HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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こんにちはアン レビュー 4話 5話 6話

4話 「金色の泉」

【物語】

 エリーザが借りてきてくれた絵本は、アンをとても夢中にさせていました。エリーザから絵本をもう返さねばならないと告げられたアンは、寂しそうに本との別れを惜しみます。その姿に、エリーザはアンが同じ年頃の子たちのように学校に行けないなら、この絵本を買ってあげたいと思いましたが、ジョアンナにきつく反対されてしまいます。実際貧しいトーマス家には少しの余裕もありません。ジョアンナは小麦粉の代金の支払をもう少し待って貰えるように、エリーザに町へ行って来て欲しいと頼みます。 ジョンソンさんの店に着くと、エリーザは支払の件を話そうとしますが、ジョンソンさんに先に拒否されてしまいます。困っているエリーザを他所に、アンは店においてあったブラウニングの詩集に目を留めると、その美しさにひどく感動し、夢中になって本の中身を想像するのでした。その様子を見ていたエマーソン夫人は、アンを屋敷に呼んで娘のメアリーの相手をさせようと思いつくのでした。

【感想】

こんアン・4-1アンはとにかく感情起伏が激しく、大仰ですね。
 今回はアンの過去ではなく、トーマス家での今が描かれます。これで本格的に
こんにちはアン」のお話が始まった感じです。

 エリーザがアンに絵本を貸してくれて大喜びでしたが、返さなくてはいけないと
知り落胆しますが、相変わらず別れ方が大仰ですね。

う見ているとアンの空想好き、大仰な話し方は生まれつきって感じです。想像した
ものが溢れ出て、それが口をついて出る子供なのでしょう。

 自分としては「赤毛のアン」のアンは辛い現実から逃れる為に空想、、おしゃべり
好きになったと思っていたので。

 メアリーという女の子、案の定というかイジワルでした。でも行き過ぎないように
なっていて、アンが宝石盗んだ!という展開にはならなかったですね。

こんアン・4-2そういえば詩集の本、大きく厚いのでかなり重いはずですが、 メアリー片手で放り投げてました(^^
 

5話 「エリーザの恋」

【物語】

 秋になって幸運が舞い込んだトーマス一家では、バートが鉄道の仕事に就くことができました。エリーザはお針子仲間とパーティの噂をしていましたが、家が貧しすぎる自分には縁がないものとあきらめていました。仕事を終えたエリーザたちが外へ出ると、そこには馬車とともにロジャーが待っていました。ロジャーは他の少女たちに目もくれずにエリーザに声を掛けてきたのです。紅葉が美しく映える川辺を静かに歩く2人。ロジャーはエリーザに微笑んで手を差し伸べると、自分がロンドンへ行かなければならないこと、エリーザと結婚して一緒に行って欲しいことを優しく告げ、来週のパーティにエリーザを招待するのでした。家に戻ったエリーザは、驚きのあまりぼうっとなったままアンに結婚を申し込まれたと話し出します。アンに、エリーザはアンも一緒に暮らそうと話し、2人は固く抱き合うのでした。

【感想】
こんアン・5エリーザはロジャーに求婚され、アンをどうしようか迷います。
 
「お前はロジャーといきたいんだ・・アンを残して」

 娘との会話でエリーザの本心を見抜くとは、バードはそれなりの父親という事が
分かり嬉しいです。バードは立派な父親になろうとしますが、中々出来ない男です。

 冷静に考えるとエリーザはアンを一緒に連れて行くとは言うけど、ダメだった場合
どうするのかとか考えていないですよね。エリーザは結婚というのがどういうのか
分かってない感じで結果アンを傷つけてしまいます。


6話 「希望は生まれる」

【物語】

 ロジャーに結婚を申し込まれたものの、アンを一緒に連れて行くことを反対されて悩むエリーザは、迷った末にとうとう父親のいる納屋の戸を叩きました。開けた戸の向こうに立っていたのがエリーザだと分かると、バートはこれまで一度もなかった娘の訪問に驚きます。エリーザは家族を苦しめる父を幼い頃から嫌って近寄ることすらなかったのです。エリーザがバートに辛い気持ちを告白し、2人は重苦しい空気の中しばらく黙っていましたが、バートは静かに口を開くと、もしこの結婚をあきらめればエリーザがきっとアンを憎むようになるだろうと告げるのでした。エリーザは、彼女自身の人生を生きるべきだと、動揺する背中を押してくれたバートに初めて父親らしい感情を見出せたことに驚き、そして頬を涙でぬらしながらバートに感謝の気持ちを伝えたのでした。

【感想】

こんアン・6-1
「お前がアンのために結婚をやめて、この家に残ったら、お前は毎日後悔するだろ」

 前回に引き続きバードの、重みのあるセリフです。やはりただの大酒飲みでは
なかったですね。エリーザはアンと一緒に暮らすというのが、子育てと同じという
感覚がなかった感じです。

 さすがに父親であるバートはその事、分かっていたのでしょう。でも酒はやめられ
ないですよね、この作品はそういう所はリアルに描いていますね。

 アンがフラフラになりながら台所までやってきてガラス戸の食器棚に写る自分自身
「ケティ・モーリス」がついに出てきました。

 辛い現実から逃げる為に作り出した別人格、というよりエリーザと分かれた寂しさを
紛らわす為の人物といった感じですね。


こんアン・6-3アンがガラス戸の食器棚に写る自分自身「ケティ・モーリス」がついに出てきました!




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COMMENT

十傑作さんこんばんは。

>バートは実質、裏主人公
確かにもうひとりの主人公ですよねバードはw

ではでは

| はぎ | 2015/08/09 15:25 | URL |

後になって見るとバートは実質、裏主人公
みたいなものだったのが解りますね。
失敗だらけの人生経験から
人が目を背けてしまうネガティブな面をドライに捉えている。

| 十傑作 | 2015/08/09 14:59 | URL | ≫ EDIT

Heikaさんこんばんは。

>バートは随分深みのある人物に描きあげ
そうですよね、何かバードが主役みたいな感じです(^^

ではでは

| はぎ | 2015/08/08 18:35 | URL |

>やはりただの大酒飲みではなかったですね。

「赤毛のアン」でアンが話した生い立ちでは、トマスの旦那さんは大酒飲み以上のことはわかりませんが、バートは随分深みのある人物に描きあげられましたね。

| Heika | 2015/08/07 05:48 | URL | ≫ EDIT















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