HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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愛の若草物語レビュー 34話 35話 36話

34話 「エイミーは悪い夢を見た!」

【物語】

 ある日の事、エイミーはトムと一緒に魚釣りに出かけます。エイミーは今晩の夕食は魚を釣って来るから魚のフライにしてとハンナに言います。エイミーとトムは近くの池で魚釣りをしますが、小さな魚が1匹しか釣れません。そのうちにエイミーは眠ってしまい大きな魚に襲われる悪夢を見ます。ジョオとローリーとブルック先生が様子を見に来て大きな魚を釣り上げようとしますが、ブルック先生は誤って逃がしてしまい、結局小さな魚が1匹しか釣れませんでした。エイミーが家に帰って食事の時間になると、みんなのお皿にはメインディッシュがなく、エイミーのお皿にだけ小さな魚のフライが乗っているのでした。

【感想】
若・34「若草物語」からかけ離れた回で、いくら夢の中とはいえ、巨大ナマズやライオンが出てくるんですから(^^
 ある意味今回は「若草物語」からかけ離れた回といえます。まぁ、その辺をいうと
アニメは、原作の舞台を変更、名前を変更、オリキャラを追加、原作のエピソードを
削除、オリジナルエピソード追加等など。

 これらのことは世界名作劇場ではよくあることなんですが「若草物語」の原作は
有名な上、完成度も高いので話の骨格まで手を加えると台無しになります。

 同じ少女小説の「赤毛のアン」で、オリジナルキャラクターの男の子がギルバート
より先にアンに会ったら?そのキャラがギルバートを差し置いてアンと仲良くなったら?
そんな事したら「赤毛のアン」の世界は壊れてしまいます。

 高畑監督は「赤毛のアン」のアンが理解できないと言いました、なら原作通り作れば
いいと的確に判断しました(高畑監督の凄いところですよね)

 「愛の若草物語」は原作通りにしろとは言いませんが、せめて原作の世界観を
壊さないように作ってもらいたかったです。


35話 「メグ、それはやっぱり恋なのよ!!」

【物語】

 ジョオはメグが寝つけないのはメグがブルック先生のことを恋しているからだと言います。マーサおばさまはメグが貧乏なブルック先生と結婚する事には反対でした。そしてマーサおばさまの意にそぐわない結婚をした子供には遺産を相続させないと遺言状に書き加えようかと考えます。ジョオがマーサおばさまに本を読んでいる時、突然ジョンが尋ねて来ました。ジョンとはニューコードへ向かう汽車の中で別れて以来1年ぶりの再会でした。ジョオとジョンはニューコード・タイムズの新聞社に向かいました。ジョオはジョンを植字工として雇ってほしいとお願いし編集長はジョンをニューコード・タイムズで雇う事にするのでした。

【感想】

若・35-1恋するメグにアドバイスを送るジョオ。この頃はまさかメグとブルック先生が結ばれるなんて思いもしていなかったでのしょうね。
 ジョオが屋根に出て月を見上げていると、寝付けないメグがやって来ました。
ここでジョオはメグが眠れないのは「金持ちと結婚するつもりだったのに貧乏な人を
好きになってしまった」 からと的確に答えます。

 小説家らしい鋭い観察力といえるのかもしれません。原作ではジョオはメグの結婚は
おろか付き合うのも反対もしくは嫌っているんですがね。

 ここでは案外メグの恋愛は気にしていない、もしくは応援している感じですが、後半
との行動に矛盾が出てきますが大丈夫かな?

