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80年代パ・リーグ 今だから言えるホントの話 金村義明

80年代パ・リーグ 今だから言えるホントの話・1

【80年代パ・リーグ 今だから言えるホントの話】
出版年:2016年 著者:金村義明



【著者のデータ】
【金村義明 かねむら よしあき 1963年8月27日~】
 兵庫県宝塚市出身の元プロ野球選手。現在は野球解説者、タレント。 2000年、在日韓国人3世であることを自著「在日魂」で公表した。旧名は金義明だった。現役引退後は帰化して日本国籍を持っている。現役生活18年、通算成績打率.258、本塁打127本、打点487点。



80年代パ・リーグ 今だから言えるホントの話・2

80年代のパ・リーグは色々な意味ですごかった!

 客はこないし来ても数百人程度…球場は閑散としているし、新人選手は入りたがらない(指名拒否もよくあった!)

 そんな寒い時代のパ・リーグに1982年~1992年まで
近鉄バッファローズ」の選手として所属した、金村義明氏が「80年代パ・リーグ」について赤裸々に綴ったのがこの本!

 当時のパ・リーグを知るファンには懐かしさがこみ上げる内容で、その時代の選手だった金村氏の話はまさに興味深かった。

 この本で金村氏は当時所属球団だった「近鉄バッファローズ」の選手仲間や監督コーチについてその実情を紹介している。

 特に一回り年上で当時の4番打者だった栗橋茂氏について「栗橋さんは試合が終わるとすぐさま夜の街に繰り出し酒女と遊び翌日そのまま試合に出る」とその凄さを紹介。

 その中で高知県でキャンプしていた夜、スナックで地元の漁師と大喧嘩になり栗橋氏は相手を皆コテンパンにしたけど、翌日その漁師仲間が「栗橋をだせー」と乗り込んできたというw

なんというか…80年代のパ・リーグ選手はやることがぶっ飛んでるw

 当時のパリーグの選手は知名度が低くてマスコミに見つからなかったとはいえ、
驚くやら呆れるやら…w

 それと読んでいて気になったのが、当時近鉄球団内でビックワン」といわれた鈴木啓示氏についての辛辣な評価。

 鈴木氏は当時現役晩年280勝程していたからか、なんとローテも自分で全て決めていて、そのローテで対戦する相手は下位球団ばかりにしていたそうだ。

 金村氏曰く鈴木氏のやり方は、良い言い方をすれば自分の築いたものを守りぬくプロフェッショナル、悪い言い方だと自分さえ高い年俸を貰い続けられればつチームが強かろうが弱かろうが関係ないというスタンス。

 その後鈴木氏は1993年に監督として帰ってくるが大物選手時代と変わらず選手の名前を覚えず「バッテリー交代、アイツとソイツ」などといったり…金村氏はその手腕については疑問符をつけている。

 その後トレーニングコーチの立花龍司氏と考え方が合わずクビにし、それが「野茂氏反発→メジャー行き」という流れになるのはなるべくしてなったと…

 う~ん、まさしく名選手、名監督にあらずを地でいっているけど金村氏は選手としても監督としても鈴木氏とは合わなかった感が伝わってくるな~

 それ以外では監督で恩師である仰木彬氏に対しては、最大級の賛辞を送っていたりと「80年代パ・リーグ」の内情を懐かしさとユーモアで綴った良著でした。


80年代パ・リーグ 今だから言えるホントの話・3 




在日魂 (講談社文庫)

プロ野球勝てる監督、負けるボス

仰木 彬 パリーグ魂

元祖いてまえ男金村義明のプロ野球警戒警報!






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