HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

はぎの読んだ雑本やイラスト技法書などを紹介するブログ(世界名作劇場関連の情報も取り上げます)

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牧場の少女カトリレビュー 4話 5話 6話

4話 「決意」

【物語】

 おじいさんは生活が苦しいので遠縁の親戚にあたるハルマ屋敷のペイネにライ麦を借りに行きますが、断られてしまいます。マルティはカトリの為にライッコラ屋敷の旦那が家畜番を探していると伝えます。翌日カトリはおじいさんと一緒に再びハルマ屋敷を訪れ主人のペイネに再び出会います。ペイネは昨日冷たく断った事を詫び、おじいさんにライ麦を貸してあげようと言ってくれるのです。おじいさんはこれでカトリを働きに出さなくて済むと思いましたが、カトリの働きに出る決心は変わらないのでした。

【感想】
カトリ・4カトリがライッコラ屋敷に行く途中、悪ガキに絡まれたところを助けたマルティ。
 ハルマ屋敷をカトリとおじいさんは尋ね、主人のペイネに再び出会います。
そこでなんとペイネは昨日ライ麦を借りるのを断った事を詫び、おじいさんに
ライ麦を貸してあげようと言ってくれたのです。

 ベイネさんの思いがけない謝罪と申し出に視聴者も驚きましたね。でもこれ何故
ベイネさんは急に心変わりしたのかな?ベイネさんを典型的な嫌キャラと思って
いたので自分もビックリしましたね(^-^;


5話 「出発」

【物語】

朝早く出発したカトリは1人で歩いてライッコラ屋敷に向かいます。マルティはカトリを送りにやって来たので一緒に昼食にしました。パンにバターが塗ってあるのを見て感激します。カトリの家ではバターは貴重品で働きに出るカトリの為におばあさんがパンにバターを塗ってくれたのだと思うと、カトリは感激せずにはいられないのでした。マルティと別れた後カトリは一人で歩き続けていると、後ろからペッカという少年の乗った馬車がやって来てライッコラ屋敷まで乗せてもらうのでした。

【感想】

カトリ・5カトリといえばこのピンクの頭巾。これがあってこそのカトリともいえますね(^^
 カトリはライッコラ屋敷に1年働きに出る事になりましたが、意外ととんとん拍子
に働き場所が決まりそこへ向かいますね。

 しかしカトリって、同じようにお母さんが外国に出稼ぎに行った「母をたずねて
三千里」の主役マルコとは違いますね。マルコはイタリアに居る時、お母さんの
事をやたらに心配し気にかけていましたよね。それに対してカトリはお母さんを
心配していますが、それをあまり表に出しません。

 お母さんの事を心配しているが、我慢しているという事なんだろうけどとても
9歳とは思えない行動です。それどころかお母さんに代わり自分から働きに
出ようという訳ですから立派というか・・・凄すぎです(^^;


6話 「主人」

【物語】

カトリはライッコラ屋敷に来ると奥様のウッラを見てどこか変だと思います。ウッラはは2年前レイナという娘を亡くして以来、心の病になっていました。旦那様のテームが帰って来ましたがテームは機嫌が悪く、アベルを見てこんな犬が家畜番などできるはずがないと怒鳴るのでした。エスコの仲裁で明日アベルが家畜番として役に立つかどうかを見てみようという事になるのでした。次の日、カトリとアベルは見事に30頭の牛を牧場まで引き連れ、それを見たテームはカトリに謝ります。

【感想】

カトリ・6ウッラは2年前レイナという娘を亡くして「心の病気」になっていました。周りの微妙な空気がそれを感じさせます。
 奥様のウッラですが、2年前レイナという娘を亡くして「心の病気」になっている
とは微妙な設定です。今までの世界名作劇場でも、ウッラのような「心の病気」
という人は出て来なかったですからね。意地悪な人や頑固な人より扱いが難しく
カトリもウッラへの接し方を考えあぐねている感じです。

 そして旦那のテームは、アベルを見てこんな犬に家畜番などできるはずが
ないと怒鳴ります!・・・普通に「嫌キャラ」に見えますよね、このテームは。

 この「頑固なテーム」が、カトリの聡明さに心打たれ変わっていくのかと思い
ますが、そんな展開はなく・・・それどころかアベルの働きぶりを見てカトリに素直
に謝ったりします。 多少怒りっぽいですがテームはいい人でした!