若・35-3編集長とジョンは物語的なアクセントになり、かといってでしゃばらず程々の登場で物語を支える。理想的なオリジナルサブキャラクターといえますね。


36話 「ジョオの小説が新聞にのった!」


【物語】

 それから10日が経過しましたが新聞社からは何の連絡もありませんでした。ところが夕方になってアンソニーがマーチ家を訪れ「ジョオにとって興味のある記事が載っている」と言って明日の新聞を手渡して帰ってしまいました。ジョオがその新聞を開くと、その新聞にはジョオの書いた小説が掲載されていたのです。ここに小説家ジョセフィン・マーチが誕生したのです。その日は家族みんなでジョオの小説家としての第一歩を祝うのでした。

【感想】

若・36-2ジョオは駆け出しアンソニーに抱きつきます。 もはやローリーは眼中にないでのでしょうね(^^
 そういえばローリーはいつの間にかマーチ家の一員みたいな感じになっていま
したね。・・・がしかしそこへ来訪者として来たのがアンソニー。

 アンソニーは「ジョオには興味ある記事」が載っている新聞をローリーに渡し帰り
ますが、最後に「団欒の邪魔をしては悪いからね」と言い残します。

 大の男なのでそういう雰囲気に違和感を覚えるのは当然です。新聞記者という
単独行動をする職業なので一匹狼的な雰囲気あるし結婚して家庭を持つというのも
想像ができないし・・・色々考える事ができる人物でもありますね(^ー^;

 アンソニーというキャラは人物造詣がよくないのではなく、逆にキャラとしては非常に
よく出来ているところが問題。

 オリジナル作品ならそれは非常に良い事なんだろうけど「愛の若草物語」では
欠点になっているのが勿体無い。アンソニーが魅力的過ぎて原作キャラローリーが
霞んでしまうとは・・・。

 最後は新聞にジョオの小説が載っておりジョオは駆け出しアンソニーに抱きつきます。
スタッフもどう描いてもアンソニーが目立ってしまうのでしょう。

 ジョオ&ローリーという高校生くらいの男女の間に、大人のアンソニーが入ればこう
なってしまうのはしょうがないといえば、しょうがないのですが・・(>_<;;


 


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COMMENT

広島県のTさんこんばんは。

>今観るとすごいナマズですねえ。(笑)
こういうのを描いたのはすごいと言えます(笑

>メグの金持ち願望をジョオに話す話は思わずニヤリと笑ってしまいました。
金持ちに固執したのが悪く出たのかも?

ではでは

| はぎ | 2014/03/29 23:39 | URL |

Heikaさんこんばんは。

>スタッフが後でそういう話があるのを忘れていたとも思いにくいのですが。
この辺はスタッフ間でどう思っていたんでしょうね?

>ローリーの逆転勝利のような感じだったのですが。
報われないですよね、ローリー君は…(笑

ではでは

| はぎ | 2014/03/29 23:37 | URL |

今観るとすごいナマズですねえ。(笑)
「愛の若草物語」の世界は好きなので、いろいろ妄想したいのですが、なぜかあの最終回でもうお腹いっぱいです。(笑)
しかしメグの金持ち願望をジョオに話す話は思わずニヤリと笑ってしまいました。

| 広島県のT | 2014/03/29 19:44 | URL | ≫ EDIT

>ここでは案外メグの恋愛は気にしていない、もしくは応援している感じですが、後半との行動に矛盾が出てきますが大丈夫かな?

後にジョオがメグのブルックさんとの結婚に反対するのが、
唐突に感じました。
同様にメグの結婚に反対したマーサおばさんの方は、
この時点でしっかり相続から外すと言わせているので、
スタッフが後でそういう話があるのを忘れていたとも思いにくいのですが。

>そういえばローリーはいつの間にかマーチ家の一員みたいな感じになっていましたね。・・・がしかしそこへ来訪者として来たのがアンソニー。

ローリーは、この頃ご活躍でマーチ家の一家団欒にも参加するようになっていて、かたやアンソニーはジョオと劇についての意見が合わず、劇に誘ったらローリーと先約済、休暇をとってリトライしたらジョオの休みが取り消しとすれ違いで、ローリーの逆転勝利のような感じだったのですが。
抱き付いてクルクル・・・。

| Heika | 2014/03/29 06:51 | URL | ≫ EDIT















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