世界名作劇場雑記

世界名作劇場、名作作品の関連情報を主に取り上げます。

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2009年 アニメ こんにちはアン 感想

こんアン・0

【2009年アニメ「こんにちはアン感想

 世界名作劇場2009年第26作目「こんにちはアン」です。21の世紀世界名作
劇場第3弾で、前作「ポルフィの長い旅」が全52話ありましたが、この作品は
全39話で構成されています。

 キャラクターデザインも「若草物語ナンとジョー先生の」佐藤春好さんが原案を
描いている為か、より世界名作劇場らしくなりました。

 そしてこの作品は「赤毛のアン」のアン・シャーリーがグリンゲイブルズに行く前の
物語が描かれ、前史ともいえる内容なのも特異。

 原作ではかなり鬱展開があるのですが、アニメ化の際はスタッフがかなり気を
使って描いているのが分かりました。

 前史として「こんにちはアン」は「赤毛のアン」に繋がっているとはいえません。
その為アンがトーマス家、ハモンド家、孤児院そして赤ん坊の時から11歳までを過ご
した日々も「赤毛のアン」で語られることはありません。

 原作の「こんにちはアン」は後付けの、前史にしか過ぎない以上当然ともいえます。
いくら前史との整合性をつけてもこればかりはどうしようもないです。

 「こんにちはアン」で語られた物語は「赤毛のアンの」パラレルワールドでの物語とも
いえるかもしれません。

 例えパラレルワールドの物語であっても、「赤毛のアン」のアン・シャーリーの過去
ではないとしても「こんにちはアン」で描かれたアンの人生や出会った人達の想いは
間違いなく存在したと思います。

前史ではなく一つの作品として、このような作品もありではないでしょうか?


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こんにちはアン レビュー 37話 38話 39話

37話 「ひだまりに抱かれて」

【物語】
 アンはエドナの罠とも知らずに、プリンスエドワード島行きを断ってしまいます。夢にまで見た島を簡単にあきらめらるわけもないのですが、アンは身の上を訴えるエドナの涙を思いなんとか自分を納得させようとしていました。その時、遅れて部屋に戻ってきたエドナがアンがいることに気づかずに、アンをだましたことを仲間に得意げに話しだしたのです。怒りに駆られたアンはエドナに掴みかかると、そのまま二人は激しくけんかをはじめ、孤児院は大騒ぎになってしまいました。アンの怒りは院長室に連れて行かれても収まらず、エドナもまた本当のことを言おうとはしませんでした。すると院長先生は、罰として二人に食事の時や必要な時以外、互いに手をつないで過ごすように命じるのでした。

【感想】

こんアン・37エドナの母親が出てきて2人は、抱き合い分かり合いました。
 カーライル院長にとって最も大事なのは、規律と事実です。ジョセフがエドナの
母親を見つけても、エドナを引き取る訳がないともっともな事を言いますが

「憶測でものを言ってはなりません、すべては事実を明らかにしてからです」

 とカーライル院長は冷静に考え、憶測や噂などの惑わされないように細心の
注意をして行動します。

 そもそも初めての火事騒ぎの時も、アンを証拠もなしで犯人扱いしませんでした。
やはりカーライル院長は人格者としかいえません。

 でも「赤毛のアン」がある以上、エドナが選ばれる訳ないのでどうなるかと思ったら
エドナの母親が出てきましたね。

 そしてエドナの親子はお互い抱き合いそして分かりあいましたので、これでアンが
プリンスエドワード島にに行ってもよくなりましたね(^ー^


38話 「花咲ける朝に」

【物語】

 自分を捨てたと思い込んでいた母親と再会したエドナ。いまや誤解も解け、二人は雨の中でしっかりと抱き合い喜びの涙を流していました。アンはそんなエドナたちを穏やかな気持ちで見ていましたが、院長先生に自分がまた規則を破ってしまった事を正直に話すと、再び反省の部屋に入ることになってしまいました。テッサはアンを心配してミス・ケールの元へ行き、アンが本当にプリンスエドワード島に行かないと院長先生に告げたのかを尋ねます。居ても立ってもいられずアンの居る反省の部屋までやって来たテッサ。テッサはドア越しにアンに自分たちを置いて行くように話すのですが、アンは今更プリンスエドワード島に行きたいと願っても、規則を破りすぎてしまった自分はもう選ばれないだろうと、既にあきらめてしまっていました。

