HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

はぎの読んだ雑本やイラスト技法書などを紹介するブログ(世界名作劇場関連の情報も取り上げます)

2018年07月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年09月

| PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

太平洋戦争秘密兵器大全

  秘密兵器大全 (1)

【太平洋戦争秘密兵器大全】
出版年:2012年


秘密兵器大全 (2) 

 この本では太平洋戦争時に計画開発段階で終わり、実戦に参加しなかった日本軍の「秘密兵器」を紹介しています。

 開発計画段階で実戦に参加しなかった秘密兵器(実戦に参加した兵器も含まれています)などの紹介は確かに興味深かったです。

 ただそれら秘密兵器の開発経緯や歴史的背景などの考察は少なく、むしろそれらの「超兵器の活躍想像小説」メインなんだよな、この本……そもそも


それらの秘密兵器が実戦に投入されていたら?


 などといわれても「そんなに上手く活躍できるわけない」としかいえず、どうにも入り込めなかった…

 そもそも「秘密兵器」は実戦に間に合わなかったからこそ「実戦で馬脚を現さずにすんだ兵器」ともいえるので活躍できた可能性はほぼないって…。

 仮想戦記小説に面白さを感じる人はともかく、普通に兵器好きな人が読んで楽しめる本ではないでしょうね。



秘密兵器大全 (3)  









スポンサーサイト

| ミリタリー関連の書籍 | 21:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

別冊宝島 私たちの好きなアルプスの少女ハイジ

56・私たちの好きなアルプスの少女ハイジ・1

【別冊宝島 私たちの好きなアルプスの少女ハイジ】
出版年:2003年

56・私たちの好きなアルプスの少女ハイジ・2

 別冊宝島の「私たちの好きな」シリーズ(「僕たちの好きな」シリーズの女の子版)の「アルプスの少女ハイジ」を扱った一冊。

 「アルプスの少女ハイジ」の全52話解説、キャラクター紹介、高畑勲監督へのンタビューなどが掲載されています。

 ただ、設定資料とかはないので、そういうのを楽しみにしている人(自分とかw)からするとその辺は残念だったかな~

 
56・私たちの好きなアルプスの少女ハイジ・3
  
 グッズなども紹介されていますが、さすがハイジ!有名なだけあって今もたくさんの関連商品が売られています。

 現在も「家庭教師のトライ」のCMにも「ハイジ」は使われていますが、放送開始から40年以上にわたり現役で活躍するハイジにはただただ頭が下がる思いw


56・私たちの好きなアルプスの少女ハイジ・4
    
 インタビューではこの前亡くなられた監督の高畑勲さんで、ハイジへの「愛」を語っておられました。当時の制作模様や裏話などの、裏事情を知ることができ大変興味深く読めます。

 ただ監督以外のスタッフさんや声優さんへのインタビューなどがなかったのが残念、この辺も、多少はフォローして欲しかった。

 一応原作についての話やアニメと原作の違いなどがあり、「アルプスの少女ハイジ」の入門書としてはちょうどいい内容の本でした。




ハイジが生まれた日――テレビアニメの金字塔を築いた人々

世界名作劇場シリーズ メモリアルブック アメリカ&ワールド編

世界名作劇場シリーズ メモリアルブック ヨーロッパ編

アルプスの少女ハイジ (角川文庫)









| 世界名作劇場の関連書籍 | 21:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

機動戦士ガンダム一年戦争全史 下巻

機動戦士ガンダム一年戦争全史下巻 (1)

【機動戦士ガンダム一年戦争全史 下巻】
出版年:2007年

機動戦士ガンダム一年戦争全史下巻 (3)


 前回「機動戦士ガンダム一年戦争全史 上巻」を紹介しましたが、今回はその「学研」が同年に出版した「機動戦士ガンダム一年戦争全史 下巻」の紹介。

 「学研」はいままで
「歴史群像」シリーズという歴史関連の本を出版しているんですが(下の画像がそれ)





 そう、この
「歴史群像」シリーズの、パロディとして「機動戦士ガンダム一年戦争」を解説した本なのです。

 当然「歴史群像」シリーズ
で培ったノウハウを元に、構成やレイアウトもそのままで「一年戦争」を大真面目に解説しているのが特徴。


機動戦士ガンダム一年戦争全史下巻 (2)

機動戦士ガンダム一年戦争全史下巻 (4)

