HAGIの雑本技法書ets紹介ブログ(元「世界名作劇場雑記」)

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こんにちはアン レビュー 37話 38話 39話

37話 「ひだまりに抱かれて」

【物語】
 アンはエドナの罠とも知らずに、プリンスエドワード島行きを断ってしまいます。夢にまで見た島を簡単にあきらめらるわけもないのですが、アンは身の上を訴えるエドナの涙を思いなんとか自分を納得させようとしていました。その時、遅れて部屋に戻ってきたエドナがアンがいることに気づかずに、アンをだましたことを仲間に得意げに話しだしたのです。怒りに駆られたアンはエドナに掴みかかると、そのまま二人は激しくけんかをはじめ、孤児院は大騒ぎになってしまいました。アンの怒りは院長室に連れて行かれても収まらず、エドナもまた本当のことを言おうとはしませんでした。すると院長先生は、罰として二人に食事の時や必要な時以外、互いに手をつないで過ごすように命じるのでした。

【感想】

こんアン・37エドナの母親が出てきて2人は、抱き合い分かり合いました。
 カーライル院長にとって最も大事なのは、規律と事実です。ジョセフがエドナの
母親を見つけても、エドナを引き取る訳がないともっともな事を言いますが

「憶測でものを言ってはなりません、すべては事実を明らかにしてからです」

 とカーライル院長は冷静に考え、憶測や噂などの惑わされないように細心の
注意をして行動します。

 そもそも初めての火事騒ぎの時も、アンを証拠もなしで犯人扱いしませんでした。
やはりカーライル院長は人格者としかいえません。

 でも「赤毛のアン」がある以上、エドナが選ばれる訳ないのでどうなるかと思ったら
エドナの母親が出てきましたね。

 そしてエドナの親子はお互い抱き合いそして分かりあいましたので、これでアンが
プリンスエドワード島にに行ってもよくなりましたね(^ー^


38話 「花咲ける朝に」

【物語】

 自分を捨てたと思い込んでいた母親と再会したエドナ。いまや誤解も解け、二人は雨の中でしっかりと抱き合い喜びの涙を流していました。アンはそんなエドナたちを穏やかな気持ちで見ていましたが、院長先生に自分がまた規則を破ってしまった事を正直に話すと、再び反省の部屋に入ることになってしまいました。テッサはアンを心配してミス・ケールの元へ行き、アンが本当にプリンスエドワード島に行かないと院長先生に告げたのかを尋ねます。居ても立ってもいられずアンの居る反省の部屋までやって来たテッサ。テッサはドア越しにアンに自分たちを置いて行くように話すのですが、アンは今更プリンスエドワード島に行きたいと願っても、規則を破りすぎてしまった自分はもう選ばれないだろうと、既にあきらめてしまっていました。

【感想】

こんアン・38
カーライル院長がいたおかげで。孤児院編は引き締まった話になりました。
 結果からすればアンはこの孤児院に4ヶ月しかいませんでした。しかしアニメでは
孤児院が、じっくり描かれたのは作劇的には正解ですね。

 孤児院では屈折したアンが描かれましたが、「赤毛のアン」の直前の話として
みると同じアンとは思えない行動。

 しかし「こんにちはアン」を通してみると、ここまでアンが心を閉ざし屈折した原因の
一部がハモンド家にあることが分かります。
 
 1年3ヶ月も人と心の交流をしなかったら、心を閉ざすのが普通です。そんなアン
の屈折した心を救ったのは、間違いなくカーライル院長です。

 そしてカーライル院長のおかげで成長したアンと、「赤毛のアン」冒頭のアンが
繋がったのではないでしょうか?(いや・・・完全には無理だけど(^^;)

最後にヘンダーソン先生とエッグマンが来て、そして最終回に続きます。


第39話 「プリンス・エドワード島へ」

【物語】

 アンがプリンス・エドワード島へ旅立つ日が近くなったある日、アンにとって忘れられない二人が孤児院を訪ねてきます。それは、長い間ずっとアンを探し続けていてくれたエッグマンとヘンダーソン先生でした。再会を喜び合う三人------そして二人はたくさんの素晴らしい贈り物をアンに届けにきてくれたのです。

【感想】

こんアン・39-2
 それと、やっとキターーーー!!スペンサー夫人登場!!

