HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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2018年09月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年11月

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第2話 「ひとりぼっちの旅立ち」の感想

【物語紹介】
 ジュディはニュージャージー州の全寮制リンカーン記念女子学園へ行ける事になりました。ジョン・スミスという人がジュディを支援してくれる事になったのです。学費、毎月のお小遣いを出してくれるのですが、条件が一つ、それは毎月スミス氏宛に学園生活を綴った手紙を書くというもの。旅費や支度費用の50ドルでジュディは喜んで服を買いに行きます。ジュディは50ドルもお金を貰う事に気が引けたので、自分の服だけではなくジョングリア孤児院の子供達の為にプレゼントを買う事にしたのです。プレゼントに孤児たちは大喜びしサディにも赤い靴を上げようとしますが「ハイスクールに行けるようになったら途端に慈善事業ってわけ?」と逆に責められてジュディは自分が嫌いだった施しをしてしまった事に初めて気が付いたのです。そして旅立ちのジュディはリペット院長とエステルに別れを告げてジョングリア孤児院を汽車で旅立ちました。そして窓の外を見ると孤児やトミーの新しい両親のトラックで見送ってくれたのです。


あしなが・2-2自分が嫌っていたはずの、「施し」をしてしまったジュディとそれを指摘したサディ。

【感想】
 この第2回こそが「私のあしながおじさん」のテーマが分かる回といえます。

 「あしながおじさん」から支度金を貰ったジュディが皆にプレゼントを買い、あげようとするのですが、その行為にサディは

「ハイスクールに行けるようになったら途端に慈善事業ってわけ?かわいそうな孤児達にプレゼント、さぞ気持ちがいいでしょうね」

 ジュディはお金持ちがする自己満足的な慈善事業が大嫌いだったのに、それと同じ事を気がつかないうちに自分がしていました。

 「私のあしながおじさん」のテーマは何なのか?それをサディのセリフによって視聴者は知る事になります。

 慈善とはどういうことなのか?何をどうしなければならないのか?今作品にとって重要なテーマといえるでしょう。

 そういう意味でサディはチョイ役ですがこの物語には重要なキャラクターであり、ベテランの山田栄子さんが演じたのは無駄ではありませんでした(この後サディは再登場し、その回でも重要な役割りを演じたりします)

 自分の嫌悪していた施しをしてしまい自責の念に駆られるジュディ…そんな彼女がこれから何を経験しどう変わるかが作品の見所になります。

 そしてラストでジュディは旅立ちの汽車に乗っているとサディ、トミーその他の子供たちが駆けつけるシーンはありふれてはいるんですが、やはりいいですね。

 あと原作がそうなので仕方ないですが、その後ジョングリア孤児院が出てこないのが残念。

 そしてジュディはいよいよ、ニュージャージー州リンカーン記念女史学園に向かいます。




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| 私のあしながおじさん全40話レビュー | 21:00 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑

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