【感想】

こんアン・38
カーライル院長がいたおかげで。孤児院編は引き締まった話になりました。
 結果からすればアンはこの孤児院に4ヶ月しかいませんでした。しかしアニメでは
孤児院が、じっくり描かれたのは作劇的には正解ですね。

 孤児院では屈折したアンが描かれましたが、「赤毛のアン」の直前の話として
みると同じアンとは思えない行動。

 しかし「こんにちはアン」を通してみると、ここまでアンが心を閉ざし屈折した原因の
一部がハモンド家にあることが分かります。
 
 1年3ヶ月も人と心の交流をしなかったら、心を閉ざすのが普通です。そんなアン
の屈折した心を救ったのは、間違いなくカーライル院長です。

 そしてカーライル院長のおかげで成長したアンと、「赤毛のアン」冒頭のアンが
繋がったのではないでしょうか?(いや・・・完全には無理だけど(^^;)

最後にヘンダーソン先生とエッグマンが来て、そして最終回に続きます。


第39話 「プリンス・エドワード島へ」

【物語】

 アンがプリンス・エドワード島へ旅立つ日が近くなったある日、アンにとって忘れられない二人が孤児院を訪ねてきます。それは、長い間ずっとアンを探し続けていてくれたエッグマンとヘンダーソン先生でした。再会を喜び合う三人------そして二人はたくさんの素晴らしい贈り物をアンに届けにきてくれたのです。

【感想】

こんアン・39-2
 それと、やっとキターーーー!!スペンサー夫人登場!!

 「赤毛のアン」のカスバート兄妹にとって、「神から授かった子」を連れてきました。
 「こんにちはアン」では、アンを、幸福にしてくれるところへ連れて行ってくれる
人になります。

まぁ、もともと男の子と女の子を間違えて結果ですが・・・どちらにしても幸福を
運んできた人物には、違いありませんね(人間的には、アレだけど(^^;)


こんアン・39-1
 孤児院にヘンダーソン先生とエッグマンが訪れますが、当たり前ですがアンを
引き取る事はしません。
 
 その後プリンスエドワード島に向かう汽車の中でアンはエリーザとジョアンナの
手紙を読みます。


こんアン・39-5
 エリーザは別れの時アンを傷つけたことを謝り、そしてジョアンナは小さい黄色
の家の事を手紙に書き綴ってありました・・・。

 アンを見守り慈しみ笑い泣いた人たちの想いが、最終回に集約されていました。
そして最後にヘンダーソン先生はアンにこういいます。

「忘れないで、あなたはみんなの人生に微笑を与えたのよ」

 これは脚本家島田満さんが、言いたかったのでしょうね。


 「こんにちはアン」は、後付けの前史にしか過ぎません。ここで描かれた人物や
出来事は、正史というべき「赤毛のアン」で語られることはありません。いくら前史
との整合性をつけても、こればかりはどうしようもないです。

 しかし「赤毛のアン」のアン・シャーリーの過去ではないとしても、「こんにちはアン
で描かれたアン・シャーリーの人生は存在した気がします。

 「赤毛のアン」と「こんにちはアン」を別々の作品としてみれば、このような物語
のあり方もありではないでしょうか。


こんアン・39-6念願のプリンスエドワード島に上陸したアン、ここから「赤毛のアン」が始まります。


 


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こんにちはアン レビュー 34話 35話 36話

34話 「遠い町へ」

【物語】

 アンが閉じ込められていた反省の部屋に現れた幽霊の正体はテッサでした。テッサは皆と一緒にアンのかばんにいたずらしようとして火事を起こしてしまった張本人でした。テッサはアンが幽霊に呪い殺されたらと思うと心配になり、一人反省の部屋に忍び込んできたのです。いつも仲間の味噌っかす扱いでいたテッサは、一緒に孤児院を逃げ出そうとアンにもちかけてくるのでした。二人が外に出ると、テッサの言うとおり庭の柵の外に馬車が止まっていました。テッサが必死に言いの募るうちに、アンも段々強い誘惑にかられて行くのでした。孤児院の中ではミス・ケールがテッサを探していました。ミス・ケールは、火事はアンでなくテッサが起こしたものではと考え始めていました。

【感想】
こんアン・34-2アンは孤児院を脱走しましたが、その服で街の人たちからはすぐ孤児院の子供飛バレてしまいました。
 何故アンは異常に孤児院を嫌がるのか?確かに快適な場所ではないですが、
孤児に苛められる訳でもないし、院長や先生が酷い人たちでもないですし・・・

「私は、あんたたちと違うわ!」

 またしてもアンは、独りよがりな事言いますね。まるで自分は特別な子と言わん
ばかりの発言としかいえないです。

 でもアンがトーマス家から直接、孤児院へ来たらこんな事は言わないでしょう。
アンがこうなってしまったのは、ハモンド家がいたからだと思います。

 アンは1年3ヶ月もハモンド家にいましたが、家族とさして交流しておらず使用人
として延々と使われ続けました。

 そんな辛い日々を送っている内にアンは、気がつけば心を閉ざしてしまったと
思われます。そしてトーマス家での思い出が良すぎたが故に、孤児院での自分が
我慢出来なかったのでしょう。


35話 「テッサの涙」

【物語】

 孤児院で暮らし始めたアンにとって、一番の喜びは授業に出られることでした。先生のミス・ケールはアンが勉強が良くできると褒めてくれ、皆に非礼を謝るきっかけを作ってくれました。でも、最初にけんかになってしまったエドナたちはアンを許そうとはせず、アンは再び一人孤立してしまいます。夜になって、テッサはエドナたちににらまれてしまったためにアンに冷たくした事を謝りますが、アンも頑なになってしまいます。困りきってかんしゃくを起こしたテッサは孤児院を出て行こうとベッドを抜け出しますが、暗い玄関に赤ん坊が置き去りにされているのを見つけるのでした。テッサは自分と同じように一人ぼっちにされた赤ちゃんに心を奪われます。

【感想】
 こんアン・35-2
世界名作劇場で孤児院は描かれた事がありましたが、乳児院というのが出てきたのは初めてです。
 アンは皆は今までの非礼を謝りますが、エドナたちはアンを許しません。
まぁ・・・アレだけの事を言われれば、そう簡単には許されないですよね(^^;

 今回は赤ん坊の世話をするアンとテッサのお話です。テッサは赤ん坊に入れ
込みますが、赤ん坊の扱いに慣れたアンがいるから安心して見ていられます。

 カーライル院長は乳児院に赤ん坊を引き取ってもらおうと相談に行きますが、
受け入れるゆとりがなく孤児院に連れて帰ります。

 世界名作劇場で孤児院は描かれた事がありましたが、乳児院というのが出て
きたのは初めてです。孤児院以上に、大変な施設と分かりますね。

 赤ん坊の親は亡くなっておりカーライル院長は「私たちが見放したら、誰もあの
子達を見守るものはいないのです」 と言って引き取ります。

 そもそもアンが来た時既に孤児院には余裕がなく、1人でも子供が増えたら
養えなかったのです。しかしカーライル院長に一存で引き取ったのですが
院長は人格者としか言えませんね。


36話 「希望の手紙」


【物語】

 春になり、アンが孤児院にやってきてから4ヶ月がたとうとしていましたが、アンは今もみんなの中にとけ込めないままでいました。甘えん坊のテッサは、デラの世話をしているうちにすっかり強くたくましくなっていき、同じ年頃の友達もできた今では、アンの分までデラの世話を買って出るほどになりました。アンはそんなテッサの成長を嬉しく思う反面、自分だけが一人ぼっちで寂しいと感じてしまうのでした。ある日中庭で、アンは今はいないケイティ・モーリスやヴィオレッタに話しかけながら、これまで出会ってきた人たちのことを思い出していました。今のアンは、誰かを大切にしたり誰かに大切にされることが本当に素敵なことだと心から思わずにいられなかったのです。

【感想】

こんアン・36カーライル院長はプリンスエドワード島に住む、スペンサー夫人からの手紙を読みます。
 アンは庭で今はいない、ケイティ・モーリスやヴィオレッタに話していましたね。
・・・もう忘れていたと思っていましたが、そうではなかったですね(^ー^

 カーライル院長はプリンスエドワード島に住む、スペンサー夫人からの手紙を
読みます・・・ついにスペンサー夫人の名前が出てきました! やっとです!

 「赤毛のアン」のアンがプリンスエドワード島に来る直前に起こっていた出来事
がこれから見られますね。

 その手紙には孤児院の11歳の女の子を一人引き取りたいと言う申し出が書か
れていたのです。孤児院にはアンとエドナ2人がその11歳の女の子なのです。





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こんにちはアン レビュー 31話 32話 33話

31話 「ただひとつの希望」

【物語】

 心臓を患っていたケンドリックは、たくさんのことをやりかけたままとうとう天に召されて行きました。どうして人は死んでしまうのか、ケンドリックはバートと同じところに行ったのだろうか、アンは涙を流し静かに降る淡雪を見つめていました。葬儀の後、一家の稼ぎ手を失ったハモンド家の人たちの将来を決めるため、ケンドリックとシャーロットの親戚たちがハモンド家に集まってきました。彼らは悲しさ呆然としたままのにシャーロットを尻目に、勝手に子どもたちを引き取る手配を進めてしまいます。しかし、誰一人アンのこと見ることも考えようともしてくれません。その姿に、アンは自分に運命の時がやってきていることを感じ、悪い予感に震えるのでした。そして部屋に駆け戻って泣いていたアンを待っていたのは、孤児院という運命だったのです。

【感想】
こんアン・31シャーロットは最後までその感情を、アンに直接見せることはありませんでした。
 ケンドリックの葬儀が行われ、その親族がきます。そしてシャーロットの子供たち
は、それぞれの親族が引き取られていきます。

 それを見たシャーロットは地下に駆け降りると、声を上げ泣きだします。何というか
シャーロットは感情をどうしても、表に出せないタイプみたいです。

 
 対してアンは親族が子供たちを選り好みするのを見て、癇癪を起こします。アンの
方がシャーロットより素直に大人たちにその感情をぶつけます。

 しかしアンを待っていたのは孤児院という運命です。結局ハモンド家は5話しかあり
ませんでした。トーマス家が2クール26話あったのに比べるとあっという間。

 トーマス家の後ハモンド家を描いても同じ事の繰り返しになりかねません。その為
5話で終わらせ、次の孤児院が「こんにちはアン」の最後の舞台になります。


32話 「最悪の始まり」

【物語】

 汽車の中、ジョアンナに持たせてくれたかばんをひざに載せてアンは孤児院に向かっていました。アンはかばんから仕舞ってあったささやかな持ち物を取り出します。それはアンが11年の間生きてきたことの証しでした。とうとう着いた孤児院の前で、アンは不安と恐れと拒絶の気持ちで一杯になりながらかばんを握りしめるのでした。廊下ではあちこちの隅から見知らぬ子どもたちがアンを見ています。アンは唇をかみ締めると、院長室で院長のカーライル女史に引き合わされます。院長から威厳に満ちた冷たい顔で見られ、震えるアン。意地になってしまったアンは大人たちから名前を聞かれてもじっと押し黙ったまま答えようとしません。それでも手続きが済まされ、アンは孤児院の生徒になったのです。

【感想】

こんアン・32アンは孤児院を嫌がるあまり、とんでもないことを言い放ちます。
 原作の「こんにちはアン」での分量はトーマス家が一番多く、次がハモンド家、
最後が孤児院です。

 しかしアニメではハモンド家より、孤児院が大きく取り上げられます。トーマス家
とハモンド家は子守などをして同じ展開になりかねずアニメでは差別化の為に
孤児院に多くの話数を割いたと思われます。


「私はあんた達とは同じじゃないわどこの誰だかも
                 分からないみすぼらしいあんた達とは違うの!」

 アンは孤児院を嫌がるあまり、孤児たちの前でこう言い放ちますね。何というか
アンの癇癪が描かれていますが、ヘンな形で噴出した感じです。

 「赤毛のアン」でのアンの癇癪は大人や男の子にに向けられましたが「こんにち
はアン」では同世代の同じような環境の子たちに向けられました。



33話 「恐ろしい一夜」

【物語】

 自分の殻に閉じこもり、孤児院の少女たちと行き違ってしまったアン。アンに反感を持ったエドナやキャシーたちは、アンのかばんをいたずらしようとして火事騒ぎを起こし、それをアンのせいにしてしまいます。カーライル女史はアンを問いただしますが、写真を取り返そうと自分もこっそり納戸に忍び込んでいたアンは本当のことが言えません。先生はそんなアンを犯人と決めつけ、アン一人を反省の部屋に閉じ込めてしまいました。孤児院の皆が恐ろしがっている反省の部屋とは、幽霊が出ると言われる恐ろしい部屋でした。アンを陥れた少女たちは、アンが幽霊に呪い殺されてしまったらと後ろめたい気持ちになりますが、みな本当のことを告げる気持ちにはなりませんでした。

