HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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2019年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年10月

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私のあしながおじさん作品全体感想

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 「私のあしながおじさん」は世界名作劇場1990年制作16作品目で、 時代背景1920年代のアメリカの高校を舞台にした学園物語で 視聴率的には平均16.2%とシリーズでは9番目でした。

 物語は孤児のジュディがジョングリア孤児院で生活しているところから始まり、「あしながおじさん」の援助を受けてリンカーン記念女子学園に通いその学園生活が描かれます。

 基本的にジュディの華やかな学園生活を描きながらもう一方で、自分が孤児である事を隠し続けなければならない葛藤、そして劣等感が同時に描かれる展開。

 ジュディは学園生活を送りながら親友サリーとその兄ジミー、ライバル的なジュリアと伯父のジャービスなど様々な人たちと知り合い成長していきます。

 そして物語後半4クールはジュディが好きなジャービスとジミー、そしてそのジミーが好きなジュリアなどそれぞれの思いが交錯する形でお話が進む展開…。

 最後第39話でジュディは偽りの自分を捨てる意味で、卒業式の答辞で自分が孤児である事を告白します。 

今までの物語のすべてが、この答辞に集約されているといっても過言ではありません。

 そして最終回にジュディは「あしながおじさん」が、ジャービスだと知りそして2人は結ばれるのです。

 アニメの特徴としてジュディは孤児である事を隠し、劣等感を感じている面が原作に比べ強調されているところでしょう。

 その結果ジュディは孤児に対する慈善行為などを極度に嫌っていました。孤児院時代にお金持ちの優越感を持っての施しを、卑屈になって受けなければいけなかった過去の思い出があるからです。

「孤児はお金持ちの虚栄心を
  満足させる為の家畜っていうの!!」

 彼女のセリフはこの物語の核ともいえ、ジュディの憤りは見ている視聴者にも慈善とは何か?と考えさせるセリフでした。

 しかしジュディのその考え方も様々な人たちの出会いで解消されていきます… 自分を金持ちの虚栄心を満足させる為の家畜と思う事こそ、劣等感の最たるものですから。

 それに孤児である事に劣等感を感じ隠し続けるのは、友人や先生などを騙し続けているのと同じ…。 

 ジュディはそれに気がつき克服したからこそ自らの出自を明らかにしましたし、無償の慈善というのを信じられるようになったと思います。

ジュディの劣等感の克服を最後まで描ききった、この作品は素晴らしいといえるでしょう。

 それと慈善だけでなくジュディは援助された今の生活は、自分のものではないと考え奨学金でなんとか自立していこうとしていく姿も描かれています。

 その行動力に「あしながおじさん」=ジャービスの意識まで変えてしまうのは、ジュディの成長があってこそだと思いましたね。



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私のあしながおじさん 原作とアニメのラスト

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私のあしながおじさん
原作アニメのラストの違い】


 アニメ私のあしながおじさん」のラストは卒業式で感動的な答辞を読み、そして「あしながおじさん」 の家に駆けつけ、あしながおじさんことジャービスと劇的な対面を果たして最後は結婚式をして終わりです。

 原作「あしながおじさん」では卒業式は普通に行われジュディは大学卒業後、夏休みにロックウィロー農場で 働きながら小説を書いているとジャービスがやって来ます。

 ジュディはジャービスからプロポーズされてしまいますが、身分が違い過ぎるのと思いプロポーズを断ってしまいます。 そのジャービスはジュディがジミーを好きだと勘違いして去っていきます。

 原作のジュディもジャービスを好きになっていますが、彼の気持ちは知りませんでした。なので彼女はジャービスにプロポーズされ初めて彼に好かれている事を知ります。

 その直後にジュディはジャーヴィスが病気になった事を知り、彼を心配し同時に自分の思いを彼に告げられなかった事を 「あしながおじさん」にどうすればよいかを手紙で尋ねます。

