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2008年 アニメ ポルフィの長い旅 感想

ポルフィ・0

【2008年アニメ「ポルフィの長い旅感想

 世界名作劇場2008年第25作目が「ポルフィの長い旅」です。前年2007年
21世紀に世界名作劇場が復活 しましたが、その第2弾です。

 前作「レ・ミゼラブル」の群像劇とは違い、子供のポルフィが主役でキャラクター
デザインも、より世界名作劇場らしくなりました。

 しかし内容は微妙だったとしかいえません。最初は旅物語でなんか名劇王道展開
だなと思い安心しました。しかし話が進むにつれ、物語が破綻していきました。

 ポルフィは外国での子供一人旅にも関わらず、まったく危機感を感じさせずすべて
がご都合主義の連続でした。主人公が苦労をしそれを乗り越えなければ、物語に
起伏がなく感情移入するのが難しかったです。

 それよりもこの作品からは、異質なものを感じたのも確か・・・。

 今までの世界名作劇場でも物語展開がうまくいかず、キャラクターなどが異様な
行動をするケースがままありました。1996/年97年の「家なき子レミ」の暴力描写
とかがそれにあたります。

 しかし「ポルフィの長い旅」はそれらとは違い、兄妹が同じベットで寝る、学校が出てこ
ない、死んだ両親との対面がない、両親のお墓もなし、水商売の女性、ポルフィの犯罪
カルロスのミーナへの行為、ローズのポルフィへの愛、天使へのプレゼントの回。

 全体を通じて常識の範囲外の事が描かれ、逆に普通にする行為が描かれず・・・ラスト
もギリシャに帰っても、2人は離れ離れにさせられ昔と現状はまったく変わっていません。

 見返してもやはりポルフィの長い旅とはなんだったのかな?そんな事を考えてしった
のが正直な感想でした。





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COMMENT

Heikaさんこんばんは。

>アピールすればよかった?
わかりやすい行動すらありませんでしたね。

>カルロスのミーナへの最後の行為などは、
スタッフもこれはおかしいとか思わなかったのかと?

>子供のポルフィを無理に当てはめたのでは
間違いなくスタッフはこんなふうに物語を作ったんでしょね。

ポルフィに関しては違和感しか感じなかったと
いうのが正直なところです。

ではでは

| はぎ | 2015/07/22 19:21 | URL |

>ポルフィは外国での子供一人旅にも関わらず、まったく危機感を感じさせず

子供一人で、どんどん先へ行く妹の行方を聞きながら旅をするというのは、たいへんなシチュエーションのはずなんですけどねえ。途中から乗り物使わなくなったり、野宿したり、食べ物買わなくなったり、お金が無くなっていくことは示されていますし、大切にしてるものを奪うような悪意にも出会っているのですが。「お願いです。お金もないんです。僕、困るんです。」とか「僕は、何かに呪われてるんだ。」とかアピールすればよかった?

>それよりもこの作品からは、異質なものを感じたのも確か

小生、作者の意図をくみ取ろうとする方のつもりですけど、カルロスのミーナへの最後の行為などは、こんなことする必要がどこにあると思いました。これまでの流れとつながらないパリ編も、どうしてこんな話にしたのかと思えます。おそらく、その地域のその時代の雰囲気の参考に映画なども利用してると思いますが、この映画みたいなの面白いからやろうって、シチリアでマフィアの抗争とか、パリの大人の恋の話に、子供のポルフィを無理に当てはめたのではないかと勘繰ってしまいます。だとしたら、イタリアのネオリアリスモ映画を参考にしたという「三千里」の方が、ずっと自然にできていたと思います。

| Heika | 2015/07/22 06:50 | URL | ≫ EDIT















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