え、コラント酒場にバリケードを築き始めました。一方マブーフも外が騒がしいので通りかかった人に尋ねるとパリで反乱が起きた事を聞かされます。するとマブーフもこんな世の中は変わった方がいいと言ってパリに向かう事にしました。そしてガヴローシュも小さな子供がひもじい思いをする世の中は間違っていると言うと革命に参加するべくパリの町に向かいます。マブーフもガヴローシュもアベセ友の会のメンバーに合流すると、コラント酒場へのバリケード作りに協力しました。

【感想】

レミゼ・39ガヴローシュもマブーフもアベセ友の会のメンバーに合流し、酒場へのバリケード作りに協力しました。
 革命が近づいているのに、マリウスはコゼット命ですね。何というか革命の話と
コゼットとマリウスの恋愛が微妙にあっていない気はします。

 マブーフの家では手伝いのプリュタルクが倒れてしまいました。「レ・ミゼラブル」は
群像劇に近いのであちこちで色々な人物の人生模様替えがかれます。その為
話の焦点がコゼットに合っていないのです。

 原作は文学作品なのでそれでもいいのでしょうが、アニメのような映像媒体では
描くのが難しくなります。

 その上原作はジャン・ヴァルジャンが主役の訳でどうか考えてもコゼットは目立て
ません。原作では後半コゼットは存在感ない、というより出てこないですし(^^


 


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