 すると「あしながおじさん」から屋敷に来るようにと手紙が届き、ジュディが行くと そこにはジャービスがいて

「ジュディちゃん、ぼくがあしながおじさんだったということに気がつかなかったの?」

 原作ではここで「あしながおじさん」が誰なのか?すべての謎が解決するのです。

 アニメでは4クールから恋愛パートを膨らませた為あのような展開になりましたが、 普通に続けばこの原作を脚色する程度の話になったかもしれません。

 こう考えると「私のあしながおじさん」の4クールは、また別の物語があったのかもしれませんね。


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第40話 「はじめましておじさま」の感想

あしなが・40-1

第40話 「はじめましておじさま

【物語紹介】
 ジュディを乗せた車はニューヨークへ向かって走り続け、ようやく「あしながおじさん」の家を探しその部屋にたどり着きます。ジュディが見るとそこには「あしながおじさん」が立っていました。その「あしながおじさん」はジュディのよく知っているジャービスだったのです。2人は抱き合うのでしたが突然ジャービスが倒れ、医者が呼ばれジュディはようやく落ち着きを取り戻しました。グリグスさんが持ってきたファイルをジュディは見ますが、そこにはジュディが 「あしながおじさん」に書いた手紙のすべてがファイルされていました。そしてそのファイルには「あしながおじさん」が書いたジュディ宛の手紙が入っており開封し読み終えた時ジュディは泣いていました。そのままジュディはジャービスの手を取ると一晩中看病を続け翌朝元気に回復しました。それから4年後、ジュディはジャービスとロックウィローの教会で結婚式を挙げます。ジュリアはジミーと婚約し結婚はジミーが大学院を卒業してからです。サリーは大学を卒業後、家の仕事を手伝いながら勉強を続けていました。「みんな幸せになりそうです。それもこれもすべて、あしながおじ様あなたのおかげです。感謝しますあしながおじ様、おじ様の事は一生忘れません。私のジャーヴィス、あしながペンデルトン・スミス・おじ様へ ジュディアボット」ジュディは「あしながおじさん」への手紙にそう書き綴るのでした。

あしなが・40-2ジュディがあしながおじさんの元へいくと、初めて会った時のように長い影が…
 
【感想】
 今回は前回から比べると後日談なので、Aパートは延々「あしながおじさん」の家に行くのに当てられます。

 そしていうまでもなくあしながおじさん」はジャービスでした…!!

 その後ジャービスは病気で倒れ、ジュディは彼の手紙をを読みその心情を知ることになりますが…でもこの展開はちょっと…

ジュディは孤児である事を自分の口で告白したのに、ジャーヴィスの告白は手紙とは…

 そもそもジュディの答辞が感動的なのはその告白が友達、先生、そして視聴者に対して向けたものだったからで、ジュディの勇気ある告白に皆は感動したのです。

 しかしジャービスの告白はジュディのみに対してなのでその意味では重みが違いますし、そもそももっと早く言えばよかったのでは?

 これがジュディの場合は孤児になりたくてなった訳ではないですから、その偏見や劣等感に打ち勝つのは大変だったはず、しかしジュディは克服しました。

 それに対してジャービスは自分の意思で「あしながおじさん」になった訳ですから、その尻拭いは自分でやるのが当然、にもかかわらず自分が 「あしながおじさん」である事を自分自身の口から言う事すらしないとは…

 個人的に言わせてもらうと、39話と40話は逆でもよかった気はします。

 ジャーヴィスが自から「あしながおじさん」である事を告白し、それを聞いたジュディも皆に嘘をつき続けてはいけないと思い孤児である事を皆に告白する。

 形としてはこうした方がよかった気もしますが、しかし物語的にはできないでしょうね。

 放送当時の視聴者は「あしながおじさん」が誰か知らないので、ラスト正体が分かる物語構成になるのは当たり前ですが。

 しかし「私のあしながおじさん」を観返すと「あしながおじさん」=ジャービスの行動が気になるなw

ジャーヴィスって人間的にどうよ?
という感じですねw

 しかしラストは大団円で終わりましたのでそこは「私のあしながおじさん」らしくて素晴らしかったと思いますね。


あしなが・40-3ジュディとジャーヴィスは結婚式を挙げ皆に祝福されます。とにかく大団円ノラストでよかったです。

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第39話 「過去からの卒業」の感想

あしなが・39-1


【物語紹介】
 卒業まであと1週間に迫りジュディは3週間ほど前に、マスター女子大学の文学部から合格の通知を受け奨学金を受けて大学に進学する事が決まったのでした。その後ジュディは卒業式に答辞を読む事になりました。卒業式当日、ジュディは「あしながおじさん」を待っているとそこへジュリアの両親がやってきてジャービスが出張から帰って以来、体を壊してしまい肺炎で入院していると聞かされます。ジュディはジャービスの元に行こうとしますが、サリーとメルノア先生が駆けつけ卒業式へ引き戻されます。ジュディは最優秀卒業生として答辞を読む為に壇上に上がり読み上げその時、言わなければならないと思っていた事を壇上で語り始めたのです。スピーチが終わった時、会場は拍手で包まれサリーやジュリアなど皆が泣いていました。ところがその時グリグスさんが慌てて駆けつけ「あしながおじさん」が倒れたからすぐに来てほしいというので、ジュディは慌てて車に飛び乗るのでした。


