HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

はぎの読んだ雑本やイラスト技法書などを紹介するブログ(世界名作劇場関連の情報も取り上げます)

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牧場の少女カトリレビュー 34話 35話 36話

34話 「ヘルシンキ行き」

【物語】

 奥様はクラウス坊ちゃんとカトリを連れてヘルシンキに旅立ちました。汽車はヘルシンキに着きま田舎育ちのカトリはヘルシンキの町があまりにも大きいので驚いてしまいました。病院に着いた奥様たちはさっそくご主人のカルロを見舞いに行きます。カトリたちはしばらく待ちましたが、病室から奥様が出て来るとクラウス坊ちゃんを抱きしめると「お父さんが亡くなった」と言ったのです。

【感想】

カトリ・34大都会ヘルシンキに来たカトリは、その街並みや人の多さに驚きます。
 ロッタは夫カルロが怪我をしたと聞き、クラウスとカトリを連れてヘルシンキに
旅立つ事にしました。同時にここからある意味、カトリの運命変わります。

 そしてカルロはロッタの来る直前に病院で亡くなっていました。ロッタは夫カルロ
が戦争から帰るのを待ち続けていましたが、ついに帰らぬ人になりました。

 さほどカルロのことが描かれていないので唐突な印象ではありますが、現実には
死が訪れるのが戦争といえます。その辺をきちんと、描いてはいますね。


35話 「父と娘」

【物語】

 クウセラ大尉は妻の到着する直前に亡くなり、遺体はヘルシンキ市内の軍人墓地に葬られました。奥様は心労が祟って教会で倒れしばらくヘルシンキで休む事にしました。しかし問題が1つありました。それは持って来たお金が底を突いたのです。奥様は父のお友達がヘルシンキの港の会社で社長をしているのでその人にお金を借りると提案しました。翌日カトリは奥様からの手紙を持って会社を訪れると社長は慌てて来客に来ていた人を呼び戻しました。その人こそ奥様のお父さんのエリアスだったのです。カトリと奥様、そしてクラウスはクォウレリシ村まで帰ってきました。

【感想】
カトリ・35-1
 夫カルロの遺体はヘルシンキの軍人墓地に葬られロッタは泣き伏します。
クラウスは小さかったのでお父さんが亡くなったという事を理解できません。

 ロッタも包帯を撒かれたカルロの姿を見せたくなかったようですが、カルロが
全身包帯を撒かれたのを見て、戦争の凄惨さが分かります。


カトリ・35-2  
 ロッタは心労が祟って倒れ、そこにお父さんエリアスと再会します。この回は
ロッタの夫カルロの死が描かれますが、話の展開は早く進みます。

 カルロが亡くなった後、傷心のロッタがクウセラ屋敷に帰ってきて、そして長い
冬が始まりが描かれます。カルロが死んだ後はあっさりしていました。


36話 「奥様の決意」


【物語】

奥様はクウセラ屋敷をビリヤミに売りトゥルクの実家に帰るからカトリもトゥルクに来てほしいと言うのでした。そして奥様はトゥルクに行ったら仕事をするだけでなく学校に行ってもらうと言ってくれるのです。カトリは嬉しさで胸がいっぱいでした。ペッカはカトリがトゥルクに行ってしまうのがとても寂しく思いました。

【感想】

カトリ・36ロッタは田舎暮らしは向いていないといっていたので、夫の死をきっかけに、クウセラ屋敷をビリヤミに売り実家に帰るといいます。
 奥様ロッタはクウセラ屋敷をビリヤミに売り、トゥルクの実家に帰るといいます。
そしてカトリにもトゥルクに来て貰いたいと伝え、そこで仕事をしてその上で学校に
行かせるとまでいいます。

 でもトゥルクに行き仕事をさせるといいますが、実際カトリは何をするのかな?
クウセラ屋敷でもカトリすることなかったんで、トゥルクにいけば大きな屋敷で
使用人は足りていると思うので、カトリの仕事はないのでは?

