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レ・ミゼラブル 感想

レミゼ5冊

レ・ミゼラブル 原作感想

 19世紀前半の革命と政変で国が激震した、フランスと民衆の生活を背景に人間
の真実の愛を描いた叙事詩的な大長編小説。

 フランス文学最高傑作といわれ今も書籍、映画、ミュージカルになるなどその完成度
知名度は群を抜いており、日本人でもタイトルは誰でも知っていると思います。

 タイトルにある「レ・ミゼラブル」とは「哀れな人、貧しい人」という意味でそれが主題
であり、作者はそのような人たちを精密に描いています。

 ジャン・ヴァルジャンは貧しい為に、一片のパンを盗んで重すぎる懲役を科せられ
徒刑場に送られます。そこで彼は社会の無慈悲と残酷さに憤慨し、社会を増悪する
邪悪な人間になってしまいます。

 そんな彼が出獄後ミリエル司教との出会いで生まれ変わり、善人として生きていく
事を誓うのですが・・・・

 作者は「ミゼラブル」を描くと共に、彼らが存在する原因が社会制度や法律に起因する
ことを明らかにします(それは一巻の「まえがき」を読むと分かります)

 「レ・ミゼラブル」はこのジャン・ヴァルジャンの「生まれ直し」が彼の心の葛藤、生き様、
当時の社会情勢や生活習慣などを踏まえて描かれ、そのスケールに圧倒されます。

 ジャン・ヴァルジャンの最後を見ると彼の人生をどう捉えたらよいのか考えてしまい
ます。彼の人生はみじめで哀れだったのかそれとも報われた人生だったのか?

 それは読者それぞれの解釈によって異なると思います。そんな物語だからこそ19世紀
から今もなお愛され続け、この先何世紀も愛されていくのでしょう。




レ・ミゼラブル (1) (新潮文庫)

レ・ミゼラブル (2) (新潮文庫)

レ・ミゼラブル (3) (新潮文庫)

レ・ミゼラブル (4) (新潮文庫)

レ・ミゼラブル (5) (新潮文庫)

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