世界名作劇場雑記

世界名作劇場、名作作品の関連情報を主に取り上げます。

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小公女セーラレビュー 4話 5話 6話

4話 「親友アーメンガード」

【物語】

 セーラはアーメンガードを自分の部屋に招待して、もてなしてくれたのです。今日はアーメンガードのおば様のイライザの誕生日でアーメンガードはセーラと一緒にミンチン院長に無断でピーターの操る馬車に乗ってイライザおばさんの家を訪れます。アーメンガードとセーラはミンチン学院に急いで戻りますが、無断で外出した事がミンチン院長にバレてしまいひどく怒られて鞭で叩かれそうになってしまいます。しかしセーラがアーメンガードをかばった為、さすがのミンチン院長もセーラを鞭で叩く事はできず、怒りでいっぱいになりながらもアーメンガードとセーラを見逃すのでした。

【感想】

セーラ・4エミリーが動き出すとか言うセーラですが、この時アーメンガードはどう思っていたのか?
 アーメンガードをいじめるラビニアをセーラは止めに入りますが、その時無言で
ラビニアたちを睨むセーラが怖いです。自分はこれを「セーラ睨み」と呼んでいま
すがこの先も要所でするようになります。

 そういえばセーラはエミリーが動き出すとかいいますが、冷静に考えるとセーラ
は10歳と小学5年生位なので、本来は人形欲しがる年ではないですよね。
しかも動き出すのだとか、そんなことこの年ではもう考えないでしょう。

 原作ではセーラが7歳の時から物語が始まるので、人形を持っていても不思議
ではない年齢でした。しかしアニメではセーラ10歳から始まり、しかも原作通りに
エミリー人形を登場させたので セーラが年の割りに幼くなってしまった感じです。


5話 「泣き虫ロッティ」

【物語】

 ロッティはミンチン女子学院で一番の年少だったので、いつも代表生徒であるラビニアから怒られるとそんな時にはセーラがかばっていました。いつも日曜日の朝、ミンチン女子学院の生徒は並んで教会に礼拝に行きます。その後の昼食で食事のマナーが悪いと怒られたロッティは家に帰りたいと言ってミンチン女子学院を出て行ってします。セーラは馬車で探し回りますが見つかりません。あきらめてミンチン女子学院に戻ると近くの木の影にロッティは隠れていたのです。ミンチン院長によってロッティはミンチン女子学院に連れ戻されてしまいますが、ロッティは泣き続けて手がつけられません。
ロッティにはお母さんがいませんでした。それを知ったセーラは「私もママがいないのよ、私がロッティと同じ4歳の時に天国に召されたの」と言いセーラは自分がロッティのお母さんになってあげると言うのでした。

【感想】

セーラ・5とにかく泣きまくりのロッティを、うまくあやしますが、セーラは子供好きなようですね。
 前回アーメンガードに続き、ロッティとの交流話ですが、色々な意味で今後の
セーラの味方になる2人ですのできちんと描かれます。

 ロッティは家に帰りたいと言って、とにかく泣きまくりです。ロッティにはお母さん
がなかったので、セーラは共感するところがあったのか

「私もママがいないのよ、私がロッティと同じ4歳の時に天国に召されたの」

 と言ってセーラは自分がロッティのお母さんになってあげると言うのでした。
世に言われるところの「セーラママ」誕生ですね。


6話 「灰かぶりベッキー」


【物語】

 ある日、ベッキーという名の1人の田舎娘がミンチン女子学院を訪れます。ベッキーはアッシュフィールド村からミンチン女子学院でメイドとして働く為にロンドンまでやって来たのでした。その日からベッキーはメイド頭のモーリーとコックのジェームスにこき使われます。ベッキーの仕事は石炭運び、水汲み、食事の支度、皿洗い、教室や生徒の部屋の掃除、洗濯、買い物と、朝の5時から夜中の12時までまったく休む暇もありません。そんなベッキーを見ていたセーラは自分と年が幾つも違わないベッキーがこき使われるのが可哀想でならなかったのでした。

【感想】
セーラ・6-1ベッキー登場!ある意味ベッキーが出てこないと「小公女」とはいえませんね。
 今回やっとベッキーが登場しました!「小公女セーラ」の役者が揃いました!
でもベッキーはなんというか、卑屈で気弱な態度、しかも訛りが強い(東北弁?)
といういかにも田舎者wある意味気位の高いセーラとの対比にはなっていますね。


セーラ・6-2エプロンをつけたベッキーは、その可愛らしさから思わず声をあげます。
 ベッキーは原作では、セーラより5歳年上で高校生くらいです。対してアニメでは
セーラと同じか、せいぜい中学生くらいにしか見えません。いくらこの時代でも
こんな子供をメイドとして雇う人はいないと思いますが、アニメではセーラにあわせ
年齢を下げたので、ベッキーはこんな子供になってしまいましたね。

 それと後々分かりますが、ベッキーの仕事は石炭運び、水汲み、食事の支度、
皿洗い、教室や生徒の部屋の掃除、洗濯、買い物と、朝の5時から夜中の12時
まで19時間労働。当時のメイドさんの過酷な労働が分かります。

 でもこの時代の普通の人々の大部分は、ベッキーなんですよね。セーラたち
ミンチン学院の女の子の方が少数といえます。だからある意味ベッキーはこの作品
において、当時の庶民を体現するなキャラクターなのかもしれません。





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| 小公女セーラ記事 | 01:00 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Heikaさんこんばんは。

>ラビニア達がセーラ、ベッキーに言うようなのが普通で
確かに本とかで読むとメイドさんは過酷な労働環境だったようですね。

それでは

| J.B.HAGI | 2017/02/26 12:26 | URL |

今月の新潮45の269ページの保坂正康氏が書いた記事に、
大正末期東京では12万の家庭がお手伝いさんを必要としていたが不人気な職業で、
大正13年(1924年)新聞社が取材した理由は以下のように書いてました。
・主婦の気まぐれな我儘をやめて下さい
・女中も一個の人間です。人格を認めてください
・牛馬のごとく使わないでください
・主人や子供の無理解な小言をやめてください
・寝る時間を一定にして下さい
・学校にゆくため夕食後の時間を下さい
・雇う方に時間の観念がない
・読書をするために多少の自由時間を下さい
読書はベッキーのように字が読めなかったら出てこない欲求か。
子供に小言言われるんだなあ。(親の真似?)
ラビニア達がセーラ、ベッキーに言うようなのが普通で、
名作劇場の主人公のようにメイドに小言は言わず、
対等か長幼の序は守ってるような接し方をしてる方が珍しかったのやら。

| Heika | 2017/02/26 06:51 | URL | ≫ EDIT

limさんこんばんは。

>アキバのメイドを見て「あんな楽で良いものじゃない」と言っていたので
メイドについては勉強不足でした。確かに現実のメイドはいいものではないでしょうね(^^

ではでは

| はぎ | 2013/10/17 17:32 | URL | ≫ EDIT

日本の場合昭和初期まで。

>こんな子供をメイドとして雇う人はいないと
こんばんは。私の母の実家は決して裕福な訳ではありませんが、総本家でしたので子供の使用人が居ました。小さい子は6歳くらいから、子守りや家事手伝い等をしていたそうですが、当時は花嫁修行の意味合いもあったようです。それに昔は貧乏子沢山ですので、食い扶持を減らす意味もあったとの事です。 それから余談ですが、母は戦後、お金持ちのお屋敷でメイドをしていた次期がありました。アキバのメイドを見て「あんな楽で良いものじゃない」と言っていたので大変なんでしょうね(笑)。

| lim | 2013/10/17 16:37 | URL | ≫ EDIT

Heikaさんこんばんは。

>ベスとかデーズィとかどうなのでしょう?
お金持ちだから人形遊びする余裕があるのでしょう。

>どの時代までかはわかりませんが、昔は雇っていたようですね。
その辺は自分もよくわかりません(^ー^

ではでは

| はぎ | 2013/10/16 00:08 | URL | ≫ EDIT

>冷静に考えるとセーラ
>は10歳と小学5年生位なので、本来は人形欲しがる年ではないですよね。

ベスとかデーズィとかどうなのでしょう?
昔は、玩具の種類が現代より少ない分、人形の卒業も遅かった?現代日本でもフィギュアとかに関心ある大人もいるようですけど、子供の人形への思いとは違いますかね。
まあ、セーラが現実に目覚めても、一昨年教えていただいた実写ドラマのようにエミリーを壊したりしないことを。

>いくらこの時代でも
>こんな子供をメイドとして雇う人はいないと思いますが、

どの時代までかはわかりませんが、昔は雇っていたようですね。

| Heika | 2013/10/15 19:56 | URL | ≫ EDIT















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