HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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こんにちはアン レビュー 1話 2話 3話 

1話 「赤毛のアン」

【物語】

 カナダのノヴァスコシア州の田舎にあるボーリングブロークの町に、6才になる小さな赤毛の少女アン・シャーリーが暮らしていました。アンのいる家はトーマス家の騒がしい子どもたちと、ガミガミと怒り、家の用事でてんてこ舞いになっているジョアンナおばさんでした。アンは生まれたばかりの時に両親を病で亡くして孤児になってしまいましたが、シャーリー家でお手伝いをしていたジョアンナがまだ赤ちゃんのアンを引き取ってくれたのです。トーマス家にはジョアンナの他に、ご主人のバート、何かと意地悪な2人の男の子と赤ん坊、そしてアンを可愛がってくれる優しいお姉さんのエリーザが暮らしていました。一家はバートがいつもお酒を飲んで働かずに皆を困らせるため、収入が少なく貧しい生活を強いられていました。小さなアンもまた、ジョアンナの手伝いに明け暮れる働き詰めの毎日でしたが、どんな時でも楽しくて独創的な想像をすることで、辛い日々を明るく過ごしていたのです。

【感想】

こんアン・1-1アンのおしゃべり好きは、この頃から建在!!
 世界名作劇場2009年第26作「こんにちはアン」です。21世紀世界名作劇場
第3弾がこの作品です。

 前作「ポルフィの長い旅」が全52話ありましたが、「こんにちはアン」は全39話
で構成されています。前作「ポルフィの長い旅」以上にキャラクターデザインは
世界名作劇場らしくなりました。

 そしてこの作品は「赤毛のアン」のアンがグリンゲイブルズに行く前の物語が
描かれ前史ともいえる内容も特異。

 そして原作はかなりの鬱展開があるのですが、それが過剰にならないように
アニメではうまく作ってあります。

 最初ジョアンナがアンのことを「孤児のあんたを引き取ったんだ!」という 怒鳴り
声から始まりますが、その時彼女の二人の子供たちが現れ荒れた雰囲気を、かき
消してしまっています。

このように鬱になりそうなシーンを、演出でうまく回避していて好感持てます。


2話 「アンという名前」

【物語】

 木陰に座ってエリーザが読んでくれる勇者と金髪の乙女の物語を聞くうちに、アンはとうとう子猫の名前を思いつきました。子猫の名付け親になったアンは、エリーザから子どもたちの名前がどうして付いたかを聞かされるうちに、自分の名前は誰が付けたのかをとても知りたくなりました。日暮になり2人が家に戻ると、部屋の中はケンカするホーレスとエドワードのせいで騒がしく散らかっていました。アンは慌てて片付け始めますが、仕事から帰宅したジョアンナにしかられてしまいます。そこへバートもやってきましたが、バートは稼いだお金でまたお酒を飲んでいました。酔ったバートは咎めるジョアンナに手を上げ、部屋の荷物を足蹴にして出て行ってしまいます。夕食の後3人で散らかった中身を片付けていると、ジョアンナが荷からこぼれた美しいショールを手に取り、どうしてエリーザと言う名前を付けたのかを話し出しました。

【感想】
こんアン・2アンの名前の、由来が分かりますが・・・微妙な気もします。
 今回はアン(anne)の名前の、由来が分かります。何故“e”がつくのか?理由が
分かったのはいいですが微妙・・・。