 「赤毛のアン」のカスバート兄妹にとって、「神から授かった子」を連れてきました。
 「こんにちはアン」では、アンを、幸福にしてくれるところへ連れて行ってくれる
人になります。

まぁ、もともと男の子と女の子を間違えて結果ですが・・・どちらにしても幸福を
運んできた人物には、違いありませんね(人間的には、アレだけど(^^;)


こんアン・39-1
 孤児院にヘンダーソン先生とエッグマンが訪れますが、当たり前ですがアンを
引き取る事はしません。
 
 その後プリンスエドワード島に向かう汽車の中でアンはエリーザとジョアンナの
手紙を読みます。


こんアン・39-5
 エリーザは別れの時アンを傷つけたことを謝り、そしてジョアンナは小さい黄色
の家の事を手紙に書き綴ってありました・・・。

 アンを見守り慈しみ笑い泣いた人たちの想いが、最終回に集約されていました。
そして最後にヘンダーソン先生はアンにこういいます。

「忘れないで、あなたはみんなの人生に微笑を与えたのよ」

 これは脚本家島田満さんが、言いたかったのでしょうね。


 「こんにちはアン」は、後付けの前史にしか過ぎません。ここで描かれた人物や
出来事は、正史というべき「赤毛のアン」で語られることはありません。いくら前史
との整合性をつけても、こればかりはどうしようもないです。

 しかし「赤毛のアン」のアン・シャーリーの過去ではないとしても、「こんにちはアン
で描かれたアン・シャーリーの人生は存在した気がします。

 「赤毛のアン」と「こんにちはアン」を別々の作品としてみれば、このような物語
のあり方もありではないでしょうか。


こんアン・39-6念願のプリンスエドワード島に上陸したアン、ここから「赤毛のアン」が始まります。


 


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COMMENT

十傑作さんこんばんは。

>やはり20世紀視聴者への配慮でしょうか。
スタッフもいろいろな試行錯誤があったのかな?

>整合性云々よりテンポの差が…。
比べると話の進み方違いすぎますよね~(^ー^

ではでは

| はぎ | 2015/08/30 23:26 | URL |

>カーライル院長
火事騒ぎも母親の登場もエドナ絡みの描写は
結局、全て院長の内面を描く事に収束。

感心するのは勝ち組、成功者と見られる人の葛藤と
アンの年齢に併せての距離感でしょうか。
最後まで「お友達」と間違われたミントンさん。
一貫して「ランドルフのお父さん」という認識のマクギャバン。
でも院長とは過去を踏まえて語り合う。
やはり20世紀視聴者への配慮でしょうか。

私の地方では「こんにちはアン」再放送直後に
「赤毛のアン」の再放送がありましたが
整合性云々よりテンポの差が…。
「赤毛のアン」って5話目まで二日未満でした。

| 十傑作 | 2015/08/30 22:18 | URL | ≫ EDIT

Heikaさんこんばんは。

>その後あんなに失敗ばかりしないのではと
やっぱりというか当然というか、本編との整合性は取れませんでしたね。

>整合性はともかく、単独作品としては好きですね。
作品単体としてはよくできていた気はしますね(^^

ではでは

| はぎ | 2015/08/29 18:59 | URL |

>そしてカーライル院長のおかげで成長したアンと、「赤毛のアン」冒頭のアンが繋がったのではないでしょうか?(いや・・・完全には無理だけど(^^;)

確かにこれはアン成長の話で、こんな経験があるアンだったら、その後あんなに失敗ばかりしないのではと思えてしまいます。
そのせいかカーライル院長に、失敗と反省の繰り返しということについて語らせていますね。

>しかし「赤毛のアン」のアン・シャーリーの過去ではないとしても「こんにちはアン」で描かれたアン・シャリーの人生は存在した気がします。

整合性はともかく、単独作品としては好きですね。
実際「赤毛のアン」と完全に整合させたら、不幸な生い立ちの話ですから、暗いばかりで面白みに欠ける話ができそうな気がします。

| Heika | 2015/08/29 06:47 | URL | ≫ EDIT















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