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スイスのロビンソン感想

スイスのロビンソン 

【スイスのロビンソン 感想】


 「スイスのロビンソン」の初版は1813年出版と、約200年前の作品です。
約200年前1813年の日本は、江戸時代で12代将軍徳川家慶の世でしたね。

 ダニエル・デフォーの有名な「ロビンソン漂流記」を下敷きとした、今でいう
二次創作の物語ともいえるのかもしれません。

 「スイスのロビンソン」は本家「ロビンソン漂流記」より恵まれた条件で無人島
での生活をスタートします。難破した船から無人島に食料、道具、動物、材料
武器とありとあらゆるものを持ち出します。

 まぁ、船が難破して無人島に漂流する小説ではこういう、運のいい事がよくあり
ますが「スイスのロビンソン」はその中でも、かなりご都合的です。

 大蛇や虎、ライオン、オオカミ、ゾウ、オランウータン、カバ、セイウチが登場し
サトウキビやゴムの木、ロウの出る草で糸を紡いだり、パンを作ったり・・・

 そしてニシンが押し寄せてきてそれを捕ったり、鳩が大量に飛んでくるので
いくらでも捕まえ放題だったりと、気持ちいいくらいに都合よく話が進みます。

 最後もロビンソン一家は、無人島から脱出しようなどとは誰も考えないし、
イギリス船と出会った時にも子供たち4人のうちフランツとフリッツだけをスイスに
戻し、残りの子供2人とお父さんお母さんは無人島に残ってしまいます。

 そもそも無人島で彼らは何不自由なく生活しているので、お母さんは気にする
ことなく「ここで平和にこの世を終わる」と決心しているくらいです。

 ロビンソン一家は厳しくとも人類が自ら築いた文明社会に戻ることをしなかった
のは、作者のヨハン・ダビッド・ウィースがヨーロッパ世界の忙しい文明社会より
無人島に理想郷を求めたからでしょうね。 



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COMMENT

Heikaさんこんばんは。

>原作のご都合主義は、どうも好きになれませんでした。
確かに原作のご都合主義はアレでした・・(>_<;

>銃の弾がなくなるとかリアルな面があるので、アニメの方が好きです。
まぁ、原作は200年前のですので仕方がないかな?

ではでは

| はぎ | 2012/12/26 23:14 | URL | ≫ EDIT

来年はフローネ原作から200年ですか。
原作のご都合主義は、どうも好きになれませんでした。アニメもご都合主義な部分はありますけど、銃の弾がなくなるとかリアルな面があるので、アニメの方が好きです。

| Heika | 2012/12/25 06:45 | URL | ≫ EDIT















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