 「赤毛のアン」の話からすると“e”がつくのは、アン自身の想像力が生みだした
ものと思っていたので面食らいました。「赤毛のアン」で初めてマリラに会った時、

「アンなんて名前はロマンチックじゃないので、自分の事をコーデリアと呼んで」

 とか言っていましたが、今回のような命名理由なら「アン」という名前に固執する
と思うんですがね。

 確かに原作では父ウォルターが”e”のつくアンと命名はしているんですが、アンが
赤ちゃんの時で本人は知ることはないです。

 「赤毛のアン」との整合性はさほど気にしませんが最低限の設定に抵触しない
ようにしてもらいたいです。

 怒ってばかりのジョアンナおばさんですが、アンの名前の由来を話すシーンは
心穏やかになりました。夫バードは未だに、どうしようもない男のままですが(^^


3話 「小さな黄色い家」


【物語】

 地面に自分の名前を一生懸命に書いているアン。生まれて一度も見た事のない父と母の顔を思ってため息をついてしまうアンでした。アンがますます父親に似てきたようだと珍しくシャーリー家の思い出をジョアンナはエリーザに語ります。エリーザは母親を気遣いながらも、アンに両親の話をしてあげて欲しいと頼んでくれるのですが、アンのくだらない想像ごっこがもっとひどくなってしまうとジョアンナに決め付けられてしまいます。アンは2人のやり取りを部屋の隅でじっと聞いていましたが、こらえきれずジョアンナの前に飛び出すと、少しだけ知ることができた生まれた家と両親の面影に、夢中になって想像の羽根を広げるのでした。小さな黄色い家がアンの生まれた家だったのです。 アンは小さな黄色い家のことで頭を一杯にしながら、馬車で町へと出掛けて行くのでした。

【感想】

こんアン・3アンが自分の生まれた生家、「小さい黄色い家」を知りそこへ向かう話でした。
 今回はアンが自分の生まれた生家、「小さい黄色い家」を知りそこへ向かう話
でした。前回は名前に"e"がつく由来、今回はアンの生家に関するお話でした。

 これでアンの過去についてのお話が続きました。でも「赤毛のアン」のアンは、
あまり過去には拘っておらずむしろ話したがらなかったですがね。

 名前に"e"が付くとか、アンの生家とか、何となく「赤毛のアン」ファンの人たちに
対するサービスになっている感じです。

 「赤毛のアン」のアンは感情の起伏が激しく、癇癪もちの子なんですが「こんにち
はアン」のアンはそんな子には見えません。「赤毛!」と言われるにも慣れっこに
なっていますし(^^





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COMMENT

十傑作さんこんばんは。

>アンのお喋りに付き合っていたら倒れそう。
この環境で明るさを失わないのがすごいです。

>初代「アン」を知らない子供視聴者への意識が
やはり「赤毛のアン」を強く意識せざるを得ないですよね~

ではでは

| はぎ | 2015/08/05 18:57 | URL |

Heikaさんこんばんは。

>認知されているキャラなので楽かも?
アンは既に出来上がっているキャラですからね。

>ファンの多くが考えるであろう前史を、
まぁ、要は二次創作ですからね、この作品は…w

>癇癪爆発期待してしまいましたけど、
やはり「赤毛のアン」を意識してみちゃいますよね~

ではでは

| はぎ | 2015/08/05 18:55 | URL |

バートが現状、あの調子なのでジョアンナも荒れますわ。
これでアンのお喋りに付き合っていたら倒れそう。

一方のアンは「みずぼらしい赤毛の子」と
自虐的フレーズをかましますが、それでいいのか?

序盤は名劇としての王道というかテンプレ的で
初代「アン」を知らない子供視聴者への意識が強いかも。

| 十傑作 | 2015/08/05 13:03 | URL | ≫ EDIT

>アンのおしゃべり好きは、この頃から建在!!

心理描写の点では、勝手に独り言でペラペラ言ってもおかしくないと認知されているキャラなので楽かも?

>そしてこの作品は「赤毛のアン」のアンがグリンゲイブルズに行く前の物語が描かれ前史ともいえる内容も特異。

ファンの多くが考えるであろう前史を、公式にやってもらえるのはうらやましい限り。それだけに熱心なファンから違うという意見も多かったみたいですが。

> 「赤毛のアン」のアンは感情の起伏が激しく、癇癪もちの子なんですが

第4話の予告で、顔に落書きされたアンを見て、癇癪爆発期待してしまいましたけど、そうはならなかったなあ。

| Heika | 2015/08/05 05:55 | URL | ≫ EDIT















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