あしなが・39-2最優秀卒業生として卒業式の壇上に上がり、答辞を読むジュディですが、そこで彼女は…

【感想】

 「私のあしながおじさん」の実質の最終回といっていいですよね、この回は…。ジュディは自分が孤児である事を皆に告白します。

 というより本作はこれを描いていたはずなんでがねw…とにかく物語的には答辞に至るまでの過程までは慌しい回でもあります。

 まずジュディはジャービスが肺炎で入院しているのを知り、卒業式を放り出して彼の元に駆けつけようとします。

 サリーとメルノア先生が止めるんですが、止めなければ卒業式をすっぽかしたのかな?

 その後「あしながおじさん」に相談してみようとしますが、顔も知らないのにどうやって?

 とにかくジュディは最優秀卒業生として答辞を読む為、壇上に上がりましたが、でも一体いつジュディは自分が孤児である事を告白しようと思ったのかな?

 冷静に見ると最後の答辞で自分が孤児である事告白する心理的変化が描ききれていないんですよね。

 まぁ、それら色々な不具合がありました…がしかし、
ジュディの答辞があまりにも素晴らしいのでそんな事どうでもよくなりましたが(^-^;

 このジュディの答辞は長文ではありますが、読む価値があると思うのでここに掲載しますね。


あしなが・39-3この作品最大のクライマックスである卒業式での答辞。

「私の生まれたこのアメリカ合州国はリンカーン大統領の理想に基づいて自由と平等と博愛をうたっています。でも本当に自由でしょうか?本当に平等でしょうか?本当の博愛なんてあるのでしょうか?私は小さな時からずっとそんな疑問を持ち続けていました。それは私の生い立ちがあまりにも不幸だったからです。でもある方が私のそんな疑問に答えて下さいました。この会場のどこかにいらっしゃる私の後見人のおじさまです。おじさまと言っても、実はまったく血のつながりのない見ず知らずの方なのです。それなのにおじさまは無償の善意、ただそれだけで3年間、私を援助して下さったのです。おじさまはある施設の運営委員の1人でした。その施設とは・・・その施設とは「孤児院」です。そうです、私はジョングリア孤児院からこのリンカーン記念女子学園に入学したのです。私はニューヨークの下町に捨てられていたそうです。両親はおろか身寄りとなる人は誰も知らずに育ったのです。そんな私がこうして立派に卒業を迎えられたのは、いつも親身になって私を援助して下さったおじさまの善意があったからです。その暖かい善意が偏見や中傷から私を救い上げ育てて下さったのです。そして今、私ははっきりと知りました。おじさまが与えて下さったのは学費や生活費だったのではなく1人の人間として生きていく為の勇気だったのです。私はやっと自分のいじけた思い込みから開放され自分の生い立ちをお話しする事ができました。あしながおじさま、聞いていらっしゃいますよね。これが私にできる精一杯の感謝のしるしです。本当に ありがとうございました。ただもっと早く気付くべきでした。自分が孤児である事を隠し続けたばかりに私は一番大切な友人を失いました。もっと、もっと早く決心するべきだったと後悔しています。こんな私をこれまで暖かく包んで下さった先生方ジュリア、サリー、 ジミー、ボブスローンさんハーディーさん、そしてたくさんの友人たち。私はこの学園に学んで始めて自由と平等と博愛がこの国に存在する事を知りました。私を支えて下さったみなさん、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう」


 その後グリグスさんが駆けつけ「あしながおじさん」が倒れたからすぐに来てほしいと言われ、慌てて車に飛び乗る、ジュディ…。

 「ジャービス」と「あしながおじさん」が同時に病気という、もの凄い偶然な展開ですがw

 当たり前ですが、ジュディにとって二人は別人ですので
ジャービスは放っておいて「あしながおさん」の元へ向かいます。

 この回、答辞以外はとにかく無理やりお話が進むんですが…初めに答辞がありそれにあわせて物語が作られた感じw

 まぁ、答辞がとてつもなく素晴らしいので、細かい事は全然気にならなかったですけどね(^^;





