HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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愛の若草物語レビュー 22話 23話 24話

22話「おなかのすいたクリスマス」

【物語】

 子供たちが朝起きると、枕の下には聖書が置かれていました。その後に食堂に降りるとお母さんは近所のフンメルさんの家に行っていたのです。お母さんは戻って来ると、子供たちに今朝の朝食をフンメルさんにクリスマスプレゼントしないかと持ちかけます。ローリーは今朝マーチ家の家族が朝食を抜いて、その食事を貧しい家にプレゼントした事を知りました。ローリーはその事をローレンスに話し、マーチ家の家族の為にプレゼントするようにお願いします。その晩、マーチ家の夕食はいつもには考えられないほど豪華なものでした。それはローレンスさんから心優しい子供たちの為に食事のプレゼントがあったからです。

【感想】

若・22-1四姉妹それぞれに対して、色の異なる聖書を上げたお母様でした。
メグは ジョオは ベスはピンク エイミーは

 お母様からのクリスマスプレゼントは四姉妹カラーに合わせた聖書でした。

 ジョオがお芝居の練習をしている時にアンソニーがやって来て、ジョオは劇を見て
いくように誘いますがアンソニーは断ります。

 でもアレだよな、何かどうしても外せない用事があるのならともかく、帰って来た
ばかりで疲れたから断るってどうよ?

 アンソニーってスタッフの考えの代弁キャラでは?ジョオの小説をくだらないと言った
ように、ジョオたちの舞台を見るの断ったりするの、スタッフがたいしたものではないと
思っている証拠の気がします

 その後、劇は中止で再演はされず、視聴者も観ることができず、見に来たローリーは
追い返されて、アンソニーは居間に通されマーチ家の前で談笑・・・

 原作「若草物語」に出てくる本来の主役ローリーは追い出され、アニメスタッフが
考えたオリジナルキャラクターが居座るって、、、原作知っていると微妙だな、、、


23話 「ベス!!思いがけない贈物に大喜び!!」


【物語】

 ジョオはエイミーと一緒に散歩に出かけると偶然ローリーとローレンスさんに出会い、ローレンスさんの屋敷にお茶に招待されました。ベスも招待されたと言ってエイミーがベスを呼びに行きますが、ローレンスさんに会うと震えだしてしまうと言って断ってしまいます。エイミーはローリーにピアノを弾いてくれるようにお願いし彼の弾くピアノはとても上手なものでした。ベスも隣の家から聞こえてくる美しい音色のピアノの音に心を奪われてしまうのでした。そして突然ローレンスさんがやって来て、ベスに自分の家のグランドピアノをいつでも好きな時に好きなだけ弾いてもいいと言ってくれたのです。ベスは天にも昇る思いでローレンスさんに返事をする事すら忘れてしまうのでした。

【感想】

若・23意外な過去を持つローリーですが、その辺がいまいち伝わらなかったかも?
 グランドピアノをローリーは弾きながら泣いてしまいました。弾いてる曲はかつて
ローリーの亡き母が弾いていた曲です。

 ローリーのお母さん(原作ではイタリア人)は芸術家・音楽家でローリーのお父さんは
お母さんとの結婚をおじい様から反対され、家を捨ててまで結婚の方を選んだのです。
その両親は亡くなり、ローリーはおじい様に引き取られているのです。

 ローリーのキャラ設定は「若草物語」内で独特の雰囲気があります。ジョオや他の
四姉妹は当時の等身大の女の子たちですが、ローリーは違います。

 お母さんは芸術家でお父さんと駆け落ち、そして大都会ニューヨーク育ちとローリー
の生い立ちは他人から見ればかなり魅惑的に感じます。

 身近にこんな男の子がいれば興味持ちますよね、普通は。当時の女の子が憧れる
ような設定になっている男の子がローリーなのかもしれません。


24話 「メグの小さな恋のはじまり?」


【物語】

翌日ベスはこんな音の外れたピアノではなく、お隣の素晴らしい音の出るグランドピアノを弾いてみたい。でもベスはローレンスさんが恐かったのです。ジョオは事情を知ると一緒にお隣のローレンスさんの屋敷に入るとグランドピアノの置いてあるリビングルームに向かいます。それからベスは時のたつのも忘れてピアノを弾き続けました。あまりにベスが長い時間ピアノを弾き続けるのでメグがベスを迎えに行きます。その時ローレンス家には家庭教師のブルック先生しかいませんでした。ブルック先生はメグの事が好きだったのでベスを呼んでほしいとお願いするメグを屋敷に案内し、ベスがピアノを弾くリビングルームでソファに肩を並べてベスの演奏を聴くのでした。

