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第18話 「感謝祭への招待状」の感想

あしなが・18-1

第18話 「感謝祭への招待状


【物語紹介】
 リンカーン記念女子学園では11月に感謝祭が開かれます。サリーは自治会の役員としてジュディとジュリアと一緒に買物に出かけその時街角でセントジョージ孤児院の聖歌隊が歌を歌い寄付を募っているのを見かけます。しかしサリーは感激してしまいリンカーン記念女子学園の感謝祭に招待しようと考えるのです。サリーはジュディを誘ってセントジョージ孤児院のランバート先生に会い感謝祭で孤児達を招待したいという意を伝えると先生は大喜びでした。サリーとジュリアは孤児たちが何を欲しがっているか直接聞く為にセントジョージ孤児院に向かいました。しかしそこで2人が見たものは、薄汚い建物に汚い姿の孤児たち2人は何を欲しがっているを聞くどころか逃げ出してしまったのです。ショックを受けたサリーは孤児達を感謝祭に呼ぶ事を中止してしまいます。ジュディはサリー達の身勝手さに腹が立ちましたが、ジュリアに「あなたは何もしていない」と言われ言葉がありません。ジュディは孤児たちを見て自分の過去を思い出したくなかったのです。


あしなが・18-2孤児院に行って、子供達に近づかれ恐怖におののくサリーとジュリア。

【感想】

 今回ジュディは今までとは違い、孤児院を中からではなく外から見る事になりました。

 サリー、ジュリアは慈善事業のため孤児院に行きますがその汚い建物、汚い身なりの子をみて逃げ帰ってしまいます。

不快感を露にするジュリア、そして子供達の手を握れなかったと泣きじゃくるサリー…。

 そんな出来事からサリーは、孤児たちを学園祭に呼ぶ事を中止してしまいます。

 孤児院での不快感を口にし、うがいをし手を洗い香水をつけるジュリアの露骨な行動は普通に見れば引きますよね。

 「感情を隠さない言動は人に不快感を与える」というのに気がついていないジュリアはまだ未熟といえるでしょう。

 それにあのサリーですら孤児院と孤児たちの不衛生さに、手を握る事ができず生理的拒絶感に負けてしまいました。

 しかしサリーの行動や感想こそ、現代人に一番近い反応なのではないでしょうか?

 現代人があのような孤児院に行けばサリーと同じ感想を持ち、生理的な拒否感を持ってしまうのが普通…

 サリーのような子さえそのような行動をしてしまう事で、視聴者に現実というのを見せた気がします。

スタッフがこの回を重要視しているのが分かります。

 今回ジュディ自身を本人が嫌いな「施す」側に回すことにより、彼女に「施す」という意味を考えさせるのが目的でといえるでしょう。

 これは視聴者にも問いかけている問題ともいえ、ジュディは「施す(慈善)=悪」という認識しか持っていませんが、しかしこの考えは結局何もしていないのと同じ…

 そして次回で、この施し(慈善)に対してのある一定の答えが出る図式になっています。






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| 私のあしながおじさん全40話レビュー | 21:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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