 そういえばハルマ屋敷のペイネも、嫌キャラと思いきや実はいい人でした。
牧場の少女カトリ」には「南の虹のルーシー」のぺティウェルのような視聴者の
反感を買いまくった嫌キャラは出てきません。

 その為に安心して見る事ができるともいえますが、反面物語にメリハリがなく
なってしまったともいるかもしれませんね。






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COMMENT

広島県のTさんこんばんは。

>カトリは結構小さな村に行っては男の子にからまれますが、
そう2回ほど村の子に絡まれますね、カトリは(^-^

>カトリ小芝居が確かに多いのが通にはたまらないかも?
意外に可愛らしくていいですよね~(^^

ではでは

| はぎ | 2013/08/16 16:29 | URL | ≫ EDIT

あいつらをやっつけてしまいなさい!

とアベルに言うカトリにシビレタというか、アベルにシビレタのかわかりませんが、
きちんと戦う所は戦うという部分がセーラと違い好きなのかも知れません?
カトリは結構小さな村に行っては男の子にからまれますが、
後にこういう村には必ずいじめっ子がいるという哲学を持ってしまい、
ある村を全速力で駆け抜けようとしていました。(笑)

あと、カトリ小芝居が確かに多いのが通にはたまらないかも?
でもまあ小芝居というえば「愛の若草物語」もすごかったのですが。(笑)

| 広島県のT | 2013/08/15 19:53 | URL | ≫ EDIT

limさんこんばんは。

>この年のアニメは全体的にこんな感じでしたよ。
やはり当時の流行というのはあったんですね~

>せっかく伏線めいた物を入れておいてスルーしてしまう。
複線は確かに、そのまんまというのありました。

>主人公キャラの魅力で多少の欠点は消し飛んでしまいます。
カトリは可愛らしいですが恐ろしいほど、できがいい子ではありますよね(^^

ではでは

| はぎ | 2013/08/15 19:16 | URL | ≫ EDIT

Heikaさんこんばんは。

>戦争、親と生き別れ、心の病をかかえた奥様、意地悪な女の子、逮捕劇、
ほのぼのした感じですが実は色々と凄い事が起こっているんですがね・・・不思議です(笑

ではでは

| はぎ | 2013/08/15 19:12 | URL | ≫ EDIT

ファミコンブームでアニメは不作の年でした。

こんにちは。はぎさんやHeikaさんがおっしゃる通り、出来事自体はドラマチックでも何故か淡々と話が進みますね。でも、この年のアニメは全体的にこんな感じでしたよ。タツノコの「OKAWARI-BOY スターザンS」はもっとメリハリが無かったので、カトリの演出はあまり気になりませんでした。でも「コレを面白いと感じたら名作通」という評価もちらほら見かけます。要するにひねりが無いんですよね。せっかく伏線めいた物を入れておいてスルーしてしまう。うな丼のうなぎを捨てて御飯だけ食べている感じです。 しかし、主人公キャラの魅力で多少の欠点は消し飛んでしまいます。あどけなさの残る可愛いキャラながら、大人でもたじろぐ様な状況でも毅然としているメンタル面の強さに視聴者(この場合ほとんど男)はメロメロです(笑)。

| lim | 2013/08/15 08:20 | URL | ≫ EDIT

> その為に安心して見る事ができるともいえますが、反面物語にメリハリがなく
>なってしまったともいるかもしれませんね。

戦争、親と生き別れ、心の病をかかえた奥様、意地悪な女の子、逮捕劇、オオカミ、泥棒、熊、誘拐未遂、これだけ揃えば波乱万丈の物語になってもよさそうなのに、変ですね。

| Heika | 2013/08/15 05:48 | URL | ≫ EDIT















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