 この本が優れているのは、あくまで「歴史群像」シリーズのパロディを遵守している点でしょう。

 上の画像を見ても分かる通り、あたかも実在の戦争のように「星一号作戦」
(ソロモン、ア・バオア・クー攻略戦)などを両軍の戦略戦術、要塞攻略方などを詳しく解説…


なんというかいかにもそれっぽい作りw


 
戦力の分析だけでなく、政治的背景などもそれなりに扱っていて凝った作りになっています。


機動戦士ガンダム一年戦争全史下巻 (6)

機動戦士ガンダム一年戦争全史下巻 (7)
 

 上の画像でもギレン総帥があたかも、実在の人物のような解説されていて読んでいて思わずニヤリとしてしまいましたw

 
「歴史群像」シリーズのような本を作り続けている学研だからこそ、出来たパロディ本といえるでしょう。

 この本は「機動戦士ガンダ一年戦争」を使った
「歴史群像」シリーズパロディとして読めば、十分楽しめる一冊でした(^ー^



機動戦士ガンダム一年戦争全史下巻 (5)






| ガンダム関連の書籍 | 21:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ファミコンの思い出 深田洋介

 ファミコンの思い出

【ファミコンの思い出】
出版年:2012年 著者:深田洋介



【著者のデータ】
【深田洋介 おくだようすけ】
(1975年2月~)
 広島県広島市生まれ。学研において学年誌、月刊幼児教材などの編集者を経てAll About Japan(現All About)のエディターに。現在は子育て・教育関連分野を専門ジャンルとして、出版&Webコンテンツの企画・編集・制作を生業とする。


 著者の深田洋介氏のサイト「思い出のファミコン」に寄稿された「ファミコンあるあるネタ」をまとめて書籍化した本。

 この本に掲載されている「ファミコンあるあるネタ」を読むと、プレイしていた当時を思い出し懐かしさを感じる。


ゲームをめぐる兄弟友達ゲンカw

勝ち負けで友達と取っ組み合いw

コードが引っ張られファミコンがフリーズw

「あ~~、そういえばあったよ、これ!!」
的なネタ満載!!


 各ゲーム別にあるあるネタを掲載しているで、かつて自身がそのゲームで感じていたことは皆感じていたんだと理解できるw

 こういう「ファミコンあるあるネタ」を知るとなんだか思い出を共有しているような妙な連帯感を感じてしまった。

 ただ難点としては応募された寄稿文は、素人さんが書かれたものなので文章が拙いのが難…。

 例えば文中「普段ゲームをしない姉」とあるんだが、これではどんな姉なのか分からずイメージしにくい。

 なので「部活に明け暮れ普段ゲームなどしない姉」という感じに描写してくれないと雰囲気が掴めない。…まぁ、寄稿された文章ってそういうもんだけどw

 それと著者のサイト
「思い出のファミコン」にはこの本と同様の文章が掲載されている(現在も寄稿文を募集している)

 
なので著者のサイトで読むか、この本を買ってまとめて読むか人それぞれですね~(^ー^;












| テレビ関連の書籍 | 21:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「赤毛のアン」のお料理BOOK

