HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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家なき子レミレビュー 13話 14話 15話

13話 「雪の日の別れ」

【物語】

 町へ着いたレミはジョリクールを獣医さんに診察してもらいました。幸いジョリクールは骨も折れておらず何とか助かりそうでレミは大喜びです。しかしヴィタリスさんはこのままパリまで歩いて行くと言います。レミとヴィタリスさんは月明かりの中を歩き続け、とうとうパリ郊外までやって来た。ヴィタリスさんは自分の命がもう長くない事を悟りレミに語りかけます。ヴィタリスさんはレミに語りかけます。「わしは長い間、ずっと1人で旅をしてきた。友と言えば動物たちだけだった。お前と一緒に旅ができて良かった。レミは人間嫌いになっていたわしの心を慰めてくれた」「嫌よ、嫌よ。私を1人にしないで。ヴィタリスさん起きてよ」ヴィタリスさんはそうつぶやいて息を引き取ってしまいました。

【感想】
レミ・13-1ヴィタリスさんは心臓が悪く、発作を起こしていました。
 レミはヴィタリスさんから預かったお金をすべて獣医さんに渡してジョリクールを
入院させました。

 そういえばこのジョリクールは人間のように、お辞儀をしたり動いたりとても猿には
見えませんでした。世界名作劇場では動物とは思えない行動する時はありますが
ジョリクールはややありえなさ過ぎ(^^

 ヴィタリスさんは雪の中倒れレミに過去を語りますが、原作では彼には色々な過去
があるのですがアニメでは語られませんでした。

「ゼルビーノとドルチェが迎えに来てくれた」

レミの目にはドルチェとゼルビーノが駆け寄り、ヴィタリスさんを一緒に連れて行き
ます。こうしてヴィタリスさんは息を引き取ってしまいました。


レミ・13-2ヴィタリスさんはドルチェとゼルビーノと一緒に、行っていしまいました。


14話 「新しい旅の始まり」

【物語】

 教会の墓地に埋葬されたヴィタリスさんのお墓に祈りします。レミはパリへの道のりをレミとカピ、そしてジョリクールの1人と2匹で歩き始めるのでした。 パリに着いたレミはあまりに町が大きくてルールシーヌ通りがどこにあるのかまったくわかりません。ガスパールと書かれた部屋に入ると、そこにはリーズという名の幼い少女がおり、ガスパールはどこかに出かけていると言います。そのうちにリカルドやマチアなど少年たちも戻り、そしてガスパールも戻ってきました。ガスパールもレミの話を聞くうちに話の内容が理解できました。ガスパールはレミが芸をして金を稼げると考え、家に置いてやる事にしました。ガスパールの家に住む子供たちはみんな捨てられた子供か借金のカタにされた子供たちばかりで、毎日20スー稼いで来ないと夕食を食べさせてもらえないばかりか、鞭で何度も打たれてしまうのです。

【感想】

レミ・14-1ヴィタリスさんとの旅がわずか11話しか描かれず、もう少し見てみたかったです。
 今回で「家なき子レミ」の半分が経過しました。前半のレミとヴィタリスさんの旅は
いいのですが、問題はこの後半ガスパールが出てきた辺り・・・。正直ガスパール
が出てくる「家なき子レミ」を見て、面白いとは思えません。

 ガスパールは子供たちに毎日20スー稼いで来ないと夕食を食べさせず、もし
稼いでこないと鞭で打ち続けます、、、後半はこんな話ばかりで、面白くなる要素を
見つけるの方が難しいです。


レミ・14-2どう考えてもガスパールは、児童虐待をする悪人です。


15話 「新しい仲間」

【物語】

 レミはパリの町に出かけるとリーズやマリアは花を売り、他の男の子たちは新聞売りや靴磨きをしてお金を稼いでいます。レミもパリの町でカピやジョリクールと一緒に興行を開き、あっという間に23スーを稼ぎました。マチアはリーズの為にひったくりをしてお金を稼ごうとしますが、レミはそれを頑にとめ、とうとうマチアはひったくりができませんでした。マチアはあきらめて帰りますが、帰り際にこっそりと自分の稼ぎをリーズの花かごに入れて立ち去ったのです。レミとリーズは20フラン以上のお金をガスパールに渡し、今日は鞭で打たれずに済みました。

