江戸300藩の意外な「その後」

【江戸300藩の意外な「その後」】
出版年:2007年 著者:日本博学倶楽部

この本はコンビニなどで売られている、世にいう「コンビニ本」なので定価は、税別476円!! タイトルにもある通り幕末から明治にかけての、300藩の運命を簡素にまとめている一冊(実際は300藩も取り上げられていないけどw) 各藩の特徴や戊辰戦争での藩論や動向、明治になってからの出来事などなど、あまり知られていない藩についても触れられているのは貴重かも。 読むとこの幕末の混乱のさなか、どの藩も藩論が分裂し多大な犠牲や苦労を強いられているのが分かる。 ・藩論が裏目に出過ぎた→宇都宮藩 ・官軍についたが賊軍並みの死傷者を出す→秋田藩 ・領民を見捨て藩主が敵前逃亡→松前藩 ・御三家なのに勤王派に転身→尾張藩 …ets 各藩について多くて3ページほどなので気楽に読めますし、ちょっと幕末の歴史に触れたい人にはお勧めの一冊です。 |

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