HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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小公女セーラレビュー 22話 23話 24話

22話 「屋根裏のパーティ」

【物語】

 その夜アーメンガードとロッティは屋根裏部屋に来ますがセーラたちがひどくお腹を空かせている事に気付き、お菓子を持ってくる事にしました。そして屋根裏部屋で4人でパーティーを開く事になりました。セーラはここは屋根裏部屋ではなくベルサイユ宮殿なのよと言って、お得意の“つもり”になるのでした。その時、突然ミンチン院長が屋根裏部屋に入って来たのです。セーラはミンチン院長からひどく怒られ、パーティーは中止させられ、明日の朝も昼も夜も食事を抜きにすると言って出ていくのでした。

【感想】
セーラ・22夜アーメンガードとロッティが屋根裏部屋に来て、楽しい一時を過ごします。セーラにとって彼女達は、本当に心の友だよな~
 セーラは昼食そして夕食まで抜きですが、これ完全な児童虐待ですよね。
ベッキーもそうですが、当時の子供の苛酷な環境が描かれているといえます。

 楽しい一時を過ごしていると、突然ミンチン院長が屋根裏部屋に入って来て
パーティを止めさせます。ラビニアがミンチン院長に告げ口したのですが、やはり
というかラビニアはアーメンガードの不審な行動知っていましたね。

 セーラはミンチン院長からひどく怒られ、明日の朝も昼も夜も食事を抜きにすると
いいますが、ミンチン先生の暴走が酷くなってきますね。


23話 「親切なパン屋さん」

【物語】

 セーラはパン屋の前の道に4ペンス銀貨が落ちているのを見つけたのです。そのお金でセーラはパンを買おうとすると1人の少女がパン屋をのぞき込んでいました。アンヌという名前の少女で今日も昨日も何も食べていないと答えるのです。それを聞いたセーラはアンヌが自分よりお腹を空かしていると考え、パン屋で4ペンス分のブドウパンを買うと袋から1つだけ取り出し、残りをすべてアンヌに渡して帰ってしまいます。それを見ていたパン屋の女将さんは「自分だってお腹が空いているだろうに、まったく天使みたいな子だよ」セーラはとても満たされて思いでした。

【感想】
セーラ・23セーラとアンヌの出合いですが、ラストにアンヌは再登場します。
 セーラは4ペンス銀貨が落ちているのを見つけますが、人からお金を貰う身分に
なっても、お腹が空いていても拾ったお金を使う事はありません。

 結局セーラはパンを買うと1つだけ取り出し、残りをアンヌに渡して帰ります。
しかしこれを見ると、セーラとアンヌの、置かれた環境が違うのが分かるでしょう。

 セーラには帰る場所、ミンチン学院があり衣食住が保障されていますが、アンヌ
にはそれらがまったくない所です。セーラの置かれた環境はとてつもなく厳しいで
すが、死と隣り合わせな状況ではないです。

 これが「フランダースの犬」のネロだと、死と隣りあわせだったので見るのが辛いの
ですが、「小公女セーラ」の場合そこまでの状況にはなっていないのが救いです。

 「過酷な運命をたどる少女」の物語として楽しめる作品になっているような気が
しますね(まぁ、そう思わないと、見ているのが辛すぎるのはあるのですがねw)


24話 「エミリーの運命」

【物語】

 ミンチン女子学院ではラビニアの誕生日を祝ってパーティーが開かれる事になりました。そしてラビニアはみんなの前で「プレゼントの事なら無理しなくていいのよ。あなたのいらなくなった物でも喜んでお受け取りするから気にしなくていいのよ。例えばあの古い人形でもね」ラビニアからエミリー人形を要求されると渡さないわけにはいきません。セーラはエミリーに最後のお別れをするとエミリーを抱いてラビニアのところに向かいます。なかなか手渡そうとしないセーラを見てラビニアはセーラの手からエミリーを取り上げたのです。しかし他の生徒たちもセーラの味方をして口々にエミリーをセーラに返した方がいいと言われ、ラビニアは怒ってエミリーを投げて返したのです。

【感想】
セーラ・24-3エミリー人形を奪おうとしますが、生徒たちに返した方がいいと言われ失敗。クラスメートの心まで掴めないのが、ラビニアの限界ですね。
 ラビニアは誕生日パーティーの衣装に着替えるのを手伝えと命令します。
 セーラはラビニアが自分の事やたらイジメるので、「それほど私を憎んでいるの?
そんなに私をいじめたいの?」と聞きます。しかしラビニアこう答えます。

「あなたは今はメイドよ、そして私は特別室の
               代表生徒。なぜあなたを憎む必要があるの?」

 「愛憎」という言葉があります、愛しすぎて憎いというものですが、逆にいえば
憎しみ過ぎて愛してしまうこともあるかと思います。

 ラビニアの場合はまさにそれで、セーラをあまりに憎しみ過ぎて逆にセーラを
愛してしまったのでは?しかしラビニア本人はその事に気がついていない。

 しかしセーラの方はラビニアの過剰なイジメを客観的に見ているので、その事に
気がついている感じ・・・この2人を見ていくのは面白いかもしれませんね(^-^






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COMMENT

Heikaさんこんばんは。

>確かに学院を出たらアンヌやネロのようにもっとたいへんなのですけど。
セーラの今の状態がいいのか悪いのか難しいですよね(^ー^

ではでは

| はぎ | 2013/10/27 14:21 | URL | ≫ EDIT

広島県のTさんこんばんは。

>意外とセーラをメイドにしたら大事にするかも?
確かにそうするかもしれませんよね(^^

>でもそうわかると、一番ひどく思うのがモーリーですが。(笑)
まぁ、この夫婦がセーラに一番近いですから余計ひどく感じますね。

ではでは

| はぎ | 2013/10/27 14:19 | URL | ≫ EDIT

十傑作さんこんばんは。

>この二人を百合ネタにしたSFアニメが出ました。
まぁ、そういうことを考える人もいるでしょうね(^ー^

ではでは

| はぎ | 2013/10/27 14:15 | URL | ≫ EDIT

>セーラには帰る場所、ミンチン学院があり衣食住が保障されていますが、

ボロ服、飯抜き、ボロ部屋と、保障されてないと突っ込みたくなる程度の保障ですけどね。これでセーラが過酷な環境の学院に縛り付けられてると思うと複雑です。確かに学院を出たらアンヌやネロのようにもっとたいへんなのですけど。
19話のタイトルの件は、どういたしまして。

| Heika | 2013/10/27 13:45 | URL | ≫ EDIT

ラビニアはセーラ好きですよね。
でもセーラに負けると嫉妬してしまいますが。(笑)
意外とセーラをメイドにしたら大事にするかも?

まあそう思うとセーラの最終回のラビニアとの握手の意味もわかるわけで。
セーラ追放の時は、セーラとピーターが仲いいのがわかってましたし。
これがわかると「小公女セーラ」を観るのが楽になった記憶があります。
ミンチン院長&ジェームス・モーリー&ラビニア包囲網から、ラビニアが抜けただけでかなり楽に観れます。
でもそうわかると、一番ひどく思うのがモーリーですが。(笑)

| 広島県のT | 2013/10/27 09:59 | URL | ≫ EDIT

>セーラをあまりに憎しみ過ぎて逆に愛してしまったのでは?
>しかしラビニア本人はその事に気がついていない。
後年、この二人を百合ネタにしたSFアニメが出ました。

| 十傑作 | 2013/10/27 09:22 | URL | ≫ EDIT















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