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名犬ラッシー 感想

ラッシー本 

【名犬ラッシー 原作感想】

 この作品のほとんどがラッシーの旅であり、その苦難の道のりがラッシーという
犬(動物)の視点で語られます。

 この作品に書かれている事が犬の生態を知り尽くしたもので、読んでいる方が
あたかもラッシーという犬に同化して読める変わった感覚の物語といえます。

 そしてラッシーが1600kmも旅してスコットランドのハイランドからヨークシャーの
グリノールブリッジ村まで戻ってきたか?その理由が明確に書かれています。

 それは動物の内部には時計よりも正確な「時間感覚」といったものが備わって
いて、毎日の行動を行う時間について精密に守ります。

 だからラッシーは4時きっかりにジョンが学校の校門から出てくるのを知っていた
のです。この時間感覚があるからラッシーは売られた後も、何度も脱走して校門の
前に行っていたのです。

 スコットランドからの旅の途中でも、何度もその感覚に襲われ、4時5分前になると
「時間だ、ジョーに会いに行く時間だ。学校はあの方角だ。行かなければならない」
と考え、ひたすら南に向かって歩き続けます。

 この「4時に校門でジョンを出迎えなければならない」というラッシーの時間感覚と
忠実な本能が、ラッシーに1600kmにも及ぶ過酷な旅をさせたのです。

 この時間感覚の描写があるので、ラッシーが苦難を克服するする姿にリアリティが
ありますし、その犬の本能の行動に読者は感情移入し面白く読めるのでしょう。

 この作者の犬や動物に対しての愛情が理解できますし、同時に犬の生態も理解
できるので楽しくしかも勉強になる本なので、一読をお勧めします。



-名犬ラッシー (竹書房文庫―世界名作劇場)

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