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第38話 「悲しいプロポーズ」の感想

あしなが・38-1


【物語紹介】
 ジュディが冬休みの間ジャーヴィスから手紙が毎日のようにやってきましたが、一通たりとも読む事はありませんでした。冬休みの途中にジュリアとサリーがニューヨークから帰ってきて、ジュディにロックウィロー農園のセンプルさんからの手紙を渡しました。内容はキャリーとアマサイが結婚するので、友達を誘って一緒に来てほしいと書かれていました。その時グリグスさんから電話があり「あしながおじさん」も自分も結婚式には行けないので名代としてジュディに参加してほしいというのです。ジュディはサリーとジュリアの3人でロックウィロー農園に出かけました。センプル家に到着するとおじさんやおばさんから歓迎されジャーヴィスも来ていました。結婚式は無事終了し花嫁と花婿が教会の外に出てきました。その式の後ジャーヴィスはジュディに「私と結婚してほしいんだ」と告げますが、ジュディは断ってしまいます。その言葉を聞くとジャーヴィスはショックでその場に崩れ落ちるのでした。


あしなが・38-2ジュディにプロポーズをするも断られ、ガックリとうなだれ膝をつくジャーヴィス…。

【感想】

 ジュリアのお母さんの陰謀で、ジュディはジャービスの事を諦めてしまいます。

 ジュリアも自分がお見合い断ったらジュディとジャービスにこれほど迷惑がかかるとは…どうも自分のお母さんの性格がよく分かっていなかったようですねw

孤児のジュディとお金持ちのジャーヴィスとの、階級を超えた恋は実るのか?

 ここら辺りになるともうもうそんなこと気にしなくてもいいのではとか思う頃( ´∀` )。

 昔のジュディなら孤児である事隠して諦めるより、孤児である事告白してジャーヴィスに結婚を問うと思う、それでダメなら彼女も後悔せず諦めたと思いますが…

しかしそれをすると物語が終わってしまうんで、もう強引に話を引き伸ばすために延々悩み続けている感じだ。

 でもジュディが孤児院出身である事を隠すのは分からなくもないけど、ジャーヴィスが「あしながおじさん」である事隠し続ける理由が分からない。

というより正体を隠したまま、ジュディに結婚申し込むのはおかしくないか?…まぁ、正体を明かすとやはりお話が終わってしまうからだが…w

 後半に入り恋愛ループを繰り返していますが、たぶんスタッフとしてはこの4クールでジュディが「あしながおじさん」と対立し葛藤しつつ、どう自立していくかを描く予定だったと思います。

しかし階級恋愛が盛り上がりすぎたのか、この恋愛ループが延々続くという状態に~( ´∀` )

 次回で孤児である事への劣等感克服が描かれ何とか話をまとめるんですが、本当に何とかっていう感じだ。





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第37話 「聖夜のさようなら」の感想

あしなが・37-1

第37話 「聖夜のさようなら

【物語紹介】
 ジュディはクリスマスの日にニューヨークのジュリアの家で開かれる社交界のパーティーに招待されました。しかしジュディはお金持ちばかりが参加するパーティーに行きたくありません。なので「あしながおじさん」に社交界のパーティーに出てよいか手紙で尋ね「行くな」と言ってほしかったのですが「あしながおじさん」はジュディに社交界のパーティーがどんなところか見てくるようにと書かれていたのです。ジュディはジャービスも出席するので彼が守ってくれると思い社交界に行く事にします。 社交界でジュリアがお客に紹介されると、ジュリアのお母さんがジュリアのお友達も紹介し始めます。サリーの次にジュディが紹介されますが家柄を話す事ができません。家柄やどこの出身かを尋ねますがジュディは答える事ができません…そこへジャービスおじさまがやってきてジュディの危機を助けてくれます。ジュリアのお母さんはジュディの家柄について既に調べており、ジュディが孤児院出身である事も知っていたのです。ジュディが孤児院出身であることは誰にも言わないので、その代わりジャービスからは手を引きなさいとくぎを刺されます。ジュディはジャービスとは住む世界が違う思い会場を去るのでした。


あしなが・37-2ジュディにジャーヴィスとの付き合いは止めなさいと脅されるジュディ…娘ジュリアの心中はいかに?

