 | - | ポルフィラス・パタゴス(甲斐田ゆき) 通称ポルフィ、パタゴス家の長男で、物語開始時の年齢は12歳。無類の車好きで最新型の車からトラックまで何でも興味がある。将来はお父さんの経営するガソリンスタンドで赤い制服を着て給油するのが夢。手先も器用で、ナイフを使っての木彫りも得意だった。 |
 | | ミーナ・パタゴス(藤村歩) ポルフィの妹。ポルフィよりもしっかりしており、よく働いてお母さんのお手伝いもする。大地震によって額にケガをして、記憶も失いイタリアを放浪する。 |
 | | アネーク・パタゴス(島本須美) ポルフィとミーナのお母さん。料理上手で優しいお母さんだ。お金持ちの家でお嬢様として育ったが、クリストフォールと駆け落ちして家を飛び出し、シミトラ村で暮らすようになった。しかし夫クリストルフォールと、どういう理由で駆け落ちしたかは分からなかった。 |
 | | クリストフォール・パタゴス(井上和彦) ポルフィとミーナのお父さん。小さい頃に両親を亡くし貧乏に育ち、アネークと駆け落ちしてシミトラ村で暮らすようになる。車の修理工場を作るお金を稼ぐ為、アテネに出稼ぎに出る。 |
 | | ザイミス(豊永利行) ポルフィの幼馴染みでクラスメイトで遊び仲間。不器用なところはあるが実直な少年。ポルフィがイタリアに行った後もポルフィのことを心配して連絡を取り合う。 |
 | | バーンズ(大友龍三郎) ギリシャに駐留するアメリカ軍の兵士。いつもジープに乗っており車好きのポルフィと知り合いになる。パタゴス大ステーションをアメリカ軍の指定修理工場に契約してくれたおかげで、給油スタンド導入が早くなる。 |
 | | ジョン・スミス(日比愛子) ギリシャのアメリカ軍駐留基地にいるアメリカ人の男の子。ポルフィと同じくらいの年頃で友達になる。
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 | | コリーナ(今野宏美) 村長の娘。ザイミスのことが好きでザイミスにだけは親切にするが、他の子供たちには生意気で冷たい。ポルフィたちと同い年くらいだが、未だに人形を持ち歩いている。 |
 | | エレナ(國府田マリ子) シミトラ村が地震で崩壊した時、救護所となった教会のシスター。ポルフィやミーナの世話をしてくれた優しい女性。 |
 | | アレッシア(伊瀬茉莉也) ジャンニの娘。男勝りで勝ち気な女の子。ポルフィのことがお気に入り。後に行き倒れになったポルフィを救った。 |
 | | イザベラ(鶴ひろみ) 旅の一座の踊り子。ミーナと同じ年の娘リリーを亡くしたこともあって、イタリア行きの船で迷子になっていたミーナに気をかけて一緒に旅をするようになる。ミーナを助けた恩人でもあるが、ポルフィ本人はイザベラたちに会うことはなかった。 |
 | | カルロス(青山穣) イザベラの夫でカードのいかさま師。いつも酒を飲んでおり、ミーナにも冷たくあたる。色々な意味で、問題がある人物。 |
 | | ジャンゴ(丸山詠二) イザベラの父。いつもカルロスのいかさまの手伝いをしているが、心優しいおじいさんである。 |
 | | レオン(桜塚やっくん) イタリア、プリンディシに住む少年。戦争で家族を亡くしイタリアを放浪するうちにマリオ親方に拾われ整備工となる。自分と似た境遇にあるポルフィに親切にしてくれる。 |
 | | ドーラ(永澤菜教) 洞窟の町に一人で住む老婆。昔アントニオという子供がいたが亡くしてしまい、以来寂しさを紛らわせる為に酒に溺れる。ポルフィを見てアントニオを思い出し親切にしてくれるが、大切な工具を隠したりした。 |
 | | デイジー(松尾佳子) ポルフィがイタリアの列車の中で知り合った女の子。とても活発でおしゃべりが大好きな少女だった。 |
 | | マクシミリアン(谷山紀章) 音楽大学に通う青年。イラーリアと恋人の仲だったが、音楽が好きで遠くの音楽大学に行き、今は遠距離恋愛が続いている。 |
 | | イラーリア(山田栄子) カウロニアの農場に住んでいる一人娘で、マクシミリアンの恋人。マクシミリアンと婚約したことがきっかけで、親友のレベッカとケンカをして仲違いしてしまった。 |
 | | レベッカ(高山みなみ) 数年前に両親を亡くし大きな屋敷に一人で住んでいる女性。イラーリアとマクシミリアンの幼馴染みで親友だったが、2人が婚約したと聞いてケンカし屋敷に閉じこもるようになる。 |