49・赤毛のアンのお料理BOOK・1

【「赤毛のアン」のお料理BOOK】
出版年:1992年


49・赤毛のアンのお料理BOOK・2

 日本で一番有名な海外の児童文学である「赤毛のアン」に出てくる、19世紀後半のカナダ料理やそのレシピを紹介した本。

 そういえば2014年上半期NHK朝の連ドラで「花子とアン」という、「赤毛のアン」の翻訳者村岡花子女史をモデルにしたドラマがありましたね。


 「花子とアン」を見て「赤毛のアン」熱が再燃したり、もしくはその素晴らしさを知った人も多いでしょう。

 この本ではそんな「赤毛のアン」の時代、19世紀後半から20世紀初めに出版された当時のクックブックを、著者が現在の私たちが作れるようにアレンジして紹介しています。

「キャロット・ケーキ」「アップルバター・クランチ」「りんごとはちみつのケーキ」「アップルパイ」などなど。

 美味しそうな料理の写真やレシピもそうですが、この本を読めばどっぷり「赤毛のアン」の世界を堪能できますねw




















| 世界名作劇場の関連書籍 | 21:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

別冊宝島 プロ野球&メジャーリーグ 「大記録」のウラ側

120・プロ野球大記録の裏側・1

【別冊宝島 プロ野球&メジャーリーグ 「大記録」のウラ側】
出版年:2008年


120・プロ野球大記録の裏側・3

 「日本プロ野球NPB」と「メジャーリーグ」の 大記録のウラ側を考察した別冊宝島社のムック本です。

 ただ出版が2008年なので使われているデータが古く、「記録」を考察したムック本としては現在読む価値はないでしょう。

 ただ記録の考察部分はともかく、インタビュー記事は結構面白くこの部分に関しては読む価値あるかもしれません。

 インタビューは2人のプロ野球OBで、まずは上の画像に登場する日本プロ野球歴代2位の350勝を挙げた米田哲也氏。

 あまり語られることのない勝利数2位の米田氏ですが、読むと色々興味深いかったりします。

 通算300勝以上しているのは弱小球団の投手ばかりとか、江川さんがさほど活躍できなかったのはライバルが不在だったからとか。

 自身の経験を踏まえての、うんちくのあるインタビュー記事で意外に面白く読めました。


120・プロ野球大記録の裏側・4 

 そしてもう一人は「TBS サンデーモーニング」の、スポーツコーナーでの「喝!」でお馴染みの張本勲氏!

 色々いわれているお方ですがw、通算3085本安打は今も日本プロ野球第1位(イチローの4000本以上の安打は日米通算)


その張本氏の拘りはなんといっても「記録」!!

 インタビュー記事でも「記録は野球人の生命であり記録が人格をつくる」といい切っておられます。

 その強い拘りがわかるのは本人が今も悔いが残るといっている、1962年~1966年までの5年間を上げていること。

 張本氏いわく1961年に20歳で首位打者を獲ったが、翌年慢心から首位打者を逃しその後自分の打撃を取り戻すのに5年間を要したというもの。

 張本氏はこの時の慢心がなければ、3割をあと2回は打てて首位打者も3回は獲れていたと語っています。

 でもそうはいっても、その慢心していた5年間で内3年は3割を打っているのですが…


それでも悔いが残るのかい!?(;゚Д゚)!


 そもそも張本氏は生涯23シーズンで16回も3割を打ち、首位打者は日本記録の7回獲っているのに、まだ飽き足らなかったのかとw

 なんというか振り返れば、もう思い残すことはなかったと思いきや未だに後悔してるって…記録に拘りすぎです~

 逆に言えばここまで記録にこだわったから、あんな大記録が生まれたんだな~と思わざるを得ない。

 色々な意味で張本氏の執念というか人間性というか、凄みを感じたインタビュー記事でした。


120・プロ野球大記録の裏側・2

| プロ野球関連の書籍 | 21:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

それからの海舟 半藤一利

  それからの海舟

【それからの海舟 】
出版年:2008年 著者:半藤一利



【著者のデータ】
【半藤 一利 はんどうかずとし】

【(1930年5月21日~)】
 1930年東京向島生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめる。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などをへて作家。「歴史探偵」を名乗り、おもに近現代史に関する著作を発表。


 幕末に活躍した徳川家幕臣勝海舟の江戸城無血開城から、その後の明治時代での政治活動などを解説した半藤一利氏の本。

 ただ著者の半藤氏が長岡出身なこともあり、分かりやすい勝さんびいき(というか薩長嫌い)なので読む際は注意が必要かもw

 その勝海舟ですが、彼は江戸城無血開城など幕臣時代が有名すぎて、明治になってからの行動はあまり知られていません。

 この本では幕末よりむしろ明治からの勝海舟の行動などを追いながら、彼の政治信念などを解説しています。

 明治後の勝海舟はかつての旧幕臣たちの世話や徳川家の名誉回復などに尽力し、
1898年に徳川慶喜の明治天皇への拝謁を果たします(その後1899年76歳没 )

 そんな勝海舟は明治政府が推し進める膨張主義には反対の立場で、世にいわれる征韓論はもちろん日清戦争にも反対していました。

 この辺は著者の半藤氏が勝の主張を通して明治以降の日本の帝国主義と、昭和期の軍部の肥大化という大元の原因を提示していますね。

 この辺を読むと司馬遼太郎のいう「明治の日本は現実的・合理的で素晴らしかった、昭和初期だけが異常だった」という考えには反対だったのだなと感じます。

 明治時代の勝海舟の行動や、近代国家日本そして大日本帝国に続く時代の考察は読む価値がある本でした。




半藤一利














| 半藤一利関連の書籍 | 21:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT | NEXT