HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

はぎの読んだ雑本やイラスト技法書などを紹介するブログ(世界名作劇場関連の情報も取り上げます)

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

レ・ミゼラブル 少女コゼット レビュー 7話 8話 9話

7話 「迷子のエポニーヌ」

【物語】

 ワーテルロー亭にパリ帰りのお客であるベランジェが立ち寄りました。夕食の時、食卓を囲みながらエポニーヌはベランジェの土産話に聞き入り、華やかな都・パリへの憧れを募らせていきます。しかしエポニーヌはコゼットが憧れのパリを知っている事にショックを隠せませんでした。ファンティーヌは仕事がないかと服屋に行くと、服屋では大量の縫い物を3日間で完成させねばならず困っていました。それはとてもファンティーヌ一人でできる量ではありませんでしたが、ファンティーヌはどうしてもお金が必要だったので、無理して仕事を引き受けてしまいます。しかし約束の3日間ではすべてを終わらせる事はできませんでした。ファンティーヌは服屋の主人に謝りますが主人は約束を守れなかったからと言ってお金を払ってくれませんでした。とうとうファンティーヌは家賃が払えなくなり荷物をまとめて部屋を出ると冬の近づいたモントルイユ・シュル・メールの町を歩き続けるのでした。

【感想】

レミゼ・7エポニーヌはコゼットが、憧れのパリを知っている事にショックを隠せませんでした。
 ティナルデエは小麦相場に手を出しますが、山師としかいえません。そんな山師
のティナルディエにおかみさんは従順で結果、夫に引きずられる形になります。

 おかみもティナルディエの行為を心配しますが「小麦は値上がりする俺のすること
に口出しするな」ですから。

 ティナルディエは金にしか興味がなく、直接コゼットには何かしません。というか
金づるのファンティーヌにしか興味ないです。この辺りコゼットを嫌っているおかみ
さんとは違います。

 ファンティーヌはいよいよお金に困るようになりどうにもならなくなります。「レ・ミゼ
ラブル」はコゼットの不幸より、ファンティーヌの不幸がきつくなり見るのがつらいです。


8話 「お母さんのスカート」

【物語】

 住む家も仕事も失ったファンティーヌは住み込みで働ける場所を探してモントルイユ・シュル・メールの町を歩き回りますが、仕事は見つかりませんでした。ファンティーヌはどうしてもコゼットの為に暖かい服を買ってやりたくなり、ファンティーヌは意を決すると理髪店に行き自分の美しい金色の髪を10フランで売るのでした。家を追われたファンティーヌは川辺の橋の下の小屋で仲間と暮らしていました。それでもコゼットへの養育費を稼ぐ為、市場や広場で身を粉のようにして働きます。ファンティーヌはひどい暮らしの為に体を壊し、ひどい咳をするようになっていました。そしてテナルディエ夫妻への送金も遅れがちになり、ファンティーヌはとりあえず5フランだけでも先に送金しようとしますが、スリにお金をすられてしまい、コゼットの養育費を送る事はできなくなってしまいました。そして行くあてもなく町をさまよっているところをアランの目に目撃されました。

【感想】

レミゼ・8-1ファンティーヌはお金を工面するために、その長い髪を売ります。
 今までの世界名作作劇場では、あまり悲惨な運命を辿ったお母さんは出てきま
せん。というより悲惨な目に会うより、そのまま亡くなってしまう方が多いです。

 亡くなるのも可哀相といえますが、かといってファンティーヌのような悲惨な目に
あうお母さんというのも見るのは更に辛い・・・。原作の「レ・ミゼラブル」がそうな
ので仕方がないとはいえますが・・・

 この回もそのお母さんの悲惨さが際立った回です。ファンティーヌも人間不信で
最初の優しい人柄のかけらもなくなってしまいます。

 この辺りは辛い描写が多くなると思ったのかそうならないように、話数をかけず
アップテンポで物語が進みますね。


9話 「テナルディエの悪だくみ」

【物語】

 警察に捕まったファンティーヌはジャヴェール警部による即決裁判で禁固6ヶ月が言い渡されます。ファンティーヌを釈放するようジャヴェールを説得しファンティーヌを連れて帰ります。ファンティーヌは修道院の病院に運ばれました。ファンティーヌはひどい暮らしの為に病気となり、ファンティーヌを診察した医者はもう助からないだろうと言います。その夜マドレーヌが市役所で仕事をしているとジャヴェール警部がやって来ました。そしてジャヴェールはマドレーヌがジャン・ヴァルジャンではないかとパリの警視庁に告発したと言うのです。しかし警視庁からの回答はあり得ないとの事でした。なぜなら本物のジャン・ヴァルジャンがリンゴを盗んだ罪で捕まったのです。リンゴを盗んだ罪だけなら罪も軽いものでしたが、ジャン・ヴァルジャンには少年から銀貨を盗んで逃走を続けている罪もあったので終身刑は間逃れません。裁判は明日アラスの町で行われるとの事でした。それを聞いたマドレーヌは自分の身代わりにそのシャンマチウという男が捕まって終身刑になってしまう事が我慢できませんでした。

【感想】

レミゼ・9テナルディエは、メイエにアデルマをコゼットとして会わせます。
 今回サブタイトル通り「テナルディエの悪だくみ」が描かれます。メイエは最初は
200フランを払いティナルディエはまだ絞れると考えでまかせの請求をを並べ立て
合わせて530フランを請求したのです。

 そこでメイエはコゼットを見せてもらいたいというと代わりにアデルマをコゼット
として会わせます。相変わらず悪知恵だけはよく働き、狡猾な人物です。

 その頃ジャン・ヴァルジャンがリンゴを盗んだ罪で捕まったのです。しかしその
人物は間違いで本当のジャン・ヴァルジャンは悩む事になります。




スポンサーサイト



| レ・ミゼラブルの関連記事 | 01:00 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Heikaさんこんばんは。

>名劇主人公の中でトップクラスなのに
コゼットの不幸はセーラを超えていますよね(^^

>とても全部アニメ化できないですね。
レ・ミゼラブルが大人の話ですから…

>このジャン・バルジャンの特異な状況は、
主役はやはりジャン・バルジャンになりますよね。

ではでは

| はぎ | 2015/05/01 20:20 | URL |

>「レ・ミゼラブル」はコゼットの不幸より、ファンティーヌの不幸がきつくなり見るのがつらいです。

コゼットの不幸も、名劇主人公の中でトップクラスなのに、すごい話。

>この辺りは辛い描写が多くなると思ったのかそうならないように、話数をかけず
アップテンポで物語が進みますね。

原作でファンティーヌが金を工面するためにとった手段は、とても全部アニメ化できないですね。

>その頃ジャン・ヴァルジャンがリンゴを盗んだ罪で捕まったのです。しかしその
>人物は間違いで本当のジャン・ヴァルジャンは悩む事になります。

このジャン・バルジャンの特異な状況は、
ジャン・バルジャンがどうするのかと目が離せなくなり、秀逸です。

| Heika | 2015/05/01 06:35 | URL | ≫ EDIT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://hagi0002.blog31.fc2.com/tb.php/1516-b5e39082

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT