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風の少女エミリー レビュー 25話 26話

25話 「雪はいま、とけゆく」

【物語】

 雪が舞うなか、カーペンターの葬儀が行われる。エミリーはカーペンターを亡くしたショックと、テディが婚約したことで絶望の淵に立っていた。落選続きで大好きだった小説も書くことが出来なくなり、食事もろくに取らず、かつての活発だったエミリーはどこにもいない。エリザベスはそんな腑抜けになったエミリーに厳しい言葉を投げつけ頬を打った。自暴自棄になったエミリーは反撃しようとするが、熱を出し倒れてしまう。

【感想】

エミリー・25-1拗ねた態度を示し嫌な顔つきで、エリザベスおばさんに食ってかかるエミリー、、。
 最終回1話前は最終回に向け盛り上げようという構成から、緊迫感があり面白いと
いいますが今回がまさにそうでした。

 今回エミリーの苦悩などよりリアルに感じられました。作家として世に出たいが中々
結果が出ないジレンマと苦闘、友人達は先へ進んでいるのに自分だけが取り残され
ている不安。

 そのようなものが今回「雪はいま、とけゆく 」に息の詰まるように表現されて、十分
満足できました。


エミリー・25-2
 エリザベスおばさんは、すっかり投げやりになったエミリーを引っぱたきます。
「誇りを失った者は許さない」という、エリザベスおばさんの強い意志を感じお話を
引き締めましたね。

 そしてエリザベスおばさんは、エミリーの両親ダグラスとジュリエットの写真に
向かって、、、

「あの子には、自分の夢をあきらめてほしくなかったのです。」

 と言ってエミリーをたたいたことを謝っていました。エリザベスおばさんの心の内を
聞いてエミリーも素直になりました。

 この辺りのお互いの心の葛藤などに緊迫感が引き込まれますよね。


26話 「春のおとずれ」

【物語】

 エリザベスが足を骨折して動けなくなってしまった。退屈をもてあますエリザベスのために、エミリーは書いた小説を見せた。エミリーの小説は、エリザベスや家族のみんなを感動させ、エリザベスはついに、エミリーが小説を書くことを認めたのだった。エミリーの小説は付近の人々の手から手にわたり、読まれていった。そしてそれは遠く離れた友人たちの手にも渡り…。

【感想】
エミリー・26-1
 エミリーは小説「Tales of Windy Hill」を書きます。自分の過去の出来事や、周りの
人々を題材に、ある農場の生活を描きます。

 やはりカーペンター先生がいいっていたように、身の回りの出来事をユーモア
溢れた文章で綴ったのでしょうね。

 エミリーの小説は雑誌に掲載されるのではなく、回し読みされ評判になりニューヨーク
の雑誌記者から注目され、ようやく作家への道が開けました。しかしエミリーはニュー
ムーンに残る事を決意します。


エミリー・26-3
 そしてテディが帰国して、あっという間にエミリーとテディ結婚でした!結婚式の
場面はエリザベスおばさんもルースおばさんもそうですがお父さんもいましたね。

 でも冷静に2人の絵を見ると、まだ子供に見えますよね?まるで子供が結婚式
ごっこをしているようです。

 1979年作「赤毛のアン」のアンは本人の成長に合わせ、キャラクターデザインが
変わりました(これもアニメならではの、面白さでした)

 「風の少女エミリー」でも明確に大人に成長したキャラクターデザインにしてもらい
たかったですね。

 この辺はやはり11歳からほぼ成人までを、全26話で描くとこの無理があった気は
します(できればエリザベスおばさんとの、和解くらいまでがよかったかも?)

 しかしエミリーの成長物語としては良く出来ており、同じモンゴメリの「赤毛のアン」
とはまた違った作品になったといえるのではないでしょうか。


エミリー・26-5ラストの自分の子供を連れて歩くシーンは、同時期放送していた「レ・ミゼラブル少女コゼット」と同じでしたね。




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