【感想】

 ジュディはジュリア家の社交界のパーティーに行きたくなかったのですが。前回のこと考えればジュリアのお母さんとは会いたくないでしょうね。

 ジュディは「あしながおじさん」に社交界のパーティーに「行くな」と言ってほしかったのですが、返事は実際どんなところか見てくるようにとの事…。

行きたかったジミーの別荘には行かせないで、行きたくないパーティーには行けとは優しいお言葉(>-<;

 それにしてもジュリアのお母さん、露骨にジュディに辛く当たります。娘の縁談潰されれば怒るのは分かりますが…娘ジュリアの心中はいかに?

 ネチネチとかつてのジュリアのようにジュディをいたぶりますね~ああ~昔のジュリアを見ているようだ~w


 当然孤児院出身のジュディに社交界の雰囲気はまったくなじめませんでした…ジャービスと結婚すれば馴染めないではすまないよな~

 ジュディが孤児院出身であることは誰にも言わない、その代わりジャーヴィスからは手を引きなさいというジュリアのお母さん。

 とにかくジュディとジャーヴビスが結ばれると物語が終わってしまいますから強引にでも引き裂かないとまずいですので、ジュリアのお母さんに頑張ってもらわないと困りますねw





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第36話 「今を生きるために」の感想

あしなが・36-1


【物語紹介】
 ジュリアはパーラーにジミーを呼び出すとこれから見合いすると告げます。それを聞いたジミーは「おめでとう」と答えるとジュリアはパーラーを飛び出して行ってしまいました。ジミーから連絡を受けたジュディはパーラーへ行き町中をジュリアを探し始めました。ジュリアは駅で行くあてもなくニューヨークとは反対の終点までの切符を買うと汽車に乗り込もうしていました。それを目撃したジュディに引き止められ、ジュリアは ただ泣き続けるばかり。ジュリアがパーラーにいるという連絡を受けてジュリアのお母さんが迎えに来て連れて行こうとします。そんな母さんに対しジュディはジュリアは一生懸命幸せをつかもうとしていた気持ちをわかってあげてくださいと懇願します。それを聞いていたジュリアは仮病をやめて立ち上がると、見合いに行くと言いだし自分の口ではっきりと断ってくるというのでした。ジュリアの言葉にジュディもサリーも大喜びでしたがお母さんは頭を抱えてしまうのでした。


あしなが・36-2お母さんが苦労してまとめたお見合いを断るというジュリア…それはマズイのでは?

【感想】

 ジュリアは自分のお見合いをジミーに止めてほしかったのですが、予想通りジミーは止めませんでしたね。

 というかジミーはジュリアに対して恋愛感情はもっていないので、止める理由がないっていうのもあるんで…

 まぁ、しかし理由はどうあれ結果的に何もできなかったので…どうにも「私のあしながおじさん」の 男性陣は頼りないという印象…。

 しかし4クールに限っていえば、ジュディったちも相当頼りない行動が目立ちました。

 ジュディは現実から逃げてはいけないとジュリアを説得しますが、ジュディも孤児院出身というのを隠して、現実から逃げてるので説得力に欠けます。

 前回ジュリアの方が大人と書きましたが、今回の物語展開は「大人のジュリア」「子供のジュディ」が説得するという構図に無理を感じました。

 それとジュリアはお見合いに行き「はっきりと断ってくる」といいますがでもどうだろう?

 このお見合いは両親が苦労してまとめたんでこれを断れば両親の顔に泥を塗る事になるし、ジュリアならそのことは理解しているはずでしょう。

「上流社会は家柄や地位を守る為に
   自由を売らなければならない」

 かつてのジャービスの言葉ですが、 上流社会を知るジュリアはこの事を理解できない訳はないんですよね。

 好きな結婚相手を選ぼうとするジュリアは家柄や地位だけでなく、自由まで手に入れようとしているように見えます。

 この時代は親の決めた相手と結婚するのが当たり前だし、その仲で幸せを掴む方法もあるはず(ジュリアの両親がそうだろうし、2人は幸せそうだしね)

 いくら優しい淑女になったといっても、ジュリアは当時の上流階級の人間なので世界観を保つ意味でも、彼女を現代人と同じ目線まで下げる必要はないのではと。

今回の物語展開は、やや視聴者にサービスしすぎた気がしました。

 それに結果的にジュリアのこの行為は、娘をそそのかしたとしてジュディがジュリアのお母さんに眼を付けられるという結果を生みます。 

ジュリアの自由の代償を、ジュディが支払う事になってしまいました。






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