 ロッタは単にカトリを学校に行かせたいだけのような気もしますが・・・クウセラ屋敷
でもそうでしたが、やる事がないカトリほど可哀相な事はありません。

 カトリは無邪気に学校に行ける嬉しさで胸が一杯という感じですが、何故ロッタが
使用人の自分を学校にまで行かせてくれるのか深く考えていません。
・・・というか、今までのカトリならあまりのいい話に、戸惑うと思うんですがね。







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COMMENT

広島県のTさんこんばんは。

>外国の情報を得るだけでも大変だったでしょうねぇ。
そうですよね~関連の本を探すのにも当時は苦労したじゃないかと思いますね。

ではでは

| はぎ | 2013/09/16 17:28 | URL | ≫ EDIT

Heikaさんの義務教育の話は面白いですね。
まあ「世界名作劇場」作品ができた当時は、ネットなどなく外国の情報を得るだけでも大変だったでしょうねぇ。
そういう意味ではいくつかの場面に想像はあると思います。

| 広島県のT | 2013/09/16 16:13 | URL | ≫ EDIT

limさんこんばんは。

>それからレ・ミゼラブル。
これは大作ですら無理ですね~

>世界名作から日本名作に路線替え。
これもいきなりこうなったら驚きます(^^

>マガーク少年探偵団。
確かにこれでもいい気はします。

>小公子。
まぁこれから小公女は分かりますね(^^

色々と紆余曲折があったんですね~

ではでは


| はぎ | 2013/09/16 11:42 | URL | ≫ EDIT

Heikaさんこんばんは。

>「ハイジ」から「こんにちはアン」まで、扶養している子を学校に
世界名作劇場ではよくある出来事ではありますね。

>屋敷&農場購入の支払いが、お金でなく作物でというのも。
やっぱり現物支給などの色々な形はあったのでしょう。
やはりこの辺ある程度改変はしていますね(^^

ではでは

| はぎ | 2013/09/16 11:37 | URL | ≫ EDIT

この辺、原作からどんどん離れます(笑)。

まあ、このあたりははぎさんやHeikaさんがおっしゃる様なツッコミ所が沢山出来てしまいました。それもこれも打切り騒動が悪いのですが…。さて、その紆余曲折を私が覚えている範囲でお話しすると。
1、ラッシーの時の様に半年枠に変更。原作名は忘れましたが、第二次大戦下のロシア少女の物語。それからレ・ミゼラブル。どちらも準備期間も無いから物理的に無理だったと思います。
2、世界名作から日本名作に路線替え。第一話は龍の子太郎の予定。これもいきなりは無理。
3、マガーク少年探偵団。これなら良いんじゃないのと思いましたが何故か決まりませんでした。
3、小公子。我々ははこれを推薦しました。でも、結局日アの企画がベストだったのは。次の年の視聴率で解ります。何の事は無い、版権が買えないならテレビ局がサポートしてあげれば良かったのです。

| lim | 2013/09/16 08:35 | URL | ≫ EDIT

>何故ロッタが使用人の自分を学校にまで行かせてくれるのか

「ハイジ」から「こんにちはアン」まで、扶養している子を学校に行かせることを学校から求められる話は見ますけど、当時のフィンランドで農場主が奉公人を学校に行かせることなんか期待されたのか、調べてみました。日本語のネットで調べた範囲ではわかりませんでしたけど、調べてたら19世紀のフィンランドの義務教育普及について書いたページに当たってしまいました。それによると、「1889年には12歳以下の子供の就労と家庭における放課後の家業の手伝いを禁止する法律が制定された。」とあり、カトリは原作より時代を20世紀初頭に下げたことで、実際とは違うことになってるかも知れません。屋敷&農場購入の支払いが、お金でなく作物でというのも。
http://www9.plala.or.jp/Jussih/hist/hist1-4.htm

| Heika | 2013/09/15 09:53 | URL | ≫ EDIT















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