HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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レ・ミゼラブル 少女コゼット レビュー 23話 24話 25話

22話 「それぞれの旅立ち」

【物語】

 マリウスは父の遺言書に書いてあったテナルディエに恩返しする為、2ヶ月ほど旅をしていたのです。既に夜逃げした後でした。マリウスは夜逃げしなければならないほど生活に困っているなら、何としても父の為にテナルディエを救いたいと思わずにはいられませんでした。マリウスが久しぶりのパリを散策しているとマブーフに出会いました。マリウスはパリの町が貧しい人で溢れているのを目にすると、マブーフはパリの町は景気が悪くなっており、貧しい人はこれからもっと増えると言います。数ヶ月後、フォーシュルヴァンは老衰で亡くなりました。ジャン・ヴァルジャンは、あの日フォーシュルヴァンに出会わなければどうなっていたかと思うと感謝してもしきれませんでした。その夜、ジャン・ヴァルジャンはコゼットにいよいよここを出る時が来たと告げます。そしてジャン・ヴァルジャンは院長の許しを得て、6年間も過ごしたプチ・ピクピュス修道院をいよいよ去る事になったのです。

【感想】

レミゼ・22-1テナルディエはマリウスにとっては、重要な人物です。
 マリウスはテナルディエに恩返しする為、ワーテルロー亭に行きますが夜逃げ後
でした。物語上この両者の関係は重要、特にマリウスにとっては・・・。

 マリウスは夜逃げしなければならないほど生活に困っているなら、父の為にテナル
ディエを救いたいと思ってましたが・・・この頃マリウスは世間知らずのお坊ちゃま
として描かれますね。

 数ヶ月後フォーシュルヴァンは老衰で亡くなりましたが、何かあっさりしていました。
ジャン・ヴァルジャンも助けてもらいましたし6年も一緒に暮らしてたんだしもう少し
別れを描いて欲しかったです。


レミゼ・22-2フォーシュルヴァンは老衰で亡くなりましたが、何かあっさりしていた気がします。


23話 「パリの空の下で」


【物語】

 塀の中からパリの町に出たジャン・ヴァルジャンとコゼットは馬車で新しいアパートに向かいます。コゼットには修道院の中にいた頃からずっと行きたかった場所がありました。コゼットはジャン・ヴァルジャンの了解を得ると、早速リュクサンブール公園のお母さんが印を付けた木を見に行きました。6年前に見た時にも低いところに印があると思っていましたが、今見るともっと低く思えたのです。マリウスはお金が残り少なくなってしまい、部屋代を用意する為、手持ちの品を売りますが幾らにもなりませんでした。いよいよお金がなくなってしまい、とうとう部屋代が払えなくなってしまいました。マリウスは翻訳の仕事も見つけていましたが、弁護士の勉強もしたかったので仕事ばかりもしていられません。そこでマリウスはクールフェラックに相談し、もっと安い部屋を紹介してもらう事にしました。その日からマリウスはゴルボー屋敷で暮らし始めました。

【感想】

レミゼ・23-1マリウスは家賃の安いゴルボー屋敷で生活します。しかしそこには、テナルディエ一家が住み着いていました。
 マリウスはお金が残り少なくなってしまい、部屋代を用意する為手持ちの品を
売りますが幾らにもなりません。
 

 結果マリウスは家賃の安いゴルボー屋敷で生活しますが、そこには夜逃げして
すっかり落ちぶれたテナルディエ一家が住み着いていました。

 この辺ティナルディエ一家の昔の生活を知っているので、その落差が激しく感じ
ますよね。

 テナルディエは相変わらず悪事を続けて金儲けをしていましたが、その悪事を
強制されるエポニーヌはもう嫌気がさしていました。

 かつてはそれなりに家族仲はよかったですが、今は険悪な状態、親父が悪事に
手を染めていればそうも思います。


レミゼ・23-2かつては家族仲はよかったテナルディエ一家ですが、今は険悪になっています。


24話 「リュクサンブールの出会い」

【物語】

 マリウスが悩みながらリュクサンブール公園を歩いている時、金髪のとてもきれいな少女を見ました。マリウスは一目惚れしてしまいますが、それはジャン・ヴァルジャンと一緒に公園に来ていたコゼットだったのです。マリウスは昨日コゼットを見かけたリュクサンブール公園に行きますが、コゼットの姿は見あたりません。マリウスは昨日コゼットが座っていたベンチにマリーゴールドの花を置き、帰りかけたその時にコゼットとジャン・ヴァルジャンがやって来たのです。しかしそんなコゼットを見ていたトゥーサンはコゼットが恋煩いだと気付き、心配するジャン・ヴァルジャンに「お嬢様はお年頃なんですよ」と言います。

【感想】

レミゼ・24-1このような状況でも貧しい子供たちに、パンを配るコゼット。相変わらず行動力ありすぎの、ジャン・ヴァルジャンです。
 アベセ友の会という共和派の集まりで、市民が平和で平等に暮らせる世界を
目指す集まりです。マリウスはアベセ友の会のメンバーに紹介されます。

 ここでアベセ友の会が出てきましたね。このアベセ友の会はコゼットとは直接
関係がない人達ですが物語上は重要な人達です。

 ナポレオンはフランスを率いてヨーロッパを征服しフランスの輝かしい栄光を
全世界に轟かせたが、ナポレオンは市民を幸せにする事はできなかった。

 アベセ友の会はこういいますが・・・こうなるとコゼットの物語では収まらなくなって
いきますね。


レミゼ・24-2コゼットとマリウスの恋が描かれます。事実上マリウスもコゼットも一目惚れでしたがね。





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COMMENT

Heikaさんこんばんは。

>マリーゴールドに至るまで偶然や奇縁が多いです。
結構いろいろな人達が集まっていますよね。

>エポニーヌとアゼルマに回ってきた感じです。
この2人の考えてみればかわいそうな子達とも言えます。

ではでは

| はぎ | 2015/05/11 18:22 | URL |

>この辺ティナルディエ一家の昔の生活を知っているので、その落差が激しく感じますよね。

今や水汲みが遅いと言われるのは、コゼットでなくエポニーヌ。
扱いはコゼットのように容赦なしというわけではないですけど。
それにしても、ゴルボー屋敷はマリーゴールドに至るまで偶然や奇縁が多いです。

>テナルディエは相変わらず悪事を続けて金儲けをしていましたが、その悪事を強制されるエポニーヌはもう嫌気がさしていました。

これも、昔は金絡みの頼みごとをコゼットが行かされていたのが、エポニーヌとアゼルマに回ってきた感じです。
ティナルディはあまり表に出てこず、おかげでここにいた間、隣に住むマリウスとは一度も会わないことに。

| Heika | 2015/05/11 06:46 | URL | ≫ EDIT















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