【感想】

こんアン・33アンは自分の殻に閉じこもって、他の少女たちと仲良くなれず対立ばかりです。
 アンは孤児院では自分の殻に閉じこもってしまいます。これでは他の孤児院の
少女たちと仲良くなれず筈もなく、対立ばかりです。

 この孤児院の後が「赤毛のアン」の冒頭に繋がります。トーマス家でのアンは
その後のアンと同じと納得できなくもないです。何せまだ6歳の子供だったので、
こんなアンもありかなと考えられます。

 しかし孤児院のアンはその後の、「赤毛のアン」にすぐ繋がるのでとても同じ
アンとは思えませんよね。

 そんなアンですがプリンスエドワード島を想像します。プリンスエドワード島は
こんにちはアン」と「赤毛のアン」を繋ぐ場所になっていますね。






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こんにちはアン レビュー 28話 29話 30話

28話 「ひとりきりの授業」

【物語】

 ハモンド家に来てから三ヶ月がたったアン。毎日子どもたちの世話に忙しく働いていましたが、アンの心は未だに閉ざされたままでした。アンは9歳になっていましたが、シャーロットは体の調子が悪い事を理由に、役場から人が訪ねて来てもアンを学校にやろうとはしませんでしたしかしふとしたことから、アンはハモンド家の地下室にたくさんの本がある事を発見します。それから毎日、息をつくひまもなく八人のこどもたちの世話をするアンにとって、読書はたったひとつの喜びになったのです。そして10才になったある夏の日、誰も熱を出さず、シャーロットの体調も良かったことから、アンはようやく学校に通えることになりました。

【感想】

こんアン・28-1まったく心の交流がないハモンド家なので、アンも心を閉ざしたままです。
  ハモンド家に来てから3ヶ月が経ちましたが、アンは心を閉ざしたままです。
酷かったと思ったトーマス家ですが、何だかんだで家族との心の通いあいがあり
ましたがハモンド家はそれがないです。

 ハモンドさんは妻のシャーロットの機嫌取りしかしておらず、シャーロットもアンを
労働力としてしか見ていない感じです。

 アンは学校にいけずやまびこのヴィオレッタに語ります。戸棚の鏡に映ったケティ・
モーリスは寂しさを紛らわす存在でしたがやまびこのヴィオレッタは孤独を紛らわす
存在ですね。

 ハモンド家では家族との心の交流がないですし、アンも懐くつもりはないとか
言って触れ合う事を拒否しています。


こんアン・28-2アンはマクドゥガル先生にプリンスエドワード島を紹介されます。 プリンスエドワード島との初めての出会いですが、強引なつなげ方です。


29話 「ハガティさんの秘密」


【物語】

 ある日アンは、あのいまいましいそばかすが一つ消えている事に気づきました。そばかすが消えると良いことが起こると知っているアンは、早速ヴィオレッタにも報告をします。そして、ケンドリックから今日こそ学校へ行けると聞かされ、アンの素晴らしい一日が始まりました。夏以来行っていなかった学校を思い、微笑みながら坂道を降りていくアン。ところが、道の途中にお産婆さんのハガティさんが足を押さえてうずくまっていました。ハガティさんは人に心配されるのは嫌いだといって心配するアンを追いやり、ふらふらと歩き出しました。アンも今日こそはと、待望の学校に向け坂を下り始めましたが、やはりハガティさんが心配でなりません。結局アンは学校へ行くのをあきらめ、二人は支えあいながら丘の上のハガティさんの家を目指して行くのでした。

【感想】

こんアン・29-1ハガディさんもジョアンナのように、アンを愛した人でした。
 原作でもハガティさんは印象的ですが、アニメでもアンのよき理解者として描か
れます。ハガティさんは取り上げた子供達のことをノートに書きとめていました。

「生まれなければ何も始まらない、赤ちゃんが生まれてくるのは
          幸せになるため、そして周りの人を幸せにするためなのよ」

 ハガティさんはいい、産婆の仕事はやめるつもりでした。しかしかつて産婆で取り
上げた青年夫婦が、今度生まれる子供を取り上げてほしいといいにきて最後の
仕事と引き受けます。

「子供は一生いらないと思っていたけど、あんな子(アン)だったら欲しかった」

 ハガティさんはそう言いますが、アンを愛した人がここにもいた事が分かります。
ただ原作のハガティさんはアンとの別れで「20歳若ければあんた(アン)を引き
取って養女にしていただろう」というんですがアニメではなくなったのが残念。


30話 「そよ風荘の思い出」

【物語】

 アンがハモンド家に来てから1年と3ヶ月がたとうとしていました。アンはこのところ、ケンドリックがたびたび心臓の発作を起こしているのを心配していました。ケンドリックは大人数の家族を養うために、体の調子が悪いのを我慢してこれまで以上に忙しく働いていましたが、アンをも気遣って優しい言葉をかけてきます。でもシャーロットは、アンにもそんなケンドリックにも頑ななままで、ホテルを建てる仕事が成功したら家族で旅行に行こうと楽しそうにケンドリックが話すのを聞いても、冷たく答えを返すだけでした。

【感想】

こんアン・30
ハモンドさんは心臓発作で亡くなってしまいますが、正直この方の印象は薄いです・・・
 アンがハモンド家に来てから1年と3ヶ月が経っていました。27話から4話で
1年3ヶ月経ったとは時間の流れが早いです。 その割りにハモンド家の家族との
交流は描かれませんでした。

 何よりシャーロットは暗い、というか陰気な性格の女性です。前のトーマス家の
ジョアンナがガミガミ怒鳴る女性でしたので、その差別化の為に陰気な性格にした
感じです。

 ジョアンナはまだ外に向かって、言いたいことを怒鳴るので何を考えているかは
分かります。それに対しシャーロットはネチネチ小言を言うばかりなので観ている
方も気が滅入ります。

 そしてハモンドさんが前から患っていた心臓発作で亡くなってしまいます。しかし
アンとハモンドさんの交流が少ないので印象が薄く感じますね・・・。

 ハモンド家は印象が薄い、というか物語の流れからすれば、展開がトーマス家と
同じになりかねないので、4話ほどに抑えて描いたのでしょう。





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こんにちはアン レビュー 25話 26話 27話

25話 「雪よりも冷たく」

【物語】

 クリスマスの朝、新しく生まれ変わってやり直すことを胸に誓い、バートは町まで仕事を探しに出掛けていきました。朝焼けの中線路の上を辿るバートの心は希望に包まれていましたが、物思いに囚われていたバートはカーブを回ってきた列車に気づくことが出来ませんでした。そして迫り来る列車は無慈悲にもバートの体をのみこみ、トーマス家の人たちはまだそのことを知る由はありませんでした。ノックの音がし、ジョアンナがドアを開けると鉄道会社のジェイソンが立っていました。ジェイソンはバート・トーマスが列車に引かれて亡くなったことを告げにやってきたのです。

【感想】

こんアン・25-2バートはやり直すことを誓い、仕事を探しに出掛け、そして亡くなります。
 バートは新しく生まれ変わってやり直すことを誓い、仕事を探しに出掛けていき
ました。しかしここで悲劇が起こりバートは列車に轢かれ亡くなってしまいます。

 なんというか「赤毛アン」では、アンのセリフのみで語られた出来事にはこんな
事があったのですね。

 バート・トーマスの人生は、やり直しを誓った日に終わりを告げます。ホーレスは
薪を割りながら母親も兄弟もアンも守ると言います。

 何というか今まで目立たなかったホーレスも父親の死で一人前になりました。
そういえばあのバートを陥れたジェフリーすら泣きますね。

「財産も地位ない貧しい一生だったが、最後は一家の父親として死んだんだ」

 ランドルフの父親はそう言いますが最後父親として死んだのが救いです。バートは
生まれ直しを誓った日に亡くなりますが、こういう死を迎える人もいるのも事実です。
そんな小さな死を深く見つめたのが、「こんにちはアン」かもしれません。


26話 「さようならトーマス家」

【物語】

 バートがいなくなったトーマス家には、お葬式のためにジョアンナとバートの親戚がやって来ていました。アンはとうとう孤児院へやられてしまうのではないかと、これからの自分の身の上を考えると不安でなりませんでした。ジョアンナの両親がバートの残した借金を清算し、ジョアンナと子どもたちを引き取ることを告げると、すっかり弱ってしまったジョアンナはそれに同意します。しかし自分たちもそれ程裕福でないジョアンナの両親は、トーマス家と血のつながりのないアンは孤児院にやると決めていたのです。そんな時、見かけない男の人が孤児の女の子のいる家を探してトーマス家へとやって来ました。

【感想】

こんアン・26-2色々揉め事はありましたが、ジョアンナはアンを愛していました。
 お葬式にジョアンナと、バートの親戚がやって来ていました。バートの死は感傷的
に描けますが、生きている人はそういきません。

 ジョアンナの両親はバートの残した借金を清算し、ジョアンナと子どもたちを引き
取りますが血の繋がりがないアンは引き取りません。

 ジョアンナは両親にアンのことも頼みます。やはりジョアンナもアンに対して実の
子と同じ愛情を持っていますし、気がつけば子供たちもそう思っています。

 アンは孤児院に行くかと思われましたが、ハドソンさんという方がアンを引き取り
たいとジョアンナに頼みに来ます。

 そしてアンはハドソンの家に行く事になり慌しく物語が進みます。その為ジョアンナ
の何もしてやれなかった感がよく伝わり、心を打つ別れのシーンになりました。

「あの子は私の支えだった、あの子を愛してた、もっと優しくしてやればよかった」

といって泣くジョアンナは、何だかんだでアンを愛していたんだなと思いました。


27話 「あの丘の向こうに」


【物語】

 アンはついに赤ん坊のときから9年を過ごしたトーマス家にさよならを告げ、ハモンドさんの家に引き取られていきました。ハモンド家には、製材所を経営している主人のケンドリック・ハモンドの他に、奥さんのシャーロット、そして双子を含めて6人もの小さな子ども達が暮らしていました。その上シャーロットのお腹には、もう直ぐ生まれそうな赤ちゃんがいたのです。ケンドリックはそんなシャーロットの助けになればと身寄りのないアンを家に連れ帰るのですが、家事と子どもの世話に疲れ果てていたシャーロットは、やせっぽちのアンの姿を見ても、どうせ役にも立たずに孤児院に連れて行く羽目になるのだと不愉快そうな顔をするばかりでした。

【感想】


こんアン・27-2奥さんのシャーロットには双子を含めて6人いましたが、その後さらに双子を産み計8人になります!
 主人のケンドリック・ハモンド、奥さんのシャーロット、双子を含めて6人もの
小さな子ども達が暮らしていました。

 トーマス家についでハモンド家に来ましたがハモンドさんはアンをただで子守する
労働力としか見ていませんね。

 「赤毛のアン」のカスバート家も最初は労働力としての男の子を欲しがっていまし
たから、やはり労働力としての孤児を引き取るというのが描かれた感じです。

 それにハモンドさんやシャーロットさんも酷い人物ではないですが、アンを目一杯
働かせますね。

 というよりトーマス家は子供4人ですが上2人はかなり大きいですが、ハモンド家は
全員小さい子供ですのでやる事があり過ぎます。労働力としての孤児の生活が描かれ
るのがハモンド家といえます。

 シャーロットは産気ついたので、アンは産婆のミス・ハガティを呼びに行きます。後の
「赤毛のアン」でアンが、死ぬほど大変だったと語る双子が生まれることになります。





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こんにちはアン レビュー 22話 23話 24話

22話 「素晴らしいお客様」

【物語】

 トーマス一家がメアリズビルに越してきてから3年目の冬を迎えました。そんな時、ランドルフとミルドレッドがトーマス家を訪ねてきました。二人はこれまでも学校に来れないアンのために本やノートを届けてくれていたのです。でも毎日手伝いで忙しいアンは、中々それを手に取る時間がありません。ランドルフたちから学校のみんなの話を聞かされても、アンは寂しそうに笑うしかできませんでした。夕食の仕度をしながら新しいノートを開いてみたアンは、算数も文法もずっと難しくなってしまったのに驚きます。ところがアンが切なさに涙ぐんでいると、突然外の道から男の人の大きな声が聞こえてきました。アンが見たのは雪だまりに馬車の車輪がはまり慌てている、見知らぬ男の人の姿でした。