 | | マイケル・バルバッツァ(折笠愛) ポルフィがシチリア島で魚を捕っていた時に手伝ってくれた少年。 |
 | | ジャック・バルバッツァ(古谷徹) マイケルの兄でバルバッツァ家の次男。旅客機のパイロットをしている。モニカの恋人で大声で求婚して、その恋が実る。 |
 | | モニカ・マンシーニ(堀江美都子) ジャックの恋人で極道の女でもある。アメリカ人ジャックとの仲を反対されていたが、最後はは許しが出た。 |
 | | グイード(田中真弓) イタリア北部の親を亡くした少年たちのリーダー。盗みを働いて生計を立てており、何も知らずに仲間になったポルフィを騙して車を盗ませる。 |
 | | ジョルジュ(進藤尚美) グイード率いる少年たちのメンバーの一人。過去に友達に裏切られて警察に捕まり、それ以来自分以外の誰も信じなくなった。グイードに騙され村人に捕まりそうになったポルフィを助けてくれる。 |
 | | ジュリアーニ(市来光弘) イタリア北部で巡回神父をしている青年。ドイツ製のサイドカーを乗り回している。変わった信仰心を持った神父であった。 |
 | | マリッサ(日高のりこ) イタリア北部の町でポルフィが知り合った女性。昔はお金持ちで何件も店を持っていたが、自宅が火事で両親を亡くし自分も顔に火傷を負い、それ以来顔に仮面を付けて生活している。 |
 | | エミリア(岡本麻弥) イタリア北部の蚤の市で自分が仕立てた服を売る女性。ポルフィの身の上を知りアパートに泊めてくれる。 |
 | | ジーナ(柳井久代) イタリアのフランス国境近くで知り合った水商売?の女性。「ただ生きているだけ」と刹那的なことを言っていた |
 | | サミュエル(真殿光昭) フランスのイタリアとの国境近くに住む野菜の行商人。妻を亡くして子供3人と共に生活しているが、生活は苦しい感じだ。 |
 | | セシル(木村亜希子) サミュエルの娘でお母さん亡き後、家事のすべてを任されている。映画ティファニーが好きでいつもヒロインに憧れている。 |
 | | マリアンヌ(冨永ミーナ) 銅製のマリア像を盗まれた時、逃げた犯人に代わって罪を被って投獄された女囚人。一人娘クリステルを孤児院に預けたが、そのク娘が別れた引き取られると聞き奪い返す為に脱獄する。 |
 | | クサロプーロス(屋良有作) パリの下町にあるギリシャ料理店「クサロプーロス」の店主。割った皿やジャガイモの皮に付いていた実の代金まで、給料から天引きするお金には厳し過ぎる人物。 |
 | | ローズ(長沢美樹) ポルフィがパリのギリシャ料理屋で知り合った女性。ポルフィのことを気に入って一緒に生活するようになる。若い頃は女優を目指しており、ティファニーとも友達だったが、夢破れて今は夜の仕事をしている。 |
 | | ティファニー・オベール(林原めぐみ) フランスの人気女優。ミーナの才能を見抜いて、一緒に暮らしながら女優としての仕事も学ばせた。ポルフィにとっては、ミーナを助けた恩人でもある。 |
 | | アメリ(安井絵里) 映画会社の撮影所でメイク役として働く女性。ミーナのメイクをしたことをポルフィに話したことから、ポルフィとミナが巡り会うきっかけを作る。
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 | | ナタリー(川庄美雪) ティファニーの屋敷で働くメイド。寂しがるミーナを励まし力になってくれる。
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 | | ハインツ・アイゼンベルク(喜多道枝) イタリアの北部の町でミーナと知り合った少年。喘息の持病を持っており、療養の為ドイツからイタリアに来ている。ミーナと仲良しになりたいという想いが強すぎる子。 |
 | | ミケーレ(置鮎龍太郎) イタリア北部の村に住む農家の青年。画家を目指してパリに行くことを目指しているが、実際にはただの怠け者だった。
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 | | アポロ ポルフィが飼っているフクロウ。野生のフクロウだったがいつしかポルフィの家に住み着くようになり、ペットとなってポルフィと一緒に旅をするようになる。 |