【感想】
若・24-1アンソニーとローリーの出会いというか対決!しかし力の差は歴然でした。
 そういえばジョオが新聞社へ、出かけて行くのを見かけたローリーは思わず追跡
しますね。普通にどこへ行くか聞いて一緒に付いていけばよかったのに・・行動が
怪しげになっています、ローリー君(^ー^

 新聞社の前でアンソニーとファーストコンタクト、言葉を交わすのは今回が初めて。

「新聞社に用があるんだったらどうぞ入ってください」

 とアンソニーに勧められるローリーですが用があるはずもなく、逃げるように去る
という情けなさ。露骨なほどの格の差が可哀相としかいえません。

 その後アンソニーのジョオの小説の感想を聞いてローリーは、「あのアンソニーって人は
無礼な 奴なんだね」と言いますが、ジョオはそんな事は思っていません。

 というかジョオは正当な批評を欲しがっているというのに、ローリーは気がつきません。
年齢を考えれば仕方がないのですが・・・あまりの力も差が・・・

若・24-2メグとブルック先生は出会って相思相愛と言う感じなので、ロマンスを感じさせないですね。メグとブルック先生が地味なのは、このためかもしれません。


 


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COMMENT

十傑作さんこんばんは。

>画像だけ見るとローリー君は扱いの悪さに泣いているみたい。
アニメでのローリーの扱いの悪さはさすがにでした(笑

>スタッフは「どうせジョオとは結ばれないから」
恋愛軸としてもローリーだけでは弱かったんでしょうね~

ではでは

| はぎ | 2014/03/24 21:52 | URL |

画像だけ見るとローリー君は扱いの悪さに泣いているみたい。
カミーユぐらいのエキセントリックさがあったら
もっと目立つ事ができたのかもしれませんね。
スタッフは「どうせジョオとは結ばれないから」
とか思っていたかも。

| 十傑作 | 2014/03/24 13:00 | URL | ≫ EDIT

広島県のTさんこんばんは。

>アンソニーは長い話をうめるための便利キャラであることは認めます。(笑)
アンソニーがいなかったら物語が長続きしなかったでしょうね。

ではでは

| はぎ | 2014/03/23 15:28 | URL |

原作まったく読んでなくて「愛の若草物語」気に入ったので、そこまで気づきませんでしたねえ。
まあアンソニーは長い話をうめるための便利キャラであることは認めます。(笑)

| 広島県のT | 2014/03/23 08:27 | URL | ≫ EDIT

Heikaさんこんばんは。

>脚色の一線を越えてるとも言えそうですね。
このアンソニーをどう考えるかいろいろ意見はありそうですね。

>「あしなが」の「お気に召すまま」のような面白い話ができると思うのですが。
四姉妹の劇はやはり見てみたかった気はしますね~

ではでは

| はぎ | 2014/03/21 14:35 | URL |

名作劇場に限らず、
主人公にオリジナルの異性の相手役を創る脚色はありますけど、
たいていフィオリーナやアリスのように、
原作に異性の相手役がいない場合で、
原作の異性の相手役を食いかねないオリジナルキャラは、
脚色の一線を越えてるとも言えそうですね。

クリスマスの劇中止というストーリーは、スタッフの間のどういう経緯で決まったか知りませんが、本で読むのに比べて劇中劇面白くないという意見でも出てやめたのかとも思ってしまいます。原作の家庭新聞のエピソードなんかも不採用でしたし。やりようによっては、「あしなが」の「お気に召すまま」のような面白い話ができると思うのですが。

| Heika | 2014/03/21 07:37 | URL | ≫ EDIT















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