【感想】

こんアン・22アンの父親ウォルターの教え子、スコットと出会います。もの凄い偶然ですが(^^
 アンは9歳になりましたが、相変わらず学校には通えず、ランドルフとミルドレッド
がトーマス家を訪ねてきました。

 アンとミルドレッドといつの間にか仲良しになっています。親交はあtぅたんですが
学校などで仲良くしてる描写がなかったのでいきなりに感じます。

 サディも親戚の家に引っ越しましたが、お別れの挨拶はなしです。「赤毛のアン」
のアンにとって初めての友達はダイアナです。

 その為か「こんにちはアン」でサディや他のクラスメートとあまりに仲良くなると、
問題ですからあっさりしています。

 アンの父親ウォルターの教え子がスコットと出会います。もの凄い偶然ですが
「赤毛のアン」で有名な「曲がり角」が出てきます。

 今のアンを励ますのはお父さんウォルターの言葉でした、この辺りは「曲がり角」を
うまく使った感じはします。


23話 「小さな命」

【物語】

 クリスマスが近づいたある日、トーマス家を揺るがす大事件が起ころうとしていました。ノアが屋根から落ちてきた雪に荷飲み込まれ下敷きになってしまったのです。薪を運ぼうとしてノアの声を聞いた気がしたアンでしたが、ノアの姿はありませんでした。不安になったアンは寝ていたバートを起こし、あちこちを探し始めます。アンは懸命にノアを探しますがどこにも見当たりません。アンがノアの声を聞いた辺りに来ると、後からやって来たバートはアンの話を聞き、たまった雪を見て突然顔色を変えます。バートはノアが雪の下敷きになっていることに気付いたのです。アンとバートは必死で雪をかき出してノアを見つけ出しましたが、ノアの体は冷たくぐったりとしたままでした。

【感想】

こんアン・23-2バートは命がけで医者を呼びに行きます。これがバートに心境に変化をもたらします。
 ノアが屋根から落ちてきた雪の下敷きになり意識を失います。そしてそれが
きっかけで咽頭炎になってしまいます。

 「赤毛のアン」でダイアナの妹ミニーメイが咽頭炎になった時、アンの口から
「昔、咽頭炎の子の看病をしたことがある」というセリフがあります。

前史である「こんにちはアン」でその咽頭炎になったノアが出てきました。

 「赤毛のアン」に繋げる話ではありますが「こんにちはアン」の中でも、意味ある
エピソードになっていますね。


24話 「クリスマスの魔法」

【物語】

 バートが自分を省みず、吹雪の中を薬を取りに行ったおかげで、ノアは一命を取り留めました。雪に投げ出され体が動かなくなった時、自分のこれまでの人生を後悔し、家族を大切に思う気持ちを取り戻したバート。疲れからうたた寝をしていたバートが目覚めると、ベッドのノアを囲んでジョアンナもアンもホーレスたち皆が陽だまりに包まれて笑い合っていました。ジョアンナは目覚めたバートの体を気遣い、ノアの病気が家族の心を繋いでくれたのだとつぶやきました。明日がクリスマス・イブだとアンが気づくと、バートは森に行って樅の木を切り、クリスマスツリーを飾ろうと言い出しました。

【感想】

こんアン・24
バードはノアを囲んでジョアンナやアンたち皆が、笑い合っているのを見て大切なものが何か理解しました。
 ノアは一命を取り留め、それをきっかけにバートは自分のこれまでの人生を後悔
し家族を大切に思う気持ちを取り戻しました。

 自分の人生は失敗ばかりで誇りや信用を失ったと思っていましたが、実は家族は
失っていない事に気がつきました。

やはりノアを囲んでジョアンナもアンもホーレスたち皆が、笑い合っていたのを見て
そう感じたのでしょう。

 犯罪者のジェフリーから「お前は負け犬だ」といわれましたが、そうではないこと
に気がついたといえるでしょう。

 「こんにちはアン」はアンの物語ではありますが、バートの生まれ直しのような
物語でもあります。しかしバートはやり直しを考えた矢先に不幸が起こります。





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