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愛の若草物語レビュー 7話 8話 9話

7話 「おば様はいじわる!」

【物語】

 マーチ家の一家がニューコードの駅に着きましたが、メイドのエスターに案内されてマーサおばさまに会ったのですが、マーサおばさまはとても不親切でした。マーチ家の家族が帰った後、マーサおばさまの甥のデーヴィッドがやって来て、マーチ家の家族がここへやって来たのはマーサおばさんのお金を狙っているからだと告げ口しました。お母さんは困ってしまいました。4人姉妹と自分とハンナの6人が住む家ですから、それなりの大きさが必要となりますが、軍人の給料では高い家賃は払えません。そこへエスターの乗った馬車がやって来てマーサおばさまが戻って来るように言っていたと言うのです。マーサおばさまは貸し家が見つかるまでマーチ家の家族を屋敷に泊める事にしたのでした。

【感想】
若・7マーサおば様はいかにも頑なな人物。世界名作劇場では定番と言える人物が出てきましたね(^^
 マーサおば様はとても不親切で、いかにも頑なな人物がでてきました。お母様は
マーサおば様の家に泊めてもらおうと考えていたのですが、とても言い出せません。

 マーサおば様もあんた達を泊める気はないという態度。初登場でマーサおば様の
偏屈さ加減がよく描かれていますね(^ー^;

 そしてマーサおば様には甥のデーヴィッドという人物がいますが、彼はアニメ
オリジナルキャラクター。 原作の「若草物語」では嫌な人というのが基本的に出て
来ないのでアニメでは物語に起伏をつけるためにもこういうキャラが出てきました。

 人によってデーヴィッドをどう捉えるかは色々あるでしょうが、個人的にはやや
意味なく出すぎた印象はしますね。

 結局デーヴィッドがマーサおば様に、あのマーチ家の連中はお金を狙っていると
告げ口 しましたが、逆にこのセリフでマーサおば様はマーチ家を泊めます。

 デーヴィッドのおかげでマーサおば様の変節が際立ちました。一応デーヴィッドは
作劇的にはきちんと使われていますね。


8話 「お家を貸して下さい!」


【物語】

 マーチ家の家族は貸し家が見つかるまでマーサおばさまの屋敷の世話になる事にしました。マーサおばさまは子供たちに屋敷の手伝いをするように命じました。子供たちは屋敷の掃除、九官鳥のポリーと犬のハリーの世話、そしてマーサおばさまに本を読む仕事を言い渡されたのです。子供たちが仕事に励んでいる間、お母さんは貸し家探しに出かけ、メグはお金を稼ぐ為に仕事探しをはじめます。ジョオは掃除中に屋敷に書斎がある事を発見しました。書斎には本がたくさん並んでおり、ジョオにとってその場所は天国に思えたのです。

【感想】

若・8マーサおば様は小説、お芝居のようなものは大嫌いでしたね。若い娘を堕落させるというのはいつの世も言われることかな(^^
 マーサおば様の気まぐれか、マーチ一家を屋敷に泊めますが,デーヴィッドがいて
くれたので マーサおば様の気持ちも理解できます。 デーヴィッドみたいなのに付き
まとわれたらそりゃ、まだマーチ家の方が良いですよね(^^

 メグやエイミーはマーサおばさまに気兼ねしないですむホテルで暮そうとお母様に
相談しますが、お母様はお父様の投資がダメになった事を説明しました。

 ここで初めて子供たちは自分たちが貧乏になった事を知ります。ただ明日の食事
にも事欠くのではなく、中産階級としての貧乏ですがその辺は今後よく分かります。


9話 「怒りん坊のジョオ!」


【物語】

 ジョオはさっそくマーサおばさまに交渉し、書斎を使わせてもらう事にしました。ジョオは将来は小説家になろうと決心していたので、それから毎日ジョオは書斎にこもって小説を書きあげるのでした。お母さんは貸し家探しをする傍らで、出征兵士援護会に協力する事にしました。メグは家庭教師の仕事をしようと決心し、新聞広告を出す事にしました。新聞社にはジョオが行くと自分の小説を新聞社の人に読んでもらおうと考えていたのです。ジョオはニューコード・タイムズの編集部まで行くと、編集長に読んでほしいと言って小説を渡しました。編集長は編集者のアンソニーに読ませようとしました。しかしアンソニーはジョオの年齢を聞くと、子供の書いた小説はくだらないと言って読もうともしません。

