HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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ふしぎな島のフローネレビュー 13話 14話 15話

13話 「フランツの目」

【物語】
 お父さんはお母さんたちに探検の報告をしここは無人島と伝えます。そしてフランツが木陰で休む為、枝を折ろうとした時にカワスに触ってしまい、フランツは目をやられて見えなくなってしまいました。お父さんはフランツの目を治す為に、薬をあるだけ使って治療を試みますが、フランツの目は良くなりません。家族みなでフランツを看病しました。そして10日目にフランツが目覚めた時、目が見えるようになったのです。

【感想】
フローネ13-怪しげな虫の体液をかけられ、目をやられたフランツ。無人島はこういう毒虫も恐怖の対象といえます。
 お母さんやフランツはここが無人島だと知って以来やる気を失っていましたね。
誰もいない無人島・・・友人もいなければ、他人も居ない生きていくだけで精一杯の日々、
やる気失うのが当然で、フローネのように無人島で大喜びする方が変わっています。

 というよりフローネのような超楽天主義がないと話が重く苦しくなるのですよね。
リアルに無人島生活を描けば日々の糧を得るのに、肉体も精神も疲れ切ってしまいます。

 物語は暗くなる一方ですから、作劇的にそうならないようにする為にフローネは どこまでも
楽天的でお転婆な、明るい性格のキャラにしたんでしょうね。


14話 「貝殻の歌がきこえる」

【物語】
 ロビンソン一家は木の上に家を作って、そこで暮す事にしました。お父さんとフランツは木を切りだして木の上に床や屋根を作り始め、お母さんは木登りしないで済むようにロープを編んで縄梯子を作ります。フローネはジャックは見張りだったので、フローネは退屈のあまり夕食を作っておこうとマングローブに乗ってザリガニを捕りますが、気付かぬうちにマングローブは海に流されてしまい帰れなくなってしまいます。ジョンがお父さんに知らせに行き、フローネはお父さんに助けられるのでした。

【感想】
フローネ14-フローネはマングローブ共々、海に流されてしまいますが、すぐに波の向きが変わり元の場所に戻ります。危機だったが実は心配する事ではなかったという展開で、視聴者に安堵感を与えました。
 ロビンソン一家は狼に襲われる危険性があったので、木の上に家を作ることにしました。
ふしぎな島のフローネ」で有名な木の上の家ですが作る理由は、「狼」の危険から身を
守るためというものでした。・・・面白いから作った訳ではないです(^^;

 この「狼」くんたちですが、その後も登場して大いに活躍したりします。
・・・でもこんな小さな島にあんな数の「狼」がいるのが不思議。食物連鎖の頂点にいる
「狼」を食べさせるためには、相当の数の草食獣がいなけりゃいけないのですがね(^^;


15話 「木の上の家」

【物語】
 1月27日はお母さんの誕生日。4日後にお母さんの誕生日を前にしてフローネとジャックは貝殻のネックレスを、お父さんとお兄さんは縄梯子を恐がるお母さんの為に、木の中に倉庫を作っていました。そのお母さんの誕生日の前日に狼たちが襲って来たのです。お父さんは家族とロバを連れて慌てて木の上の家に移動しましたが、お母さんは縄梯子が恐くてなかなか登れません。するとフランツが木の中に入れる扉に案内し、そこからハシゴで家に登らせたのです。狼たちは木の上までは登れず、あきらめて帰ってしまいました。その後お母さんは家族全員が健康なのが、何よりもプレゼントだと言って喜ぶのでした。

【感想】
フローネ15-冷静に見ると木はかなりでかく家を作るために、こんな上に木材を運ぶのはかなり大変でしょう。まぁ、お父さんは疲れもみせずに、活躍するタフネスさを見せましたが(^^
 1月27日はお母さんアンナの誕生日で、今年37歳なのでしたね。
自分は1981年本放送をリアルタイムで観ていたので、当時はフローネくらいの年、
しかし今はお母さんと同じくらい・・・思わず月日を感じてしまいます。

 木の上の家は「トムソーヤーの冒険」でも出て来ましたが、スケールではこちらが上。
なにせロビンソン一家5人が住めるくらいの木の上の家ですから。

 「トム・ソーヤーの冒険」でハックも木の上の家に住んでいます。しかしあれは木の上で
ある必然は薄く、むしろ木の上の家という人の「ロマン」を形にした物といえます。

 対してこの作品では無人島の狼から身を守るため必要となっていて、ロマンを形にして
いますが、必然も同時に描いています。
無人島という環境が、木の上に家を建てるという行為を成立させていますね。



 

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COMMENT

広島県のTさんこんばんは。

>フローネの脚本はこういう所がうまいですね。
脚本よく出来ていますよね。

>しかしやはり狼は謎ですね。まあふしぎな島なので・・・?
まぁ、このあたり突っ込むのは野暮かなと(笑

ではでは

| はぎ | 2012/10/23 20:10 | URL | ≫ EDIT

Heikaさんこんばんは。

>木の上の家などいろいろ独特なツールが出て来るのも楽しいですね。
他の名劇では出てこないものが多いですよね。

>生態系など、突っ込みどころがないわけではないですけど。
この辺はある程度、仕方がないかなと(笑

ではでは

| はぎ | 2012/10/23 20:08 | URL | ≫ EDIT

さりげなくうまい脚本

フローネの脚本はこういう所がうまいですね。
なにげないけどとても面白いです。
しかしやはり狼は謎ですね。まあふしぎな島なので・・・?

| 広島県のT | 2012/10/23 19:32 | URL | ≫ EDIT

>ロマンを形にしていますが、必然も同時に

「フローネ」は無人島という設定を生かして、木の上の家などいろいろ独特なツールが出て来るのも楽しいですね。しかも、きちんと理由付けしているのがいいですね。生態系など、突っ込みどころがないわけではないですけど。

| Heika | 2012/10/23 06:42 | URL | ≫ EDIT















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