HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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名犬ラッシーレビュー 22話 23話 24話

22話 「ジョンの決意・鉱山を救え!」

【物語】

 石炭が出ないので来週から操業が中止される事になったのです。大学教授が簡単な調査をしただけでウェリントン炭坑は 山すべきだという報告書をラドリング公爵閣下に出してしまったのです。ラドリング公爵閣下はラッシーに一目惚れしていました。ラドリング公爵閣下は犬のコレクターとして名が通っていたのですが、それゆえにサムにラッシーを譲ってくれないかと持ちかけます。ジョンはじっとしていられなくなり、自らラドリング公爵閣下にお願いに行きました。ラドリング公爵閣下はウェリントン炭坑を続けてほしいというジョンの言葉にどれほどの責任と覚悟があるのか、そしてジョンの一番大切にしているラッシーを賭ける覚悟があるのか問いただします。ジョンはラッシーをラドリング公爵閣下の家に預け、ウェリントン炭坑の再調査を行ってもらう事にしました。

【感想】

ラッシー・22-1お父さんの炭鉱に対する想いと、そしてそれを信じるお母さんが立派です。
 鉱山から石炭が出なくなるという大変な出来事が起こりました。 ここから「名犬
ラッシー」は本格的に物語が動き出すといっても間違いないです。

 ラドリング伯爵は石炭の出ない鉱山に金をつぎ込むよりも、そのお金を鉱山で
働く労働者の未払いの賃金にまわした方がいいと言います。ラドリング伯爵は
頑固ですが経営者としてはまともなことを言います。

「大恐慌でめちゃめちゃだったウェリントン炭坑を一事務員
      ながら頑張ってあそこまで盛り返して来たのは誰、サム・キャラクロー」

 お父さん事務員なのにそこまでやっていたんですね。お父さんの炭鉱に対する
想いとそしてそれを信じるお母さんが立派です。

 ジョンは鉱山閉鎖を待ってくれと頼みますが、ラドリング公爵はある条件を出します。

「たとえば君の言葉が間違っていた場合はその君の大切にしている
            ラッシーを手放すほどの覚悟が君にはあるというのかね?」

 子供のジョンに対しても覚悟のある行動や責任を求めます。子供相手に大人気
ない気もしますが、お話としては盛り上がりますよね。

ラッシー・22-2ラドリング公爵は子供のジョンに対しても、覚悟のある行動
や責任を求めました。



23話 「頑張れジョン・ラッシーを守れ!」

【物語】

 サムはラッシーと引き換えに鉱山の再調査をしようとしたラドリング公爵閣下を卑怯だと罵りましたが、ラドリング公爵閣下はジョンがラッシーを預けたのは石炭は絶対に出るようになるというお父さんの言葉を信じているからだと言うのです。ジョンやサム、そして鉱山の労働者たちは必死になって働きました。数日後、岩石のサンプルを送った専門家から回答が来ました。それには岩石のサンプルの地層は新しすぎて石炭が出る地層にはほど遠いと書かれていたのです。ラッシーの必死になって檻を抜け出しジョンのもとに戻ろうとする姿を見ていたプリシラはラドリング公爵の言っていた言葉が嘘だったと悟り、ラッシーの檻の扉を開けてラッシーを逃がしてしまいます。

【感想】
ラッシー・23-1サムはラッシーを担保にした、ラドリング公爵のやり方を批判します。
 ラドリング公爵閣下は、ジョンがラッシーを預けたのは石炭は絶対に出るように
なるというお父さんの言葉を信じているからだと言うのです。

 確かにジョンの捨て身の行動です。ここまでやらないと炭鉱に賭けるジョンや
労働者達の想いが伝わらないです。

 今までの地味な展開から、ようやくそれっぽい盛り上がり、でもすでに23話経過
していました。ジョンとラッシーの交流はいいですが、本題のラッシーの旅までが時間
かかりすぎた気もします。

 その後プリシラが檻の扉を開けてラッシーを逃がしてしまいます・・・でもこれどう
なんだろうかなり無責任とも取れる行動だよな。


ラッシー・23-2プリシラが檻の扉を開けてラッシーを逃がしてしまいす。でもジョンの家までは1600キロあるんだが・・・


24話 「消息不明・ラッシーを探せ!」


【物語】

 ジョンのもとにプリシラから手紙が届きました。手紙にはラッシーがお屋敷を飛び出し、まっすぐ南へ向かったと書かれていました。ジョンはラッシーが自分のもとに帰って来ようとしている事に気付き、俄然勇気が出て来ました。ラッシーが帰って来るまでに石炭の鉱脈を見つければ、もうラッシーを手放す必要はなくなるのです。ジョンは再び鉱山目指して駆け出すのでしたプリシラは金色の立派なコリー犬を見かけたら連絡下さいと新聞広告を出しました。すると何件もの連絡が入り、そのラッシーの通った足取りを見るとまっすぐ南に、いや正確には南南東、すなわちまっすぐにヨークシャーを目指していたのです。

【感想】
ラッシー・24-1プリシラはコリー犬を見かけたら連絡下さいと新聞広告を出すと連絡が入り、ラッシーの通った足取りが分かります。

 スコットランドからヨークシャーまで600マイル(約960キロ)以上の道のりを、
ラッシーが旅をする事になります。

 ここからラッシーの旅が始まりますが、本来はここから後半は十数話かけて描く
所ですが、実際は打ち切りで2話でヨークシャーに帰ってしまいます。

 原作は殆どがラッシーの旅を描いているので、そう考えるとアニメ「名犬ラッシー
は物語すべてアニメオリジナル作品ですよね。

ラッシー・24-3人から襲われたり捕まりそうになっいましたが、久しぶりに人の温もりを、感じたラッシーです。
 農家のおじいさんダンとおばあさんダリーは、ラッシーに気付き家の中に運ぶと
傷の手当てをしました。 この夫婦は優しくしてくれましたが、その後のラッシーとの
別れが切なかったです。

 この老夫婦とラッシーの話は原作に出てくるエピソードですが、アニメでは何とか
入れることが出来ましたね。





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COMMENT

十傑作さんこんばんは。

>「ラッシー」は間違いなくシリーズ1不遇ですね。
打ち切りさえなければと思いますよね、やはり(^^

ではでは

| はぎ | 2015/03/17 20:01 | URL |

Heikaさんこんばんは。

>代わりにラドリング侯爵が大人気ないことに。
改変するとおかしなところが出てきちゃいますね。

>ラッシーが旅しなくてもよかった話になってしまったような。
プリシラの行動はかなり思いつきでしたよね~

>複数のエピソードが消費されてしまってもったいないです。
打ち切りで面白いエピソードがバッサリ切られて残念でした。


ではでは

| はぎ | 2015/03/17 19:59 | URL |

さあ、ここから盛り上がっていく…のはずが。
「ラッシー」は間違いなくシリーズ1不遇ですね。

| 十傑作 | 2015/03/17 12:25 | URL | ≫ EDIT

>子供のジョンに対しても覚悟のある行動や責任を求めます。子供相手に大人気
>ない気もしますが、

原作では生活苦からサムが売ったを、
ジョンがサムを信じて村を救うために預けたと、
ロミオの身売り同様いい家族にして主人公を能動的にという改変で、
代わりにラドリング侯爵が大人気ないことに。

>プリシラが檻の扉を開けてラッシーを逃がしてしまいす。でもジョンの家までは1600キロあるんだが・・・

原作では石炭が出たら返すなんて約束はなかったのですが、
返す約束のおかげでプリシラがジョン達を信じて石炭が出るのを待ってれば、
ラッシーが旅しなくてもよかった話になってしまったような。

>この老夫婦とラッシーの話は原作に出てくるエピソードですが、アニメでは何とか
>入れることが出来ましたね。

名作劇場のいいところは、映画より時間があるので原作のエピソードを丁寧に扱えるところだと思っていますが、この回に関しては映画よりハイペースで原作の複数のエピソードが消費されてしまってもったいないです。

| Heika | 2015/03/17 06:37 | URL | ≫ EDIT















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