【感想】
レミ・15ガスパールの悪人度は、「ロミオの青い空」の死神ルイニ並です。
 レミはパリの町で興行を開き23スーを稼ぎましたが、いつの間にか1人で興行
できるようになっていました。しかし1人でどう芸を披露したのかしたのか?肝心な
所は描かれないんですよね。

 ガスパールは稼げなかったリーズのような幼い女の子を鞭で打ち、それを止めに
は入ったレミも何十回と鞭で打ちます。 この「家なき子レミ」の後半は子供を大人
が殴りまくりなんですよね・・・。

 マチアはひったくりをやろうとしますが、レミの泥棒はいけないという言葉を思い
出し何もせずにガスパールの家まで戻ります。

 しかし怒ったガスパールはマチアを殴りつけると、鞭で打ち続けます。
・・・盗みに、暴力・・・このような話が面白いとは思えません。


 


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COMMENT

某県者さんこんばんは。

>女性版レミのただの暴力描写とは違うのかな?って印象を受けました。
視聴率が取れなかったり色々大変な面はあったようですが…

>暴力描写の話を聞いていると、なんだかなあ?
もう少しこの暴力描写をどうにかしてほしかったです。

ではでは

| はぎ | 2015/04/11 19:56 | URL |

おくばせながら、こちらにコメントを。

出崎監督の「家なき子」の劇場版はちょっと前に観たのですが、
他人の冷たさの描写は多いのですが、それが考えさせられる演出になっており、
どうも、女性版レミのただの暴力描写とは違うのかな?って印象を受けました。
(ただし、まだ「世界名作劇場」版レミは観てないです。)
正直、このレミには何か嫌や予感しかしないのですが、
ちょっと暴力描写の話を聞いていると、なんだかなあ?って思ってしまいますね。
(セーラ的な主人公苦労話で視聴者に観せるやり方?)
あと、レミとマチアのイチャイチャシーンがあるというのが嫌な予感しかないです。(笑)

ところで、ありえない人間的な猿というのは、出崎版レミでもそんな感じでした。(笑)
(お子様相手のアニメでもありますからねえ。)

まあ残酷描写は出崎版レミの方が上かも知れませんけど、
世間の厳しさを伝えている感じはしないでもなかったです。
「世界名作劇場」版レミだとそこら辺どんな演出をしているのでしょうか?
(世の中気をつけないといけない部分もありますしねえ。)

ということで、もし見ているなら、十傑作さんお久しぶりです。
某所掲示板ではお世話になった「T」でございます。
某所は荒れましたので、閉鎖いたしました。
今まで本当に貴重なご意見楽しく拝見させていただきました。

ということで、新たに出発ですね。

| 某県者 | 2015/04/11 07:34 | URL | ≫ EDIT

十傑作さんこんばんは。

>楠葉監督のウェット演出な持ち味が良く出ていますね。
この辺は楠葉監督ならではの演出だったですね(^^

ではでは

| はぎ | 2015/04/07 18:07 | URL |

Heikaさんこんばんは。

>原作者が忘れないよう残しておきたかったようですね。
これは分かるんですよね、ただ描き方をもう少し考えてくれればなと…

>次々作でパリのビフォー・アフターが見られますが、
名劇でフランスは意外に取り上げられますね。

ではでは

| はぎ | 2015/04/07 18:04 | URL |

13話のヴィタリスが逝く話は本作で一番、良かったですが
硬派な出崎版と比べると「アンネット」35話を彷彿とさせる
楠葉監督のウェット演出な持ち味が良く出ていますね。

| 十傑作 | 2015/04/07 15:12 | URL | ≫ EDIT

>ヴィタリスさんとの旅がわずか11話しか描かれず、もう少し見てみたかったです。

本当に短いですよね。

>しかし怒ったガスパールはマチアを殴りつけると、鞭で打ち続けます。
>・・・盗みに、暴力・・・このような話が面白いとは思えません。

「アニメで読む世界史」からすると原作が書かれた時代には、「ペリーヌ」のレベルまでには改善されていた児童労働の少し前の悲惨な状況は、原作者が忘れないよう残しておきたかったようですね。アニメもこの原作者の意図を汲んでいるのか、悲惨な話のほうが視聴率をとれると思ったかは知りませんが、面白いはずはないですね。
図らずも次作、次々作でパリのビフォー・アフターが見られますが、ポルフィがクサロプーロスから受けるのは言葉の暴力だけ。(それでもかなりひどいものでしたが。)

| Heika | 2015/04/07 06:57 | URL | ≫ EDIT















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