【感想】

若・9ジョオは自分の小説を読んで涙ぐみます。「自分で描いた話を読んで泣けるなんて、あんたも幸せ者ねえ」 メグは呆れてそう言います。
 ジョオは早速、新聞社にいきますがそこで編集長に会い小説を渡すと

「原稿料は初めは安くて構いません」

 いきなり小説もって行って売れると考えている、若さゆえ言えるセリフ(^^
この若さゆえの妙な自信を見せられて、視聴者の殆どが身に覚えがあるので
気恥ずかしくはあります(^^

 そしてそこへ登場したのが、アンソニー・ブーン記者。この人物もアニメオリジナル
キャラクターですが、原作との兼ね合いを考えるとデーヴィッドよりも問題ある人物。

「君みたいな子供が書いた小説なんて、読まなくても
                  大体のことはわかるよくだらないってことがね」

 確かにアンソニーのいう通り、15歳が書いた小説なら大人は皆そう思いますよね。
でもアンソニーの物の見方って、アニメスタッフの原作「若草物語」の見方をそのまま
表しているような気もします。その辺は見ていくとよくわかりますが・・・






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COMMENT

広島県のTさんこんばんは。

>ジョセフィンおばさまも似たようなこと言ってなかったけ?
こういう方は昔は多かったんでしょうね(^^

ではでは

| はぎ | 2014/03/14 21:59 | URL |

芝居が嫌いといえば、「南の虹のルーシー」のアーサーさんがクララとジョンに文句言ってませんでしたっけ?
そういえば「赤毛のアン」のジョセフィンおばさまは芝居肯定をわざわざしていたような?
(あれは小説でしたでしょうか?)

しかし原作者のオルコットが実際またすごい人なので驚きですね。

| 広島県のT | 2014/03/14 20:46 | URL | ≫ EDIT

十傑作さんこんばんは。

>ルシエンに呆れているアンネットの口調、そのまんま。
ああ~そっくりでしたね(^^

>マーサおばあ様役だったらしいですね。
中西さんはどちらもうまく演じていました、さすがでした(^^

ではでは

| はぎ | 2014/03/11 19:25 | URL |

Heikaさんこんばんは。

>物語の脚色に使われるオリジナルキャラは、諸刃の剣ですねえ。
オリキャラがいないと話がもたないというのもありますしね~

>「続若草物語」を原作に「愛の若草物語」の続編が作られたら、ジョオとベア先生のドラマはどうなったのやら。
このへんは難しいだろうと思います。

>アンやジュディと違って、ジョオが作った物語の中身が出てこないのは残念。
こういうところ演出的にもう少しどうにかしてほしかった(^^

ではでは

| はぎ | 2014/03/11 19:17 | URL |

声優ネタ

>メグは呆れてそう言います。
ルシエンに呆れているアンネットの口調、そのまんま。

>お母様
中西妙子さんは名劇以前のアニメ「若草」で
マーサおばあ様役だったらしいですね。

| 十傑作 | 2014/03/11 14:47 | URL | ≫ EDIT

物語の脚色に使われるオリジナルキャラは、諸刃の剣ですねえ。原作忘れれば、デーヴィッドやアンソニーが作り出したドラマは面白かったですけど、ジョオとローリーのドラマにも関与してしまうわけで。もし、「続若草物語」を原作に「愛の若草物語」の続編が作られたら、ジョオとベア先生のドラマはどうなったのやら。
アンやジュディと違って、ジョオが作った物語の中身が出てこないのは残念。この後、オープニング・アニメーションのおかげもあって、原作にあるクリスマスの劇に期待しましたけど。

| Heika | 2014/03/11 07:07 | URL | ≫ EDIT















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