HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

はぎの読んだ雑本やイラスト技法書などを紹介するブログ(世界名作劇場関連の情報も取り上げます)

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

小公子セディレビュー 19話 20話 21話


19話 「馬に乗れるなんてほんとうに素敵だ!」


【物語】

 モーダントは病気で働けない村人に代わって、小作料の支払いを待ってほしいとドリンコート伯爵にお願いに来ました。ところがドリンコート伯爵は聞く耳を持ちません。そんな時、チェンバレン先生と一緒に乗馬の練習をしているセディに出合ったのです。ジェーンがふもとの村の姉の家に行くと聞いてセディも一緒について行く事にしました。途中コッキーに出会い、3人でジェーンの姉のデイブルの経営するパン屋さんを訪れます。村ではドリンコート伯爵家の若君が来たと言って大騒ぎになりますが、コッキーは気にもとめずにセディに村を案内してまわります。

【感想】

セディ・19モーダント司祭は小作料の支払いを待ってほしいとドリンコート伯爵にお願いしますが、すげなく断わられます。
 モーダント司祭は病気で働けない村人に代わり小作料の支払いを待ってほしいと
ドリンコート伯爵にお願いしますが、伯爵はすげなく断ります。でもこの辺り当時の
イギリスの、貴族社会が分からないと理解しにくい。

 同じような頑なな祖父の心を解きほぐす「ペリーヌ物語」では、ペリーヌが紡績工場
での仕事を通して当時の労働環境などを知り、その上で社長としてのビルフランの
立場や仕事が理解できるので、その後のペリーヌの行為や凄さが理解できます。

 「小公子セディ」では領主のドリンコート伯爵は何をして村人は何をしなければ
ならないのか?領主と領民はどんな力関係にあるのかよく分かりません。

 イギリス貴族社会とはどういうのもなのか詳しく描かれていないので視聴者は作品
の世界観を掴みにくく、物語を理解しにくいですよね。


20話 「おいしい?釣り名人のおくりもの!!」

【物語】

 ピーターは見かけよりいい少年で、セディに自分の釣り竿を貸し出すと、魚釣りのやり方を教えます。セディは釣った鱒を分け前として3匹もらい釣った鱒がとてもおいしく料理されていたので、嬉しくなってジェーンや他の給仕にまで鱒を分け与えてしまうのでした。ドリンコート伯爵は自室で食事を取りました。しかしドリンコート伯爵は鱒を一口も食べませんでした。セディはおじいさんが自分の釣ってきた鱒を一口も食べていない事を知って、とても悲しい思いをするのでした。

【感想】

セディ・20セディはピーターと釣りをしますが、結構釣れました。
 前半はピーターと釣りをしますね。でも若君と領民がこうして遊ぶというのはあり
なのかな?アメリカでは一市民だったセディだからこういう事するんでしょうけど。

 セディは自分の釣った鱒がとてもおいしく料理されていたので、ジェーンや他の
給仕にまで分け与えます。 でもこういう場合は周りの人達はそれは無作法だと
諌めなければならないのですが曖昧になっている気もしますね。


21話 「四ツ葉のクローバーがくれた勇気!」

【物語】

 お屋敷でドリンコート伯爵の大切な中国の壷をブリジットが落として割ってしまったのです。それを見ていたハリス夫人は2人の他に割った所を見た人がいないのを知ると、セディが割った事にしようと言うのです。その時、壷が割れているのをドリンコート伯爵が見つけ、ちょうど現場に居合わせたジェーンが壷を割った犯人にされてしまい、屋敷から連れ出され首にされてしまいます。セディはブリジットにおじいさんの所に行って自分が壊したと言うように薦めますが、ブリジットにはそんな勇気はありませんでした。

【感想】
セディ・21-1ジェーンに自分の事をセディと呼ぶように言いますが、ジェーンからすればそんなことできず無茶な要求です。
 ジェーンに自分の事を若君ではなくセディと呼ぶように言いますが、ジェーンから
すれば主人と使用人との仲が曖昧になりますからできる筈がないです。

 その辺のことを周りの大人は、きちんとセディに説明しなければいけないのでは?
階級社会のイギリス貴族を描いているのに、そういうところが曖昧ですよね。

 むしろ「小公子セディ」ではセディの優しい人柄がこういう風に演出され、それが
作品世界を理解しにくくしている感じ。


セディ・21-2ドリンコート伯爵のツボを割ってしまい青ざめるブリジット(それはそうだよなw)
 ドリンコート伯爵の大切な壷をブリジットが落として割ってしまい結果ジェーンが
壷を割った犯人にされてしまいます。

 ハリス夫人はアレですが、ブリジットはまともだったのか後悔の念に駆られますね。
そしてブリジットはセディに話しドリンコート伯爵に謝りに行きます。





スポンサーサイト



| 小公子セディの関連記事 | 01:00 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

広島県のTさんこんばんは、

>ドリンコート伯爵はマスを食べる気分じゃなかったのでしょうかねえ?
伯爵は色々と性格に問題ある人でしたね~(^ー^

ではでは

| はぎ | 2014/05/31 23:13 | URL |

素敵な年上女性がいっぱい出てくるセディは結構好きです。
メロン夫人は違います!(笑)

しかしドリンコート伯爵はマスを食べる気分じゃなかったのでしょうかねえ?

| 広島県のT | 2014/05/31 08:01 | URL | ≫ EDIT

Heikaさんこんばんは。

>当時現実の貴族にあったかというとどうなのでしょう?
多少の触れ合いはあった感じなのでしょうか?

>無作法を諌める(咎める?)役割の人はいた方がいいように思いますね。
躾役の人間がいれば話が引き締まった気もしますね。

ではでは

| はぎ | 2014/05/30 22:53 | URL |

>前半はピーターと釣りをしますね。でも若君と領民がこうして遊ぶというのはあり
>なのかな?

上流階級と平民の対等な接触は名作劇場の得意な設定で、
その考え方の違いでいろいろ面白いドラマが作られてますけど、
当時現実の貴族にあったかというとどうなのでしょう?
手っ取り早くウィキペディアのチャーチルの項見てみましたが、
幼少期などずっと上流社会の中だけで暮らしてるかのように見えます。
イギリスの貴族でなく、中国の地主なら魯迅の体験が元という「故郷」を思いつきますけど。

>でもこういう場合は周りの人達はそれは無作法だと
>諌めなければならないのですが

ロッテマイヤーさんやスローンさんのように、
無作法を諌める(咎める?)役割の人はいた方がいいように思いますね。

| Heika | 2014/05/30 19:29 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://hagi0002.blog31.fc2.com/tb.php/1326-eafc8c84

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT