HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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ふしぎな島のフローネレビュー 16話 17話 18話

16話 「我家の日課」

【物語】
 無人島に上陸してから1ヵ月が経過し、ブラックバーンロック号から持ち出した食料もいよいよ底を尽き始め、自給自足しなければなりません。幸いな事にヤシの実や果物は豊富にあったので飢える事はありませんでしたが、動物性の食料を手に入れる為にお父さんとお兄さんは朝一番に狩りに出かけます。お母さんは開墾に種を植え、そして10日が過ぎた時畑に芽が出たのです。 しかしそれから数日後、畑が野生の猪に荒らされせっかく出て来た芽をすべて食べられてしまったのです。

【感想】
フローネ16-お父さんとフランツは鳥や動物を狩りに、無人島の森を探します。都会人の2人は狩などしたことがないでしょうから、大変でしょうね
 船から持ち出した食料も底を尽き、ロビンソン一家は自給自足しなければいけませんが
しかし食料がなくて飢えで死ぬ心配は殆どありません。
何故なら島にはヤシの実や果物が豊富にあり、最低限の食物は確保できるからです。

 「フランダースの犬」のネロは文明社会の村に住んでいたのに、生活の糧を失い
最後に天に召されたのとは対照的といえるかもしれませんね。

 普通に考えれば、こんな恵まれた漂流生活ありえません。リアルな漂流生活を描けば
日々の食料を得るだけで 精一杯で話が暗くなる一方。

だからアニメスタッフはリアルな漂流生活を描くつもりはなかったでしょう。
無人島を恵まれた環境設定にする事で、ロビンソン一家はある程度余裕を持って生活し
そのなかで起こる出来事を描きたかったのだと思いますね。


17話 「おかあさんの畑」

【物語】
 数日間、お母さんは決意を新たに再び畑に今度は柵を作りました。お父さんとお兄さんは無人島から脱出する為の船を作る事になりました。その後、畑は再び荒らされ柵を作ったのに今度は鳥に種を食べられてしまったのです。お父さんとお兄さんの作ったカヌーの進水式が行われましたが、カヌーはすぐに沈んでしまいました。生木でカヌーを作った為カヌーが割れてしまったのです。お母さんは再び気を取り直すと、フローネとジャックに浜辺で貝殻を拾ってきてもらい、それを紐で結んで鳥よけにしました。そんなお母さんに触発されたお兄さんも再びカヌー作りにチャレンジします。

【感想】
フローネ17-お父さんはカヌーを作ろうと大きな木を切り倒しますが、途中から裂けてしまいます。それを見たお母さんは傾いている側をある程度切り、その後反対側から切れば、裂けないと言います。思わずお母さん凄い!と思ってしまいます(^^
 お母さんの畑は空から鳥に種を食べられてしまいました!が、お母さんは貝殻を紐で
結んで鳥よけにして、鳥を追い払う事に成功しました。

 でもお母さん実家が農家なら、猪や鳥がすぐ狙いに来る事分かるはずなんで最初から
対策講じればよかったんですが・・・まぁそれでは話になりませんね(^^

 同じ頃お父さんたちが完成させたカヌーは生木を使った為、割れてしまい沈みます。
今度は固い木を乾燥させ火で焼いて焦げた部分を削り気の遠くなる作業を得て完成。

 ロビンソン一家は色々なものを作り、失敗しながら諦めないで次に進みます。
今回は「ふしぎな島のフローネ」が端的にどういう物語か分かる回ではないでしょうか。


18話 「メルクルを助けて!」

【物語】
 ようやくカヌーが完成し今度は割れる事なく無事に進水式を済ませます。今日はフランツがジャックを連れて魚取りに出かける事にしました。サンゴ礁に船をとめてフランツは潜って魚取り、ジャックは近くの貝を集めます。ところがメルクルがオールに乗ってサンゴ礁の外の外海に流されてしまったのです。双眼鏡でその様子を見ていたフローネとオールのない事に気づいたフランツは慌ててメルクルを救出しようとしますが間に合いそうにありません。すると一緒にいたジョンが崖から滑り降りると海に飛び込んでメルクルを助けるのでした。

【感想】
フローネ18-今回はメルクルが危険な目に会うお話です。 マスコットキャラのメルクルがピンチになるのはお約束w ほのぼのとした展開から緊迫感がある回がきて飽きずに観ることができますね。
 今まで「ふしごな島のフローネ」を観てくると、この作品は「物作り」がテーマといえ
ロビンソン一家が失敗を繰り返しさまざまな物を作り上げていく様子が描かれています。

 同じような事をしたのが「ペリーヌ物語」ですが、ペリーヌの下着や靴など作りなどは
そうまでして物を作る必然は少なかったです。作るより買ったほうが安上がりですから。

 しかし「ふしぎな島のフローネ」は無人島が舞台なのですべて作らなければいけません。
木の上の家も、狼対策を考えれば必要なのです。
無人島を舞台にする事で「物作り」の楽しさを正面から描く事が出来たといえるでしょう。

 でも「物作り」だけではダレてしまうので、今回のような緊迫感がある話も入ってきます。
構成という点でも「ふしぎの島のフローネ」は非常によくできていますね。






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COMMENT

広島県のTさんこんばんは。

>道具とか鉄砲の弾の数とかいろいろ心配させながらの演出が見事でした。
細かい演出があってよく出来ています。

>脚本家の人はすごいです。
出来たものを見ると当たり前に思えますが作るのは大変ですね(^-^

ではでは

| はぎ | 2012/10/26 23:34 | URL | ≫ EDIT

思い出してきました。

そうそう。道具とか鉄砲の弾の数とかいろいろ心配させながらの演出が見事でした。
しかし実際自分がこういう脚本を書けといわれたら無理だなあ。
脚本家の人はすごいです。

| 広島県のT | 2012/10/26 19:03 | URL | ≫ EDIT

Heikaさんこんばんは。

>この辺の話ではそれが特によく出ていますね。
物作りのよさが「フローネ」のよさですね。

>心配性なアンナのいい面が出ています。
お母さん意外にいい味出していますよね(^^

>「フローネ」の方が正しいのですかね。
木の切り方としては基本なのでしょうw

ではでは

| はぎ | 2012/10/25 22:39 | URL | ≫ EDIT

>失敗を繰り返しさまざまな物を作り上げていく

これが「フローネ」の魅力ですが、この辺の話ではそれが特によく出ていますね。
アンナが畑の害獣対策忘れたのは、ブランクのせいですかね。でも、種を全部使わないのは、心配性なアンナのいい面が出ています。
大木はネロが一方向から切って、うまく切り倒してしまったことがあったと思いますが、「フローネ」の方が正しいのですかね。

| Heika | 2012/10/25 20:17 | URL | ≫ EDIT















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